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「この本によれば、普通の高校生だった常盤ソウゴ。彼には未来の時の王者、オーマジオウになる未来が待っていた。私の失態から始まった前回のアナザータロットによる騒動。その騒動に乗じて我が魔王とゲイツくん、そしてツクヨミくんがネオタイムジャッカー アマツに襲撃されゲイツくんのジクウドライバーを破壊されてしまう。
彼は私が渡したビヨンドライバーを使ってゲイツ・フューチャーに変身し、仮面ライダータロットと戦いそのチカラを受け取りアナザータロットの元へと向かった。
だが、ネオタイムジャッカーは新たなアナザーライダーを出現させたことで状況は複雑になった。
そんなとき、ゲートがタロットからのメッセージを届けに来た」
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「本当に、申し訳ございませんでした!!」
そう叫びながら俺に頭を下げるウォズ。アナザーライダーとメイに見逃される形で事なきを得た俺たちはクジゴジ堂に戻った。それからしばらくして気絶していたウォズが目覚め、それからずっとこの状況が続いていた。見るに耐えなくなったのか、ゲイツとツクヨミが口パクやジェスチャーなどで「止めろ」と言ってくる。・・・言われなくてもそうするよ。
「なにとぞ、なにとぞ私に罰をお与えください!!」
「ウォーズ、もう終わったことなんだから気にしないの。それよりもあのアナザーライダーをどうにかしないといけないんだから」
「寛大な処置、感謝いたします!!」
いや、なんかもう、めんどくさいからだけど。
「それで、これってなんなの?」
「さあ?タロットから渡しておいてって言われただけだし」
ゲートが持って帰ってきたタロットカード。そこに『これをジオウ達に渡せ』と書いてあるだけでわけがわからない。
「おそらくだが、そのカード自体がメッセージなのではないだろうか」
「それはわかってるよ」
うーん。なんだろう。
「あ、この中で占いできる人いる?」
・・・。
「まあ、いないよね」
「我が魔王!!必要であればこのウォズが身につけて」
「いま知らないなら意味ないよ」
「・・・・・」
こら、ゲイツとツクヨミ、笑わないの。隠してるつもりかも知れないけど、隠れてないからね。
「あれ?ソウゴくん達、おかえり。これってなんの集まりなの?」
「あ、おじさん」
「ん?これって」
おじさんが俺が持っているタロットカードに興味を示した。
「なに?ソウゴくん達、タロット占いに興味があるの?」
「おじさん、これがわかるの?」
「わかるよ〜。おじさんの昔の知り合いにねタロット占いをしていたのがいてさ、よく占われていたよ」
「タロットカードの意味とかってわかる?」
「まあ、僕もそのときよくわからなかったからネットで探したりしていたねぇ」
もしかしたら
「じゃあさじゃあさ、これの意味ってわかる?」
おじさんにタロットカードを見せる。
「ん?・・・・あぁ、これは『女教皇』のカードだね。このじおう?というのはわからないけど、確か正位置の意味は秘密と神秘と、あと明らかにされない未来っていうのがあったね」
明らかにされない未来?もしかしてそれなのかな。
「ありがとうおじさん」
「ううん。なんのことかわからないけど役に立ったんならそれで。あ、コーヒー入れるよ。ホットなコーヒーでホッと一息。なーんつって。ふふ」
そう言っておじさんはコーヒーを淹れに行った。
「我が魔王、これはもしや」
「何かわかったの?」
俺はまったくわからないのに。
「おそらくだが、仮面ライダー タロットが我が魔王を認めたということなのではなかろうか‼︎」
・・・。
(ポンッ)「ウォズ、いま考えているところだから黙ってよう?ね?」
「・・・・・・・」
「「「ブフッ」」」
あ、ゲイツとツクヨミだけじゃなくてゲートも笑った。そんなことを考えたそのとき、店の中に男の人が入ってきた。
「よう、邪魔するぞ」
・・・なんだろう。別に悪いってわけじゃないけど、オールバックにした髪に黒い革ジャン、パンツ、ブーツ、それとサングラスとなんか昭和の匂いがするんだよね。
「えっと・・・・・どちら様で?」
「ああ、来たのか。よかったよ。ここに来ないで1人で攻め込むのかと思っていたから」
ん?ゲートが知ってる・・・・・・え?まさか。
「紹介しておくよ。彼は 谷倉 将也(たにくら まさや)。またの名を仮面ライダー フロストだ」
「おう、よろしくな」
・・・なんか、クセが強そうな人だなぁ。