注意点
このサブイベントは本編とあまり関係ないもので、アリーシャが強くなるには結局なにが必要なの?とかを別の世界に転生した転生者に教えて貰ったり貰わなかったりするサブイベントであり、ゲーム的な話をすればサブイベントを進める事によりゴンベエの第三秘奥義が使えるようになり、最終的にある事を知ることが出来てアリーシャ達の好感度とかがなんかスゴい事になり更なるサブイベントが解禁されたりされなかったりします。
そしてこのサブイベントでアリーシャが槍を使える様になり精霊装擬きを使える様になるとかそういうのはない。所詮はサブイベントだから。
そして忘れちゃいけない。ゼスティリアはサブイベントを全て攻略しなきゃ本編進まないのを
「……はぁ……」
目を覚ますとゴンベエのため息が聞こえた。
昨日、現れた迷い人のチヒロさんとカイバが色々と言ってきた。今まで色々と悩んでいたのが何だったのかと思えるぐらいには嘘かの様に話がスムーズに進んでいた……ジークフリートの術式を大陸に刻んで霊力を増幅させると言う奇想天外と言うかとんでもない発想に至るどころか祈りの力を人工的に作り上げるというとんでもない事を言い出している。
「凹んでいるのか?」
「いやまぁ…………あいつ居れば大体の案件を終わりに出来そうなぐらいにチートだからある程度は受け入れれるが心が折れそう」
「……ゴンベエも充分に賢いが」
「オレは色々とイカサマをして賢い、社長は正真正銘の天才だ…………多分、アイツだったら天界の門を開くことが出来るし、ドラゴンの呪いを解除する事も可能だろう」
「ゴンベエも出来たじゃないか。落ち込まず……いや、違うか」
私はゴンベエに抱き着いた。
頑張れという言葉は人を傷つけてしまう。だから、気持ちを落ち着かせる。何時になく凹んでいるゴンベエになにか言葉を送るよりもこうしていた方が嬉しい。
「ゴンベエ……ゴンベエが何処から来たかなんて関係無いし、私が出会えたのはゴンベエで良かったと思っている。それは私だけでなくベルベットも」
「そうか……」
「多分、カイバだと何処かで狂ってしまう」
カイバが悪いというわけではないのだが、カイバとゴンベエは似ているが異なる。
ゴンベエは人として欠けている部分がある。カイバには欠けていない部分がある。それが無いゴンベエだからこそ、私はここに居る。私だけでなくベルベットもここにいる。ベルベットがここに居る1番の理由はゴンベエのワガママなんだ。
ゴンベエの気持ちが落ち着いてきたのかゴンベエは手を離す。そのぐらいからベルベットも起きた。日が昇り始めているのでと意識をゆっくりとだが起こし朝を迎える。
「あの2人が入ってきたから、楽になったわね」
風の試練神殿で身投げをした2人は最終的に孤児達の世話係として雇った。
孤児達の事をあれこれしなければならなかったがあの2人に任せることにした……と言っても住んでいる家は同じなので、ご飯の用意をする時は一緒だったりする。
「シュッシュッシュッ!赤の野菜!」
「トマト!シュッシュ!白い飲み物!」
「牛乳!シュッシュ!白い食べ物!」
「豆腐!シュッシュ!緑の野菜!」
「ほうれん草!シュッシュ!黄色い飲み物!」
「ビール!シュッシュ!黒い飲み物!」
「黒烏龍茶!シュッシュ!緑の光弾!」
「シュリケンジャー!シュッシュ!赤い魚!」
「鯛!シュッシュ!青い魚!」
「サバ!シュッシュ!青い魚!」
「サバ!シュッシュ!青い魚!」
「サバ!シュッシュ!青い魚!」
「サバ!シュッシュ!青い魚!」
「サバ!シュッシュ!金色の魚!」
「…………金色の魚なんているの?」
「ふぅん、アウトだ」
「…………なにをやっているんだ?」
「色とり忍者という遊びだ」
朝ご飯の用意が出来たと孤児達とカイバ達を呼びに行くとカイバ達が孤児達と遊んでいた。
コレは連想ゲームか?出されているお題を答えるだけのシンプルな遊びだが、意外に難易度が高そうだ。エドナ様が金色の魚と言われて答えることが出来ずにゲームが終わった。
「タダ飯を喰らうわけにはいかんと言っただろう、こうして交流を取っている……お前達がオレ達の方に来たのならばブルーアイズランドに無料招待してやったのだがな……」
「ブルーアイズランド?」
「我が社の技術を注ぎ込み作り上げたテーマパークだ、正義の味方カイバーマンショー等のイベントやブルーアイズコースター等のアトラクションがある……日本で3番目のテーマパークとして名を挙げている」
「そこは1番ではないのか?」
「夢の国とUSJが強すぎる……だがしかし、抜くのは時間の問題だ。デートの定番にもなりつつある」
「デートか……」
冷静になって考えてみれば、ゴンベエと1番長くいるのだがデートをしていないな。
ベルベットはサラリとデートをしていたのだが、ゴンベエとデートをしていない…………もし仮に、私達がブルーアイズランドとやらに行くことが出来たのならばゴンベエとデートをしてみたいな。
「ザビーダ、よくも裏切ってくれたわね」
「凝り固まった考えになっちまったらダメだし、こうした方が面白いだろ?」
ザビーダ様が金色の魚と言って、エドナ様が詰んだ。
青い魚で続いていた所で言ったのでザビーダ様を睨むエドナ様が。確かにゲーム性としては面白い。
「大体、答えはスゲえ簡単だぜ?金色の魚は金魚だ……即座に返すぐらいにはならねえと」
「……このゲームは反射神経と頭の処理能力が物を言う……というか海馬、お前どさくさ紛れにシュリケンジャーを出すな」
「伝説の男ならば答えることが出来る、そう判断したまでだ……」
やはり……カイバはザビーダ様と声が被っているな。
ザビーダ様はゲームを面白くしていると笑みを浮かべており、チヒロさんは頭の処理能力等を言いながらもカイバに文句を言う。緑の光弾がどうしてシュリケンジャーなのか気になるな。
「アリーシャがここに来たって事は朝ご飯が出来たのでしょう。遊びはおしまいよ」
「待て……遊ぶ際に説明をしただろう。罰ゲームが待っていると」
私が来たことで大凡を察したエドナ様。食事をとる為に部屋を出ようとするのだがカイバが待ったをかけた。
罰ゲーム……変顔だろうか?なにをするのかと思えばカイバはコップを取り出した。
「海馬汁はあるが1番のオススメは海馬特性野菜汁……今回はイワシ水だがな」
「海馬、中の人は一緒だし色々と同時期だったがキャラが違うぞ」
「なにを言い出すのかと思えばオレはゲームを主とするアミューズメント産業の社長だぞ?罰ゲームドリンクの開発の1つや2つしていてもなにもおかしくはない!!」
「野菜ジュース?…………………石清水が1番マシね」
「イワシ水だ……飲むがいい」
なんで私がと言う顔をしながらも罰ゲームドリンクを手に持つエドナ様。
石清水が罰ゲームドリンク……石清水?
「ぎょええええええ!?あゔぁごゔぉ、ゔぉおほぉ!?」
「え、エドナちゃん!?」
「エドナ様!?」
「……まぁ、そうなるよな……」
エドナ様が石清水を飲むと顔が劇画の様に切り替わる暴れまわった。あまりの事で驚く私とザビーダ様。
叫び声が聞こえたのでアイゼンが直ぐに駆け付けて床に倒れたエドナ様の頭を抱える。
「大丈夫か、エドナ!?」
「サレトーマ以上に酷い、わ……ガクシ」
「エドナァアアアアアアアア!!」
「おい、お前ホントに石清水を飲ませたんだろうな?毒を盛ってねえだろうな?」
「貴様、なにか勘違いしていないか?コレは岩の隙間から湧き出る石清水でなくイワシを絞る事で出来たイワシ水……罰ゲームドリンクなのだから、こういうのが定番だろう!」
意識を失ったエドナ様を見て叫ぶアイゼン。
ザビーダ様が毒を盛ったかと疑うのだがカイバはそもそもで前提が違うと、イワシ水は岩から出ている水でなく鰯で出来た飲み物だと言う。
「カイバ汁………なんて恐ろしいんだ……」
「レクリエーション大会の罰ゲームとして開発していて……他にもペナル
「まさか……
「いや、あえて不味く作っているだけだ。味音痴の料理下手ではない……」
イワシ水の恐ろしさを見せつければ顔を青くするアイゼン。
素でコレを作ることが出来るというのならば昔の私よりも酷いのだが、カイバはわざと不味く作っているだけだという。
気絶しているエドナ様をゆっくりと眠らせて朝食を頂く。後片付けは孤児やめんどうを見る2人に任せつつ一室に集まる。
「昨日アリーシャから説明があったが屁、以下がハイランドがローランスよりも豊かな文明国である事を証を見せつけろと言ってきた。オレが貰った領地に鉱山はねえがハイランドを上げてのプロジェクトにするから鉱山を持っている領地から鉱石を買う金は出すと言っている…………が、が……………モノ作りの何処かの段階で石油が必要になる」
「昨日は聞けなかったけど、その石油って結局なんなの?」
昨日のおさらいをすれば早速だがベルベットから質問があった。
石油、それがなんなのかと聞かれれば私にもよくわからない物でゴンベエもどういう風に答えればいいのか悩んでいる。
「温泉があるだろ?アレには地下に眠っている色々な成分が混ざっている、それの油バージョンだと思えばいい……オレの着ている服も下着ももとを正せば石油で出来ている」
「油が服に変わるの?…………信じ難いわね」
「でも、ねえと詰むんだ……」
チヒロさんが石油について説明をした。液体の筈の油が服に変わると言われてもイマイチでベルベットも理解が出来ていない。
しかしゴンベエ達は石油は絶対に必要不可欠なものである事を知っているのか、それを探さなければ話にならないという。
「温泉の様に様々な成分が入っている地中に眠っている油……オイルランタンや香油の材料になってた事もあるアレのことか?」
「なんだ知ってるのか?」
「……死神の呪いをどうにかしようと色々と歩き回っていた時代にみたことがある」
「ホントか!?だったら、そこに急いで」
「いや、無理だ……地殻変動でそこは既に海になっている」
「俺もそれだったら何度か見た覚えはあるな。地殻変動で土地が変わっちまったからもう出てこねえけど」
アイゼンが石油を見たことがあると言う。アイゼンだけでなくザビーダ様も見たことがあるという。
だが、この時代では手に入れる事が出来ない。眠っている場所そのものが海の中に沈んでしまっている。
「ふぅん、淡い期待など抱かせるな……ただ石油を見つけなければならないというわけではない。最低でも大油田を掘らなければならない」
「まぁ、そうなるだろうな…………ただの油田じゃ意味がねえ。EV方面メインにしたとしても普通の油田じゃあな」
「あ〜……そもそもでどれぐらい必要なんだ?」
カイバとチヒロさんは普通の油田じゃダメだと言う。
ゴンベエは石油が必要なのは理解しているがどれぐらい必要なのか分かっておらず、カイバが板を取り出した……
「日本の年間石油消費量は約2億3000万リットル、ハイランドがどれぐらいの広さかは知らんが日本と同じとして2億リットルを毎年安定して手に入れなければならない……1バレルが大体160リットルとして1437500バレルを引き出さなければならず、更に海外の貿易を考慮すれば3000000バレル、最低でも48000000リットルを安定して取り出せる油田が必要だ」
板をタッチして計算しているカイバ。
毎年48000000リットル取ることが出来る油田……イメージが出来ない。
「……そんなに取って、なにかコレが出来るって物とか具体的なのあるの?」
エドナ様は数値を言ってもイマイチ分からないのでなにか具体的な物は無いのかカイバに聞いた。
「今、使っているだろう」
「それ、なんなの?」
「スマホだ」
カイバが触っている板、スマホを見せてくる。
コレは……なんだろう……なんといえばいいんだ?スマホだと見せつけられてもどういう反応を示せばいいのかがわからない。
パシャッとスマホから音がする。何処かで聞いたことがある音だと思えば板の上に私達の顔が写し出されている。
「写し絵の箱の小型バージョン?」
「そんな低レベルな物なわけないだろう。電卓、アラーム、メモ、カメラ、電話、インターネット、音楽プレイヤー、ゲーム、クレジットカード、他にも色々と使用用途は存在しており日本では10代ぐらいから1人1台の割合で、海馬コーポレーションではプライベートとは別に仕事専用のスマホを支給している」
写し絵の箱を小型化させた物かと思えば違っていた。
どれだけの物なのか分かっていない私達にはピンと来ていないがチヒロさんとゴンベエは理解している。
「コレを作る上で代用素材を見つけたとしても必ず何処かで石油が必要になる……もっとも半導体等も必要だがな」
「半導体は後々だ、とにもかくにも3000000バレル以上の……大油田クラスの油田見つけて独占しなきゃならねえ」
「アイゼンとザビーダが見たってことは何処かにはあるから既に見つかってるところから購入するのはダメなわけ?」
「……それをやれば大変な事になるぞ」
「?」
「国が金を持っているのでなく会社が金を持っている事になる。国が経済を動かすのでなく会社が経済を動かす……国が主導して石油を掘っているのでなく会社が石油を掘り売っていることになれば1つ間違えれば国の財政が破綻し金のインフレ・デフレが発生して激しい貧富の差が生まれる」
ベルベットが既に見つかっている土地から石油を買えないのかと提案をする。
チヒロさんはそれをした場合のデメリットについて語る。国が経済を回すのでなく会社が経済を動かす……国よりも会社の方がお金を持っていると言う事態が巻き起こる。お金で困ったことがない私にはよくわからない世界だ。
「それは俺達で石油を手に入れてもだろう?」
「大金を産む油を買うのでなく手に入れる方がいいだろう……実際問題、石油を手に入れて必要な鉱石を手に入れて人材を手に入れた場合は最終的にどうなるんだ?お前達は理解しているが、具体的に目に見えん以上はなんとも言えんぞ」
石油を誰が手に入れてもその辺は変わりはないのだとザビーダ様は言うが、金を生み出す資源を手に入れる方がなにかと便利だとアイゼンは言うのだが最終的にどうなるのか?そこが私達には分からない。
「……サイモン、確か人の頭の中を読み取って幻術を作り出す事が出来たよな?」
「可能だが……汝は心を閉ざしている」
「オレじゃ意味ねえ。社長は未来的すぎるし、黛さんの頭の中を読み取ってくれ……黛さん、閉心術は解いてくれ」
「ったく……早くしろ」
具体的なイメージが分からない私達に対して、サイモン様の幻術を使う。
サイモン様はチヒロさんの頭の中を読み取り幻術空間を作り出して私達を取り込む。
「…………文明国なのは分かっていた事だが、ここまでとはな」
「日本の町並みを再現しているだけに過ぎない」
先程まで屋敷内部に居たのだが外にいる。
ここが幻術空間なのだと頭が訴えかけているのだが、それよりも圧巻としか言いようがない。アイゼンはこんなにも凄まじいのかと言葉を失っている。アイゼンだけでない、私達もどういう風に言えばいいのかが分からない。チヒロさんが言うには町並みを再現しているだけだが
「オレの頭の中を読み取ってるって事はGoogleの地図みたいにスライドすれば動かせるな……」
「ちょ、酔うわ」
「諦めろ」
チヒロさんが空中に浮かんでいる矢印をタッチすれば矢印の方向に向かって空間が移動した。
エドナ様が急に歪んでしまう空間に酔うと言うのだが、チヒロさんは諦めろと突き放しつつも空間を眺めている。
「地面からして違うな……コレは石畳ですか?」
「アスファルトだ……砂利を石油で出来た接着剤で固めた物だ……その地下に色々と水道管等がある」
コンコンと地面を突いてみる。
今まで色々と塗装されている道を見てきたのだが、大きく異なる。石畳かどうかを聞けば聞いたことがない物を教えてくれる。
「おい、アレは?」
「コンビニエンスストアだ……お菓子や酒等色々な物をちょっと割高だが大体揃っていて24時間営業している」
「24時間だと!?閉店して売上管理なんかはしてないのか!?」
「売上関係はパソコンにデータ化して纏めてあるから数十分で終わる……」
「じゃあ、アレは大地の汽笛か?」
「アレは電車だ、電気つまりは雷の力を用いて走る……基本的には社会人ならば朝イチに電車に乗って会社や現場に働きに行く。最近は若者が車を持たない時代になっていてゴールド免許のペーパードライバーが3割以上居るから必要不可欠だ」
幻術空間で再現された町並みに興味津々のアイゼンはチヒロさんから説明を受ける。
24時間フルに営業をしている色々な事が出来るお店、大地の汽笛を簡略化して電気で動くようにした乗り物、他にも色々とある。ゴンベエが昔乗っていた自転車、空を見上げれば空を飛んでいる乗り物がある。車が沢山走っている。信号で走っていい時とそうではない時を作る。
「…………コレを作るのに石油が必要なのね……」
石油が必要だと言われてもイマイチ理解できなかったエドナ様は理解した。
ここまで文明を発展させる為には、石油が絶対なまでに必要な物だと言うのならばなにが何でも手に入れなければならない。
「文明開化でインフラ整備云々をする上で必要なのは2つ……1つは石油の確保だ……もう1つは……まぁ、そこの2人が頑張るだろう」
「……私とアリーシャが頑張る?」
「あ〜……社長、そういう下世話な話は良くねえよ」
私とベルベットが頑張る意味を理解しているゴンベエは注意をする……どういう意味だ?
「事実だろう……物が豊かになる事により飢餓が減り生活水準が上昇し既婚者が増えて人口が一気に増加する……インフラ整備云々をする為にはベビーラッシュも必要な事だ!!」
「っちょ…………いきなりの要求にも程があるでしょう!!」
「その……何れはそうなるのだろうが、それは……ゴンベエが1度も……キスしかしてくれないから……」
「貴様……ハーレム作り上げたのに手を出さない系のクズ主人公か!」
「人聞きの悪いことを言わないでくれませんかねぇ!既に籍を入れてて既婚者だからな!ハーレムは黛さんで」
「お前、オレが好き好んでその状況を作り上げてると思ってるのか……オレの身にもなれよ……」
そういう関係性であることは事実だし、何れはそういう事をしなければならない。
いや、ゴンベエとそういう事をしたいかしたくないかで言えば……ゴンベエが望むなら丸一日ずっとシていたい。
ベビーラッシュを話題に出せばキレるゴンベエとチヒロさん……そう、私達は既婚者……いきなりの段階を飛ばし過ぎていると思う事もあるが既婚者だ。
「サイモン、幻術解除」
「む……この空間を維持しておくことは可能だぞ?」
「それを今から作り上げるからいいんだよ」
ゴンベエはサイモン様に幻術を解除するように言う。
サイモン様が幻術を解除したことで現実空間に戻った。
「……………この幻術を対談で見せればいいんじゃないの?」
「ふぅん、絵に描いた餅を本当に作り上げてどうするつもりだ?コレを実際に実現をする上で石油の存在は必要不可欠、隣の国でなくこの国独自のルートで高品質の油田の確保だ……この国が豊かな文明国だと見せつけるならば尚更だ」
ローランスより優れている国だと見せつけるには今の幻術を使えばいいのだとエドナ様が言うのだがカイバは石油が無いので意味が無い事を言う。ハイランド独自での石油の確保……。
「地殻変動で大地が出てきたり沈んだりがコロコロとあった。石油が地下の様々な成分を含んだ地上に湧き出る油だと言うなら仮に確保出来ても地殻変動で取れなくなる可能性がある……だが、アレを見せられた以上は石油が無しとは言えん」
「最悪の場合はハイランドの何処かにある場所から買い取るけども、ホントに安定して高品質の石油を手に入れなきゃならねえ…………アイゼン達が過去に石油を見た場所に向かうか?」
「地殻変動で既に埋まっている……何処にあるのか……」
「あんた、鉱石を探知する探知機を作ることが出来たわよね……石油を探知する機械を作ることが出来ないの?」
「無理……そもそもで石油が地下のどの辺に眠ってるのか知ってるのか?最低でも地下100m、深いところだと地下7kmのところもある…………掘ることは簡単なんだがな……」
鉱石を見つけ出す機械を作れるならばとベルベットはゴンベエに聞くのだがゴンベエは無理だと断言をする。
私達がやろうとしていることは天然の温泉を見つけるのと似ている……いや、それ以上に困難なことか。
「とりあえず領地にあるかどうか……ここでああだこうだ言ってても仕方がねえし掘るか」
「100m以上もあるのを掘るのって大分時間がかかるぞ?」
「そこは問題ねえ」
議論を交わしていても意味は無いのだとゴンベエは行動に移った。
スキット 名無しの権兵衛が何者でも
エドナ「…………」
ベルベット「どうしたの?」
エドナ「チヒロとカイバは別の世界の住人なのよね」
ベルベット「ええ……あんたは出会った事がないだけで他にも色々と濃いのが来たわよ」
エドナ「それとゴンベエが知り合い……ゴンベエは……」
ベルベット「……どうでもいいわ……あいつは口にしないだけで苦しいことや辛いことは沢山あった、それを受け入れて乗り越えて今を生きようとしている。何処から来たのかなんて関係無いし、この世界に根付こうとしてる……だから聞くつもりは無いわ」
エドナ「……アリーシャも?」
アリーシャ「はい……ゴンベエに何があったかは知りませんし本人は聞いてほしいわけでも恨みを晴らすわけでもない……ゴンベエが強くなったのは幸福になるために……幸福になる為にここに居るんです……だったら私はゴンベエに幸せになってほしい……」
エドナ「そう……じゃあ、聞かないでおくわ」
スキット 伝説のサマーレジャー
アイゼン「あのブルーアイズジェットと言うのは……」
海馬「オレのプライベートジェットだ」
黛「プライベートジェットと戦闘機は異なるだろう…………というかお前は仕事はどうした仕事は」
海馬「オレのプライベートに文句を言うな……言っておくが乗っていいのはオレだけだ。アレは特注品で100億以上かかったぞ」
ザビーダ「マジか!?あんなのに100億も掛かってるのかよ!?」
海馬「搭載されているエンジンの力で世界一周を可能としている……」
アリーシャ「ゴンベエ、作れるか?」
ゴンベエ「作れるか作れないかで言えば作れるが……そもそもでお前、乗れる年齢なのか?」
海馬「色々と厄介だからな、国を跨いでいる……ハワイで飛んでる」
アリーシャ「ハワイ……ハワイと言うとあのハワイなのか?」
ザビーダ「知ってるのか?」
アリーシャ「ゴンベエから聞いたことがある。この世のありとあらゆる事を教えてくれるというそこに行くだけで万能になれる場所があると。そこがハワイだと」
黛「お前、なに軽く嘘こいてんだ」
海馬「ふぅん、その認識は間違いではない。現にオレはジェット機の操縦の仕方をロイドに教わった」
アリーシャ「船の操縦方法は?」
海馬「ハワイでロイドに教わった」
ゴンベエ「銃の使い方は?」
海馬「ハワイでロイドに教わった」
ザビーダ「馬の乗り方は?」
海馬「ハワイでロイドに教わった」
アイゼン「爆弾の解体方法は?」
海馬「ハワイでロイドに教わった」
エドナ「……ハワイがスゴいって言うよりも、そのロイドって人がすごいんじゃないの?」
海馬「起業する上でもロイドからは大事な事を教わったからな……」
スキット どっちも喧嘩は売ってはいけない
ベルベット「アミューズメントってなに?」
ゴンベエ「娯楽の事だ……アミューズメント産業って言うのは一言で言えば玩具を作ったりイベントを開催したりする業種だ」
ベルベット「要するにカイバは玩具会社の社長ってことね」
海馬「その認識は少しだけ異なるが、まぁ、大凡その通りだ……我が社はゲーム関係を主とするアミューズメント産業だが他にも色々な物に手を出している。ゲームの技術を応用して目が見えない人間に景色を見えるように、音が聞こえない人間に音が聞こえるようにしたり医療方面等でも活動している……後はオカルト案件も対応している」
ベルベット「オカルト案件って……胡散臭い、って言える立ち位置じゃないわね」
ゴンベエ「霊的存在とどう向き合うのか云々をしてるからな」
海馬「なにせこっちの世界は妖魔共が徒党を組んで極道をやっていたりするからな。人間を襲うのは当然の事でめんどうなオカルトグッズ等もあり挙句の果てには1000年前の人間が転生して理想郷を作るだなんだとほざいていた」
アリーシャ「……それはどうしたのだ?」
海馬「転生するのは魂があるからだ、魂そのものを消滅させて輪廻の中に入らないようにした……地獄に落としてもあの手のタイプは這い上がるからな」
アリーシャ「……スケールが壮大すぎるな……」
ゴンベエ「まぁ、社長だからな……ベルベット、アリーシャ、間違っても社長に喧嘩を売るなよ。殴り殺す事ならどうにかなるがそれ以外ならば絶対に勝つことが出来ない……」
黛「逆に殺すことならば可能なお前の方が恐ろしい……」
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仲間と共鳴し合うRPG
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生まれた意味を知るRPG
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伝説のRPG(真実と向き合うRPG)
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