「グルルル」
「待て!」
ジオウが突然ライダーに襲われたことで俺がアナザーライダーを追う。対応するウォッチは持っていないため、今回の目的はアナザーライダーの変身者を知ることだ。変身を解除させればネオタイムジャッカーも現れるはずだしな。
『ジカーンザックス。オーノー!!』
ジカンザックスを斧モードにして攻撃を仕掛ける。その攻撃によりアナザーライダーは動きを止める。畳み掛けるように攻撃するが、いつのまにか背後に移動して攻撃される。
「うぐっ!」
いったいこのアナザーライダーはなんなんだ。そもそもどういうチカラを使っているんだ。そこがわからないとどうしようもないぞ。
「オラ!」
ジカンザックスで攻撃する。それは確かに当たったが岩を叩いたように硬く、斬った感触はなかった。
「だったら内部から破壊するだけだ」
『ファイズ』
起動させたファイズウォッチをジクウドライバーに取り付け回す。速攻でケリをつけてやる。
『アーマータイム。コンプリート!ファイズ!』
『ジカーンザックス。ユーミー』
「ハァッ!!」
タイムバーストを確実に決めるために距離を保ってジカンザックスの弓モードで攻撃する。ダメージは与えられる気はしないが、なにもしないよりはマシだ。
「グルルァァァ!!」
うん、効いている?なぜかは知らないがこの隙は逃さん!!
『フィニッシュタイム。ファイズ。エクシード、タイムバースト!!』
足に付いたポインターをアナザーライダーにマーカー向けて放つ。付いたマーカーに向かって助走をつけて跳び蹴りし、アナザーライダーの背後に出現する。するとアナザーライダーは“φ”の文字が浮かび上がると叫び声を上げながら爆発する。対応するウォッチは持っていないが仕方がない。あとはウォッチを再起動させるために現れるネオタイムジャッカーを待つだけだ。そう思っていると爆発により現れた煙が晴れていく。爆発の中心地に誰かが倒れていた。・・・・・ん?あれは
「まさか」
流石にそれはないと思いながらアナザーライダーの変身者に近づく。そこにいたのはあり得ないと思ったそいつだった。
「ウォズ、なのか?」
「・・・・うん?その声は、ゲイツくんか」
やはりそうなのか。
「ウォズ、なぜオマエがアナザーライダーになっているんだ」
「すまない、ゲイツくん。ネオタイムジャッカーに一杯食わされたよ。油断していたところに一撃入れられて捕まってしまった。そしてネオタイムジャッカーにウォッチを入れられてこうなってしまったというわけだ」
「・・・そうか」
油断していたとはいえウォズに一撃入れるだと?アイツらにそのような技量もあるというのか。
「奴らはなぜオマエを攫った」
「どうやら奴らは私という存在がちょうどよかったらしい。我が魔王をアナザーライダーにしても意味はなく、ゲイツくんをアナザーライダーにしたら我が魔王にしか攻撃しない。だが戦力は減らしたいということで私を狙ったらしい」
「そう、か」
なるほど。今回の敵の目的は俺たちの戦力の低下、あわよくば俺たちを倒させるということか。
「それで、今回はなんのウォッチがいるんだ」
「それはだね」
「そこまで、ですわよ」
いつのまにかウォズの背後にピンク色の服を着た少女がいた。まさか、コイツは。
「どうも始めまして。私はネオタイムジャッカーのメイと申しますの。以後よろしくお願い致しますわ」
やはり、ネオタイムジャッカーか!!
「ああ、勘違いしないでくださいませ。私は別に貴方と戦いに来たわけではありませんので」
「ゲイツくん」
そう言うとネオタイムジャッカーはその手を上に上げる。その瞬間、ウォズが俺になにか押し付ける。反射的にそれらを背後に隠すように持った瞬間に時間が止められる。くそ、やはりこうなるのか。
「では、再起動しなさいませ」
そう言いながらウォズの胸元に手を突っ込むとウォッチを取り出し起動させる。
『タロット』
起動させたウォッチを再びウォズに入れると再びウォズの時間だけ動かした。するとウォズが叫び声を上げながらアナザーライダーに変身する。どうやら自我は無いようだ。
「さあ、今回は退きますわよ。今回、こちらにとって有益なことがわかりましたし、ね」
そう言って踵を返すとアナザーライダーを連れてその場を去っていく。完全に姿が見えなくなるとやっと動けるようになった。そしてウォズが俺に渡した物を見る。そこにはビヨンドライバーがあった。
次回、仮面ライダージオウ〜フューチャータイム〜
「よお、暇だから遊びに来たぞ」
突如ジオウ達に襲いかかるネオタイムジャッカー。アマツ
「ゲイツのベルトが!!」
壊されるゲイツのジクウドライバー。
「それ以上はさせないよ」
ついにゲートが変身する。
「この世の果てが僕の果て、仮面ライダー ゲート」
6/23 日曜朝9時(に3話ほど投稿する予定)