テイルズオブゼ…?   作:アルピ交通事務局

223 / 229
真の仲間追放物を作った原因

 

 ジェイドさんにこの世界の技術で肉体、魂、意識の分離方法を依頼した。

 コレでどうにか出来れば良いが肝心の元いた世界を見つけ出すことが出来ていない。それも同時進行で見つけなきゃいけないが……ティル・ナ・ノーグも流石に無視することが出来ない。

 

「次の大陸が見えてきたぜ!」

 

 ゲフィオンさんがピックアップしていた大陸の内の最後の1つを具現化させた。

 最後の大陸だがゲフィオンさん曰く現時点で観測出来ている世界なだけでまだまだ具現化させるつもりだ。

 ガロウズが次の大陸が見えてきたことを教えてくれる。

 

「さて……今度の鏡映点は誰だ?」

 

「こんな人ですね」

 

「まぁ、綺麗な女性ね……しかも2人……あら?今回は3人?」

 

 この大陸の鏡映点は誰なのかをカーリャに見せてもらう。

 綺麗な女性が映し出されている。しかも2人も居るのだが映像は移り変わり3人目の男性が映し出された……が……なんか……ノイズが走ってる

 

「あれ?あれ?おかしいわね、故障かしら?」

 

「ミリーナさん、そんな風に叩いても直るものも直らない……と言うか故障じゃないと思いますよ?」

 

「なんでそう言えるのですか?」

 

「鏡映点は誰か見る道具をおかしく使ってるわけじゃないから……にしても……どうなってるんだ?」

 

 今の今まで普通だった鏡映点を映し出す魔境通信。

 ジェイドさんが勝手に弄ったとかそういうことはない、何故か急にノイズが走ってしまった……それは鏡映点の人に何かが起きた、と考えれるが鏡映点の人達が死んだりすれば大陸そのものを維持する事が出来なくなる……ゲームの基盤の操作とかプログラミングとかならば簡単に出来るんだがこの世界独自の技術だから仕組み云々が分からない。

 

「あ、まだ鏡映点の人が」

 

「はぁ!?」

 

 3人だと思っていた鏡映点だったがノイズが消えたことで他にも鏡映点が居るのだと分かった。

 ここまでならば魔境通信が誤作動を起こしていた、この異世界の具現化云々でだと理解することが出来るのだが俺は叫んだ。

 新しく鏡映点として映し出された4人目、格好こそゼルダの伝説でお馴染みのリンクな格好をしているが……容姿は何処からどう見てもワールドトリガーの二宮匡貴だった。

 

「あ、消えた……まだ居るの?」

 

「……跡部景吾?」

 

 一瞬だけだったとはいえ二宮匡貴が映った。

 ワールドトリガーの世界、三門市を具現化させたのならば二宮匡貴が居てもおかしくはないが明らかに異なる大陸が具現化されている。どういう事だと分からずに困惑していると再びノイズが走り今度はテニスの王子様の跡部景吾、黒子のバスケの青峰大輝、Fateのジークフリード、絶対可憐チルドレンのアンディ・ヒノミヤ、食戟のソーマの葉山アキラ、バクマンの福田真太、キン肉マンのサイコマン、うたのプリンスさまの神宮寺レン

 

「ど、どうなってるんですか!?一気にこんなに鏡映点って……」

 

 今まで2人ぐらいだったのに何故か分からないけどバカみたいに増えている鏡映点。

 どういう事なのか分からないのだとカーリャが慌てていると……映し出されている映像にヒビが入って崩壊した。

 映像が崩壊したので一体どうなっているんだと困惑しつつ鏡に触れれば……一番最初に映し出された2人の女性と1人の男性だけが鏡映点として見れてさっきまで映っていた…………諏訪部順一キャラが映らなくなった。

 

「…………鏡が壊れたってわけじゃないわよね……………」

 

「……………行こう、ミリーナさん、カーリャ」

 

 鏡映点を映し出す魔鏡が壊れたかと思えば3人は映し出している。

 ルークさんがジェイドさんと知り合いだった、その事から考えて何かを知っている可能性が高い。

 なんでもいい……なんでもいいからなにか手掛かりを掴みたい。少なくともこの世界はワールドトリガーの世界じゃない、三門市じゃないのならば……いや、鏡に映し出されたあの諏訪部順一キャラがなんなのかすらも分かってない。

 

「いや〜やっぱり森ですね」

 

「カーリャ、そんなに森が嫌ならケリュケイオンで待機してなさい!」

 

「いえ、そんな……カーリャ、ミリーナ様から離れたら動けなくなるので無理です……にしてもホントにさっきのはなんなんですかね?ゲフィオン様が不良品を渡してきたって事は無さそうですし」

 

「その答えを今から探しに行くんだ……っと、鏡映点は…………ん?」

 

「どうしたのイクス?」

 

「ん〜……………ん…………………う〜ん……………う〜〜ん………………何処だっけ?」

 

「え、なにが?」

 

「いや、この鏡映点の女性を何処かで見た覚えがあるんですよ」

 

「えぇっ!イクス様、この女性と知り合いなんですか!?」

 

「いや、一方的に知っているだけの関係性です……」

 

 2人の女性に1人の男性が映し出されている。

 最初に映った女性……何処かで見た覚えがある……会ったことが無いと分かっているが何処かで見た覚えがある。

 会ったことが無いのに見た覚えがある……考えられることはこの世界、いや、俺の元いた世界からみてゲームやアニメの世界の住人だろうが…………………あ、思い出した!

 

「真の仲間追放物を生まれた原因だ!!」

 

「……真の仲間追放物?……なんですか、それ?」

 

「そういう感じのジャンルの小説があるんだ……詳しい理由は知らないけども、なんかこの人が原因らしい」

 

 所謂追放物と呼ばれるライトノベルのジャンルがある。

 その追放物が生まれたのにはなんか原因があって、確かこの女性が鍵を握っていたりする……この世界が俺の元いた世界から見てゲームの世界の可能性が滅茶苦茶高くなってきたな……まぁ、その辺はどうでもいいんだが。

 

「小説の中には元ネタもあるらしいからその元ネタの人って事ね……」

 

「真の仲間追放物っていったいどんなジャンルなんで……ギャアアア!来るっ!来るぅうううう!!」

 

 この人がなんで真の仲間追放物を生み出す原因になったのかは知らないが真の仲間追放物が掲示板で建てられれば確実に出てくる。

 この人が原因で真の仲間追放物が生まれたといっても過言ではないのだと思いながらも森を歩いていると光魔の群れに囲まれてしまいカーリャが叫び声を上げた。

 

「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮!!」

 

「フォトン!」

 

 もう戦うことに関してはなれている。しかし……相変わらずと言うべきか人が多い。

 ユーリさん達に鏡映点を探して保護するのは俺達の仕事だなんだと言っているがやっぱり力は貸してほしい。

 

「魔神剣!!」

 

「あ!」

 

「2人共、大丈夫!?」

 

「大丈夫です……それより助太刀ありがとうございます……まだもうちょっと居るので手伝ってくれますか?」

 

「うん、任せて!」

 

 鏡映点の男性が現れた。鏡映点の男性が現れてくれたおかげで形勢は一気に逆転、光魔の群れを倒すことに成功した。

 

「大丈夫?」

 

「はい、大丈夫です……えっと」

 

「オレはスレイ………………」

 

「スレイさんどうしたんですか?」

 

「えっと……相棒が居ない?かな……2人はって、天族!?」

 

「天族?カーリャや鏡精ですよ?」

 

「え〜っと……取りあえず私の話を聞いてね」

 

 スレイさんが俺達を助けてくれてカーリャの存在に気付き驚く。

 やっぱりカーリャは神秘的な存在なんだなと思いながらもミリーナさんは状況を説明する……

 

「つまりここに居るオレはコピーでこの世界のエネルギーを満たす為に具現化されたってこと?」

 

「はい……なんかすみません……今まで具現化してきた人達もそうですけどなんか異世界側でも色々な問題が起きてる感じですよね?……」

 

「ああ、別に怒ったりはしないよ……その鏡映点ってのは……一言で言えばその世界の英雄達のことなんだよね?」

 

「色々とありますけどもザックリとした認識だとそうなりますが……」

 

「…………オレがか……………」

 

 スレイさんが鏡映点が英雄的立ち位置の人間だったりするのだと確認してくるのでザックリと言えばそうだと頷く。

 するとスレイさんは酷く落ち込んでいた……理由は……多分、自分が英雄的な存在として扱われているのが納得がいかない感じだ。

 

「で、まだ他にも鏡映点が居まして……この2人を知っていますか?」

 

「っ……知ってるよ……知ってるけど…………オレは、会っていいのかな…………」

 

 諏訪部キャラは置いといて残り2人の鏡映点について映し出せばスレイさんは目に見えて戸惑っている。

 自分なんかがこの2人に会っていいのか?と酷く落ち込んでいる…………

 

「なにか、やらかしたんですか?」

 

「…………人を救うのに人を殺さなきゃいけないって考えがあったらどうする?」

 

「…………殺すことは時には救いだと思いますよ……でも、そうしないのが1番です」

 

「うん…………そうだよな……………」

 

「スレイさんはなにをしていた人なの?」

 

「オレは導師をしていた……なんにも考えてない無能で最低な導師だよ」

 

「…………………宗教の人なのか……」

 

 ユーリさんはギルドの人間、ソフィは何処かの領地の子ども、ルークさんは貴族、ジェイドさんは軍人だった。

 スレイさんも何かあるんだろうなと思っていたら導師と言う宗教の人だった……が……スレイさんは浮かない顔をしていた。

 

「うん……オレはさ、人間として生きてこなかった……だから人間を知らなかった…………導師になった筈なのに導師らしい事はなんにも出来なかった……世間は導師が現れて災厄の時代が終わるって希望を見出してたのに……オレは人を殺すことで救われる人達も居る、それを認めちゃったんだ……」

 

「…………どんな理由があれども殺すのは間違いじゃないんですか……スレイさんが導師って偉い立ち位置ならありがたい話や説法をして改心させたりとか……暴力で物事を解決する事そのものが間違いな気が」

 

「……そうだよな…………………………ああ、ごめん!出会ったばかりなのに重たい話をしちゃって」

 

「いや、いいんですよ……スレイさんもスレイさんで悩みがあるみたいですし、俺達でよければ相談に乗りますよ」

 

「ありがとう…………あ、そう言えばまだ君の名前を聞いてなかったね!」

 

「……俺は……名無しの権兵衛です」

 

「…………え!?」

 

「イクス様はイクス様です!名前、ちゃんとあるじゃないですか!」

 

「……俺は白崎敬太なんだ……でも、この体はイクスのもの……だから何者でも無い、名無しの権兵衛なんだ」

 

「イクスの事はイクスって呼んであげて……」

 

「あ、うん……驚いたな、ゴンベエと同じ名前の人が居るだなんて……」

 

「……」

 

 俺はなんなのか、何者なのか分からない。だから名無しの権兵衛が丁度いい

 でもミリーナさんやカーリャにとっては俺はイクスくんだ……名前を呼ばれる度に自分の罪悪感に苦しめられる。

 

「先ずは情報収集をしましょう」

 

「あ、うん…………ところでさ」

 

「なんですか?」

 

「こう、もう1人鏡映点として具現化されたりしてない?」

 

「それはスレイさんの相棒のことかしら……今のところこの大陸の鏡映点として映し出されているのはスレイさんを含めた3人だけ」

 

「……おかしいな……2人が鏡映点ならゴンベエも鏡映点になってもおかしくないのに」

 

 この人ならば鏡映点になってもおかしくはない!と言う人物に心当たりがあるスレイさん。

 多分だけどもその人も何処かで具現化している可能性が高い……カレイドスコープがユーリさんとラピードを具現化したから鏡映点の素質がありそうな人を具現化してる可能性高い。なんかジェイドさんが言うにはカレイドスコープの人を観測する座標指定が大雑把で近くにいる素質がある人を具現化してる可能性が高いって言ってたし。

 残り2人の鏡映点が何処に居るのかが分からないので探す為に街で情報収集をすることにして街に向かった。

 

「……う〜ん……う〜ん」

 

「どうしたんですか?」

 

「いや、オレ達の世界をコピーして具現化したって言ったろ?だから地図で確認してるんだけど……」

 

「……合わないのね……世界を丸々コピーして一部をゴチャゴチャにして組み合わせて具現化していると思うわ」

 

 スレイさんがこんな街なんかあったっけ?と困惑をしている。

 スレイさんの世界を丸々コピーしたらそれは星ごとコピーしてるも同然だ。だから大陸の一部をコピーしている……けど、多分大陸の重要拠点とかをコピーしている。1から10までスレイさんの大陸はコピーしていない。

 

「ゴンベエの領地、僻地だからな……とにかく何処に居るのか……」

 

「スレイ、スレイじゃないか!」

 

「あ、アリーシャ!!」

 

 何処に居るのかが分からないから聞き込み調査で調べるしかない。

 人力で地味に時間がかかる手段だがそれ以外に方法は無いと思っていると真の仲間追放物を作った原因である女性が現れた。

 

「…………スレイ…………ここは、何処なんだ?私達は領地に居た筈だが……何故かこの街に……何故か私を領主と見ているのだが」

 

「アリーシャは領主じゃないよね……取りあえず、ここは異世界みたいなんだ」

 

「異世界……もしかしてここはティル・ナ・ノーグと言う世界なのか?」

 

「……え!?なんでわかるの!?」

 

「…………………」

 

 スレイさんが異世界と言われても変なリアクションをしたりせずに話をすんなりと受け入れるアリーシャさん。

 ジェイドさんみたいに知的なタイプかと思えば……この世界がティル・ナ・ノーグと呼ばれる世界だと当てた。スレイさんはなんでわかるのかと聞けばアリーシャさんは黙った……

 

「……いや、緊急事態だから仕方があるまい……実は私は何度かティル・ナ・ノーグが私達の世界に干渉して地震が起きたんだ。その際に迷い人と呼ばれる異世界からの住人と出会って……」

 

「そんな……カレイドスコープの干渉がスレイさん達の世界に影響があっただなんて……」

 

「……ミリーナさん、後戻りはもう出来ないです……その件に関しては申し訳ありません……でもっ」

 

「いや、構わない…………それよりも私達をわざわざ召喚したのだ、何かしらの意味があるのだろう?私達の世界には変わった技術は無い、私はものづくりが得意なわけでない……世にいう魔王の様な存在を倒すのに力を貸せと言うのならば喜んで貸そう」

 

「…………なんか……スゴくスムーズですね……」

 

「ああ、ゴンベエが悪ふざけで異世界に召喚された時の対応方法をマニュアル化してくれたんだ……酒の勢いで悪ノリで作っていた物だがまさかホントに使う日が来ようとは」

 

 異世界に呼び出された云々の話をあっさりと受け入れるどころか自分はどうすればいいのかと自分のすべき事を聞いてくる。

 ゴンベエって人、スゴいな。酒の勢いと悪ノリで異世界召喚とか異世界転生のマニュアルを作ってるとか。

 

「っと、自己紹介がまだだったな……私はアリーシャ、アリーシャ・ディフダ」

 

「俺は名無しの権兵衛です」

 

「え!?」

 

「あ、イクス様はイクス様です。気軽にイクスでいいです」

 

「……だから俺はイクスじゃないって……」

 

「もしかして……今の自分を捨てる代わりに新しい自分になる為に名前を捨てたのか?」

 

 名無しの権兵衛だと言えば驚くアリーシャさん。

 カーリャがまたかと思いながらもイクスでいいと伝えるがイクスじゃないと否定しておけば……アリーシャさんはなにかを考える。

 

「…………どういう意味ですか?」

 

「ゴンベエ……私の夫は名前が無い……新しい自分になる為に今の自分を捨てる、今の自分の象徴である名前を売り払ったと聞いている……イクスも名前を売り払ったのかと」

 

「俺は白崎敬太って人間です!肉体はイクスくんでも意識や人格や白崎敬太です……だから……だから俺は名無しの権兵衛なんだ……どっちでもない存在だから……」

 

 その人がなんなのか分からないが少なくとも俺は俺であって俺じゃないから名無しの権兵衛だと思っている。

 自分自身の名前を売るなんていう真似はしていない……いや、そもそもで俺は死んですら居ない。

 

「とにかくベルベットを探さなければ……エドナ様やアイゼン達も……」

 

「こういう時にゴンベエのマニュアルになんか書いてないの?」

 

「いや、それがゴンベエが酒の勢いで作ったから一部の言語がゴンベエの国の文字で」

 

「……異世界に転生または召喚された時の対応方法(笑)」

 

 スレイさんがゴンベエさんのマニュアルでどうにか出来ないのかと言うが、ゴンベエさんが書いたマニュアルが……日本語だった為に読めないと……

 

「イクス、君は読めるのか!?」

 

「ちょっと待てよ……なんで……なんで日本語で書かれてるんだ!?」

 

 今まで出会ってきた人達が使っている文字じゃない、アリーシャさんが持っていたマニュアルは一部日本語で書かれていた。




スキット書こうと思ったがネタが浮かばない。
暫くはザレイズ編のつもりです……え、ポケモンを書けって?テメエらが書いてみろや。
1番最初のイベントは攻略戦でバーコードウォリアーと戦う予定です……そしてお気に入りが一気に解除される。作者は書きたいのを書いてるだけだから後悔してない。でも感想が欲しい!感想が作者のやる気を起こすんです!どうか感想をくだせえ!じゃなきゃ他の作品に対する執筆意欲とかも無くなったりするんだ!感想乞食と言われてもその通りだけども!
それと思ったのはレイズ編はレイズ編で独立した小説として書いた方がいいのか…………多分この作品をパスワード限定にしたら見せてくれと言う人達も居るんだろうな……人気があるからブクマしたけど見てみたら面白くなかったからお気に入り解除とかだったらなんか嫌だな

どれにしようか

  • デカマスター
  • アバレキラー
  • ウルザードファイヤー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。