テイルズオブゼ…?   作:アルピ交通事務局

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悪夢の前触れ

 

 やっと見つけた1つの希望、ゴンベエさん。摂津の国の神戸出身……俺の記憶が間違いじゃないならば兵庫県の神戸の筈だ。

 アリーシャさんが持っていたゴンベエさんが酒の勢いで悪ノリして書いたマニュアルを見る。一部はこの世界と同じ文字だけど、一部は日本語で出来ている……

 

「…………ゴンベエが居ない、か……」

 

「……違和感しか無いわね」

 

 ケリュケイオンから大陸を見下ろすアリーシャさんとベルベットさん。

 ゴンベエさんとは夫婦の関係性であるから一緒に居て当たり前、だから一緒に居ない事を疑問に抱く。

 

「ねぇ、いいの?ゴンベエも鏡映点の1人だと思うんだけど……」

 

「……顔写真付きで何度も探した。街の人達はゴンベエさんを見て領主だって認識してました……アリーシャさん達から聞いたゴンベエさんの話が確かならゴンベエさん自身がなにかしらの行動をして居なくなった、そんな可能性が高いです」

 

 スレイさんがゴンベエさんを連れて帰らずに戻っていることについて言ってくる。

 ホントならばもっと探したい。家族写真だとゴンベエさんと一緒に撮っているアリーシャさんとベルベットさんの写真から顔写真を作って探した。けど、何処にも見当たらなかった。

 具現化されてこの世界がティル・ナ・ノーグだと言うこと、というよりはこの世界は自分達の住んでいる世界と何処か違うと認識がズレる。違和感を覚える。現にジェイドさんはそれで違和感を感じていて行動していた。だったらゴンベエさんも違和感や異変を感じ取って行動を起こしている可能性もある。

 

「……」

 

 それでも、アリーシャさんやベルベットさんの前から姿を消すことについて意味が分からない。

 ゴンベエさんが残したマニュアルには日本語でごめんなさいと書かれている。アリーシャさんやベルベットさんを戦わせたくない、異世界なだけあってかアリーシャさん達もそれなりの苦労をしてきたみたいでゴンベエさんは暴力という戦いで戦わせることをさせたくない、自分がそこに居ることが出来なくてごめんなさいと謝っている。じゃあ、アリーシャさん達の身の安全を確保したりして安定した立ち位置に居れるようにするのが良い。具現化されて違和感を感じ取っているなら情報を詳細に知っている俺達とコンタクトを取って色々と聞き出す。

 

「まさか、マークさんが……」

 

 この計画で動いている実行部隊みたいな立ち位置にある。鏡映点云々を知っているのは俺達だけだ。

 だけど……だけど、他に活動している救世軍がある。もしかしてマークさんがゴンベエと接触した……ミリーナさんもといゲフィオンさんは色々と大事な事を伝えてない。色々と隠し事をしている。それに関して俺は全くと言って興味を持っていない。具現化に関しても世界が滅びるのは見過ごせない、最低限の善意で動いているだけに過ぎない。罪悪感も無いわけじゃないけどたかが知れてる。

 マークさんが接触してゲフィオンさんの隠している事を伝えた……ありえなくもないけど……それでも奥さんを放置するか?幾ら強いとは言え戦ってほしくないと思っているのだからもっと色々と出来た。俺達の足元を見て理不尽な交渉も出来た筈だ。

 

「……いや……希望は少しだけだけど見えたんだ……」

 

 元いた世界かどうかは分からないけど、転生者が居た。

 ゲフィオンさんはまだまだ具現化させるつもりでその中にはゴンベエさん以外の転生者が居る可能性が高い。

 希望は少しだけだけど見えた。俺が家に帰る方法を見つけることが出来るかもしれない。ケリュケイオンで帰り何時もの様にカレイドスコープの前に立つ。

 

「次も来い」

 

 次も転生者が居る世界が具現化されろ。俺はそう強く願った。

 大陸が具現化された。

 

「待ってくれ……ただなにもしないと言うのは気分が悪い」

 

「そうね、しっくりと来ないわ……場合によっちゃ人海戦術も必要だし、私達も連れてきなさい」

 

 大陸が具現化されたので向かおうとするとアリーシャさんとベルベットさんが連れて行けと要求してきた。

 2人は鏡映点として死なれたりしたら大変だけどベルベットさんの言っていることに関して一理ある。

 

「スレイさんはどうしますか?」

 

「ああ…………2人の術以外で鏡映点を映し出す装置ってあるかな?」

 

「あるわよ」

 

「じゃあ……俺はそれを見ておくよ……イクス達に力を貸したいけど、エンコード?ってのがされてて何時もの調子が出ないしミクリオ達が居ないんじゃな……俺が鏡映点ならミクリオ達も鏡映点の筈だと思う……」

 

 スレイさんはついてこなかった。

 相棒のミクリオさんが具現化されてるかもしれないからその時にと

 

「逃げたわね、あいつ」

 

「ベルベット……スレイにそういう事を言うのは」

 

「事実じゃない。ミクリオが見つからない、エンコード化されてて力が出ない。だから見つかったら向かう、そうは言っているけどあいつは怯えてるのよ」

 

「怯えてる?……スレイさんが?」

 

 ついてこなかったスレイさんに関して逃げたと断定するベルベットさん。

 スレイさんが逃げた、相棒と一緒に色々とやってきた関係性ならば相棒が居ないと戦えないという理由も分かるし、世界のルールを統一するエンコード化の影響で弱体化している。ついてこない理由に納得が行くけどベルベットさんは別の事に怯えてると考えていた。

 

「アイツはね、導師なのよ……いいえ……ゴンベエがそういう世の中を潰そうとしていたから導師とも呼べるかすら怪しいわね」

 

「導師って、やっぱりスレイさん凄い人だったのね!流石鏡映点なことだけあるわ!」

 

「……いや……それが……スレイは導師として殆ど活動していないんだ」

 

「え?どういうこと?」

 

「……スレイは導師として立派に誰かを導き教える事が出来る人間じゃなかった。ただ導師になるのに必要な力を持っていた。その結果、間違った考えを持ってしまった。少なくともスレイは導師と言う立ち位置にある存在だ。導く筈が迷走してしまったんだ」

 

 スレイさんはミスを犯した……間違った。

 具体的な事は語らないが間違いを犯したのだけは事実でアリーシャさんは悲しそうにしている。

 

「だから、自分がどうすれば良いのか……少なくとも災禍の顕主と呼ばれる魔王は私とベルベットが倒した。災厄の時代から脱出していい感じの世の中を迎えようとしている。その時にスレイは自分はどうすればよかったのか、どういう風にこれから生きていけば良いのかが分からない。そして今回、滅びを迎えようとしているティル・ナ・ノーグに対して答えが出ていない……スレイはそれをミクリオさんを理由にして逃げているところがあるんだ」

 

「そう、なんですか……大変ですね」

 

「大変なのは大変だけど、自業自得なところもあるわ……って、なんか急に暗くなったわね」

 

 向こうも向こうで色々な事情を抱えている、でもぶっちゃけどうでもいいし俺にあんま関係無いこと。

 ベルベットさんも無能導師でそれ以外に関しては深くは興味を抱いていない。なんか急に暗くなった事について言ってくる。

 

「灯りはついてるって事は暗いところに入った?」

 

「え、今はまだ朝と昼の間よ?」

 

 外から入る光が無くなってなんか暗くなった。

 暗いところに入ったと言うがミリーナさんが朝と昼の間ぐらいの時間だと言う。確かに感覚的にもそれぐらいの時間だ。

 じゃあ、どうなっているんだとケリュケイオンの外の光が大きく差し込む場所に、船首室に向かえばガロウズが居た。

 

「あの、なんか暗くなってるんですけど」

 

「ああ、なんか急に霧が発生したんだ。ケリュケイオン自体は動くんだが通信機器とかそういうのがうんともすんとも言わなくて」

 

「え!?大丈夫なの!?」

 

「ケリュケイオン自体は動くから問題は無いさ……けど、おかしいよな。急に霧が発生するなんてよ」

 

 ケリュケイオンが霧に包まれた。

 通信機器なんかが異常を起こしているがケリュケイオン自体の操縦は特におかしくなってない。

 ケリュケイオン自体が動くから問題無く突破することは出来るが通信機器が障害が起きている……外の様子を映し出す装置は使えるみたいで外の様子を映し出すけど、窓から見れる通り濃厚な霧に包まれててなにも見えない。

 

「……ん?」

 

 この霧、新しく具現化させた大陸が原因で生まれたものかと思っていると霧の中にシルエットが見える。

 ほんの一瞬だった……見えたには見えたが俺達が目指している俺が具現化させた大陸とは異なる大陸なのは確か……けど、ゲフィオンさんが大陸が滅んだって言ってた。じゃあ、アレはなんなんだ?って話になるけど今は考えている場合じゃない。

 

「ここね……」

 

「…………前と変わらないか……」

 

「イクス様、なにを期待してるんですか?もっとこう、サイバーな未来都市を期待してるんですか?」

 

 取り敢えず4人で大陸に上陸する。

 なんというか……具現化する大陸の文明のレベルが一定だ。ユーリさんの世界には魔導器(ブラスティア)って機械があってそれが文明を支えている。ルークさんの世界は音素、全てが音で出来ている世界でそれを応用した技術とかで文明が発展している。

 それなのにも関わらずなんか……具現化される世界がパッと見た感じ文明のレベルが同じだ。

 

「文明が進歩してるかしてないかで色々と変わるから、未来都市みたいな世界は喜ばしい」

 

「そうなの?……う〜ん……イマイチ、ピンと来ないわね」

 

「文明が進歩してるって事は良いこと、世界がそれだけ豊かって証拠よ」

 

「どういうことです?」

 

「そうね、例えば醤油があるじゃない。醤油は人間が大豆に手を加えないと作ることが絶対に出来ない物よ。でも、人間には出来ることの限界がある。醤油を作る過程で大豆を潰さないといけない。それも1人では限界がある。じゃあどうするかって言えば道具、自動的に動く機械の力を借りる。そうすることで手で作るよりも一度に何百倍も醤油が作れるわ」

 

「……それと世界が豊かってどう繋がるの?」

 

「いや、繋がりますよ?世界が平穏になれば死者が減って人口が爆発的に増加する、そうすれはベビーラッシュみたいなのが巻き起こって、子どもが沢山生まれる。そうなると当然食料の問題が発生する。どうすれば通常よりも食べ物を多く作れるか、それを科学目線で検証を行ったりして通常よりも多く作れる方法を見出す。通常よりも食べ物を多く作れる技術は手動じゃないと出来ないのがあるにはあるけど、何処かの段階で大量生産を重視してオートメーション、つまりは機械化しないといけない。他の業種もそう、数が少ないなら人間だけの手で出来るけど人間の数が多すぎて処理が出来なくなったら何処かの段階で機械化する。算盤なんかが良い一例ですよ」

 

 文明の進歩は世界が豊かである証拠、機械化=悪とかそういうイメージは古臭い。

 確かに手作りや本物に拘っているところはあるけども、それでも手で作るのには限界がある。そういうのが発生するから予約して数年待ちの素材に拘りまくったお惣菜とかがネット通販で多く見かける。

 機械化することで色々と成功する……大手の牛丼チェーン店が注文を聞きに行くシステムじゃなくて食券制にしたことで色々と回転が良くなったという一例は普通にある。

 

「文明が発展することは色々と効率が良くなっているし……シカが発生している」

 

「……鹿?」

 

「シンプルで加工しやすい……世界の特定の人間しか作れない使えない物ではない複雑過ぎないもの。ある一定の知識を持っていたら腕を持っていたら後で色々と改造が出来る事だ。ラーメンやピザはある一定の技術さえあれば誰でも作れる、だから大抵の所で食べれる。それはつまりメジャー化してヒットしたものだ……最初は特定の人間にしか出来ないもので構わない。だが、後に続く者はそれをより高度にすると同時に簡略化出来るようにしなければならない」

 

「……アリーシャさん、ベルベットさん、しっかりと考えてるんですね」

 

「ゴンベエの受け売りと私達の実体験よ。選ばれし者が世界を平和に導くなんて古臭い、デモクラシーだなんだゴンベエが結構言ってたわ」

 

 ヒットしている云々に関して、シンプルで加工しやすい物なんかに関してアリーシャさんやベルベットさんはしっかりと考えてる。

 2人はゴンベエさんの受け売り……聞いた話、ゴンベエさんは領主をやっていた。男爵から爵位が上がったとかで……貴族制度が撤廃されてる現代人からすれば色々と考えないといけないんだろうな。

 

「っと、文明の発展云々は置いて……今回の鏡映点は?」

 

 文明の話はここまでにして今回の鏡映点は誰なのかを聞く。

 ミリーナさんが今回の鏡映点はこの人だと優しそうな青年を映し出す

 

「って、ジュードじゃない!」

 

「え、ベルベットさん知ってるんですか?」

 

「前に私達の世界に迷い込んだんだ」

 

 青年を見て驚くベルベットさん。

 アリーシャさんの世界に迷い込んだ……このティル・ナ・ノーグからアリーシャさんの世界に干渉できる。ジュードさんの世界に干渉出来る。じゃあ、アリーシャさんの世界からジュードさんの世界に干渉する事も可能と言えば可能なのか?

 

「あの、ミリーナ様、皆さん、アレがそのジュードさんじゃないんですか?」

 

「あの背中、間違いないわ!」

 

 今回の鏡映点があっさりと見つかった。カーリャがジュードさんを見つければベルベットさんは間違い無いと言う。

 魔物に襲われている。数が多いから力を貸さないといけないなと剣を手に取る。

 

マオクス=アメッカ!(笑顔のアリーシャ)

 

「ふん!」

 

 アリーシャさんは槍を手に取って闇を纏い姿を変えた。ベルベットさんは炎の様に燃えて衣装が赤くなった。

 エンコード化されて弱体化しているにも関わらず力を持っているから信頼して背中を任せることが出来る……いや……強すぎね?

 ルークさんとかユーリさんと比較しても段違いに強い。エンコード化されたりして弱体化したりしている筈なのに強すぎる。

 

「ブラッディスクライド!」

 

 アリーシャさん、めっちゃ強いな。

 なんかヒュンケルの技を使って魔物を一掃しているよ……俺とミリーナさんが役立たず状態だ……いや、うん……。

 

「ジュード、大丈夫だったか?」

 

「1人で行動して無茶してんじゃないわよ」

 

「……えっと……助けてくれてありがとうございます……貴女達は?」

 

「「え?」」

 

「あ、自己紹介してませんでしたね。僕はジュード、ジュード・マティス……貴女達は?」

 

「ちょ、ちょっと待ってジュード。私達が分からないの?」

 

「えっと……すみません、何処で会いましたか?」

 

「……あの感じからして嘘を言うタイプでも嘘を貫くタイプでもないし……私達が分からない?……ホントに分からないのか?」

 

「はい……」

 

「………アリーシャさん達と出会う前のジュードさんなんじゃないんですか?」

 

 アリーシャさんとベルベットさんを見て誰なの状態になっているジュードさん。

 具現化した異世界は時間の流れが異なっている。ルークさんが言うにはルークさんの世界は一週間が10日以上あるらしい……この世界基準で日数換算し年齢換算したらジェイドさんの年齢が恐ろしくなるから計算するの怖くてやめたけど。

 ともかく時間の流れや起きている出来事が異なる。だからもしかするとアリーシャさん達と出会う前のジュードさんかもしれない。

 

「あの……いったいなにがなんだか」

 

「ああ、事情を説明しますね」

 

 こっちだけで話を進めているから状況が読めないジュードさん。

 具現化されたコピーとか世界とかここがティル・ナ・ノーグと言う異世界と言えばジュードさんは困惑した顔をしていた、が、難しい顔にもなっていた。異世界に関してなにか思うところがあるんだろうか?

 

「あの、ジュードさん。ジュードさんの世界でこの文字を読める人に心当たりはないですか?」

 

 ジュードさんは事情を飲み込んでくれた。ふざけんな!と怒ってこなかった。

 この世界もこの世界で一応は危機に瀕しているからそれならばと受け入れてくれた感じだろうか?

 まぁ、その辺に関しては一旦置いておく。その辺は正直な話、気にしてない。無責任と呼ばれても構わないからどうでもいいと思っている。俺は俺の世界に帰る手掛かりを探し。あいうえお順で書いた五十音を、ひらがなを見せるとジュードさんは首を傾げた。

 

「う〜ん……見たことないね……ごめんね……僕の知り合いで読めそうな人には心当たりも無いし」

 

「あ、無いなら無いで……鏡探しをしましょう」

 

 日本語、ひらがなを読むことが出来る人に心当たりは無かった。

 そう簡単に見つかるほどに都合がいい話はない……鏡映点はあっさりと見つかっているというのにだ。

 途中カーリャが拾い食いしたキノコが食べちゃいけないキノコで薬を現地で処方することになりジュードさんが薬を作ってくれて、ジュードさんはしっかりした人だと言う印象がある。でも、それは旅をしたことで色々と見たり学んだりし行動力の化身であるミラと言う人?精霊?が動いているのを見て自分も動かなきゃいけないと思って行動しているらしい。

 

「……今回は特に収穫が無しか……」

 

 前回が特例だった……そう考えた方がいいのか?

 ケリュケイオンに乗ってセールンドに戻っている、その時だった

 

「あ、見て!オーロラよ……あれ?」

 

「…………オーロラ?」

 

 オーロラが発生した。

 ミリーナさんがオーロラが綺麗!と嬉しそうに言おうとするのだが、オーロラに色が無かった。正確に言えばオーロラっぽ白黒ななにかがあった。アレは何処かで見た覚えがある。何処だったか思い出せない……オーロラはセールンドの真上に発生している感じだ。

 直ぐに消えて無くなるが……色の無いオーロラと言い霧といい異変が起きまくっている。なにか厄介な事が起きる前触れ……俺の中の勘が嫌な事が起きると告げている。

 

「あ、アリーシャ!なんかアリーシャ達に会いたいって言ってる人が来てるよ!」

 

 セールンドに戻ればスレイがアリーシャとベルベットに会いたいと言っている人が居ると教えてくれた。

 2人に会いたい人?……1つの世界に1人の鏡映点じゃなくて複数人居たという例は既に存在しているからスレイさんが知らないアリーシャさん達の知り合いかな?

 

「なっ!?」

 

「……あんたは!」

 

「……確か…………キョウゴクだったか?」

 

 スレイさんがアリーシャさん達に会いたいと言っている人を呼び出した……そして俺は驚いた。

 何処からどう見ても名探偵コナンに出てくる京極真だ。アリーシャさん達と知り合い……ベルベットさんは驚いている。

 

「どうやら予想外の事が起きているみたいだが……成る程な」

 

「……あ!そういうことね!グリンウッド大陸の鏡映点の1人で」

 

「違う……」

 

 ジェイドさんの一例があるからこの人も具現化された鏡映点の1人、そう認識していた。

 ミリーナさんはそう認識していたがアリーシャさんはボソリと呟いた。

 

「え?」

 

「その男は、私達の世界の住人じゃない……何故、何故ここに!?」

 

「何故か……まぁ、そこの男に少々興味があってな」

 

「って、拳銃!?」

 

 ファンタジーな世界に削ぐわない種類は分からないがオートマチックなのだけは確定な拳銃を取り出した。

 興味の対象は俺にある。俺もこの人に対して興味がある。声も姿も京極真だけどそれだけで京極真じゃない別人なのが直ぐに分かる。

 なにを言おう。なにから聞こう……っ

 

「いったぁああああ!」

 

「い、イクス!?」

 

 拳銃の弾丸に撃たれた。

 

「よくも……よくもイクスを!!貴方は何者なのかどうだっていい!イクスの敵なのは確か……殺す」

 

「俺が何者かぐらいは知っておいた方が良いぞ」

 

 拳銃に撃ち抜かれたのでミリーナさんが京極真(仮)を敵認定した。

 どんな理由があっても許すことが出来ないと戦闘態勢に入る。けど、京極真(仮)は何者かは知っておいたほうがいいといい……

 

「ネオ、ディケイ、ドライバー……」

 

 ネオディケイドライバーを装備した。

 

「今の俺は通りすがりの仮面ライダーだ……覚えておけ」





攻略戦 バーコードウォリアー

イクスの前に現れた京極真(仮)彼が何者か、なにをしに来たは不明だがイクスを拳銃で撃った。
なにを思ってかの真意は不明、しかしネオディケイドライバーを装備しイクス達に戦いを挑む。
世界の破壊者ディケイド、彼はなにを見てなにを思いなにを行動するのか?

どれにしようか

  • デカマスター
  • アバレキラー
  • ウルザードファイヤー
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