HUNTER×HUNTERに双子の転生者!!   作:アストロサイト

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アストロサイトです。
冬休み入ったはいいんですが年明けすぐに期末テスト…
冬休み休ませろよ!
何で年明けすぐに留年掛けたテストやねん!


さて、愚痴はここまでにして本編いきましょう!


虎一無双

side虎一

 

さて、龍二と八雲が乗っていない、市内に()()()()()()()()市内行きのバスに一人乗り込んでしまった虎一は少し、いや、かなり不味いことになっていた。

 

「おぇ、ぎもぢわるいー。」

 

そう、またまた乗り物酔いに苦しんでいた。

 

「おいおい、ガキ。

そんな調子じゃあハンターになるのは夢のまた夢だぜ。

ギャハハハハ。」

 

「うるせぇよ!…おぅえ。」

 

偶然隣に乗り合わせたチンピラみたいな男になめられた口をきかれていることに怒りが込み上げてくる。

虎一は龍二との実験の結果、物より人に能力を使うのが得意であった。

まぁ、既に物にも難なく能力を与えられるようになったのだが。

なので能力を使いこの男をこらしめてもよかったのだが、今はそれどころではなかった。

バスが揺れるごとに胃から込み上げてくるものを押さえ込むことで精一杯だったのだ。

 

 

 

 

 

 

虎一が苦しむこと約2時間、バスは遂に止まった。

そして、乗っていた参加者たちは次々と降りていく。のだが何やら様子がおかしい。

本当ならバスの外には市内の活気のある様子が広がっているはずなのに、今見えるのは果てしない高野、そしてその真ん中に何かの儀式のように円になって止まっている100台はあろうかというバス。

そしてそれぞれのバスから降りてきただろう1万人に届きそうな人、人、人。

 

「なんなんだよこれは!」

 

誰かの怒声が聞こえてくるがそれも虚しく消えていく。

そんなとき、一台のバスからスピーカーを通して声が聞こえてきた。

 

「えー、ハンターになる。などという幻想を抱いた愚か者の皆さん。

ご機嫌いかがですか?」

 

一人のビシッとスーツを着こなした、いかにも優男の様な男性がマイクを持ちいきなり毒を吐く。

もちろん全員がその一言を軽く受け流せる様な器量の持ち主では無かったので

 

「なんだと!あんまりふざけたことをぬかすんじゃねぇよ!」

 

そういってさっきまで虎一に絡んでいた男が腰から鉈の様なもの取り優男に斬りかかる。

 

ボフンッ

 

だが、優男が男に軽く視線を向けるだけで男は破裂する。

比喩などではなく、本当に風船のように、胸が膨らみ破裂したのだ。

その光景をみていた他の参加者達は襲いかかるのも止め、ただただ立ち尽くしていた。

辺りを静寂が包み込んだとき優男はまた口を開いた。

 

「さて、私に手を出そうとすればどうなるかお分かりいただけましたか?

 

静かになったので話の続きを致しますね。

先程も言ったように、あなたたちはこのバスに乗った時点で()()()ハンター試験は不合格なのです。

まぁ、この程度の罠にも気がつけずノコノコとアホ顔引っ提げてバスに乗り込んだ時点でハンターとしてやっていくのは難しいでしょう。

なんせ、ハンターになるというだけで様々な者から命を狙われる可能性すらあるのですから。

ですが、私は他のナビゲーターと比べると慈悲深い。

なのであなたたちに今一度チャンスを与えることにしましょう。

ここに集められた、出来損ないの中途半端な人達、10,218人。

いえ、一人亡くなったので10,217人の中から1名だけハンター試験の会場にお連れしましょう。

そして、その1名の選出方法ですが、周りのバスの並びを見て分かるように全員参加のデスマッチで決めたいと思います。

フィールドはこのバスで作った区間の中。

ルールはただ一つ。最後まで立って居たものが勝者です。

では、始めなさい。」

 

ウォォォォオオオオー

 

優男がそう言うや否や呆けていた参加者たちは一斉に周りの人間を敵と見なし殴り、蹴り、斬り、突き、撃つ。

そして虎一はというと、バスの中で今で苦しんでいてやっと回復し、バスから降りてくると目の前は1万人を越える人が殺し合いをしているので軽く引いていた。

だが、そんな隙だらけの虎一を殺そうとする人は一人もいなかった。

いや、恐らくここに虎一が居ることに気づいている人すら居ないだろう。

 

「こんなに大量の人にデスマッチさせるとか、あのお兄さんってどんだけ趣味悪いんだよ。」

 

虎一は呟くが誰も気が付かない。

いや、声には気付く。現に声を聞いた目の前の男はキョロキョロと辺りを見回している。

しかし、虎一自身には気が付かない。

 

虎一は最後の一人になるまで見ていると決め、バスの入り口の段差に座って眺めることにした。

 

「随分と面白いね、キミ。」

 

するとさっきの優男が話しかけてくる。

虎一はかなり動揺する。

なぜなら虎一は今、自分の存在感を能力で限りなく-にしていて、どんなに勘がいい人でも虎一の場所はわからないはずなのだ。

だが、目の前の優男はどうだ。しっかりと虎一の顔を見て話しかけている。

そんな動揺を顔に出さないように虎一はできる限り普通に話す。

 

「なんでここにいることがわかるんですか?」

 

「ん?いやー、確かに私でも近づかなければ気が付かないよ。

まぁ君は()はそれほどまでに完璧と言える。

でもね、()の前では無意味だよ。

っていっても私は今、君の姿を完全には捉えられていない。

精々輪郭がわかる程度だ。どれだけ質の高い()なんだか…」

 

優男が虎一の知らない言葉を次々と出す。

 

(絶?円?もしかしてこの世界の念って力か?)

 

「それって念、ですか?」

 

「あぁ、そうだよ。

君は念を誰に習ったんだい?

まさか、そこまでの質の絶を扱えるのに独学ってことは無いだろう?」

 

「いや、念ってまずどういったものか分からないんですけど…」

 

すると優男の表情が驚愕に染まる。

 

「なんだって!?

念を知らないのに円を使っても輪郭程度しか見えないのか?

…もしかしてそれは絶ではないのか?」

 

「…言えません。」

 

「…そうか。

まぁ、そうだよね。

自分の培ってきたものをそう易々と他人には話せないよね。

少し残念だけどしょうがないね。

 

ところで、君はここで見ているだけかい?」

 

優男は笑顔で嫌なとこをついてくる。

 

「そうですね。

とりあえず最後の一人になるまで見学していて、隙を見せたら殺ろうかなって考えてます。」

 

「そうか。

…陰湿なんだね。」

 

「…うるせーよ、バーカ。」

 

そういって虎一はバスを飛び出した。

数歩で優男は俺から視線を外したので恐らく円という技?の効果は8m程だろうと思いつつ虎一はフィールドのど真ん中に来ていた。

別に優男に陰湿と言われたから戦いに参加する気になったとかじゃないんだからね!

 

「さって、ちょっとだけ能力の練習もかねて、暴れるか!」

 

虎一はそういうと存在感を-にするのをやめた。

突然現れた虎一に周囲で戦っていた参加者達は一斉にこっちを向く。

 

「おい、止まってないでさっさとかかってこいよ!」

 

戦闘になると少しだけ強気になる虎一は止まったままでいた参加者達に声をかける。

すると周りにいた参加者が一斉に襲いかかってくる。

が、虎一には攻撃が効かない。

殴られ、蹴られれば衝撃を-にされダメージを0に、刃物で切りかかれば刃の長さを限りなく-にされ刃は届かず、銃や弓は弾や矢の耐久性を限りなく-にされ当たった瞬間砕ける。

そして、相手の攻撃を-にするのと同時に虎一は拾った武器を使い、武器と相手の心臓の距離を-にし、一人一人確実に仕留めていく。

100人くらい殺した頃、やっとこの場の騒ぎに気が付いた別の参加者達も加わる。

虎一の周りには今、500人ほどの参加者がいた。

それも、皆が皆、ただ一人を狙っていた。

 

「一人一人倒すのもいいけど、それじゃあ能力の練習にならないしね。

一掃するか。」

 

すると虎一は自分の周りの重力を-にして思いっきり飛び上がる。

重力を-にしているので虎一の体はグングン上がっていき、虎一は雲に突っ込み、能力を発動し、雲の中の氷と参加者500人の各々の心臓の距離を一気に-にする。

 

天空からの狙撃者(クラウド・ゼロ)

 

500人分の氷を失った雲は一瞬にして消え、虎一の姿が見える。

と同時に虎一の遥か下で400人ほどの命が消える。

虎一は衝撃を-にして着地し、生き残った100人を見て満足する。

 

「よしっ、約8割が命中か。

なかなかいいんじゃないか?

 

おい、お前ら。

運がいいな。今の俺は気分がいい。

だからもう一つ見せてやる。」

 

構わず100人は襲いかかるが、今まで通り虎一にダメージを与えられない。

虎一は構わず地面に手を着く。

そして、100人の足元に意識を集中し、地面を思いっきり殴る。

 

大地の反逆者(アース・インパクト)

 

自分へのダメージを-にし威力を倍に、脳は無意識にリミッターをかけ、更に肉体への損傷を-にし人間の限界を越え普段の1000倍の力を出す。

つまり、殴った力は普段の力の2000倍。

まぁその力を100等分するので一人辺り20倍の力になる。

その力を能力で到達までの違う方向へ行く力を-にし、威力の軽減を-にして100人各々の足元に届かせる。

すると、足元で力が爆発し、100人は下からの石礫の雨を諸に受け、貫かれ、何も出来ずに倒れていく。

100人が倒れたのを確認して虎一は立ち上がり辺りを見回す。

すると他の場所でも大体の戦闘が終わったのか、立っているのは虎一を合わせて5人になっていた。

だが、虎一と比べ他の4人は傷だらけで肩で息をしていてとても戦って楽しめそうではなかった。

 

「なんだよ。

1万人もいて強いやつ一人もいねーのかよ!」

 

虎一は面倒臭くなったので落ちていた武器と4人の頭の距離を-にし、一瞬で殺す。

 

「さて、優男。

終わったぞ。

会場に連れてけよ。」

 

「えぇ、分かりましたがその前に質問してもよろしいですか?」

 

「なにを?」

 

「貴方の力は念ではないのは見てわかりました。

力については先程断られたので聞きませんが、一つだけ、今のは貴方の本気ですか?」

 

その問いに虎一はニヤリと口元を吊り上げて答える。

 

「そんなわけないじゃないか。

俺が本気で闘えばあんたも無事じゃ済まないよ。」

 

その答えに優男は納得し、バスを呼ぶ。

 

「ではこのバスにお乗りください。

私の仕事はここまでですので次会うときを楽しみにしていますね。

一人のハンターとして。」

 

そういってバスは出発する。

出発したバスを見て優男、(パリストン)は笑みを浮かべる。




さて、今回は虎一目線onlyでした。
ちょっとごちゃごちゃしてるかも知れないけど頑張って読んでくれてありがとうございます!
虎一強くしちゃった。テヘッ

かなり序盤ですがパリストン出てきちゃいました(笑)
もう出てこないですよ。多分(笑)
では、また次回お会いしましょー
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