魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第22話「お互いの絆」

「着いたよ~!エリ君!キャロちゃん!」

 

そのころ、束、エリオ、キャロチームの方はエリア29へとと到着していた。

 

「はぁ・・・・・はぁ・・・・速すぎですよ。束さん・・・。」

 

「はぁ・・・はぁ・・・やっと・・・はぁ・・はぁ・・・・・追い付きました・・・・・・。」

 

後ろでは、エリオとキャロがやっとの事で追い付いたように、息を荒くしながら言う。

 

「もう~それくらいじゃ、今回の訓練相手を相手するのは、難しいよ?私もサポートするけど」

 

束がそう言うと、何かがこちらへと向かってくる。そして、束達より、少し離れた場所で着地する。

 

「来たよ!」

 

その場所に立っていたのは、黒い鎧を身に着けた武者だった。

 

「あれは、私が作った訓練用無人機LBX「カブトverOMITO」だよ!それじゃあ、行くよ!二人共!」

 

「え、ちょっと待ってくだ・・・」

 

エリオが待ってという前に無人機LBXはかなりの速さでエリオ達の目の前に現われ、持っていた剣を振る。

 

「っ!!!」

 

エリオは直ぐにそれを避け、後ろへと後退する。それと同時に無人機は視線をキャロへと向ける。

そう、キャロはあまりにもの突然の戦闘開始により、準備ができなかったのである。

 

「し、しまった!」

 

エリオは直ぐにキャロの前に向かおうとするが、速度はLBXの方が上であるため、間に合わない。

 

「くっ!」

 

その時、キャロの目の前に束が現われ、カブトの振り下ろす剣を素手で白羽取りをし、受け止める。

 

「しっかりして!ここは、本番と同じだよ!訓練だとしても、死ぬ可能性は高いから!」

 

そして、束は、何処からか、剣を出し、カブトを斬りつける。カブトはそれを剣で受け止める。

 

「うおおおっ!!」

 

その時、後ろからエリオがプラズマスマッシャーを仕掛ける。すると、カブトは遠くへと吹っ飛ぶ。

 

「はああああぁっ!!」

 

エリオはストラーダを前にし、ソニックムーブを使い、カブトが倒れている煙の中へと突進するが、カブトはそれを見計らったかのように、避け、エリオを掴み、投げる。

 

「うわっ!」

 

すると、束がエリオをキャッチする。当然胸で・・・・・・はい

 

「序に言うけど、これ、レベル1だからね!」

 

束はそう言うと、エリオを抱いたまま、カブトに刀で斬撃を喰らわせる。

 

カブトは直ぐにそれを避ける。

 

「大丈夫?エリオ君」

 

束は刀を構えながら、言う。

 

「あ、はい!どうにか、大丈夫です!」

 

エリオもストラーダを構える。

 

「私はサポーターだから、あまり攻撃はできないけど、エリオ君なら、できると思うよ。キャロちゃん、私とエリオ君が時間を稼いでいる間に、ジークフリードを召喚、援護に回って!」

 

束はキャロに向かって言う。

 

「あ、はい!」

 

キャロは直ぐに召喚魔法を使う準備をする。

 

「行くよ!エリオ君!」

 

「あ、はい!」

 

そして、カブトへと向かって走って行った。

 

 

「チッ!こいつ、中々強えな!」

 

そのころ、ヴィータ、プレシアチームはというと、指定されたセカンドワールドのエリアにて、束達のチームと同じく訓練用LBX「デクー改」と戦っていた。

 

「ええ、でも、これはまだレベル1にしか、すぎないわ。私はあくまでサポーターだから、サポートしかできないわ。けど、貴方ならきっと倒せるはずよ!」

 

プレシアはそう言いながらも、アームドデバイス「ブリューナク」を構える。

 

「へっ!こんなやつ、簡単に吹っ飛ばしてやるよ!行くぞ!グラーファイゼン!」

 

「ja」

 

「ラケーテンフォルム!」

 

ヴィータはグラーファイゼンをラケーテンフォルムに変換し、ラケーテンフォルムのブースターから発される推進力で接近する。

 

「はあっ!」

 

そして、そのまま、振り下ろすが、デクー改は直ぐに斧「へヴィエッジ」で受け止め、もう片手でヴィータに殴りかかる。

 

「ヴィータ!避けて!」

 

プレシアはブリューナクのマルチギミックサックを起動させる。

 

「Set up! STRIKE BASTER!」

 

そして、ストライクバスターを使い、デクー改の左腕部を射撃で破壊する。それと同時に、ヴィータは一旦、離れる。

 

「今だ!行くぞ!グラーファイゼン!」

 

「Ja」

 

「ギガントハンマー!」

 

ヴィータはグラーファイゼンを巨大化させる。

 

「はああっ!!」

 

そして、そのまま、デクー改へと向け、振る。デクー改は避けきれず、当たるが、無傷である。

 

「プレシア!援護射撃!!」

 

「ええ!!」

 

ヴィータの指示により、プレシアは射撃による、援護をし始める。デクー改はそれを全て避けるが、ヴィータの狙いは・・・・・・・

 

「ギガント、クラッシャアアアアアアアアア!!!!」

 

ヴィータはグラーファイゼンを巨大化させ、デクー改に振り下ろす。だが、普通はLBXには、ランクSSSぐらいの魔法と、LBX自身の武器でしか、効かないはずだが・・・・・・

 

「はああああああっ!!!」

 

だが、今回の状況は違っていた。プレシアによる援護射撃により、胸部の装甲部は砕け散っていたからである。そして、ヴィータはそのまま、デクー改を押しつぶす。すると、何等かの光がLBXから、放たれ、ロストする。

 

「やったわね!ヴィータ!レベル1、クリアよ!」

 

「よしっ!次行くぞ!」

 

そして、ヴィータとプレシアは調子の良い感じで続けていた。

 

 

「えっと、ここだよな?」

 

そのころ、フェイト、アラタはというと、指定エリアに到着していた。

 

「うん・・・・・でも、今日は何でなのはの傍にいかないの?」

 

フェイトはアラタに何故、なのはの傍にいないのか、問う。

 

「何でって、今日の朝、フェイトが傍にいてほしいって約束したからだけど?それに、アリサなら、どうにか、大丈夫だと思うんだ。なのはの親友のアリサなら・・・・・・・・」

 

アラタはフェイトを見ながら言う。

 

「そ、そうなんだ・・・・・・・アラタはアリサの事、信用してるんだね・・・・・・。」

 

「ああ!でも、フェイトの事も信用してるよ。」

 

アラタは言う。

 

「う、うん!ありがとう・・・・・・。」

 

すると、遠くから、何かが向かって来る。そして、少し離れた場所にて、止まる。

 

「フェイト、説明しなくても分かるかもしれないが、あれは、訓練用LBX「ウォーリアーVer omitto」だ。それと、今はレベル1、俺はサポーターだが、フェイトなら、できると思うんだ。それじゃあ、行こう!フェイト!」

 

アラタは直ぐにバックパックから、自分の武装であるZシューター、Zソードを取り出す。そして、マルチギミックサックを使用し、銃撃に特化した形態「Zライフル」へとさせる。

 

「Set up! Z rifull!」

 

「うん!行くよ!アラタ」

 

そして、バトルスタートという合図と共に、開始された。

 

 

「ねえ、なのは。今日は驚いたでしょ?」

 

そのころ、なのは、アリサのチームも指定エリアに到着していた。

 

「うん、だってアリサちゃん、任務で地球にいると思ったから・・・・・・。」

 

なのははアリサの質問に答える。

 

「フフッ、ジンとすずかと一緒に直ぐに終わらせちゃってね、速く帰ってきちゃったのよ。この私とすずかとジンに敵にできない物なんてないのよ!」

 

アリサは胸を張りながら言う。ただ、胸が揺れるのは、あれだが・・・・・・・

 

「そ、そうなんだ・・・・・・。」

 

なのはは相変らず、昔から変わってないね、アリサちゃんはと言いながら苦笑する。

 

「フフッ、当然よ!この私、アリサ・バニングスは過去も未来も変わらないのよ!」

 

アリサはなのはに指差しながら、言う。

 

「にゃはは・・・・そうだったね。」

 

なのはは苦笑する。

 

「フ~、久しぶりになのはの声を聞いてスッキリしたわ。なのは、アラタはアンタの事いつも心配してたわよ。」

 

アリサは言う。

 

「え?」

 

「アンタがいつも、無茶をするから、いつもアラタが心配するのよ。アラタにとってはアンタが一番大事な存在なのよ。」

 

アリサはなのはを見ながら言う。

 

「そ、そうなんだ・・・・・。(アラタ君がそんなに私の事を・・・・)」

 

「アラタはね、なのはには本当の幸せを見つけて生きて行ってほしいといつも願ってるのよ。アンタがアラタにとって、かけがえの無い大事な存在だからよ。それに、試作型LBXは寿命が短いのよ。だけど、アラタはアンタ達を死ぬまで、守る気よ。」

 

アリサはセカンドワールドの空を見上げながら言う。

 

「アラタ君・・・・・・・。」

 

すると、静かな沈黙が走る。そして、アリサが最初に口を開く。

 

「なのは、アンタ、アラタの事、好きでしょ?」

 

「ふ、ふぇ!?いきなり何を言ってるの!?アリサちゃん!?」

 

なのははいきなりのアリサのストレートな質問に顔を紅くしながら言う。

 

「もう、本当は好きなんでしょ?素直になりなさいよ。良い?真面目に聞くわよ?なのは、アンタ、アラタの事、好きでしょ?」

 

アリサはなのはを見ながら言う。

 

「うん・・・・・好きだよ。本当に・・・・・・初めて私と遊んでくれたり、私を守ってくれたり、アラタ君の色んな所が好きなの。」

 

なのはは、アリサに本当の事を言う。

 

「そう、そう聞いて安心したわ。でも、早くしないと、他の女に取られるわよ?アラタのホログラムの姿、見たでしょ?」

 

「うん・・・・・。」

 

「今ね、束がアラタが人間だったころの姿をできるアーマーフレームを作ってるのよ。束もアラタの事、好きなようだし、早くしないと取られるわよ?でも、アラタは酷く重度な純感よ、束、アリシア、プレシアからは、「アルティメット・オブ・純感」とまで言われてるわ。」

 

「そ、そうなんだ・・・・・・。」

 

なのはは苦笑しながら言う。

 

「でも、アンタなら、出来ない事はないと思う。アラタにとって、かけがえの無い存在のアンタならね、」

 

アリサは言う。

 

「うん、ありがとう・・・・・アリサちゃん。」

 

なのはの言葉に、アリサはフフッと微笑む。

 

すると、目の前に何かが止まる。

 

「行くわよ!なのは!あれが訓練用LBX「ブルドVer omito」よ!だけど、相手はまだレベル1、私はサポーターだけど、アンタなら、やれるわよ!」

 

そして、フレイムアイズを構える。

 

「うん!行くよ!アリサちゃん!!」

 

そして、バトルスタート!という機械音声と共に、戦いが始まった。

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