テイルズオブゼ…?   作:アルピ交通事務局

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※読む前の注意点

注意点

このサブイベントは本編とあまり関係ないもので、アリーシャが強くなるには結局なにが必要なの?とかを別の世界に転生した転生者に教えて貰ったり貰わなかったりするサブイベントであり、ゲーム的な話をすればサブイベントを進める事によりゴンベエの第三秘奥義が使えるようになり、最終的にある事を知ることが出来てアリーシャ達の好感度とかがなんかスゴい事になり更なるサブイベントが解禁されたりされなかったりします。
そしてこのサブイベントでアリーシャが槍を使える様になり精霊装擬きを使える様になるとかそういうのはない。所詮はサブイベントだから。
そして忘れちゃいけない。ゼスティリアはサブイベントを全て攻略しなきゃ本編進まないのを


サブイベント 姫騎士アリーシャと導かれし愚者達FINAL(Part5)

 

「あんた達…………生きてたのね」

 

「バッド!久しぶりに会ってそれでフか!?」

 

「いや……あんた達にとっては物凄く久しぶりだけど私の体感じゃ半年にも満たないのよ」

 

 グリモワールとビエンフーが現れた。

 私の口から最初に出たのは生きてたの?と言う疑問。2人にとっては1000年の時を越えてだけど、私にとってはそんなによ。

 

「グリモワール、ビエンフー……再会を喜びたいところだが何故ここに?」

 

「導師の試練神殿を破壊しているバカが居るって噂を聞いてね……あそこを破壊する事が出来る人間なんてホントに居るのかと神殿の跡地を見に行ってたら昨日、妙な記憶が流れ込んできたのよ……貴方が原因でしょ、ゴンベエ」

 

「ABCが統一した」

 

 私達がチヒロと出会った記憶が無かったようにグリモワールにも無かったみたいね。

 ゴンベエの事を見つめるグリモワール。ゴンベエは妙な記憶の正体について知っているのか変な風に答える。

 

「あんた達と過ごした時間は短かったけども私の中では濃密な時間よ……だからハッキリと記憶しているのだけれど、存在していない、いえ、ここに居る私が経験していない記憶が流れ込んだわ」

 

「…………どういう意味だ?」

 

「ふぅん、時のオカリナで時間を越えた事で並行世界が生まれた……タイムスリップ物は4パターンあるのを知らんのか?」

 

「そういうタイプの本は全然読まねえから分からねえ」

 

 グリモワールが言っている事をよくわかっていないザビーダ。私達もあんまり理解してないけども私達が出会ったゴンベエと目の前に居るゴンベエは同じだけど異なる存在、それぐらいしか分かってないわ

 

「時間を越えて過去の歴史を改変した。その場合、世界にどの様な影響を及ぼすのか……タイムパラドックスと呼ばれる現象がある」

 

「1つは未来に大きく影響を及ぼす。1つは自分自身が居た未来とは異なる未来が生まれる。1つは既に自分達が居る世界線は過去を色々と改変した世界線、世界の意思とも言うべきものが過程は異なるけれども結果が同じようにする、そして最後は世界そのものがリセットされる」

 

「リセットされるってどういうこと?」

 

「過去に行く理由があった……例えばそうね、昨日誰かに知り合いが殺されたと今日の自分が知り、その過去を変える。そうすることで今日の自分がその人を助けに行く理由が無くなった。だから、過去の時代に居る自分は存在しない存在になってしまう。だから今日の自分が居た世界が消滅もしくは統合される」

 

「時のオカリナによる時間移動は歴史のターニングポイントに深く関与した場合のみ並行世界を生み出す……が、未来を変える事は出来る。時の勇者は7年の時を行き来し魔王を倒す為に6人の賢者を目覚めさせ退魔の剣で魔王を討ち取った。そして本来の時間軸に戻るが、本来の時間軸で魔王が魔王として行動する前に退治した事により別の世界線が生まれた。時の勇者が魔王が魔王だった時に倒した世界と時の勇者が魔王が魔王になる前に倒した世界、そして時の勇者が敗れた3つの並行世界が存在している」

 

「…………つまり俺が過去に出会ったゴンベエは目の前に居るゴンベエじゃなくて並行世界のゴンベエって事か?」

 

「平たく言えばそうなるが世界によっては歴史改変の影響で世界をリセットする……とある世界では過去を改変し失った魔術の力を蘇らせ未来に繋げた。とある世界では神を名乗るバカが神秘的な力を行使して人々を幸福になる様に導く一種の理想郷に見えるディストピアを作り上げたがその過程で人類史のターニングポイントであるとある歴史を改変した。歴史改変を改変された時間軸の人間が阻止した結果、歴史が改変されない本来の世界線に世界が修復される時もある…………仏がお前達に世界の修復する力で目の前に居るそいつが行った世界線の記憶を受け継いだ……世界そのものも、歴史改変後の世界線に変わっているだろう」

 

「……ごめん、わけわかんない」

 

 カイバはなにを言っているのかよくわかっていないエドナ。

 要するに別世界の私の記憶と融合したって事でしょ……目の前にいるゴンベエがゴンベエなのは変わりはないわ。

 

「私が色々と説明しようと思ったのに…………あんた、詳しいわね」

 

「ふぅん、この手のオカルト関係は油断していると痛い目に遭うからな……色々と対策はしている」

 

「えっと、グリモさんとビエンフーはどうしてここに?」

 

「遺跡の跡地を見てたら妙な記憶が流れ込んだって言ったでしょ?ビエンフーが心当たりがあるからシメたら貴女とゴンベエが時を越えて未来からやって来た事を吐いたのよ」

 

「おい、ビエンフー。ゴンベエ達の事に関してはマギルゥ、ロクロウ、オレ、マオテラス、エレノア、そしてお前だけの秘密事項だろう」

 

「ご、ごめんなさいでフ」

 

「もう隠しきれねえからいいよ……オレとアリーシャは時のオカリナを使ってマオテラスが生まれた時代に行った。そこで迎える筈だったベルベットの眠りに異議を唱え……本来ならば存在しないベルベットがここに居る」

 

 アイゼンがビエンフーが喋った事に関して言うけど、ゴンベエは隠す必要性は無いのだと素直に言う

 

「…………時間を越えていたのか?私や湖の乙女ですら誓約を使うことでやっと特殊な力を用いる事が出来ると言うのに、その様な事が可能なのか?」

 

「オレの力はその気になれば理に干渉する事が出来るから、時間を移動する事ならば出来る」

 

 唯一話の輪に入っていくことが出来ないサイモンは疑問を抱く。

 そんな術は存在しないと言いたいんだろうけども、ゴンベエなら出来てもおかしくないわ……出来なきゃ私がここに居るのがおかしいことだし。

 

「オレ達の事に気付いて……なにをしに?」

 

「コレを渡しに来たのよ」

 

「コレは…………天遺見聞録?」

 

「なんだあんたが持ってたのか」

 

 アリーシャがグリモワールから本を受け取った。

 パラッとページを捲ったアリーシャはこの本がなんなのか分かりザビーダもなんなのか気付く。

 

「天遺見聞録って言うと天族云々が書かれてた本か……それならアリーシャは持ってるだろ?」

 

「いや、違う……コレはベルベット達の事が書かれている!前にザビーダ様が言っていた裏の天遺見聞録だ!」

 

「ええ……世界に広まっている天遺見聞録じゃない刻衣の語り部が書いた本」

 

「マギルゥ姐さんが書き記した本でフ!ぼく達の冒険やアルトリウスの事なども書かれてます」

 

「………………コレを貰ったとしてもオレ達は当事者だから本以上に色々と知ってるんだが…………」

 

「この領地に導師が居るって噂を聞いたのよ…………デマなの?」

 

「ここで天族を認知する事は出来るが、導師は居ねえ…………導師になるって決めた奴が殺すことで負の連鎖を断ち切り救うことが出来るって考えを受け入れて殺し屋を従士にしていた……殺すことで救われるって考えは否定はしない。でも、今はそういう時代じゃない筈だ。浄化の力とかあるし、対話をすることで改心させる事も出来る…………従士になってた殺し屋は殺したがな」

 

「あら……殺すのね」

 

「あんたはオレがあんまり動いていないように見えていたけども、あくまでも過去の時代だからと一線を敷いていたからだ。ここはオレが生きる時代で生きる世界でもある。アリーシャと言うブレーキが大きいが殺す時は殺す…………オレは対話をする事で改心させる聖人君子じゃねえんだ」

 

 導師の従士を殺した……アリーシャはその能力を活かして情報捜査の部隊にならないかと言っていたけれども、それが出来なかった。

 殺す必要はあったか……少なくとも風の骨が私達に襲撃を仕掛けてきた事実は変わりはない。風の骨の正体を噂で流しているけれども、捕まったって噂が無い……カメラみたいに顔を記録する道具が無いから誰が風の骨の人間なのか分からないし、ああいう存在は重宝されるから匿われてる可能性が高いわね。

 

「今は殺さない時代よ……人間、痛い目に遭わなきゃ改心しない、痛い目に遭ったからこそ心が変わってしまう……良くも悪くもね」

 

 殺さない時代に切り替わったのに殺したゴンベエに物申すグリモワール。

 ゴンベエは殺すことが得意、誰かを暴力で傷つける事が得意……だから色々と覚悟は出来ている。責めたいならば責めればいいのだと割り切ってる。

 

「アメッカ、コレを」

 

「まだあるのですか?」

 

「エレノアが渡せって言ってたのよ」

 

 裏の天遺見聞録とは異なる本を渡すグリモワール。

 アリーシャは本を受け取って内容を確認する。

 

「コレは……術が書かれている…………攻撃系の術でなく補助系の術やメルキオルがかつてザビーダ様のジークフリートの術式を読み取る術、霊力を抑える術、霊力を鍛え上げる訓練方法も……」

 

「お二人があまりよろしくない未来からやって来たみたいなのでエレノア様や姐さんが術等を記録していたんでフ……ただ、ジークフリートの様な物の作り方までは」

 

「いや、コレは今の私にはありがたいものだ…………ビエンフー少し試してみたい術があるのだが構わないか?」

 

「ビエ?なんでフか?」

 

 本を片手に試してみたい術をビエンフーに使う。術式みたいなのが展開されるけどもなにも起きない。

 

「よかった……使役はされていないのだな」

 

「バッド!?もしかして疑ってたんでフか!?」

 

「まぁ……あんた前科があるから一応はね」

 

 今の災禍の顕主に使役されたりしていないか等を確認する術を使ってなにもなかった。

 過去にメルキオルに使役されていた前例があるから万が一を想定してアリーシャは確認した……前科があるから一応はしておかないと。

 

「そこに居るサイモンもどっちかと言えば今の災禍の顕主側の天族だし……こう、都合良く天族が現れれば少しは疑う」

 

「……1回やってしまった事実だけは消えないものね…………で、貴方達は今はなにをしているの?」

 

 サイモンの存在をすんなりと受け入れるグリモワールは今なにをしているのかを聞いてくる。

 ここで私達は掘り当てた温泉の事を思い出して温泉の整備云々を建築業者に依頼しに向かった。街の人ならば5ガルドで入れる風呂屋を作るつもりみたいね。

 

「色々とあって男爵になってハイランドと言う国がローランスよりも優れた文明を持った国だと証明しろと……目に見える成果を作り上げろと言ってきた……蒸気機関やモーターは簡単に作れる。でもそれの動力源である石油が見つからねえんだ」

 

「石油…………ああ、地面から出てる糞みたいな臭いがする水のことね。何度か見たことがあるわ……地殻変動でもう出てこなかったりしたけども」

 

「石油の方に関してはまだいいのですが、他にも……天族と人間はどう向き合えばいいのか?それが分からないのです。天族側は信仰されて当たり前ですが認知されていない、認識する事が出来ていない。私達人間は油断すれば信仰を忘れてしまう。それだけでなく加護の影響のせいで幸福でなく不幸を呼び寄せてしまう」

 

「……その認識自体が間違いだろうが」

 

「え?」

 

「加護を与える=幸福になる、プラス方面に与えるはお前達の認識違い、勝手な考えだ……宗教は違うが聖人と呼ばれる存在が与える加護の中には病魔も関係している」

 

 アリーシャは天族問題をどうすればいいのかが分からないというがチヒロがその考え自体が間違いだと否定する。

 

「呪いだって言い方を変えれば加護だ……なんの力の影響も受けていないのが加護が無いんだ……」

 

「…………他者を不幸にする業を受け入れろと?」

 

「…………お前達は意識して加護領域を広めれたり切ることは出来るのか?」

 

「出来る……だが」

 

「だったら怒る役目を担えばいい、嫌われ者の役割を担えばいい……この世に物質的0は存在しない。プラスとマイナスは切っても切れない縁だ……お前は正の側面を担当する存在でなく負の側面を担当する側の住人だった……最初からそこの認識が違っているんだ」

 

「与えるだけが加護じゃない、時には奪うのも加護……そんなところかしら?」

 

「ああ……プラスとマイナスを理解する……と言うかだ、お前等は自分の持つ力を理解しているのか?」

 

 チヒロはザビーダ達天族に問いかける。

 

「……都合の良い夢を見せる事が出来る……だが、見せるだけだ。幸福そのものは訪れない」

 

「それは吉兆の兆しか……領域を無理に広めずに宿屋や宿場町にのみ集中すればいい…………」

 

「オレのは死神の呪い、幸福でなく不幸を呼び寄せる」

 

「だったらお前が裁定して悪人に不幸を与える役割を担えばいい」

 

「…………そういう使い方があるか……」

 

 サイモンとアイゼンの加護の使い道についてチヒロは考える。

 確かに宿屋で良い夢が見れるならばそれでいいし、悪人に不幸を訪れさせる役割を担えばいい……物は考えようね。

 

「自分がどういう加護を与えるのか、それを自覚しなきゃならねえ……その為にはまず天族側も加護を与えるだけの役割じゃなくて人間の政治に関わってもらわなきゃ困る…………天族側の代表を用意してその代表が加護を管理、今度の対談に天族側の代表にも出てもらう……」

 

「そうなると…………ゼンライの爺さんが1番か?」

 

「前回あれだけボコボコにしたのによく頼めるわね」

 

 天族側も加護云々を厳重に管理しなきゃいけない発想に至った。

 ゴンベエは今度の対談に天族側の代表に出てもらうことを考えザビーダはあのスケベジジイを思い浮かべるけどもエドナが前にゴンベエがボロボロに言いまくったことを出す……事実を述べたまでだから仕方がないわよ。

 

「それにしても、加護領域を展開していないのね……加護領域は大事なものよ」

 

「…………あんたとビエンフーとサイモン以外は来てねえんだよ……………導師が誕生したという事実は本当だ。デマとは言えここに導師が居ると噂が流れている。それなのに天族が全くと言って来ねえ……導師の噂を聞いたのならば、アクションの1つでも起こすのかと思ったが全くと言って来ねえ」

 

「憑魔化してる……いえ、本当に導師が居るのならば浄化の力でもとに戻してる筈ね……意図的に来ていない?」

 

 領地に加護領域が展開されていない事について言ってくるグリモワール。

 ゴンベエ的には来て欲しいものだけれども天族が見当たらない。意図的に来ていないのかとグリモワールは疑いを持つ。

 

「流石にねえと思うが死んだとかは……聞いた話だと200年ぐらい前に人類が3割ぐらい激減したらしいし」

 

「デスエイジと呼ばれた時代ね……私達は食事は不要だし病気とは無縁だから殆ど死んでる説は薄いわ」

 

「…………サイモン、お前なら心当たりがあるんじゃないのか?」

 

 天族が現れない問題にぶつかり、殆どが死んだかと考えるゴンベエだけどグリモワールがその線は薄いとする。

 意図を感じる、その意図がなんなのか分からない。アイゼンはサイモンならばなにかを知っているかもしれないから聞いてみる。

 

「……災禍の顕主は海の底より生還しナナシノ・ゴンベエを殺すと誓った。だが、マオテラスの力を用いてもナナシノ・ゴンベエを殺すことは出来ないとわかった。故にナナシノ・ゴンベエを確実に殺す方法を模索している」

 

「ふぅん、この男を暴力で殺そうとするとは……まだ霊的存在を絶滅させた方が可能性はある。阿呆だな」

 

「マオテラスの力を借りても殺せないんじゃもう無理じゃないの?アリーシャでも人質に取る?」

 

 ゴンベエを殺す方法を探してるみたいだけど、カイバは呆れている。戦いでゴンベエが負けるってイメージがつかないわね。

 

「大丈夫です、エドナ様……私が人質になれば私はゴンベエの為に喜んで死にますから!ゴンベエ、気にすることなく攻撃するんだ」

 

「……アリーシャ、重いわよ!!」

 

「……天族は無闇に加護を展開するんじゃなくて自身がなんの加護を宿していて何処になんの加護を与えればいいのかを管理する。その管理者の代表としてゼンライの爺さんに……ん?」

 

「……ん?」

 

「……?」

 

 あのスケベジジイに代表者になってもらう事に話が纏まろうとしているとゴンベエとアリーシャがなにかに気付く。

 それに遅れてだけど私も違和感というかなにかに気付く……こういう時は意識を集中させる……………

 

「助けてくれ?」

 

「助けてくれって……なにも感じないぞ?」

 

「いや、誰かが助けてくれと言っている!誰だか分からないが、助けてくれと……」

 

「…………あ!アレか!!」

 

 助けてくれと言う意思を感じ取る私達。アイゼンはなにも感じないけど私達は感じ取る。

 ゴンベエがなんなのかと考えると心当たりがあるのかオカリナを取り出した。

 

「お前等、戦いの準備は出来てるよな……最悪の場合はオレでどうにかなるか」

 

 ゴンベエが私達に戦えるか聞いた後にオカリナを吹いた。

 オカリナを吹いたって事は何かしらがある事だと意識を切り替えれば…………イズチにいた。

 

「ここはイズチ……」

 

「ゼンライの爺さんが光のメダル経由してSOSを頼んでるんだよ!いくぞ!」

 

 ゴンベエが走り出すと私達も追いかける。

 追いかけていくと胸の中がドヨンとした。ドラゴンだった時のアイゼンと対峙した際に感じた穢れの領域内に入った……アイゼンの時よりは物凄く軽いけども穢れの領域を感じる。

 

「お前等、大丈夫か!!」

 

「ゴンベエ、何故ここに!?」

 

「言うとる場合か……無事じゃなさそうだな」

 

 イズチの建物がある場所に向かえばボロボロのゼンライのスケベジジイがいた。

 

「憑魔の群れが襲ってきたんじゃ……何体かは撃墜する事が出来たが、まだ」

 

「アレか……ゴーレムだな。鉱石を含んだ泥人形が憑魔化したものだ」

 

 ゴーレムが暴れまわっていた。

 

「おいおい爺さんどうなってんだ。信仰無しで領域展開してこの土地清浄な土地だろ」

 

「ワシの領域外から侵入してきたんじゃ!」

 

 スケベジジイの加護内なのに憑魔が出てきた事を聞くザビーダ

 内側からじゃなくて外側から来た……

 

「とりあえず、倒せばいいのね」

 

「ふぅん、乗りかかった船だ……コレを使うか」

 

 何体かはゴーレムが居るから手分けして倒す。

 一緒になってついてきたカイバは神秘的な力を感じれる牛の角を取り出した。

 

「なんで牛の角なの?」

 

「ギリシャという国のゼウスという神が外国人観光客をナンパしている現場を抑えてな……浮気の証拠を妻に提示されたくなければ牛の姿になった際の角を寄越せと要求してやった」

 

「流石浮気神(ゼウス)、安定の浮気……社長、また中の人ネタを」

 

 カイバは神秘的な力を感じる角を頭につけた。

 

「ジジイ、オレに雷を落とせ」

 

「なに!?雷をじゃと!?その様なことをしたら」

 

「出来ないのならば自力で落とす……貴様が無能で雷と言う権威を示せないだけだ」

 

 雷を自分に落とすように言うカイバ。

 スケベジジイを煽ればゴロゴロと音が鳴る。

 

「どうなっても知らんぞ!」

 

「答えは決まっている………サンダーセット」

 

「っ!?」

 

 スケベジジイがカイバに向かって雷を落とした。

 雷はカイバに命中したと思えばカイバが装備している2本の角に雷光が留まっている。

 

「くらえ、電撃角(エレットリコ・コロナータ)!!」

 

「ちょっとあの技……角に当たらなきゃ意味が無いじゃない!」

 

 激しい雷光が留まる角を装備しゴーレムに突撃していくカイバ。

 エドナが角に当てなければ攻撃が当たらない事を言うけどゴンベエ達は慌てない。

 

「ふぅん、そんな事ぐらい解決済みだ!」

 

「雷が伸びた!?」

 

 雷を集約し一本の角の様に伸ばして突撃する。

 ゴーレムはあっさりと貫かれる。1体2体と貫かれていき、全てをカイバが倒した。




スキット ランクチェック

アイゼン「ぐっ……」

ザビーダ「ゔぇえ……」

ゴンベエ「……お前、なにやったんだよ?屍が出来てるぞ!」

海馬「ふぅん、レクリエーション大会の罰ゲームドリンク……海馬汁を飲ませただけだ」

エドナ「貴方1回辞書で罰ゲームって引きなさい。罰ゲームじゃないわ、コレはもう罰よ!」

ゴンベエ「社長、声的には一緒だが色々と違う」

アイゼン「いったいこんな罰が待ち構えているレクリエーションはなんなんだ……」

海馬「格付けチェックだ」

ゴンベエ「お前……よりによってそれをするか?」

海馬「一流を知らなければ意味は無いだろう」

エドナ「格付けチェックって……なに?」

ゴンベエ「高級品や一流シェフが作った物を当てるゲームの事だ……修行時代に審美眼を鍛える為にやらされてたよ」

エドナ「どんな修行よ……」

アイゼン「審美眼が優れているかどうかを競い合うか……オレの審美眼を見せてやる!」

海馬「道具が無いからここではやらん」

エドナ「お兄ちゃんの審美眼はあんまりアテにならないわ。送ってくる骨董品が贋作だった事が何度もあったもの」

アイゼン「っぐ……」

ザビーダ「まぁ、今までの積み重ねってやつだな。ここはいっちょザビーダお兄さんが格の違いってのを見せてやるよ」

海馬「まったく……仕方がない……今からミネラルウォーターを作る、天然のミネラルウォーターか当ててみろ!」

ゴンベエ「待て!待て!水はダメだ、こんな世界じゃ水の違いを判別するのは難しい!」

海馬「ならばどうする?今は手元に小早鍋や無尽俵が無いから米の違いを当てるなどは出来んぞ」

ゴンベエ「いや、するな……お前それ失敗したら確実に海馬汁を飲ませるつもりだろ」

海馬「当たり前だ、本物や一流を理解する事が出来ていない無能には罰を与える!」

エドナ「失敗したらアレを飲まなくちゃいけないの…………パスするわ」

「イワシ水は割とイケるぞ」

エドナ「なんで普通に飲めるのよ!?」

ゴンベエ「黛さんはくさやがイケる口だからな……」

「ゲテモノ系は大体いける」

ゴンベエ「格付けチェックはスゲえ難しい…………愚っさんとか全問ハズしたから疫病神扱いだったし」

海馬「お前は勘で当てに行くからゲームバランスが保てない」

ゴンベエ「お前もお前で全問正解しすぎるせいでガ◯ト状態になっただろう」

海馬「なにかの拍子で海馬コーポレーションにやって来たのならば、格付けチェックをしてやる……貴様達は恥を晒すのか格の違いを見せつけるか見ものだな」

スキット スーパーヒーローの資格

海馬「……まさか男爵になるとはな……他の面々ならばまだ受け入れることが出来るが、お前だけは絶対にありえん」

ゴンベエ「それは言わないでくれよ…………オレが無能なのは事実だけど凹むぞ」

ベルベット「無能って……そこまでかしら?領地の人達からは評判はいいし、土壌回復とか色々とやってるわ」

海馬「有能か無能かで言えば無能だ……この男は暴力関係ならば頼りになれるがそれ以外が凡骨だ……なによりもやる気が無い!」

アリーシャ「言いたいことは分かる……だが、ゴンベエのめんどくさいにはホントに意味があるんだ。しっかりと真剣に向き合いエゴを押し付けない」

海馬「それが分かっていると言うのにコイツはなにもしていない!無能以下の存在だ!ギリギリにまで追い詰められない限りはやる気を出さん…………そこだけが唯一気に食わん」

ゴンベエ「オレに真面目にやれってか……だったらここにベルベットやアリーシャは存在しない……過去のシステムが弊害化されてるのは薄々分かっていた事だ。過去に行くつもりも無かったし、アリーシャは使い物にならないと切り捨てる」

ベルベット アリーシャ「っ……」

海馬「だが好まないだけで決して出来ないわけではない……危ない手段もありその手を用いれば可能になる事も多数ある。無論そうでないからこそ見えたものがあるが……オレの様に自発的に動かないだろう」

ゴンベエ「……」

アリーシャ「カイバは……自発的に動いているのか?」

海馬「当然だ、オレがロードを刻むのは誰にも止められん」

ベルベット「それって環境の問題じゃないの?ゴンベエは知識はあるけどもそれ以外は無かったわよ」

海馬「その条件下でならばオレは孤児だ、財閥の跡取り等ではない……ゲームのアイデアを作り上げてゲームのコンテストで受賞しそのアイデアを買い取ってもらい資金を作り上げて外国の学校で飛び級しながら起業するのに必要な資格を手に入れKCを自力で立ち上げた……我が社は街を支配下に置いてある。宇宙エレベーター等も開発している」

ゴンベエ「オレにそこまでやれと?無理だってば……」

海馬「貴様が持っている力は理に干渉する力だ……宝の持ち腐れにも程がある」

アリーシャ「…………私は、ゴンベエが良い!確かにカイバは有能かもしれない。ゴンベエは無能なのかもしれない。でも、それでも私が救われた、知らない世界を教えてくれたんだ!」

海馬「ふぅん、救われたのならばオレも同じだ」

ベルベット「そうなの?」

ゴンベエ「まぁ、色々とあってな…………結局のところ、憎悪の念は消えてないが」

海馬「当たり前だ…………オレはただ破壊し作り直す……おかげで浮世絵町を支配下に置くことが出来て都市開発にも動いている。厄介なのはあの妖怪の極道どもだ、仮に滅しても第2第3の妖怪が生まれる人類が滅びない限り存命する迷惑な存在だ」

ベルベット「……あんた、アミューズメント産業の社長よね?」

海馬「ただゲームを作るだけならばインディーズゲームで充分だ……ゲーム開発以外にも中の人を扱ったりイラストレーターを雇ったり一口にアミューズメント産業と言っても色々とある。KCは世界を塗り替えるアミューズメント産業…………そう、ゲームは世界を変える」

ゴンベエ「…………相変わらずだなぁ…………真面目にか……肩苦しいから嫌なんだよな……」

ベルベット「無理に肩苦しくせずに自分らしくしなさい……あんたがおかしくなったら誰も止める事が出来ないんだから」

海馬「少なくともオレならばもう少しまともにしている……貴様では不可能な事だ」

ゴンベエ「分かってるけど腹立つな……お前もお前で欠けてる部分があるだろ、ヒーローの資格が無い」

アリーシャ「カイバは欠点が無さそうに見えるが……」

海馬「欠点はある……冗談が通じないと思われがちだ……なによりも心に愛が無い。オレの原動力は憎しみだ。心に愛が無ければスーパーヒーローにはなれん。それだけはゴンベエ以上にいや、誰よりも劣っていると自覚している」


Q ゴンベエが真面目にやった場合はどうなったの?

A アリーシャは足手まといで切り捨てられて既存のシステムを潰さなければならないと過去に行く理由が無くなりベルベットに会わない。ロゼと同じで殺すことを躊躇いなく行い罪なのは自覚しているが殺す事で正しくなるのだと時には暗殺をしたりする。スレイの様に素の状態で天族を見ることが出来る人間を人柱にして世界中の人間の霊力を底上げし、石油の独占をして文明開化しハイランドとローランスを武力により1つの国にして王権政治を終わらせて民主政治にする。

 海馬の術技

 電撃角(エレットリコ・コロナータ)

 ゼウスが化けた牛の角を避雷針にし角に雷を留めて突撃する。

コラボは?

  • 仲間と共鳴し合うRPG
  • 生まれた意味を知るRPG
  • 伝説のRPG(真実と向き合うRPG)
  • 全てやれ
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