仮面ライダージオウ〜フューチャータイム〜   作:子瓜

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「まさか、ウォズが・・・・・」

「ライドウォッチを手に入れるどころか協力もなしだと?」

 

それぞれ戦闘を終えてクジゴジ堂に戻った俺たちはそれぞれの情報を交換する。そこで俺は今回のアナザーライダーはアナザータロットだけど本物のタロットは俺を恨んでいるから協力もウォッチの生成も難しいということを、ゲイツから今回のアナザーライダーの変身者はウォズであるということをお互い話した。・・・・・今回ばかりはいける気がしない。

 

「ウォズもいない。ウォッチもない。それどころかライダーも味方しないなんて・・・・いったいどうすればいいの」

「僕が手を貸そうか?」

「「「うわっ!?」」」

 

ツクヨミが不安を漏らした瞬間、ツクヨミの背後に突然仮面ライダー ゲートが現れた。本当に突然だなぁ。

 

「手を貸すって、いいのか?」

「仕方がないじゃないか。僕のミスでこんな複雑なことになっちゃったんだから。本来ならネオタイムジャッカーとアナザーライダーにだけ気をつけていればよかったけど、僕の選択ミスでキミ達と敵対する仮面ライダーを連れてきてしまった。ネオタイムジャッカーは倒すというから一方的に返すわけにもいかないわけだしね」

 

「不本意だ」と言いたげに話す。なんかこの話し方聞いたことがあるんだけどな。気のせいかな?

 

「手を貸してくれるのはありがたいけど、相手はアナザータロットなのよ?仮面ライダータロットのチカラ無しで倒すなんてできるの?」

「できるよ。ディケイドと僕ならね。ゲイツは見たことあるでしょ?ディケイドがキミの持ってたゴーストウォッチを壊すところをさ」

「・・・・そういえばあったな」

 

そうだった。あのときはタケルからウォッチを貰えたから倒せたけど、壊されていなかったらもう少し簡単に倒せたんだった。

 

「あれと同じことがオマエにもできると?」

「できるさ。仮面ライダー ゲートのチカラは扉を開くチカラ。ライダーのチカラをそっくりそのまま使えるのさ。もちろんタロットのチカラも使えるよ」

「なるほどな。つまりオマエがタロットのチカラを使ってアナザータロットを倒すということか」

「そういうこと」

 

なるほど、たしかにそれならアナザータロットは倒せる。でも、これでいいのか?あくまでも直接手を貸せないはずのゲートが手を貸す。それはつまり、奴らの前にゲートを連れて行くことになるんじゃ・・・・。

 

「よし、そうと決まれば」

「ダメだ!!」

 

気がつけば俺は叫んでいた。思ったよりも大きな声が出ていたらしく、ゲイツたちが急に静かになった。それと同時に、ゲートはにやにやとこちらを見ていた。

 

「なにがダメだというんだ。あのアナザーライダーを倒すにはこれしかないだろ」

「そうよ。残念だけど、これしか方法はないの」

「それは、ネオタイムジャッカーの前にゲートを連れて行くことになる。それはつまり、奴らにゲートウォッチを作られる危険性があるんだ。だから、それはダメだ」

「「っ!!」」

「でも、これしか方法がないよね。それともなに?タロットを仲間にする方法でもあるの?」

「それは・・・」

 

ない。それでも、やっぱり諦めたくない。ゲートをアイツらの前に連れて行くのはしたくないし、でもタロットのお姉さんを仲間にする方法もない。それでも、やっぱり俺は

 

「もう1回お姉さんと話をしてくる。そして仲間に」

「できるわけないよなぁ」

「「「!?」」」

 

突然黒い衣装の青年が現れた。いったいどこから。

 

「・・・・・ネオタイムジャッカー」

「よう。オマエがゲートだな。遊びに来たよ」

 

!?コイツが、3人目のネオタイムジャッカー。なんでこの場所を

 

「安心しろ。この場合はネオタイムジャッカーの中だと俺しか知らん。それに、今回はゲートウォッチを作る気はない。専用のブランクウォッチができていないからな」

「専用の?」

「そうだ。ゲートのチカラは絶大。それ故に専用のブランクウォッチが必要になる。ディケイドウォッチみたいなもんだ」

「そういえば」

 

たしかに、ディケイドウォッチは他のウォッチとは形状が違う。でも、だったらなんでここに?

 

「目的はなんだ」

「なーに、簡単な話だ。・・・・・やっぱりさぁ、計画を邪魔する奴を潰すのは普通だよなぁ」

「「「!?」」」

 

目の前のネオタイムジャッカーがアナザードライバーを巻きつけウォッチを取り出し起動する。

 

『邪武』『ハッタァリ』

「変身」

 

2つのウォッチをアナザードライバーに付けて回す。

 

『フュゥジョォンタァイム!!アナザァ、ライダァ、フュゥジョォン。邪武、ウィズ、ハッタァリ』

 

ネオタイムジャッカーが黒い鎧を身に纏い両肩に卍型の手裏剣の模様が描かれているアナザーライダーに変身する。くそ、ウォズがいないからどの時代のライダーなのかわからない。

 

「ジオウ!!なにをボサッとしている。ハッタリの方は知らんが邪武は名前からして鎧武だろうが」

「あ、そっか」

「俺はこれを使わせてもらう」

 

『ゲイツ』『ブレイド』

 

「あ、それって・・・。ま、いっか」

 

『ジオウ』『鎧武』

 

「「変身」」

 

『『ライダータイム』』

『カメンライダーゲイツ。アーマータイム。ターンアップ。ブレイド』

『カメーンライダー、ジオウ。アーマータイム。ソイヤッ!!ガ・イ・ム』

 

「花道で、オンパレードだ〜」

「・・・オマエ、いちいちそれを言わないといけないのか?」

「え?気分」

「そうか・・・・・。くるぞ!!」

 

2回目のネオタイムジャッカーとの戦いが始まる。

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