魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第10話「ダックシャトル2」

「撃て!」

 

束、アラタ、なのは達がダックシャトルへと向かったころ、とある森林にて、LBX同士の戦闘が行われていた。

 

「相手がたかが1体!何を梃子摺ってる!!」

 

隊長機らしき謎の者が言う。

 

「隊長!相手は1体でも、上の情報によれば、オーバーロードタイプの試作機です!いくら何でも、ぐあっ!」

 

何処からかビームが放たれ、報告をしている謎の者を破壊する。

 

「ぐあっ!」

 

「ぐほっ!」

 

そして、どんどんと放たれたビームに胴体を貫かれ、爆発していく。

 

「くっ!やつめ、一体何処から狙ってる!」

 

隊長らしき者は、火炎放射器を使い、辺りの森林を燃やし尽くす。森林火災を起こすのは、時空管理局の規制に違反するが、この謎の者達にとっては関係ない物である。

燃やしている間にいたる所から砲撃が放たれるが、隊長は直ぐにそれらを避ける。

 

「私を甘く見ては困るな、こう見えて伊達に5年も隊長を務めていないからな。」

 

その時、隊長の後ろから紅く光る目が出る。

 

「っ!!!」

 

隊長はとっさに気づき後ろに振り向いた瞬間、いきなり何かに撃たれ、爆発する。すると、砲撃が放たれた方の暗い場所から、緑色の恐竜のような、機械的な体をした者が砲筒のようなハンマーを持ち、現われる。

 

「またワールドセイバーか、いつも付いて来るな・・・・・・。」

 

そして、空を見上げる。

 

「ティアナ・・・・・・絶対に戻るからな・・・・・・。」

 

そう言い、暗い森林の木の中へと消えて行った。

 

 

「着いたぞ、皆。」

 

そのころ、アラタ達はというと、ダックシャトルのある場所へと到着していた。

 

「ここがダックシャトルのある場所ですか?凄い荒れてますね。」

 

ティアナは問う。

 

「うん、ちょっとしたカモフラージュだから、それじゃあ、皆、後ろに下がって」

 

束に言われた通り、アラタ、バル・スパロスは後ろに後退する。すると、紫電が走り、巨大な沢山のレール砲、鋭利な装甲を持つ赤い航空機が姿を現す。

 

「「「えっ・・・・?」」」

 

皆は驚く。何故なら、その航空機は・・・・・・

 

「「「何でアンノウンJSがここに!?」」」

 

そう、アンノウンJS、JSというのは、JS事件の事を意味し、JS事件にて、崩れさるゆりかごの近くにて現われた謎の戦艦である。

 

「あ、説明するの忘れてたな、あのJS事件で宇宙を漂流してたなのはを助けたのは、俺だ。だから、束と俺が近くにいてもおかしくないだろ?」

 

アラタは皆に説明する。

 

「えっ?じゃあ、なのはさんがいつの間にか姿を消して、病室にいたのも・・・・・」

 

ティアナはアラタに問う。

 

「ああ、俺が運んだ。なのはに黙って行ったがな・・・・・・ごめんな、なのは。」

 

アラタは訳を説明しながらも、なのはに謝る。

 

「ううん、良いの。もう過ぎた事だから。」

 

「ありがとう、なのは。それじゃあ、入るか。プレシアさんやアリシアは寝てるはずだけど、まあ、良いか。」

 

そう言い、アラタはデータサーバーにアクセス、その後ゲートを開ける。

 

「それじゃあ、早く中に入って、ワールドセイバーにばれるかもしれないから。」

 

「ワールドセイバー?」

 

なのはは束の言った「ワールドセイバー」に疑問を抱く。

 

「それは、中で言うよ。早く入って。」

 

そして、束は皆を入れ、最後にゲートを閉める。それと同時に、ダックシャトルは消える。

そして、皆は中を見渡す。中には、沢山の演算装置、ホワイトボード、ロボットアーム、小型粒子加速器など、沢山の研究用装置があった。

 

「えっと、これは見なかった事にしてくれ。少し汚いかもしれないな。束が部屋に案内してくれるから、俺達はちょっとあの二人を起こして、連れて行くから、待っててくれ。」

 

アラタはそう言い、バルスパロスとある所に向かう。

 

「うん、分かったの。」

 

「フェイトちゃん、なのはちゃん、皆も私に付いて来て。」

 

そして、皆は束に案内され、部屋へと向かって行った。

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