魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第38話「特務六課」

「あ、来たね、アッ君!」

 

そして、アラタはその後、カトラスと共に束達と合流していた。

 

「あ、ああ、でどうしたんだ?束。そろそろ特務六課の入隊式だろ?」

 

アラタは束に特務六課の入隊式が迫っていることを話す。そう、昨日の夜に束達はカトラスに特務六課への入隊を希望するという書類を書き提出したからである。更に、カトラスの話では既に書類は提出しているそうだ。

 

「うん、だから今からライデイングソーサで行ったら、間に合わないでしょ?だから皆で転送装置で、移動すれば、良いと思うの。」

 

束はアラタに転送装置がある事を言う。そう、束のいう転送装置は、過去に自分がIS、もしくはミサイル等の武器などを研究所から転送するために作った物で、ジャミングによる妨害が発生しても、超光速通信による自分の位置提供、X、Y、Z、t座標の設定、空間湾曲によるホールの生成により、γ線によるハイパーセンサーの感知機能を麻痺させ、ある程度は転送されてくるのを分からないように出来るという優れ物の転送装置である。だが、γ線が放出される事から、使用するのをやめていたが・・・・

 

「γ線についてはもう解決してあるよ。γ線は短波長の電磁波、なら、その電磁波を遮断すれば良いの。だから、インフィニットストラトスのシールドバリアーとPICの対象を皆にすれば、γ線に被爆されず、行けるよ。γ線くらいなら、私の演算も必要ないし、インフィニットストラトスのシールドと装甲の影響は、大した事ないから」

 

束はそう言うとインフィニットストラトスの名を叫び、インフィニット・ストラトスを覆う。はやて、テイアナは束のインフィニット・ストラトスに驚く。

 

「それじゃあ、皆、転送装置起動させるよ!コード3264、転送システム、起動!」

 

そして、束達は光に包まれた。光が収まった後には、束達の姿はなくなっていた。

 

 

「・・・・・やはり、世界の破滅は免れないのでしょうか・・・・・。」

 

束達が転送装置により、特務六課へと転送システムを使い、転送していった頃、とある教会にて、一人の金髪の少女が空を見上げていた。

 

「騎士カリム、どうなされたのですか?」

 

すると、隣にいたものは少女に問う。

 

「・・・・『絶望の炎剣、深き眠りから目覚めし時、全ての世界は災いに見舞われるだろう』・・・・」

 

「絶望の炎剣・・・・?」

 

少女の隣にいる者は絶望の炎剣について、少女に問う。

 

「私にも、分かりません・・・・・ですが、これには続きがあります・・・・・・。」

 

「続き・・・ですか?どのような物でしょうか?」

 

少女は続きがあると隣の者に話し、隣の者は続きがどんな物なのかを問う。

 

「・・・『希望の剣を持ちし、不屈の英雄、聖王と覇王の力を受け継ぎし永遠の力を持つ者、現われし時、永遠なる力、絶望の炎剣は折れるであろう』・・・ですが、シャッハ、あまり気にしないでください。結局私のレアスキルは単なる良く当たる占いですので、それに聖王の血を持つ者は現在高町なのは一空尉の娘しか存在しません。」

 

少女は空を見上げながら隣にいる者に話す。

 

「そうですか・・・・・「ですが」」

 

「一つ気になる事があるのです。高町ヴィヴィオは確かに聖王の血を持ちます。ですが、”受け継いでいる”のではなく”持つ”と言った方なんです。ですが、予言では、”受け継いでいる”と出ています。これがどういう意味をするのかが分からないのです。ですが、そこまで気にしなくて良いですよ、シャッハ。」

 

騎士カリムは隣にいる者に話す。

 

「・・・・分かりました、騎士カリム、今日は急ぎの用事があるため、ここらで失礼させていただきます。」

 

「いえ、こちらこそすみません。シャッハ、貴重な時間を取らせてしまって」

 

「いえ、良いのです。では」

 

そして、隣にいたものは部屋の戸を開け、何処かへと去って行く。

 

「・・・・・・絶望の炎剣・・・・・・覇王と聖王の血を受け継ぎし者・・・・・・これは一体・・・・・・。」

 

少女はそう思いながらも蒼く静かな空を見上げた。

蒼く無限なる空には全ての命の力である太陽が輝いており、二つの月が見えていた。

 

「ふう、凄く緊張したな・・・・・・。」

 

その頃、アラタはというと入隊式を終え、なのはと廊下を歩きながらも話し合っていた。

 

「うん、私も緊張してたよ、でもまさか今回の部隊長がカトラスさんだったなんて、私も凄く驚いたよ。だからダックシャトルにいたのに、提出したって言ったんだね。」

 

なのははそう言いながらも、カトラスが部隊長だったという事を話す。

 

「ああ、それに束も凄いよな、何か、新しいデバイスの設計図が完成してるとか言ってたし、それを今は技術部で共に作るとか、言っていたよな、一体どんな物だろうな、でもなのはも凄いぞ、一つの部隊の隊長だもんな。」

 

アラタはなのはがとある部隊の隊長だという事を言う。そう、特務六課は元々機動六課のメンバーを中心に一時的に結成された物だが、それも結局は功績が左右しているのである。

 

「ありがとう、でも、アラタ君も凄いと思うよ、特務六課に入るのって、凄くむずかしいの。」

 

なのははアラタに特務六課に入った事を凄いと思いながら言う。すると

 

「君達も特務六課に招集されてたようだね。」

 

二人は後ろから聞き覚えのある声がしたため後ろを振り向く。そこには、アリサ、すずか、ジンが立っていた。

 

「あ、ジンさん、アリサちゃん、すずかちゃん」

 

なのははジンとアリサとすずかの名前を呼ぶ。

 

「久しぶりだね、なのはちゃん、アラタ君、ダックシャトルでの特訓以来だね。」

 

すずかは二人に微笑みながら挨拶する。

 

「ああ、久しぶりだな、すずか、アリサ、それにジンさんも」

 

そして、3人は二人と共に歩いて行こうとしたその時、廊下にサイレン音が鳴り響く。

 

「入隊早々のミッションのようだ。行くぞ、二人共!」

 

「「はい!」」

 

そして、5人は廊下を駆けて行った。

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