テイルズオブゼ…?   作:アルピ交通事務局

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さかさまさかさま まさかさまさかさ

スレイ、ライラ様、エドナ様、ミクリオ様。

今頃皆様の力を合わせ、災禍の顕主であるヘルダルフを鎮める新たな力を得るべく厳しい試練に挑んでいるでしょうか?

私は力なく、皆様の旅に同行することが出来ず力になれず、色々と迷惑をかけていて申し訳ありません。

あの後、色々とあって私はもう疲れてしまいました。もう何もかもが嫌になりました。逃げて諦めた私を許してくださいとは言いません……頑張ってください。

 

「……何処だここは!?」

 

「うっそだろ!?」

 

 逃げた私は現在……いや、これは現在なのだろうか?

 ゴンベエと一緒にとある所に向かおうとし、今は……大空にいます。

 

「ヤバい、ヤバイぞ!!どうして真下が海なんだ!?」

 

「ついさっきまではゴンベエの家で、そこからなら大きな川辺じゃないのか!?」

 

「知らねえよ!!」

 

 予想していたところと違うところにいて慌てる私達。

 何時もならなんだかんだしているゴンベエも空を飛ぶことは出来ず、慌てている。

 

「このままだと海に墜落……いや、それの方が良いのか?」

 

「分からん!!とにもかくにも時間がほしい……えっと、こういう時はデクの葉だ!アリーシャ、オレに掴まれ!」

 

「ああ!」

 

 なにも分からず、このままだと海に落ちる。

 ついさっきまで時間がどうこうだったのに、今もまだ時間を求めているのは皮肉かもしれない。

 ゴンベエにしがみつくとゴンベエは巨大な葉っぱを取り出して端と端を両手で持つと降下する速度が落ちた。

 

「ふぅ……まさか、デクの葉を使う日が来ようとは……アリーシャ、何処かに島はないか?」

 

「……此処等一帯、全てが海だ」

 

「そうか」

 

 急な速度での降下を食い止めたが、ゆっくりと落ちていく。

 このままだと海に落ちるのは時間の問題で何処かに安全に降りる事が出来る島はないかと探すが、島はない。

 

「ゴンベエは魚の妖精になればいいが……泳いでいけるだろうか?」

 

「水中で呼吸することが出来る道具とかあるから、それに着替えれば……と言うよりは、オレが船に化ければ良いだけだ」

 

「船にもなれるのか!?」

 

「完全に一人乗りのやつだが、一応は化けれる……にしても、一面海は予想外だ。川か草原に出ると思ったんだがな」

 

「グリンウッド大陸は過去に地震や火山の噴火などで形が大きく変わったと聞いたことはある……だがまさか、1000年前のこの場所が海だとは思わなかった」

 

「いや、此処はオレ達が居た場所じゃない……明らかに違う場所に飛んでしまった。曲、ミスったか?」

 

「そもそも、今が1000年前なのも怪しい……本当に私達は時を越えたのだろうか?」

 

 海しかなく、知っている街や知っている歴史の偉人は何処にもいない。

 ゴンベエが使っているオカリナが普通のオカリナでない特殊な物なのは知っているが、流石に時間移動は疑ってしまう。なにも知らない分からない見知らぬ海に居るためか、様々な不安は過る。

 

「それを今から知りに行くから来たんだろう……きっとなんか大きなターニングポイントが此処にあったんだろう」

 

 本当に此処がターニングポイントなら、なにがあったのだろうか?裏の天遺見聞録に書かれている歴史の闇が今、起きているのだろうか?

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※時を遡ること少し前※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

「マオクス=アメッカが私……確かにスレイがその名を与えてくれたけど、私の名前はアリーシャ・ディフダだよ」

 

 マオクス=アメッカが私で、ナナシノ・ゴンベエがゴンベエだと言い出したゴンベエ。

 あながち間違いじゃばいけど、あくまでもそれは千年も前の人で、私達じゃないよ。

 

「それを言ったら……いや、これは関係ないか」

 

「?」

 

「多分と言うか、確実にアリーシャとオレなんだよ」

 

「……私達の先祖じゃないの?」

 

 ねこにんの里に行く時やノルミン天族、それにザビーダ様は私達を見るだけでなく私達の鎧や剣を見て驚いていた。

 私の鎧の一部は先祖の代から使っているもので、ゴンベエの物もなにか由緒正しい物の筈だよね?

 

「アリーシャ……お前は知りたいか?」

 

「……うん、知りたいよ。

私の選択は間違っていた……後悔はしないけど、気になるよ」

 

 どうしてこんな事になったのか知りたい。

 ザビーダ様が言うには導師のシステムは色々と改良されていき、今のシステムになった。だったら、一番最初はどうだったのか?ザビーダ様は浄化の力が無かった頃も知ってる。歴史の闇も知ってる。

 

「次は裏の天遺見聞録を探す旅をするの?」

 

 それなら私もついていく。と言うよりは、ついていかなきゃダメだよ。

 ゴンベエ、この国の文字が読めないから、私が読んであげないとなにも分からない。

 

「違う、直接見に行く」

 

「?……遺跡巡り?」

 

「違う……1000年前にタイムスリップする」

 

 ゴンベエは一冊の本を私に渡す。

 押し倒した状態では読みにくいから私とゴンベエはゆっくりと起き上がって、ゴンベエを背もたれ代わりにして本を開く。

 

「これは確か……勇者の物語?」

 

 本の文字はこの国の文字でも古代の文字でもなく、読むことが出来ない。

 けど、一度だけ読んだことがある。ゴンベエが見せてくれた勇者の昔話が書かれた本。勇者と言えば緑衣だろうと見せてくれたものだ。

 

「……ゴンベエがあの時、着ていた服もそうだったね……」

 

 前は少ししか見ることが出来なかったが、今は読むことが出来る。

 文字は読めないが挿絵で分かる。悪い存在が世界を支配しようとした際に勇者がやって来て悪い存在を倒したりする物語で砂時計や大地の汽笛等も描かれている。

 

「オレ自身はそこに描かれている勇者じゃないが、その力は使っている。前に、そんな事を言っただろ?」

 

「……覚えていない」

 

 それっぽいのは聞いたけど、あの時は他の事に意識が向いていた。

 ゴンベエが勇者とかそれぐらいしか覚えておらず、なにを言っていたか思い出せない。

 

「覚えとけよ……時の勇者の物語。

悪い奴が世界を支配しようと闇に飲み込もうとした瞬間に何処からともなく退魔の剣を持った緑衣を纏った男がやってきて、悪い奴を封じ込めた。そいつは時を越えてやってきたから、時の勇者と呼ばれている」

 

 馬に乗った緑衣を着ている金髪の男性の挿絵のページを開くゴンベエ。

 何処からともなく時を越えてやって来た……本当に時を越えてやって来たのかな?時間を越えてやって来たって、事は絶望の未来からやって来たの?

 

「だが、時の勇者は悪い奴を倒して元の時代に帰った……が、禁忌を犯してしまった」

 

「過去を変えてしまった、か?」

 

「逆だ、未来を変えたんだ」

 

「?」

 

「時の勇者は元々は子供だった。

退魔の剣を振るうには幼かったから、強制的に大人に……七年後の未来まで封印されていた」

 

「じゃあ、時の勇者でもなんでもないじゃない」

 

「いや、過去と未来を行ったり来たりすんだよ。

過去と未来を行き来して、悪い奴を倒すための力を得ている……けどまぁ、問題は全てが終わった後だ」

 

「全てが終わった、後?」

 

「元の時代に戻った勇者は悪い奴を悪い奴だと密告して、別の未来を作り出した。

分かりやすく言えば七年後のハイランドはバルトロが支配していた。支配する切っ掛けは一週間後にあり、それを食い止めればハイランドは支配されない。しかし、アリーシャはなにも出来ずに七年間閉じ込められて七年後のバルトロを退治した後に、七年前のバルトロも退治した」

 

「……バルトロを退治したんだから良いじゃないの?」

 

「バルトロならな。

笑えないことに、この悪い奴は何度倒しても封印してもしつこく復活する。

時間を越えて歴史を大きく変えたせいなのか、七年後の未来の更に未来で復活したこの悪い奴の前に時の勇者は現れなかった。元いた時代でも倒した悪い奴が復活して勇者の子孫らしき奴と戦ったりした。二つの世界が、二つの未来が生まれた……話は戻すが、ナナシノ・ゴンベエとマオクス=アメッカはオレ達だ」

 

「……なんで、そう言えるの?」

 

「オレとアリーシャは時を越えたんだよ。

今みたいになにがどうしてこうなったんだって、知りたいって思って時を越えた。

越えた時代は恐らく1000年前、この大陸で大きく歴史が世界が動いた時代に飛んでいった」

 

「た、確かに私は今、知りたいよ。

どうやってこうなったのかって……時を越えてなにがあったのか見ることが出来るなら、見てみたいけど……本当に私達なの?」

 

 もしかしたら違う可能性があるよ。今までと違い、突拍子もない事だからすんなりと信じることが出来ない。

 ゴンベエは自分の剣を握って、刀身をジッと見つめる。

 

「オレはともかく、アリーシャとマオクス=アメッカがそっくりだ」

 

「私の先祖なら、そっくりな可能性が」

 

「お前、親と子供は似るがそこまで似すぎるのは中々にない。

アリーシャの遺伝子がバグって先祖返りしたって言うなら、今度は鎧の方だ」

 

「鎧の……私の鎧の一部は、先祖が」

 

「その先祖は1000年前の人間か?ねこにんの里の住人は、お前の鎧を見て驚いていた。

今までの事を考えるとザビーダと出会ったのは約1000年前で、その鎧は1000年前からあんのか?」

 

「……ない……」

 

 この鎧の一部は昔に作られたものの、1000年前に作られた物じゃない。

 だけど、私の鎧がねこにんの里に行く紹介状の代わりになった。丈夫な鎧で素材も上質だが1000年もたてば使い物にならなくなる。なのにねこにん達には普通に私の鎧が紹介状として通った。

 そもそもで鎧の透明な部分を作った人がマオクス=アメッカなら名前を知っているはずだ。

 

「……今日はもう寝るぞ。

明日、時を越える……いや、この場合だと遡るなのか?とにもかくにも、色々と見に行かねえと、気が済まねえ。

どうしてエドナの兄はオレとアリーシャに対して鉱石類を残したのか、レコードの作り方を知っていたのかが気になる。なによりも、あのレコードは誰の為に作ったものなのかが気になる……おやすみ」

 

「そのまま寝るの?」

 

 私の背持たれがわりになっていたゴンベエは、移動せずに足を伸ばしてそのまま寝転ぶ。布団ぐらい、敷かないと

 

「一人暮らしだから布団一つしかねえんだよ。押し入れにあるから勝手に使え」

 

「あ……うん……」

 

 ゆっくりと眠り出すゴンベエを追いかけるように私は眠った。

 ゴンベエを布団と枕代わりにし、何時もよりも健やかに眠ることが出来た。今まで溜まっていた物を吐き出せたお陰で、朝はスッキリとして……スッキリし過ぎて、今までで一番とんでもない事を仕出かしたと気付いて恥ずかしくなった。

 

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

 家に帰るのに使ったオカリナと違う、何時ものオカリナを吹いたゴンベエ。

 吹いた曲も帰る際に吹いた曲と異なり、竜巻は発生せずに眩い光が発生して私達を包み込んで空にいた。

 

「時を越えたなんて、本当に実感がわかない……海ばかりだ」

 

「時の勇者も未来と現代を行き来するのに使っていたからな。

過去に戻るのも、三日前に戻るとかいうシンプルな使い方で千年も前に遡った事ないからな……」

 

 ついさっきの事を思い出している今でも、周りは海ばかり。

 色々と準備をしたが、まさか雲の上に飛び出るとは思っていなかったので船なんてない。ゴンベエがいなければ、死んでいたな。

 

「とりあえず、何処かの島を見つけて情報収集。

つっても、ハイランドかローランスのどっちかが存在しねえなら、それだけでタイムスリップに成功になる。

オレはこの大陸の歴史に全然詳しくないし、後世まで名が知られてる有名な人物とか出来事とか分かったら教えてくれよ、アメッカ」

 

「ああ、任せてくれ!」

 

 残酷な世界、なにかとんでもない事が待ち構えているのは確かだ。

 先ずは何処かの島に、何処かの国に向かって情報を集めていく。導師がいるならば、なんとかして会えないか試してみる。

 此処では騎士でもなんでもないただのアリーシャ……今までの様にすんなりとは行かないだろうが二人でならきっと乗り越える事が出来る。

 

「あれを見てくれ!船だ!」

 

 ゆっくりと落ちていき、海の波や波紋、潮の流れ等が見える高さになると一隻の船が見える。

 

「なんか、見たことねえ感じの船だな……」

 

 一隻の船はヘルダルフを海に沈める時に乗った船とは大きく異なっていた。

 船に詳しくはないが、それでも見たことのない、どうしてそこに帆があるのだろうかと思えるような船だった。

 

「エリクシールと同じで、古代に滅んだ造船技術で出来た船だと」

 

「造船技術が滅ぶって、なにがあったんだよ……」

 

「それを知る為にやって来た」

 

「……ま、そうだな」

 

 エリクシールが滅びる原因は分かったが、造船技術が滅んだ原因は分からない。

 船に降りる事が出来れば、船員達に様々な事を聞くことが出来る。此処が本当に1000年前なのか知ることが出来る。この機会を逃してしまえば、此処が何処なのかも分からない。ゴンベエは船に向かった。

 

「がぁ!?」

 

「ゴンベエ!?」

 

 そして船の大砲に撃たれてしまい、ゴンベエは急降下する。私もゴンベエから手を放してしまい落ちて、海に墜落してその際の衝撃で意識を失った。




スキット 奴等は何者

??????「副長、撃ち落とした二人、上がりました!」

????「そうか」

??????「いやそれが、網に普通に引っ掛かって数人で引き上げて……今は意識を失ってるっすよ」

????「なにか分かったか?」

??????「男女のペアで、アイツ等に近い年齢……けど、聖寮じゃないぽいっすよ」

????「聖寮じゃないか……だが、紛れもなく奴等は空にいた。その二人はオレ達が引き受けた……万が一もあるから警戒を怠るな」

??????「了解っす!」

????「てことだ、さっき撃ち落とした奴等の身ぐるみ剥ぐの手伝え」

??????「身ぐるみ剥ぐの!?」

?????「なんでそんな事を私達がしないといけないのよ?」

????「万が一だ。ベンウィックは聖寮じゃないと言っているが、奴等は空からやって来た。もし、聖寮の関係者ならば身ぐるみ剥いで空を飛ぶ術を此方も手に入れなければならない。そうでなくてもだ」

????「流石に空を飛ばれて来られちゃ、かのアイフリード海賊団でもお手上げか」

????「相手が空の男ならば、海の男では太刀打ち出来んと言うわけじゃのう」

?????「空を飛ぶ術……それがあれば殺すのに無駄な移動が省けるわね」

??????「拷問とか、するの?」

?????「嫌なら見なければ良いでしょ」

????「それは最終手段で、そう言う手は余り通じない。拷問されて口を割らない様に訓練されている所は多く、最悪自害する。一先ずは身ぐるみを剥がして、独房にぶちこむ。その間に持ち物から何処の住人なのか推測する」

??????「そうなんだ……よかった……」

????「まぁ、流石に戦う意思のねえ奴をいたぶるのは趣味じゃねえよな」

????「お主と坊の考えが若干噛み合っとらんぞぉい」

?????「それで、コイツらが空を飛んでいた奴等?女の方、大きな鞄を背負っているわね」

????「待て……なにがあるかは分からない、下手すれば爆発するかもしれん。オレが先にこいつから鞄を取る」

????「おお、そうだった……もしかするとコイツらは死神の呪いが呼んだのかもしれねえな。お、男の方の剣、束からしてかなりの業物とみ、ぬぅおあ!?」

????「おい、言った側から勝手に触れるんじゃねえ!!」

????「す、すまん」

????「じゃが、触った事で一つ分かったの。この剣はロクロウを拒みおった。剣は何処まで行っても剣で、斬ることしか出来ん……なにかはあるのう」

??????「なにか?」

????「うむ、なにかじゃ!」

?????「なによそれ、分かってるならハッキリと言いなさいよ」

????「いやはや、残念じゃが魔女の叡知を持ってしても分からんのじゃよ」

????「魔女の叡知がなにかは知らねえが少なくとも、この剣はコイツにしか触れない選ばれし物の剣と言ったところか……」

??????「あ、普通に取れた!」

????「なに!?」

?????「予想、ハズレてるじゃない。あんたが触れるなら、私も触れるんじゃ……っ!?」

??????「ベルベット、大丈夫!?」

?????「大丈夫よ……ちょっと痺れただけだ」

????「どうやらライフィセットだけにしか触れな」

????「おお、意外に重いのぅ!」

????「マギルゥも普通に触れたぞ?」

????「……貸せ!」

????「なんじゃなんじゃ、がっつく男はモテんぞい……って、お主も触れるか」

????「みたいだな……俺とベルベットは業魔だから触れなかったのか?」

????「かもしれん……後は盾と袋と靴を取ってっと……次は女のほぅ、!」

ゴンベエ「……」

?????「こいつ、起きてた!?」

????「いや、意識を失っているぞ……剣の達人は寝ていても無意識で防衛したりすると聞く。恐らくそれだ」

??????「そうだったら、剣を取られる前に守ろうとするんじゃ」

????「よく見てみろよ。女の方は身なりが整っていて、何処と無く気品があるだろ?こいつにとって、女は守らないといけないものなんだろう」

??????「言われてみれば……そう、なのかな?」

????「そうじゃのう。この女の方はワシの様に気品と色気が」

?????「あんた、何処でなにを教えようとしてるの?」

????「酷いのぅ……とにかく、誰かが其奴の両手を封じている間に鞄を奪い取らんと。と言うことで頼んだぞい」

?????「なんで私が」

????「では、坊に身ぐるみを」

?????「やればいいんでしょ……はい」

????「割とアッサリと取れたな」

?????「武器らしい武器も無かったわよ、騎士っぽい格好をしているけどコスプレなの?」

????「コイツらの事はコイツらが十二分に知っている。考えるよりも聞いた方がいい……牢にぶちこむとして、鞄の中身は……鉄棒?」

?????「随分と汚い鉄、ぶぅおう!?」

????「おい、なにやってん、どうぅおあ!?」

????「鉄棒にくっついて、なーにやっとんじゃ?」

?????「違うわよ、急に棒に引っ張られたのよ!」

????「棒……そうか、これは磁石か!!ベルベットとロクロウの武器は刃物、磁石に引き寄せられたのか」

????「磁石にって、こんなに強力なもんなのか!?」

??????「ううん、そこまでの物じゃないよ。こんなに強力な磁石、はじめてみたよ」

?????「……確かに磁石を使っている羅針盤はそこまでの筈だったわ……」

????「ほっほーぅ……なにやらまだまだ色々な物が入っておるぞ。水晶並みに透明度が高いガラスの球じゃの。中になにかが入っておるぞ」

????「蒸し焼きした竹だな。他にも見たことのない物が多いな……とりあえず、牢にぶちこむか」
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