魔法戦記リリカルなのは ウォータイム 作:偽作者(ハザードフォーム)
「フフッ・・・・・・・久しぶりだね・・・・・。」
そのころ、とある場所にては赤きバイザーを装着した蒼き装甲を身に纏った者が浮遊していた。
「ああ・・・・・本当に久しぶりだな・・・・・・ファントム」
ファントムと呼ばれた紅きバイザーを装着した蒼き装甲を装着した者の前には、黒い装甲をした、死神のようなアラタと同じフレームを持ったLBXが岩に座っていた。
「今回は、君に殺して欲しい相手がいるんだ・・・・・引き受けてくれるかい?」
ファントムは死神のようなLBXに問う。
「・・・・良いだろう、要件を言え。」
死神のLBXは答える。
「聖王のクローンと、覇王の末裔、そして黒のエレミアの末裔の出るインターハイミドルに、出場して、消して欲しい。勿論、瀬名アラタもいるだろうね。」
ファントムは言う。
「良いぜ・・・・・・やってやろうじゃねえか。」
そして、立ち上がる。
「じゃあ、宜しく頼むよ・・・・・」
――グルゼオン――
そして、黒い死神「グルゼオン」は歩き去って行き、ファントムは黒い煙を出しながら、消え去っていった。
「はあっ!!」
そのころ、アラタはというと、いつものように朝の特訓をしていた。ちゃんと身に付けたとはいえ、油断は禁物である。特訓内容は、レベルMAXの訓練用LBX1000体倒しである。勿論、素手で・・・・・
「ふう、今日はこのくらいか」
アラタ汗を拭く。後ろには、山になった訓練用LBXの残骸があった。当然、この訓練用LBXも、時間が経過すれば、修復され、元通りになるが・・・・・・
「そういえば、今日はティーダはバル・スパロスと共に、ティアナに会いに行くんだっけな?まあ、大丈夫だと良いんだが・・・・・」
そう思いながら、アラタは空を見上げる。序に言うが、現在、アラタはナノマシンフレームを装着している。そして、そんな中、アラタに束が高速で走ってきてやっほ~!アッ君おはよう!と言いながら抱き着く。
「ああ、おはよう!束」
アラタは束に挨拶する。
「うん!おはよう~!アッ君、そろそろ行く時間だよ!」
「ああ、分かった!!」
そして、アラタはいつも通り、なのはを見送りに向かって行った。
「やはり、凄いな。過去は・・・・・・」
そのころ、とある場所にては、前にアインハルトとアラタを見ていた金髪の長い髪をした赤と青のオッドアイの少年が歩いていた。服装から見て、管理局員のようであるが・・・・・・
「まずは、過去の父さんでも、探すとするか。」
そして、少年は何処かへと去って行った。
「おはよう!なのは!」
そのころ、アラタはというと、なのはの家にていた。
「うん、ゴホッゴホッ、おはよう!アラタ君!」
なのははアラタに挨拶する。
「な、なのは!!大丈夫か?」
アラタはなのはに問う。
「うん、ゴホッ、ゴホッ大丈夫だよ。少し風邪に・・・・・・・・」
なのははそう言うと、倒れる。
「なのは!!」
アラタは直ぐに倒れそうな、なのはを抱き上げる。
「ごめんね・・・少しだるいの・・・・・でも、少し寝れば治るから・・・・・。」
なのはは言う。
「な!?40.5度!?」
アラタはなのはの体温を測って驚く。
「ちょっと待ってろ!なのは!!って、ヴィヴィオとフェイトは?」
「ヴィヴィオは学校に・・・・・フェイトちゃんは出張だよ・・・ゴホッゴホッ・・・。」
なのははアラタに言う。
「ちょっと待ってろ、束を直ぐに呼んでくるからな!」
そして、アラタはダックシャトルへと急行していった。
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「うん、インフルエンザだね、新型の」
そして、5分後、駆けつけた束、アリシア、プレシアにより、救護活動が開始されていた。
「一応、なのはちゃん達には、薬は飲んで貰ったけど、回復まで一日は掛かるね。明日くらいには、治ると思うよ!」
束はアラタに言う。
「だけど、良かった、大事に至らなくて・・・・」
アラタは一安心する。
「うん!うん!それじゃあ、束さんは邪魔だから、戻るね!幼馴染み二人で水入らずで過ごしてね!じゃあ!」
そして、束はダックシャトルへと帰って行く。
「ははっ、束はやっぱり、凄いな。新型インフルエンザの薬を簡単に作るなんてな。」
アラタはそう言いながらも、静かに眠ってるなのはの額に水で濡らしたタオルを置く。
(それにしても・・・・・なのはも綺麗になったな・・・・・・・昔も綺麗だったけど、今は凄く増して綺麗になったな・・・・・・。)
「なのはが目覚めたらの時のためにおかゆでも作っておくか。」
そして、アラタは台所へと向かって行った。序に言うが、アラタは過去になのはが風邪を引いた時にも、看病をした事があり、料理はある程度はできるのである。
『ごめんな、なのは』
なのはは夢を見ていた。そう、それはなのはが最も恐れている夢
『待って!アラタ君!』
なのはは追いかけるが、アラタは遠くなっていく。だが、なのはは諦めずに追い続けるが、手は届かない。
『アラタくうううううううううん!!』
「・・・・・・はっ!」
そして、なのはは目覚める。
「あ、ごめんな。起こしちゃっ「アラタ君!」って、うわっ!な、なのは!?」
なのははアラタに抱きつく。アラタはいきなりの事に驚き、慌てるが・・・・・
「な、なのは・・・・・?」
なのはが泣いている事に気付く。
「ごめんね・・・・・・少しだけ・・・・・・このままいさせてほしいの・・・・・駄目・・・・・かな?・・・・」
「あ、ああ・・・・・・・良いよ。」
そして、アラタはそのままの状態で、なのはが済むまで抱いた。
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「いきなり、ごめんね、アラタ君」
そして、30分後なのははアラタから離れて言う。
「いや、良いんだ。でも、どうしたんだ、いきなり?」
アラタはなのはに問う。
「悪夢を見たの・・・・・アラタ君が私から離れていく夢・・・・それが凄く怖くて・・・・」
なのはがそう言うと、アラタはなのはを抱きしめる。
「ふ、ふぇ!?」
いきなりの出来事になのはは顔を紅くする。
「大丈夫だ、俺は次こそは、なのはを置いて遠くに行ったりはしない。いつも、俺はなのはの傍にいるからな。」
「アラタ君・・・・・・・。」
「だから、いつも、抱え込まずに俺に頼ってくれ、力になるからさ。」
「うん・・・・・・・。」
アラタはそう言い、離れ、なのはを寝かせる。
「それじゃあ、おかゆ、食べような?栄養はちゃんと取っておかないと、元気にならないからな。」
「うん、分かったの。」
そして、アラタはおかゆの入ったお椀を持ち、スプーンにおかゆを乗せ、なのはの口へと運ぶ。
「はい、あ~ん」
「ふ、ふぇ!?」
なのははいきなりの起きた事に驚く。
「いや、だってさ、なのはは病人だろ?だから、俺が食べさせないと、それに、昔もこうやって、良く食べさせてたよな・・・・・」
「うん・・・・・・懐かしいね。あのころは・・・・・」
なのはは言う。
「まあ、それより、早く食べてくれ。おかゆが冷めるからさ。はい、あ~ん。」
「あ、あ~ん」
なのはは顔を紅くしながらも、アラタの持つスプーンの上に乗っているおかゆを食べる。
「美味しいか?最近、あまり作ってなかったから、あまり自身はないんだが」
「ううん、凄く美味しい!」
「それは良かった。」
そして、アラタははい、あ~んと言いながら、なのはに食べさせる。なのははあ~んと顔を紅くしながら食べる。後に、ヴィヴィオに見られ、「アラタさんとなのはママって、夫婦みたい。」と言われ、なのははあまりにものあれになり、気を失うが、それはまた別の話である。
「ここか・・・・・・・・。」
そのころ、ティーダ、バル・スパロスはというと、ティアナの住む部屋の前まで来ていた。
「それでは・・・押します。」
バル・スパロスはインターホンを押す。すると、は~い、今出ます!と奥からティアナの声がし、ドアを開け、ティアナが執務官の制服姿で出て来る。どうやら、仕事場から帰ってきたばっかのようである。
「あ、バル・スパロスさん、こんばんは、今日は何か・・・・?」
「えっと、横にいるティーダだが・・・・「あの、いませんけど・・?」・・・あれ?少し待っててくれ。直ぐ連れてくる。」
バル・スパロスは直ぐに、下へと降りて行き、ティーダを連れて来る。
「いや、やっぱり、無・・「おにい・・・・・・ちゃん・・・・?」・・・・・よ、よお・・・・久しぶり」
「お兄ちゃん!!」
ティアナはティーダに抱き着く。
「うわっ!ティ、ティアナ!?」
ティーダはいきなりの事に驚くが・・・・
「良かった・・・・・・本当に・・・・・・生きててくれて・・・・・」
ティアナは泣きながら言う。
「ティアナ・・・・・・。」
ティーダは静かにティアナを抱きしめる。
「凄く会いたかった・・・・・・・・今まで何処に行ってたの?」
「少しわけあってな、どうにか、帰ってきたんだ。」
ティーダは言う。
「そうだったんだ・・・・・でも、良かった・・・・・生きててくれて・・・・・。」
「まあな、でも、少しの間はアラタ達と共に行動する事になるけど、良いか?」
「え?何で・・・・・?傍にいてくれないの・・・・・?」
ティアナは言う。
「いや、今のティアナの生活に俺は邪魔になるからさ、それに、やらなきゃいけない事があるからな。」
「そうなんだ・・・・・・・でも、いつでも会えるよね?」
ティアナはティーダに問う。
「ああ!!いつでも会えるさ。」
「うん!分かった。まずは、入って、立っているのは、少しあれだから。」
「あ、ああ、お邪魔します。」
そして、バル・スパロス、ティーダは中へと入って行った。
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「それじゃあ、またね!お兄ちゃん!!」
「ああ!!またな!ティアナ!」
そして、3時間後、ティーダ、バル・スパロスはティアナと別れる。
「ティーダ、本当の事を言わなくて、良いのですか?」
バル・スパロスはティーダに問う。
「ああ・・・・・知られたくないんだ・・・・俺ガLBXになったっていう事を・・・・」
ティーダは自分の皮膚のようなナノマシンフレームを触りながら言う。
「そうですか・・・・・ティーダがそう言うのであれば・・・・・・」
そして、共に帰って行った。