魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第30話「怪我人」

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・ここまで・・・・・来れば・・・・・やつらからは・・・・・・」

 

とある場所にて、三人の女性がお互い、肩を担ぎながらボロボロのバリアジャケットを装着した身体を引きずりながらも何処かへと向かっていた。

その三人は、何処となく、フェイト、なのは、はやてと似ているが、髪の色と瞳の色が違っていた。

 

「ああ・・・・・・・さすがに・・・・・・・無理を・・・・・・しすぎた・・・・・・・。」

 

はやての姿をしたボロボロの甲冑を覆った女性は言う。

 

「僕は・・・・・もう・・・・・・限界・・・・だから・・・・・・・置いて・・・・・行って・・・・・・・。」

 

フェイトの姿をした女性は息を荒らしながら言う。

 

「駄目・・・・・・です・・・・・・・レヴィ・・・・・・・・諦めて・・・・・は・・・・共に・・・・・・・・ユーリ達の・・・・・・・元へ・・・・・・・・・」

 

なのはの姿をした女性は息を荒らしながら言う

 

「・・・・・・うむ・・・・・・・・シュ・・・・テル・・・・の言う・・・・通り・・・・・だ・・・・・・我・・・・ら・・・・・・は・・・・・・ユーリ・・・・・・達・・・・・・・・と再・・・・・・・会・・・・・・しなけ・・・・・れば・・・・・・なら・・・・・・ない・・・・・・。」

 

はやての姿をした女性は息を荒らしながら言う。

 

「ですが・・・・・・どうやら・・・・・・・・・それは・・・・・・・無理・・・・・・・な・・・・・よう・・・・・ですね・・・・・・・。」

 

なのはの姿をした女性は前を見る。そこには、3体のLBXが駆けて来ていた。

 

「先に・・・・・・・・・行って・・・・・・ください・・・・・・ここは・・・・・・私が・・・・・・抑えます・・・・・・・。」

 

なのはの姿をした女性は、ふら付きながらも、自身の戦闘により、大破数前の愛機「ルシフェリオン」を構える。

 

「シュテル!・・・・何をやってる!」

 

はやてに似た女性は「シュテル」と呼んだ女性に言う。

 

「今は・・・・・・・一人でも・・・・・・・ユーリ達と・・・・・・・合流・・・・・・しなけれ・・・・・・ば・・・・・なりません・・・・・・・早く・・・・・・行ってください・・・・・・・・大丈夫です・・・・・・・私を誰だと・・・・・思ってるんですか・・・・・・。」

 

「・・・・・・その言葉・・・・・信じてるからな・・・・・行くぞ・・・・・レヴィ」

 

「シュテるん・・・・・・・・その言葉・・・・・・信じてるからね・・・・・・・・。」

 

そして、二人はシュテルを背にし、お互い肩を担ぎあいながらも、何処かへと向かって行く。

それを確かめたシュテルは安心したかのように、構える。

 

「では・・・・・行きますよ・・・・・ワールドセイバー!」

 

そして、シュテルは最後の力を振り絞り、戦い始めた。

 

 

「束、ここらで合ってるか?膨大な魔力反応があったのは?」

 

そのころ、アラタはというと、ミッションにより、荒地に来ていた。

 

『うん、その近くのエリアにて、巨大な魔力反応があったの。多分、ミゼルオーレギオンみたいなLBXがいるかもしれないから、気を付けて』

 

束は通信を通して言う。

 

「ああ、分かった。・・・・・うん?あれは?フェイトと・・・・・はやて?」

 

アラタは何かを発見する。

 

「くっ・・・・・見つかったか・・・・・・・レヴィ・・・・・・早く・・・・・行け!」

 

はやての姿をした女性はレヴィと呼んだ女性を後ろに押し、自身のデバイス「エルシニアダガー」を構える。

 

「王・・・・・様・・・・・!」

 

「ここは・・・・・・・我が・・・・・・食い止める・・・・・お前は・・・・・ユーリと合流するのだ・・・・・!!」

 

「・・・・・分かったよ・・・・・王様・・・・・・絶対死んだら・・・・駄目だよ!」

 

そして、何処かへと向かって行く。

 

「お、おい!大丈・・・「はあっ!!」って、うわっ!!」

 

アラタは近寄るが、はやてに似た女性は自分の愛機「エルシニアクロイツ」を槍のように使い、攻撃する。

 

「待ってくれ!!俺は敵じゃないぞ!!はやて!!」

 

「では、何だというのだ!!我らの故郷を滅ぼした者めが!!」

 

はやての姿をした者はエルシニアクロイツを振るう。アラタはそれを避ける。

 

「ま、待て!本当にどういう事なのか、分からないって、まずは、話し合おう、な?(はやてじゃないようだな・・・・・・)」

 

「お前達となどと・・・・話し合うなど・・・うっ!!」

 

はやての姿をした女性はその場に倒れる。

 

「!!!大丈夫か?」

 

アラタは直ぐに駆け寄る。

 

「ははっ・・・・・我も・・・・・・もう・・・・・終わり・・・・・か・・・・・短い・・・・・・間・・・・だったが・・・・幸せ・・・・・で・・・・・あ・・・った。」

 

そして、気を失う。

 

「気を失ってるだけか・・・・だけど・・・このままだと大量出血で死ぬ・・一旦ダックシャトルに運ばないと!束、ミッションは一旦中止だ!怪我人を発見した。直ぐに帰還する!!」

 

『了解だよ!!」

 

そして、アラタははやての姿をした女性を抱き上げ、ライディングソーサに乗り、ダックシャトルへと向かって行った。

 

 

「ここで合っているのか・・・・・?」

 

アラタが帰還したころ、バル・スパロスはというと、ミッションにより、探し回っていた。

 

「やはり、何処にも・・・・・うん?あれは・・・・?」

 

バル・スパロスは遠くにて、何かを発見する。

 

「な!LBXと人が!?行かなければ!」

 

バル・スパロスは、風魔小太刀を取り出し、向かって行く。

 

「何!?あいつは前に脱走したオーバーロードタイプの試作機ではないか!」

 

3体のLBX「デクー」は機関銃を構え、撃つが、バル・スパロスの速さに追いつかずに、外れる。

 

「必殺ファンクション!!」

 

――アタックファンクション!!ストライクダガー!!――

 

バル・スパロスはアタックファンクション「ストライクダガー」を発動し、3体のLBXを撃破する。

 

「大丈夫か!」

 

そして、直ぐに倒れている人に近づき、脈を計る。その者はなのはの姿をしており、綺麗なロングヘアーの女性であった。

 

「気を失っているだけか・・・・こちら、バル・スパロス!束、怪我人を発見した!直ぐにミッションを中止、帰還する!!」

 

『了解だよ!!アッ君に続いて、バル・スパロスもだね。』

 

「アラタもか?そうか・・・・。」

 

そして、バル・スパロスはなのはの姿をした女性を抱き上げると、ライディングソーサの待機してある場所へと向かって行った。

 

「一体、何処だろうな・・・・・・?ここ」

 

そのころ、ティーダはというと、完全に迷子になっていた。マップのデータはあるのだが荒地であるせいか、何処が、何処なのか、分からない状態である。

 

『ティー君!!ミッションは中止だよ、帰還して!!』

 

「そ、そうか。分かった!!って・・・・うん?」

 

ティーダはライディングソーサに乗ろうとした時、何かを発見する。

 

「あっ!・・・・・・・見つかった!!早く・・・・逃げない・・・・・と・・・うっ!」

 

その者はその場に倒れる。

 

「君!大丈夫!」

 

ティーダは直ぐに脈を計る。その者はフェイトの姿と似ており、ボロボロのバリアジャケットを覆っていた。

 

「ヤバイ・・・・・大量に出血してる上に、脱水症状が起き始めてる!!束!!こちらで怪我人を発見した!!搬送して良いか?」

 

『ティー君も!?うん!了解したよ!!今回のミッションは中止だよ!!直ぐに帰還して!!』

 

「やばいな、早く運ばないとな」

 

そして、ティーダはフェイトに似た女性を運んで行った。

 

 

「で怪我人の容態の方は・・・・・?」

 

そして、アラタ、ティーダ、バル・スパロスは3人の容態を問う。

 

「皆、重傷だよ。一命は取り留めたけど、長期間、安静にしてないといけないよ。」

 

束はアラタ達に3人の容態について言う。

 

「特にフェイトちゃんと似てる子と、なのはちゃんに似てる子は、かなり危なかったよ。フェイトちゃんに似てる子は、脱水症状が起き始めてて、更に脚部の神経がギリギリ千切れる数前だったの、なのはちゃんに似てる子は全身の骨にヒビと、神経が千切れそうだったよ。」

 

「だけど、よかった、手術は無事に終わったんだな。」

 

「うん!そうだよ!この天才束さんに掛かればね!!」

 

束はにゃはははと胸を張り、笑う。

 

「ティーダ、3人の見張り、頼めるか?俺達は、もう一度、あの場所に行って見る。また怪我人がいるかもしれないからな。」

 

アラタはティーダに問う。

 

「ああ、任せろ。」

 

「それじゃあ、行って来る。行こう。バル・スパロス」

 

そして、アラタはバル・スパロスと共に医療室を出て行く。

 

「それじゃあ、私はなのはちゃんとフェイトちゃんの見送りをアッ君の代わりに行かないといけないから、宜しくね!」

 

そして、束は出て行った。

 

 

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