魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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プロローグ「RBW事件」

『こちら、第107宇宙艦隊指揮官、―――だ!リンディ提督!クロノ提督!応答せよ!』

 

ノイズの混ざった通信をミッド最大の艦である時空管理局所属巡礼艦「アースラ」の艦長、クロノ提督は聞く。

 

『ああ、分かっている。エイミィ!アルカンシェル、発射用意!』

 

『了解!全艦に通達、アースラはこれよりアルカンシェルのチャージに入る!その間にレッドメテオの動きを止めよ!』

 

それと同時にアースラはアルカンシェルのチャージに入る。アースラの周りには、沢山の時空管理局所属の次元戦艦がある方向に砲撃を放っていた。

 

次元戦艦が砲撃を放っている所には、巨大な紅いエネルギーを纏った彗星があった。それはアースラを普通に超えており、この彗星はミッドチルダへと向かっていた。これを止めるため、時空管理局は全総力でミッドと衝突するのを阻止しようとしているが、未だに止まらなかった。

他の艦を利用しアルカンシェル

これにてチャンスは今回だけとなった。

 

『アルカンシェル発射可能まで後10秒!』

 

『こちら、第―――です、こちらの艦はもう持ちません!』

 

またジジッというノイズが走る通信がアースラの通信回線に入る。

他の艦は皆、レッドメテオという紅き彗星の放つ謎の素粒子により、電子回路、光回路をやられ、機能を停止しているのである。今までも、対策を練っているのだが管理局全総力を上げて解析しても、無理であった。

 

『分かってる!エイミイ!アルカンシェルの方は!』

 

『館長!発射準備完了しました。いつでも撃てます!』

 

他の乗組員、自分の妻であり、オペレーターであるエイミイから合図が出る。

 

『よし、ターゲットスコープオープン!』

 

クロノの合図と共にホログラムのターゲットスコープが艦長席のテーブルの上に現れる。

 

『5,4,3,2,1、発射!』

 

そして、クロノは安全ロックを解除し、誤差を修正後、発射ボタンを押す。

 

それと同時に、アースラの船首にある巨大な砲台から膨大なエネルギーの魔力砲が放たれる。

 

そして、その膨大な魔力砲はレッドメテオと呼ばれる、エネルギーを放つ紅き彗星に当たるが・・・・・・

 

『駄目です!レッドメテオ、損傷が見当たりません!勢いも未だに!』

 

『くそっ!ここまでか!』

 

クロノは歯を食いしばりながら言う。そう、作戦は失敗したのである。

 

『こ、このままではミッドに!』

 

『お母さん!お父さん!』

 

『くっ!ここまでなのか!』

 

そして、アースラもいよいよ、暗くなる、そう、機能を停止したのである。

 

『母さん、ごめん・・・・・・もう僕には・・・・・・・。』

 

クロノが諦めていたその時、

 

『か、艦長!あれを!』

 

エイミイは外を指差す。そこには、青と赤の流星が紅き彗星に向けて飛んでいた。

 

『な、何だあれは・・・・・・・。』

 

クロノは驚く。他の乗組員もその映像を見て、驚く。

 

そして、青の流星と白の流星は紅き流星に衝突する。そして、チェフレンコフ光という現象を起こす。

 

『な、何だ!』

 

皆はあまりにもの眩しさに目を瞑る。だが、ある声が聞こえた。

 

 

『アタックファンクション!』

 

そして、光は収まり、クロノ達は目を開ける。すると、艦の機能が復帰する。

 

『い、今のは一体・・・・・・。』

 

そして、紅き彗星、蒼き流星、白い流星があった方向を見る。そこには何もなかった。

 

『レッドメテオの反応ロスト!』

 

『『や、やったあああああああああああああ!!』』

 

乗組員達は、ミッドチルダが救われた事を喜ぶ。

 

こうして、ミッドチルダは謎の白い流星と蒼き流星が紅き流星との対消滅により、救われた。

こうしてこの事件は幕を閉じた。この事件は後に『RBW事件』と呼ばれるようになった。

 

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