仮面ライダージオウ〜フューチャータイム〜   作:子瓜

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アナザークラウドに必殺技を撃ち込んで撃破する。だけど、やっぱりクラウドのライドウォッチが無いからかアナザークラウドのウォッチが破壊された形跡はなかった。いや、それよりも

 

「・・・・・・嘘だろ?」

「なんだと?」

「これは、流石に予想していなかったよ」

 

アナザークラウドが爆発した場所に倒れた7歳くらいの女の子がいた。これって、そういうことなんだよね。

 

「京香ちゃん!!」

 

快晴達が戦っている方から声がする。快晴じゃないってことは、テンペストの方か。その声からは動揺が見られる。

 

「なんで、なんで京香ちゃんが化け物に?」

「あらら、バレちゃったスか?」

 

突然この場にいなかったヤツの声が聞こえた。いつのまにか女の子の近くにカイがいた。よく見ると所々がボロボロだった。

 

「キサマ、どういうことだ!!京香ちゃんは無事だと言っていたじゃないか!!」

「あれ?あれあれ?まさか信じてたんスか?バカッスねぇ。人の言うことは疑わないと」

「なぜ、なぜ京香ちゃんを化け物にした!?」

「やりやすかったからッスよ。いやぁ信用されてますねぇ。アンタがこれを使うように言っていたといえば後は簡単でしたよ。幼女バンザイッス!!」

「キサマァ」

「待て。それもあるが、なんでオマエがここにいるんだ。ディケイドはどうした」

 

!?そうだ。アイツがいるってことは門矢士は

 

「ふんっ。心配しなくてもきっちりやられてきたッスよ。よりにもよって気に入っていたリュウガの方のウォッチを壊しやがって。絶対に許さねぇ!!・・・・・と、いうわけでクラウドのアナザーウォッチを貰いに来たッス」

「なんだと!!」

「勝手すぎないかオマエ」

「オイラのしたいようにする。それがオイラなポリシーッス」

 

そう言うと、カイは女の子に手を伸ばす。それを見た快晴達は走り出した。

 

「この、これ以上好きにさせるか!!」

「ハァァァァァァ!!」

「・・・・馬鹿ッスか?間に合うわけないでしょ」

 

そう言ってカイは女の子からクラウドのアナザーウォッチを抜き取った。そして後ろに跳ぶとアナザードライバーを付けた。

 

『ジィフォォ』『クラァウド』

 

2つのアナザーウォッチをドライバーに付け真ん中のボタンを押す。するとあの気味が悪い待機音が流れる。

 

「変身ッス!!」

 

『フュゥジョォンタァイム!!アナザァ、ライダァ、フュゥジョォン。ジィフォォ、ウィズ、クラァウド』

 

ドライバーを回して変身する。さっき見たときと違って両腕に小型のミサイルが付き、肩にレーダーとパイプが付いたG4に似た顔をしたアナザーライダーが現れ、そのまま近付いてきたテンペストに女の子を投げつけ、快晴を殴りつけた。

 

「京香ちゃん!!」

「ガハッ!!」

 

テンペストは女の子をしっかりと抱きしめ、快晴は俺たちがいるところまで飛んできた。

 

「これで、終わりッス!!」

 

『フィニッシュタァイム。クラァウド、ショォウ、タァイムブラスト』

 

その音声が流れると両腕のミサイルを上に発射して爆発させる。その煙にレーダーから発射されたレーザーが命中し、そして雲を生成する。そしてその雲からミサイルが降り注ぐ。って、俺たちもヤバイじゃん!!

 

「ど、ど、ど、どうしよう!!」

「どうするもなにも、どうにか避けるしかないだろう!!」

「これは、どうしようもないね。ツクヨミくん、これらを止めれないかい?」

「まだあのチカラをコントロールしきれていないからこの範囲は無理!!」

 

やーばい。どうしよう。

 

「あーもう、世話がやける!!」

『晴れ、のち、雨!!

クラウド・レイン』

 

その音声が聞こえると同時に快晴の身体が青色に変化し、武器も剣から銃に変わった。

 

『ウゥゥゥゥ、ド!!ド、ド、ドドドド砂降り!!』

「ハァァァァァァ!!」

『雨!!今日は1日、雨で、show!!』

 

銃口に水の球ができ、それを俺たちの上に向けるとトリガーを引く。すると、水の球が撃ち出されると同時に分裂し、ミサイルを爆発させる。そのままの勢いで全て爆発させひとまず安心する。

 

「やったね快晴」

「・・・・・・カハッ」

 

快晴の方を見て声を掛ける。だが、その快晴は血を吐いて倒れていた。いったいなにが。

 

「まったく、自分の武器なんだからちゃんと知っておいて欲しいッス」

 

カイがそう言った。その手には放電している黒い雲があった。

 

「まさか、雷を撃ってくるとは、思わなかったぜ」

「でしょうね。ああそれと、テンペストの方はさっきのミサイルでダウンしたッスよ。幼女を守って死んだのなら本望でしょうね。あのロリコン」

 

テンペストの方を慌てて見るとそこには爆発の跡の中心地に変身を解いたテンペストがいた。

 

「嘘だろ、快晴達が、あんな一瞬で」

「ざぁんねん。本当のことッスよ。まあ、殺すのは後でもできるから先にアンタらを戦闘不能にするッスけどね」

 

そう言いながらカイがこちらに手を向ける。その腕にはミサイルがあった。くっ、ここまでなのか。

 

「まだ、手はある、ぞ」

「快晴?」

 

右腕から血を流した快晴がゆっくりとこちらに近寄ってくる。そして、ウォズの持っているブランクウォッチを1つ奪い、そしてボタンを押す。すると、快晴の変身が解除され、代わりにブランクウォッチの姿が変わった。

 

『クラウド』

「これは、新しいミライドウォッチ」

 

そういう、ことか。

 

「ウォズ、そのウォッチを使って!!」

「その通りだ。俺はこの通りまともに戦闘できない。だから、お前に託す。あとソウゴ!!ゲートからの情報で、アイツらのアナザーライダーのウォッチは対応する時代のライドウォッチでも破壊できるらしい。ウォズに聞いて使え!!」

「わかった。・・・・それでウォズ。アイツに対応するのって、やっぱりこれ?」

「その通りだ我が魔王。そのウォッチを手に入れていないときに襲われなくて良かったね」

「だね」

「いいから早くしろ!!」

 

ゲイツがカイを遠距離で惹きつけている間に俺たちはウォッチを起動させる。

 

『アギト』

『クラウド、アクション!!』

 

俺とウォズはそれぞれウォッチをドライバーに付け、そして起動する。

 

『ライダータイム。カメーンライダー、ジオーウ。アーマーターイム!!(アギトの変身待機音)アギトォ!!』

『フューチャータイム。ヤッホウ!ホウホウ!天気予報!!フューチャーリングクラウド!クラウド!!』

 

俺たちの姿が変わる。俺はアギトに似たアーマーをつけ、顔に『アギト』の文字を現した姿になり、ウォズは左肩に雨のマーク、右肩に晴れのマーク、そして中心に曇りのマークが現れ、顔に『クラウド』という文字が現れた。 さぁ、反撃開始だ!!




次週、テンペスト編最終話・・・・の予定です。
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