ヅダ開発に内海課長を突っ込んで見た【完結】   作:ノイラーテム

5 / 12
外伝:ミーミル

●二科の一番長い日

 今日は木星エンジンとヅダに付いて説明しようと思う。

 

 木星エンジンは重元素を主要な燃料にして稼働する。

元素が重いと言う事は、一回の燃焼で得られるエネルギーが大きいと言う事。

即ち出力が大きいエンジンということだ。

 

 出力が大きいと、幾つかの利点が生じる。

一つ目は、最大移動力が大きくなると言うこと。

二つ目は、瞬間的な加速力・減速力が大きくなると言うこと。

 

三つ目は、やろうと思えば動かせる総量が増えると言うこと。

四つ目は、やろうと思えば必要な燃料を減らせると言うこと。

 

 ヅダは前者の二つのみに、潔く能力を割り振った特化型である。

他の機体では追いつけない速度で移動し、ありえない急制動を掛けて敵を蹂躙する。

その為に他の全てを犠牲にしており、中でも搭載重量は致命的の一言に尽きた。

 

 チーターの瞬発力と、馬の移動力を同時に兼ねる脚。

あとはライオンの爪を載せれば過積載だ。

持久力は猟犬としてどうにか及第点で、熊の怪力が欲しいとか無いモノ強請りでしかない。

反動でノミの心臓になってないのだから、もう勘弁してくれと言うべきだろう。

 

 

「ヴィーヴィル、目標宙域に到達」

「プリースト01・02。および、ウイザード01・02が迎撃」

 飛龍のマーカーが大型ディスプレイの、南米を示す宙図上に映し出される。

万能型を示す神官のマーカーが二、後衛を示す魔術師のマーカーが二。北米方面から遅れて表示された。

 

「こちらプリースト01、目標をロスト!」

「こちらリルガミン。何が起きた?」

「ウイザード01よりリルガミンへ。目標は一度上昇して急降下を掛けた。繰り返す、目標は一度上昇して急降下を掛けた」

 一度上へ急上昇を掛け、視線を切った後で急下降。

ようするに、飛龍は急制動で目視を振り切ったらしい。

 

「大気圏上空で木の葉落としを掛けやがっただと!? あいつ狂ってやがる!」

「このヅダのパワー(推進力)でなら、潜れるってわけさ!」

 すれ違いざまに飛龍が神官の片方を白兵戦で落とし、もう一機を射撃で片付けたらしい。

それゆえにサインが途切れ、コマンドポストを示すリルガミンは何が起きたか判らなかったらしい。

 

「これは演習だぞ。双方とも最後まで真面目にやれ」

「了解。ウイザード01、演習を続行する」

「あいよっ! 今日の獲物はマグロ(マゼラン)カツオ(サラミス)、千匹釣ってもまだ足りねえ!」

 注意された直後から、既に飛龍は鼻歌交じりに再開した。

演習と言えど生命の危険に晒されている高度なのに、まったくどうかしている。

 

「まったくヅダのパワーはサイコーだぜ!」

 二科に集まったのはそんな連中ばかりだ。

もちろん真面目な者も居れば、そうでない者も居る。

他に行くあての無かった者から始まって、生命を賭け金にして限界に挑むことが好きな者まで様々。

少なくともライトスタッフ十名はそんなメンバーである。

 

 それら全てに共通する事は、他の機体では得られない能力に魅せられた者たちだろう。

 

「貴様! 戦果ゼロのまま死ぬ気か!」

「まだ余裕あったろ?」

 演習が終わった後、飛龍役のヅダを担当したヴェルナー・ホルバイン少尉が絞られていた。

なにしろ一か八かの危険状況ならまだしも、訓練で命を落としかねない事をやったのだ。

更に言えば『木の葉落とし』は大気圏戦闘機で行う高難度技で、どう考えてもモビルスーツでやる技ではない。

 

「貴様! 上官に対してその口の効き方はなんだ!」

「まあまあ、今は演習の評価に入りましょう。……それにしてもホルバイン少尉は高度維持が得意ですよね」

 モニク・キャディラック特務大尉をオリヴァー・マイ技術中尉が宥める。

話題の内容を個人の能力に移すことで、ホルバイン少尉の固有能力が、この隊に貴重だとアピールするつもりなのだろう。

 

「ん? 多分、代々続く海の男の家系だからじゃねえか? なんとなく海を感じるんだよ」

「オカルトだな。宇宙に海などない」

 キャディラック特務大尉が呆れるが、ホルバイン少尉は取り合わない。

最初から納得させることを放棄している。

 

「あるさ、熱と重力の海だけどな。……っとそうだ。武器って本体に設置できねえのか? 持ち替えなんかしなきゃ完勝だったぜ」

「だから上官に対し……」

「どちらも話しを続けましょう! 無理ですよ。そんなスペースはありません」

 正論であり、マイ技術中尉だからか、二人とも素直に話しを聞いた。

仲裁して居るのが機体を預けるのは彼であり、調整や改造を頼むにしても、無視はできないからだ。

 

「私も気になったのだが、そこまで難しいのか? 速射砲を腕に仕込む機体も検討されているというが」

「ヅダは限界まで重量と推力のバランスを取り、その為に機体構造も並行して重視して居ます。とてもではありませんが搭載できません」

 少しでも軽くしなければ強力な推力を出す事は出来ず、その為には肉厚な機体構造が必須。

でなければ推力に本体が負け、空中分解してしまうだろうとマイ技術中尉は続けた。

 

「それにしてもキャディラック大尉が装備を気にされるのは珍しいですね」

「気にもなる。説明は一切できんが私の機体は特別製だからな」

 キャディラック特務大尉はオフィサーでありバックアップメンバーである。

機体数とコムサイの問題で第一小隊しか戦闘を行って居ないが、初期から居るのに一度も出撃したことはあっても戦闘はして居ない。

 

 だから、そのことに思い至らなかったのか、マイ技術中尉は初めて気が付いたようだ。

 

「機動を拝見しましたが、TYPE.9とイフリートの動きを思い出します。優美な動きでしたね」

「その映像も極秘資料だぞ? ここだけの話なのだろうがな」

 まったく仕方のない奴だと言いはしたが、キャディラック特務大尉はそれ以上、何も言わなかった。

 

 優美……。

操縦技術の事か、機動性の事かは判らないが、ソレが影響しているのかもしれない。

 

 どちらであるのか気になる所だが、続きを話す前に非常呼集が掛った。

ヨーツンヘイムも進路を変え、ムサイにコムサイを戻す時間も惜しんで移動を始める。

 

「何かあったんですか?」

「スクランブルだ。シャア少佐からバックアップの要請が入った」

「あの赤い彗星が? 南米上空に来ていたのか?」

 ブリーフィングルームに集まり、第一小隊のジャン・リュック・デュバル少佐が説明を開始。

ジオン屈指の有名人の名前が出たことで、場が騒然となったのであった。

 

●アメリカ大陸上空に海を見た

 初めての出動に緊張が走るが、同時に疑問も噴出する。

 

「近いから声を掛けたと言うのは判る。しかし、管轄違いでは?」

「だから要請なんだろう。もしかしたら……」

「もしかしたら、突入前ギリギリを狙うのかもしれませんね」

 正気かよと疑う者も居れば、なるほどと頷く者も居た。

 

 大気圏突入前に長距離砲撃を掛けるだけならまだしも、モビルスーツ戦を仕掛けた者はいない。

前例がないが、不可能では無いのだ。

危険極まりないが、だからこそ、奇襲になると言える。

 

「無謀な攻撃をした者を、命を掛けてまで助ける意味はあるのか?」

「それほどまでに赤い彗星が手段を選ばざるを得ない相手……。そして、この二科の本領が発揮できる戦闘と考えれば、あるいは」

「問題は間に合うかどうか、助けた我々が無事で済むか、だな」

 場が再び騒然となる。

無理も無い。前代未聞の作戦をバックアップに向かい、場合によっては救助する必要があるのだ。

 

 ヅダならばザクよりは帰還率が高くなるとしても、一歩間違えばもろともに散華。

長く共に闘う戦友ならまだしも、顔見知りでもない相手にそこまでする価値があるとも思いだろう。

 

「待ってください。最悪の場合は帰還を考えず、コムサイに空中収容ならまだ可能性はあります」

「まさか! 最終過程の技術試験をここでやる気か? 確かにマスター型ならば間に合うし、空中収容も可能だが……」

 マイ技術中尉が手を挙げて、大型パネルを操った。

それが二科が行う演習や技術試験の中で、最難関とされているモノだ。

 

 一番推力を出せるバリエーションの試験の一環で、コムサイの中に飛び込む形で地上に降りる。

それは計算していたとしても曲芸であり、ぶっつけ本番ならば確実に命賭けだった。

だが技術的には可能とされていたし、可能になれば、この隊で採れる戦術オプションが大きく広がるとされているのも確かだった。

 

「コムサイはこの角度なら北米に向けて先行。マスターは徐々に降りれば可能でしょう」

「可能かもしれん。だが現実的に誰がやるんだ?」

 そう、それが大きな問題だった。

技術的には可能とされているし、最終的には問題を考慮した上で任命するのだ。

任務を受ける方も覚悟できる者を選ぶし、覚悟完了して居るからこそ可能な試験とも言える。

 

「試験を行うにしても被技術的な補償を考慮した上で、万全を期してからだ。隊員の命を無駄にはできん」

「それは……」

「待ってくれ」

 デュバル少佐とマイ技術中尉の会話に、割って入る男が居た。

その場に居た全員の視線が、その人物に集まる。

 

「俺だ。俺がやる。つーか、俺以外に適任者は居ねーだろ」

「ホルバイン……確かにお前ならば可能かもしれんが……」

 手を上げたのはホルバイン小尉だった。

酔狂な人間が集まるパトロール二科の中でも、もっとも重力の限界域に慣れた、最も無謀な男。

ある種、当然の人事だったと言えるだろう。

 

「良いのか?」

「やらせてくれ! それによ。一度海ってもんを見に行きたかったんだ」

「それは最悪の可能性のはずだろう。貴様はそれまでの戻るという気は無いのか……」

 思わずキャディラック特務大尉が突っ込みを入れるが、ホルバイン小尉の決意は揺るがない。

いっそ見事なほどに帰還を考えておらず、重力圏へのダイビングを前提としていた。

 

「判った。お前に任せよう。だが無理はするなよ」

「判ってるさ。行ってくるぜ!」

 時間が押して居ること、そしていつかはやらなくてはならない試験。

最終的には許可が下り、彼は旅立つ事になった。

 

 その決意を男と呼ぶのでは無く、漢と呼ぶのだと誰が言ったのだろう?

少なくともアーカイブには記載されていないし、誰かの日誌にも存在しない。

 

「いいですか? そのままでは間に合いませんし、燃料も不足します。時おり重力ブレーキを使って、バネの様に進軍してください」

「わーってるよ。地上では水面で石が跳ねるって習った事がある。俺のバタフライを見といてくれ!」

 最短ルートでは重力に掴まってむしろ遅くなるが、迂回すると間に合わない。

燃料は十分なはずだが迂回路で間に合わせようとすると、どうしても不足してしまう。

 

 だから最低限の接触で地球に触れ、重力から脱出する為の推力を、バネの反動に使う程度に納めなければならない。

難しいコース取りだが、この方が連邦軍の攻撃を避ける事も出来る。

当たり前だが、こんな無謀な移動をする作戦などありえないのだから。

 

「良いか? 現場では私がバックアップに回る。換装が間に合えばマイ中尉も……」

「イヤッハー!」

 説明を置き去りにしてホルバイン小尉のヅダが南米上空を翔ける。

彼方に見えるメガ粒子の閃光が、ただの星かもしれない状況なのに。

まるで北極星を目印にして、海を駆ける漢たちのように突き進んで行った。

 

『……サイ……に、もど、……クラ……ン』

 暫くするとザリザリと不快な騒音と共に音声通信が聞こえる。

ミノフスキー粒子もそれなりにあるので、指揮官ザクが持つレーザー通信だろうか。

メガ粒子の煌めきが段々と減って行き、マシンガンやバズーカの爆発では遠目に見ることもできない。

 

 中継して居るホルバイン小尉の機体が離れるにつれ音声が遠くなり……。

逆に戦闘が中断し、ミノフスキー粒子が薄れることで時折、不意に通信が再開する。

 

『助けてください、 げ、減速できません。シャア少佐、助けてください!』

 ここにきて、聞きたくなかった程の生々しい声が機内に木霊する。

耳を塞ぎたくなるが、それすら満足にできない。

 

 絶叫が響く中で、不意に楽しげな声が聞こえた。

 

「エントリィィ!」

(「……間に合ってくれたか」)

 熱くホットな声はともかく、ホッとした様な溜息が聞こえたのは、きっと気のせいだろう。

戦場では冷徹であるべき指揮官がそんな言葉を出す筈は無いし、出したとしてもこの距離で聞ける筈が無い。

もしかしたらキャディラック特務大尉が呟やいたのかもしれないけれど。

 

「あれが連邦の新型戦艦かよ! ヒュウ♪ 白鯨ってのはああいうのを言うのかね」

「……自分、は、木馬、と聞いて……す」

 途切れ途切れに聞こえるのは、接触回線での会話だろうか?

音声だけでは連邦の船の形が判らない。映像も同期してくれれば中継できるのだが、そんな機能はヅダには載らないのだ。

 

「ナヌ!? 推力が足りねえ! 俺だけならまだしも、こいつを助けてえんだが」

「そ、そ……な」

 無情にも作戦は失敗する。

当初の計画ではヅダによる重力圏からの帰還試験だったのだ。

余分な重力……ザクを連れてまで成功する筈が無い。

 

 いや、それは今回の最初で計算したではないか。

 

 それを考慮するのであれば、ザクだけを押し上げた上で、小尉はコムサイに乗り込むつもりだったのだろう。

だから、ザクを押し上げる事が出来ないと言う意味だ。

 

 問題なのはコムサイに乗り込むには、衝撃対策の余裕が必要だと言う事。

例えコムサイが降りて居るコースにザクを連れていけたとしても、二機で飛び込むのは無謀だ。

そんな時に頼もしい声が身近で聞こえた。

 

「まったく。当たり前でしょう。説明も聞かずに飛び出して……。マイ中尉が信管を抜いた『弾頭』を飛ばすわ。ソレを踏み台にしなさい」

「何とか間に合いました。土星エンジンを使った対艦ロケット弾ですので、なんとかなるかもしれません」

 背中にもう一つ、土星エンジンを背負ったヅダが出撃して居る。

懸架用のアームを限界まで保たせ、推力を上昇させてから解き放つ。

燃料を限度いっぱいまで使って使う推進弾で、もしかしたら、飛び乗ることが出来るかもしれない。

 

 当然ながらソレは、ぶっつけ本番では万に一つの可能性だ。

無理かもしれないが、駄目もとで行う狂気の作業。

 

「無謀かもしれませんが、やって見る価値はあるでしょう」

「だから待ちなさい。マイ中尉まで熱に浮かされて居ては成功するものも成功しないわ。今から演算するから……」

 それでもみんなが助かる可能性があるならば。

誰もが笑える未来があるのであれば……。

 

 センサーを目、コンピューターを頭脳として、『私』が目覚める。

ソレは狂気、ソレは人と人を繋ぐコミュニケーション・ツール。

ソレは悪夢、ソレを利用して人を殺す道具。

 

『EXAMシステム、スタンバイ!』

 狂気のシステムが再び立ち上がる。

でも誰かが笑う為であるならば、『私』はもう一度、悪夢を見ましょう。

 

「行くわよマリオン。あの馬鹿どもを助けなさい」

『マリオンではありません、アヌビスです』

 私は何処? 此処は誰?

機械の体を元に再構築された、マリオン・ウェルチが再び目覚める。

正確にはソレをコピーして、AIとして再構築された、ANUBIS。

ALICEだったらメルヘンなのにと、誰かが言ったのがログにある。

 

『……ですが任務了解。全力起動で最大限の演算を行います』

 十人居る二科のライトスタッフは、実はもう一人いる。

かつて期待されたニュータイプの残り滓、それが『私』。

幾つかに分かたれたEXAMシステムの一つ、ジオンに残されたうちの一つだ。

 

 今回の任務は、ただ一つ。

土星型エンジンを利用した弾頭を、しかるべきコースで撃ち込む事。

ホルバイン小尉が踏み台にするか、ザクを載せて弾き飛ばすか。

 

 確実なのは後者だろう。

そもそも飛び乗るなんて曲芸ができるはずもない。

信管が無いのだから上昇する状態で当てればいい。

それにはさきほどマイ技術中尉が口にしたように、重力ブレーキで地球を掠めるように飛ばすべきか?

 

 いや、角度的に無理だろう。

そう思うのだが、コンピューターは冷静に計算する。

地球は丸く、弾頭だけならばもう少し深い所まで重力を潜っても、宇宙に復帰できるだろうと。

 

 それに……。

先ほどまで要救助者の生存は絶望的だったのだ。

これで成功したら、奇跡が起きたのだとログに残しておこう。

シュレ……シュレッダーの猫とか言う定理らしい。

 

 そして解き放たれたロケット弾が宇宙を駆け抜けた後。

最後に聞えたのは、何とも場違いな言葉だった。

 

「俺に銛を撃たせろ!」




 という訳でネタ臭に満ちた外伝二話目です。
レイバー劇場版Ⅱからディスプレイ的な、Ⅲから再構築された人間の話を少し持って来ました。
それをイグルーとEXAMに当てはめたので、少々ファンタジーだったかもしれません。

以下、本編でだいたい書いてありますが、補足的なモノを。

『木の葉落とし』
 ナルトの中忍試験ではなく、航空機で行う戦闘テクニックです。
一度上昇して視線を切り、重力落下で下降。再度上昇して敵の後ろに付く技なのだとか。
当たり前ですが、大気圏上空で行う技では無いので、使用上はご注意ください。

『アメリカ大陸上空での作戦バックアップ』
 原作でシャア少佐はホワイトベースがジャブローに降下する際、二分間に掛けて戦闘。
こんな無謀な作戦をしたことは無いが、だからこそ相手も油断、いや油断して居なくとも出撃を鈍らせる筈。
と言う感じですね。

 もちろん襲撃は失敗し、コムサイに収容されるシャアに、最後まで付き合ってしまう兵士が。
それが今回の要救助者なのですが、原作でどうなったかは押して知るべし。
そういう意味で、弾頭で上に押しだせずに死んでも、まあ差引ゼロ。
どうなったかは語らないでおきます。

・土星型エンジンを使った弾頭
 前回にチラっと出て来た計画の一つ。
エンジンを使う強力な推進弾だけど、いささかオーバースペック。
小型化が望まれるところで、予備弾頭が仕舞われたままでした。
元ネタはジャイアントロボの背中に有るロケット弾。

・マスター型によるコムサイ搭乗
 シャア少佐がぶっつけ本番でやったことを、意図的にやる試験です。
マスター型は翼型ノズルが四枚あるので、比較的に安全だとされています。
少なくともSザクよりは確実?

・ANUBIS
EXAMシステムとALICEの合いの子みたいなもの。
ウツミが回収したEXAMには、教育型コンピュターも憑いているのでAIを記録させたらしい。
その影響か、もともとの実験によるものか、マリオンは時々意識不明になるので戦闘は不可能である。
それでも目覚める事もできるので、原作のブルーよりはマシな状態かもしれない。
前回のラストでモニクさんが不機嫌なのは、動かすと直ぐに電源落ちる欠陥機な上に、倫理的にも機密的にもこれ以上ない問題児を預けられたからである。

 ちなみに今回のナレーターは、マイではなく彼女。
外伝1のタイトルは神の座る監視能力付き玉座で、今回のタイトルは智慧の泉。
それらに浸されたマリオンの残滓が、最後のスタッフである。

ネーミングと外見はゾーン・オブ・アヌビスの敵マシンと、味方AIの読み上げ音声から着想。
パトレイバー劇場版ⅠでAIが暴走したり、Ⅲで人間再構築とか出て来るので流用。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。