魔法戦記リリカルなのは ウォータイム 作:偽作者(ハザードフォーム)
――お兄ちゃん!!――
俺は妹を、ティアナを守りたかった・・・・・・だが、あの事件のせいで、俺は妹を守れなくなった・・・・。そして、俺は化け物となった・・・そう・・・・・LBXという名の・・・・・・
「ここは・・・・・・」
緑のLBXは目覚める。
「ここは、私達の本拠地、ダックシャトルのメンテナンスルームだよ?大丈夫、ワールドセイバーは追って来ないから。」
目の前にて、いる束は言う。
「・・・・・・俺が怖くないのか?」
緑のLBXは束に問う。
「何で?」
束は何故?と答える。
「俺はLBXだぞ・・・・?」
緑のLBXは言う。
「大丈夫、私の仲間にも、そんな子、二人いるから。だから、慣れてるの。」
束は緑のLBXの質問に答える。
「そうか・・・・・だが、もう俺は・・・・・「言わなくて良いよ」」
緑のLBXは自分はもう怪物なんだぞ?と言おうとするが、束に止められる。
「君は怪物なんかじゃないよ。妹を守りたいと思うただの一人の兄だよ?」
「っ!!!」
束の言葉に緑のLBXは驚く。
「ねえ、一緒に守ってくれないかな?この世界を、ワールドセイバーから・・・・・」
「やつら・・・・から?」
緑のLBXは首を傾げる。
「うん、私達はね、ワールドセイバーの野望を止めようとしてるの。アッ君も、バルちゃんも賛同してくれて、一緒に戦ってるの。だから、君も一緒に戦ってくれないかな・・・・?」
束は緑のLBXに問う。
「・・・・・・・。」
「大丈夫、別に一緒に戦わなくても、一緒に暮らして良い・・・「分かった、俺も一緒に戦う」・・・ほんと?」
「ああ・・・俺はLBXだ・・・・・・それ以外、何でもない・・・・・・。」
緑のLBXは言う。
「ううん、君には、名前があるじゃん。ティーダランスターっていう名前が、それに、ティアナちゃんとも会わせてあげる!!」
「何!?」
緑のLBX、ティーダは驚く。だが、この姿では、会わす顔もないと、ティーダは言う。
「大丈夫、フレームを用意すれば、良いよ。それじゃあ、今日はゆっくり休んでね、LBXだといっても、結局は試作機型の身体だから、無理は禁物だよ。」
そして、束は部屋を出て行く。
「ティアナ・・・・・・・また会う事になるなんて・・・・・・な・・・・。」
そして、空を見上げる。
(俺は本当に会う事ができるのか・・・・・・ティアナと・・・・・・)
そう思いながら、窓から見える空を見上げた。
「それじゃあ!!俺はそろそろ、行く!!」
そのころ、アラタはというとヴィヴィオ、アインハルト、フェイト、なのはを見送り、部屋にて、なのはとフェイトとある話を話し合い、帰る途中であった。
「うん!!特務六課の話、考えておいてね!」
「ああ!!」
そして、ドアを開け、外へと出て行こうとすると、ヴィヴィオが駆けて来る。
「あの!アラタさん、来週の日曜日、特訓を一緒にしてくれませんか?」
「ああ、俺で良ければ良いけど、特訓指導しているノーヴェっていう人がいるけど、大丈夫なのか?」
アラタは大丈夫なのか?と思いながら言う。
「はい!!私、インターハイミドルに参加するんです。なので、強くならないと、アインハルトさんの脚を引っ張ってしまうので、アラタさんに、特訓してほしいなと思って・・・・・」
ヴィヴィオは指先をチョンチョンとしながら言う。
「そうか、じゃあ、俺で良ければ良いよ。」
アラタは笑顔で言う。ナノマシンフレームを装着した事により、表情を表す事も可能になったのである。
「ありがとうございます!!楽しみにしています!!」
「ああ!!それじゃあ、なのは、フェイト、また明日な!!」
そして、ドアを開け、ダックシャトルへとライディングソーサへと乗り、飛んで行った。
「では、私はこれにて」
そのころ、バル・スパロスはというとはやての見送りをし終え、帰ろうとしていた。
「今日はありがとう、バル・スパロス。」
はやてはバル・スパロスに感謝する。
「いえいえ、私もやりたくてしてるんですし、はやてさんの無事も確認できるので、」
バル・スパロスは言う。
「そうなんや・・・・・そうだ!うちで、お茶飲んで行かへん?丁度、話したい事が一杯あるし、どうや?」
「えっと、はやてさんが良いとおっしゃるのなら・・・・・・「なら、入って入って!!」・・・お邪魔します。」
そして、はやてとバル・スパロスははやての家へと入って行った。
「へえ~アッ君が特務六課から召集メンバーに?!」
そのころ、アラタはというと、束に今日の出来事を話していた。
「ああ、なのはから、誘われてな、奇異な殺人事件を止めるために設立するらしいんだ。」
「へえ~、アッ君もやるね~。」
束は言う。
「後、束にも誘いが来てたぞ。技術部としての」
アラタは束に封筒を渡す。
「うん、考えておくね。それと、ティー君が目覚めたよ!」
「ティー君?」
アラタは束の言う「ティー君」に首を傾げる。
「あの、オーバーロードタイプの緑のワイルドフレームのLBXの事だよ!!会ってみたら?」
束はアラタに言う。
「ああ、分かった。」
そして、アラタはメンテナンス室へと向かって行った。
「それでは、そろそろ行きます。」
そのころ、バル・スパロスはというと、はやてと別れの挨拶を交わしていた。
「そうなんや、ほな、それと、特務六課の話、考えてほしいんやけど、ええ?」
はやてはバル・スパロスに言う。
「ええ、考えておきます。それでは、シグナムさん達にも、宜しく伝えて置いてください。」
「分かったで!」
そして、バル・スパロスは外へと出て、ライディングソーサに乗り、ダックシャトルへと向かって行った。
「えっと、起きてるか?」
そのころ、アラタはというと、メンテナンス室にて、緑のLBXのいる部屋のドアをノックしていた。
「開いてるぞ。」
すると、中から、緑のLBXがドアを開けてくる。
「ああ、ありがとな。んで、俺が束の言ってた仲間の瀬名アラタだ、よろしく・・・「アラタ!?アラタなのか!?」・・・あ、ああ、そうだが?」
アラタは緑のLBXがいきなり、驚いた反応をしたため、苦笑しながら言う。
「俺だ!ティーダ・ランスターだ!!覚えてるか?」
「ティーダ!!久しぶりだな!!といっても、何年ぶりだろうな。」
「ああ、だけど、まさかここで会えるなんてな・・・・・・、お前の父さんは元気か?」
ティーダはアラタに問う。
「父さんは・・・・・・その・・・・・な・・・・・。」
アラタは暗い顔をしながら言う。
「そうか・・・・・ワールドセイバーに・・・・・束って人から、聞いたよ、ワールドセイバーに殺されたって・・・・・・・・な。」
ティーダは暗い声で言う。
「まあ、そんな暗い話は置いといて、まさか、お前だったとは、分からなかったよ。」
「ははっ、俺もだ。」
そして、アラタはティーダと話し始めた。