魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

30 / 71
第27話「ティーダ・ランスター」

――お兄ちゃん!!――

 

俺は妹を、ティアナを守りたかった・・・・・・だが、あの事件のせいで、俺は妹を守れなくなった・・・・。そして、俺は化け物となった・・・そう・・・・・LBXという名の・・・・・・

 

 

「ここは・・・・・・」

 

緑のLBXは目覚める。

 

「ここは、私達の本拠地、ダックシャトルのメンテナンスルームだよ?大丈夫、ワールドセイバーは追って来ないから。」

 

目の前にて、いる束は言う。

 

「・・・・・・俺が怖くないのか?」

 

緑のLBXは束に問う。

 

「何で?」

 

束は何故?と答える。

 

「俺はLBXだぞ・・・・?」

 

緑のLBXは言う。

 

「大丈夫、私の仲間にも、そんな子、二人いるから。だから、慣れてるの。」

 

束は緑のLBXの質問に答える。

 

「そうか・・・・・だが、もう俺は・・・・・「言わなくて良いよ」」

 

緑のLBXは自分はもう怪物なんだぞ?と言おうとするが、束に止められる。

 

「君は怪物なんかじゃないよ。妹を守りたいと思うただの一人の兄だよ?」

 

「っ!!!」

 

束の言葉に緑のLBXは驚く。

 

「ねえ、一緒に守ってくれないかな?この世界を、ワールドセイバーから・・・・・」

 

「やつら・・・・から?」

 

緑のLBXは首を傾げる。

 

「うん、私達はね、ワールドセイバーの野望を止めようとしてるの。アッ君も、バルちゃんも賛同してくれて、一緒に戦ってるの。だから、君も一緒に戦ってくれないかな・・・・?」

 

束は緑のLBXに問う。

 

「・・・・・・・。」

 

「大丈夫、別に一緒に戦わなくても、一緒に暮らして良い・・・「分かった、俺も一緒に戦う」・・・ほんと?」

 

「ああ・・・俺はLBXだ・・・・・・それ以外、何でもない・・・・・・。」

 

緑のLBXは言う。

 

「ううん、君には、名前があるじゃん。ティーダランスターっていう名前が、それに、ティアナちゃんとも会わせてあげる!!」

 

「何!?」

 

緑のLBX、ティーダは驚く。だが、この姿では、会わす顔もないと、ティーダは言う。

 

「大丈夫、フレームを用意すれば、良いよ。それじゃあ、今日はゆっくり休んでね、LBXだといっても、結局は試作機型の身体だから、無理は禁物だよ。」

 

そして、束は部屋を出て行く。

 

「ティアナ・・・・・・・また会う事になるなんて・・・・・・な・・・・。」

 

そして、空を見上げる。

 

(俺は本当に会う事ができるのか・・・・・・ティアナと・・・・・・)

 

そう思いながら、窓から見える空を見上げた。

 

 

「それじゃあ!!俺はそろそろ、行く!!」

 

そのころ、アラタはというとヴィヴィオ、アインハルト、フェイト、なのはを見送り、部屋にて、なのはとフェイトとある話を話し合い、帰る途中であった。

 

「うん!!特務六課の話、考えておいてね!」

 

「ああ!!」

 

そして、ドアを開け、外へと出て行こうとすると、ヴィヴィオが駆けて来る。

 

「あの!アラタさん、来週の日曜日、特訓を一緒にしてくれませんか?」

 

「ああ、俺で良ければ良いけど、特訓指導しているノーヴェっていう人がいるけど、大丈夫なのか?」

 

アラタは大丈夫なのか?と思いながら言う。

 

「はい!!私、インターハイミドルに参加するんです。なので、強くならないと、アインハルトさんの脚を引っ張ってしまうので、アラタさんに、特訓してほしいなと思って・・・・・」

 

ヴィヴィオは指先をチョンチョンとしながら言う。

 

「そうか、じゃあ、俺で良ければ良いよ。」

 

アラタは笑顔で言う。ナノマシンフレームを装着した事により、表情を表す事も可能になったのである。

 

「ありがとうございます!!楽しみにしています!!」

 

「ああ!!それじゃあ、なのは、フェイト、また明日な!!」

 

そして、ドアを開け、ダックシャトルへとライディングソーサへと乗り、飛んで行った。

 

 

「では、私はこれにて」

 

そのころ、バル・スパロスはというとはやての見送りをし終え、帰ろうとしていた。

 

「今日はありがとう、バル・スパロス。」

 

はやてはバル・スパロスに感謝する。

 

「いえいえ、私もやりたくてしてるんですし、はやてさんの無事も確認できるので、」

 

バル・スパロスは言う。

 

「そうなんや・・・・・そうだ!うちで、お茶飲んで行かへん?丁度、話したい事が一杯あるし、どうや?」

 

「えっと、はやてさんが良いとおっしゃるのなら・・・・・・「なら、入って入って!!」・・・お邪魔します。」

 

そして、はやてとバル・スパロスははやての家へと入って行った。

 

 

「へえ~アッ君が特務六課から召集メンバーに?!」

 

そのころ、アラタはというと、束に今日の出来事を話していた。

 

「ああ、なのはから、誘われてな、奇異な殺人事件を止めるために設立するらしいんだ。」

 

「へえ~、アッ君もやるね~。」

 

束は言う。

 

「後、束にも誘いが来てたぞ。技術部としての」

 

アラタは束に封筒を渡す。

 

「うん、考えておくね。それと、ティー君が目覚めたよ!」

 

「ティー君?」

 

アラタは束の言う「ティー君」に首を傾げる。

 

「あの、オーバーロードタイプの緑のワイルドフレームのLBXの事だよ!!会ってみたら?」

 

束はアラタに言う。

 

「ああ、分かった。」

 

そして、アラタはメンテナンス室へと向かって行った。

 

 

「それでは、そろそろ行きます。」

 

そのころ、バル・スパロスはというと、はやてと別れの挨拶を交わしていた。

 

「そうなんや、ほな、それと、特務六課の話、考えてほしいんやけど、ええ?」

 

はやてはバル・スパロスに言う。

 

「ええ、考えておきます。それでは、シグナムさん達にも、宜しく伝えて置いてください。」

 

「分かったで!」

 

そして、バル・スパロスは外へと出て、ライディングソーサに乗り、ダックシャトルへと向かって行った。

 

 

「えっと、起きてるか?」

 

そのころ、アラタはというと、メンテナンス室にて、緑のLBXのいる部屋のドアをノックしていた。

 

「開いてるぞ。」

 

すると、中から、緑のLBXがドアを開けてくる。

 

「ああ、ありがとな。んで、俺が束の言ってた仲間の瀬名アラタだ、よろしく・・・「アラタ!?アラタなのか!?」・・・あ、ああ、そうだが?」

 

アラタは緑のLBXがいきなり、驚いた反応をしたため、苦笑しながら言う。

 

「俺だ!ティーダ・ランスターだ!!覚えてるか?」

 

「ティーダ!!久しぶりだな!!といっても、何年ぶりだろうな。」

 

「ああ、だけど、まさかここで会えるなんてな・・・・・・、お前の父さんは元気か?」

 

ティーダはアラタに問う。

 

「父さんは・・・・・・その・・・・・な・・・・・。」

 

アラタは暗い顔をしながら言う。

 

「そうか・・・・・ワールドセイバーに・・・・・束って人から、聞いたよ、ワールドセイバーに殺されたって・・・・・・・・な。」

 

ティーダは暗い声で言う。

 

「まあ、そんな暗い話は置いといて、まさか、お前だったとは、分からなかったよ。」

 

「ははっ、俺もだ。」

 

そして、アラタはティーダと話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。