魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第16話「バッタリと会ってしまった……。」

「ふう、終わった・・・・・。」

 

そして、木曜日の午後の10時、ティアナ、フェイトは書類処理を終了させていた。

 

「最近は、あまりLBXの殺人事件は起きないね。アラタのおかげかな?」

 

フェイトはティアナに言う。何故なら、ここ最近、LBXによる殺人事件が減っているのである。更にラージドロイドの破片や、残骸を証拠として、確保でき、現在、調査中である。更に、このラージドロイドの発見により、事件として、認識できるようになり、現在、上層部が対策を練っている。だが、発見したラージドロイドについては、未だにどんな構造なのか、不明である。何故なら、何らかの影響か、回路、データ、プログラムを破壊されており、修復も無理である。

 

「そうですね・・・・・やはり、なのはさんの幼馴染みさんは凄いですね、LBXと戦える力はあるし、魔法も使えるし・・・・・」

 

ティアナは山になっている書類を整理整頓しながら、運ぶ用意をする。

 

「う~ん、それにしても、ティアナ、アラタって何か、ヴィヴィオと少し似てないかな?」

 

フェイトはティアナに問う。

 

「えっ?そうでしょうか?たしかに魔法を使えるけど、戦術は格闘だし・・・ヴィヴィオに似てるといえば、似てますね・・・・・・。」

 

ティアナはフェイトとアラタとの模擬戦を思い出しながら言う。

 

「ううん・・・・・・アラタからはJS事件の時のヴィヴィオの魔力と同定、ううん、それ以上の魔力を感じた・・・・・・。」

 

フェイトは少し真剣そうな顔で言う。何故なら、ヴィヴィオは聖王のクローン、聖王と同定の力は持っていると自分は感じ取った。更に、脳波の周波数もほぼ同じで、格闘である。

 

「でも、それってアラタさんがLBXの体を持ってるからなんでは?」

 

ティアナは言う。LBXは上級魔導師さえ、普通に抹殺できるほどの強さを持っている。ならアラタだって、そうなのではないのか?とティアナは思う。

 

「ううん、アラタはLBXの体を持っていても、脳を生体パーツとして、使ってる。なら、アラタの脳はそのままのはず、それに、脳の周波数で何の魔法が使えるかが分かる。なら、プラズマジェネレーターを搭載していたとしても、それを制御するには、脳からの電気信号通達を通して、プラズマだから、制御装置による電磁的な制御が必要になってくる。なら、それがアラタのリンカーコアと同じ出力になっても、おかしくないと思う。」

 

フェイトは自分が推測して思った事をティアナに言う。

 

「な、なるほど・・・・・・・たしかに、そうですね・・・・・・。」

 

ティアナはフェイトの推測に納得しながら言う。何故なら、フェイトの推測はあまりにもの本当に近い可能性が高いからである。すると、誰かがノックをし、入ってくる。そこには、自分の兄であり、有名な3大提督である「クロノ・ハラオウン」の姿があった。しかも、バリアジャケットで・・・・・・

 

「お、お兄ちゃん?!」

 

フェイトは驚く。何故なら、今まで仕事関係でしか、会わなかった自分の兄が来ているからである。それに、妻であるエイミイと双子との夫婦生活にも忙しいはずだが・・・・・・・・

 

「フェイト、久しぶりだな。仕事で忙しいんなら、後で話があるが、良いか?」

 

クロノはフェイトに問う。

 

「もう終わったけど、何の話なのかな?お兄ちゃん。」

 

「そうか、じゃあ、少し外で話そう。」

 

そして、クロノはドアを開け、外へと出て行く。

 

「うん、ティアナ。先に帰ってて良いよ。」

 

「あ、はい!分かりました」

 

そして、フェイトは外へと出て行く。

 

 

 

「フェイト、最近急激に奇異な殺人事件が減ってないか?それに、起きたとしても、証拠まで残している。」

 

クロノは問う。何故なら、最近になって、奇異な殺人事件が減っているのである。だが、起きたとしても、証拠が残っているのである。さらに、今まで奇異な殺人事件にては、絶対に証拠が残らなかった。だが、犯人は恐らく人間ではない。奇異な殺人事件では、血を一滴も散らさず、足跡もなければ、凶器のような物もなく、使った魔力の反応もないのである。

 

「うん、そうだけど、どうしたの?でも、証拠が見つかったら、こちらにとって好都合なんじゃ・・・・・?」

 

フェイトはクロノに問う。

 

「ああ・・・・・そうだが、誰かが犯人の持ち者を落としてるようなんだ。それに、誰かと戦った痕跡もある。通常の奇異な殺人事件では、ありえないんだが、誰かが奇異な殺人事件を阻止している可能性がある。」

 

「そ、そうなんだ・・・・・・(ど、どうしよう・・・・・お兄ちゃんなら、直ぐに分かっちゃうよね・・・・・・・)」

 

「でだ、フェイト、前の週の土曜日になのは達と変な甲冑を着たやつとフェイトがプレシアテスタロッサと抱き合ったのを見たのだが、気のせいか?」

 

「う、ううん・・・・・・違うよ。」

 

「そうか・・・・・なら、良いが、それと奇異な殺人事件にも巻き込まれたフェイトとなのはなら、証拠隠滅として狙われる可能性が高い。だから、俺が毎週土曜日に見に行こう。」

 

「え?でも、エイミイや、お義母さんに、ガレルとリエラは・・・・?」

 

「大丈夫だ、直ぐに帰るからな。それに、お前だって俺の妹だ、家族の一員だ。例え、なのはがいたとしても、危険だ。倒したとしても、俺が心配になってな・・・・・それじゃあ」

 

そして、クロノは去って行く。

 

「う、うん・・・・・・分かった。(ど、どうしよう・・・・今週の土曜日って、アラタ君達が来る日じゃ・・・・・・なのはに知らせないと・・・・・多分、お兄ちゃんは逮捕するかもしれないし・・・)」

 

そして、フェイトは急いで家へと向かって行った。

 

 

「ふう・・・・・今日もやっと終わった・・・・・。」

 

そのころ、ティアナは夜中を背伸びをしながら、帰宅していた。序に自分のインテリジェントデバイス「クロスミラージュ」は現在、スリープモードでいる。

 

「そういえば、アラタさんって、お兄ちゃんから良く聞いた幼馴染みのような気がするけど、気のせいかな?」

 

そう思いながら、向かう途中、人気の少ない場に入る。すると、目の前にLBXが多数、現われる。しかも、ブロウラーフレームである。種類はデクー。だが、束から、聞いた話では、LBXは装甲などは不利だが、駆動部分を狙えば、一時的に機動不能にさせる事をティアナ達は聞いている。

 

「LBX!」

 

ティアナがクロスミラージュを起動させようとする前に、ワイヤーで縛られる。

 

「うっ!何これ・・・。」

 

ティアナはクロスミラージュをセットアップしようとするが、クロスミラージュは起動しない。

もう一度、ティアナはクロスミラージュをセットアップしようとするが、起動しない。

 

「ティアナ・ランスター執務官補佐、デバイスは起動できない。何故か分かるか?」

 

一体のデクーがティアナに問う。

 

「そのワイヤーには、魔力無効化装甲の素材が使われているからな!例え、デバイスを起動させようとしても、魔力が流れなければ、意味がない!貴方はいまは普通の人間なんだよ。」

 

もう一体のデクーが言う。

 

「くっ・・・・(あれ?・・・・・・体が・・・・・う、動かない!?・・・それに段々眠く・・・・・・)」

 

そして、ティアナは倒れる。

 

「あ、そういえば、体に流れる魔力を遮断すれば、一時的に動けなくなるだっけな~?まあ、良い。こいつも片付けた方が良いだろうな。ある特定の上級魔導師の体には、あれが埋め込まれてるからな~」

 

3体目のデクーが言う。そして、3体のデクーがティアナを背負ったその時、一つの何処からか、飛んで来た砲弾が、3体のデクーの胴体を貫く。

 

「な・・・・なんだよ・・・・・・、何でこんな早くやられるんだ・・・・・。」

 

「はぁ・・・・・・やはりか。」

 

「くそっ・・・・・・・・・ぐあああああっ!!!」

 

そして、3人は爆発しようとするが、その前に一つの黒い影がティアナを連れ去る。そして、3体は爆発し、壁や、物を破壊した。そして、黒い影はティアナを連れ、ビルを転々と飛びながら、何処かへと消え去っていった。

 

「はぁ・・・・・・一体何処にいるんだ?」

 

そのころ、アラタはというと、ミッションにより、町中を歩いて探していた。だが、アラタが何かを探している様子からして、ターゲットの反応はまだないようである。だが、LBXのセンサーは200Mが有効距離なのだが・・・・・序に、夜中に歩いている他の者達からは、普通の人間に見える。何故なら、普通の人間に見えるように空中投影ディスプレイによる姿をアラタ自身が人間の時の姿を投影しているためである。

 

「やっぱり、誤算か、束の勘違いなのか?まあ、束でも、時には間違うけど・・・・本番では間違えた事はないよな・・・・・・・。」

 

アラタはそう思いながら、色んな場所を探しに向かっていると・・・・・・・

 

「あれ?アラタ君?」

 

すると、後ろから聞いた事のある声がしたため、アラタは後ろを振り向く。そこには、帰宅中のフェイトの姿があった。

 

「え?フェイト?!何で俺って分かるんだ?。投影ディスプレイには問題はない、じゃあ、何で?」

 

アラタは投影システムをチェックしながら、言う。何故なら、自分の人間時の姿を見せた事もないのに、フェイトは分かったのであり、ならば、システムに異常があるとしか、言いようがない。

 

「あ、アラタ、落ち着いて。なのはから、アラタの事は良く聞いてたから。それで、分かるだけだよ。」

 

フェイトはアラタが焦りながら、システムチャックをしてるのに、苦笑しながら、言う。

 

「あ、そうだったのか・・・・・。」

 

アラタはその事言葉により、動きを止める。

 

「うん、なのはが良く話してくれたから・・・・・・・。」

 

「そうか、で、そこにいるのは分かっていますよ?出てきたら、どうですか?」

 

「え?」

 

アラタの言葉と共に、何処からか、クロノが出てきて、アラタに殴りかかる。アラタは直ぐにその拳を受け止める。

 

「お、お兄ちゃん!?」

 

フェイトはクロノが姿を現し、殴りかかった事に驚く。

 

「すまん、フェイト。やはり、お前が心配になってな、後を付いて来た。で、お前は誰だ?何故、フェイトを知っている?まさか、お前がフェイトとなのはを!」

 

クロノはアラタに問う。

 

「えっと、俺は瀬名アラタ、何か状況が分からないが、よろしくな」

 

アラタはクロノの拳を受け止めながらも、クロノに手を伸ばす。

 

「あ、ああ・・・・・。」

 

そしてクロノも手を伸ばし、握手する。序に言うが、LBXの手には、人間と同様にフォトンニックコードに加え、ナノマシンの血管もある。それで、人と同じ体温にし、クロノにばれないようにしたのである。

 

「で、アラタだったか?お前はフェイトとどういう関係だ?ま、まさか、変な関係じゃないだろうな?」

 

クロノはアラタに問う。

 

「俺か?フェイトとは、なのはの友達で、俺とも友達なんだが?」

 

「そうか・・・・「えっと、アラタ君はなのはの幼馴染みだよ」・・そうか、疑ってすまなかった。」

 

「え、えっとお兄ちゃん、ここじゃ、少し話しづらいから、家で話さない?」

 

「そ、そうだな・・・・・・アラタは良いか?」

 

「良いですよ?あ、ちょっとお待ちを」

 

アラタがクロノ、フェイトと共に行こうとした時、束から連絡が入る。

 

「もしもし、束」

 

『アッ君、LBXの反応が消えてるから、今回はミッション成功だよ。後は私とバル・スパロスで片付けるから、アラタ君はゆっくりしてね~それじゃあ!』

 

そして、通信が切れる。

 

「うん?どうしたんだ?アラタ」

 

「いえ、単に仲間からの通信です」

 

「そうか・・・・・。」

 

「それじゃあ、行こう。二人共」

 

そして、3人はフェイトとなのはの家へと向かって行った。

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