魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第39話「初の出撃」

「撃てぇっ!」

 

アラタ達が何らかのサイレンにより、何処かへと向かった頃、とある街中では、LBXによる射撃、砲撃が行われていた。通常LBX達は暗躍して上級魔導師を一人ずつ殺していくのだが、今回の狙いは・・・・

 

「あの輸送船を狙え!実験体の捕獲も忘れるな!」

 

空を飛んでいる輸送船の群れと住民であった。だが、何故、輸送船を狙うのかは未だに謎である。

 

「もうっ!何で早く行かないのよ!というか、あれ何!?」

 

「知るかよ!」

 

「良いから逃げるわよ!あんなの喰らったら蜂の巣よ!」

 

「船~!待ってくれ~!」

 

「良いから、急ぎましょう!お父さん!」

 

町の市民はそう言いながらも、逃げていく。

 

「進め!進め!」

 

そして、市民達を殺そうと、バズーカ、ライフル、ビームガン等を構える。

 

「撃てぇっ!」

 

そして、建物へと砲撃、銃撃を始める。銃撃を受け、建物は破壊されていく。

 

「それより、隊長、何でいきなりこんな事をするのでしょうか?いつもは暗殺任務でしたのに」

 

一人のLBXのデクーが隊長らしきLBXのデクー改に問う。

 

「最近実験体の数が減ってきたのでな、上からの命により、実験体捕獲と物資調達輸送船を破壊するように命じられている。だが、実験体捕獲が最優先だ。01、何人の実験体を捕獲できたか?」

 

隊長らしきデクー改は自分へと駆けてきたデクーに問う。

 

「はっ!約20人は捕まえました。このミッドチルダでは、他の次元世界とは違い、オーバーロードの発動条件を満たす者が多いようです。」

 

デクーはデクー改に報告する。

 

「そうか、では前進せよっ!発動条件を満たさない者は撃ち殺せ!情報を漏らす事がないようにな!」

 

「はっ!承知しました!」

 

そして、デクーの軍は町の何処かへと前進していった。

 

 

「皆さん、今回のミッションについて、お話いたします!」

 

LBXの軍勢が町の中へと前進していった頃、アラタ達は巨大なホールの中に集められ、金髪の男性からミッション内容を聞かされていた。

 

「今回のミッションはミッドチルダ東区にあるエリア12のサザンという町からLBXの撃退と住民の保護です!質問はありませんか?」

 

金髪の男性は皆に問う。

 

「あの・・・・・貴方は誰ですか?それに部隊長は何処に?」

 

一人の男性局員が金髪の男性に問う。

 

「それは・・・・・今、先に、現場へと向かった!だから俺が代理としているんです!時間がありません!こうしている間にも、市民の命は亡くなっていってます。では、出撃準備開始!」

 

「「「了解!」」」

 

そして、金髪の男性の出撃準備という合図と共に、特務六課の局員達は、何処かへと駆けて行く。

 

「さっきの人、一体誰なんだろうな?」

 

アラタは駆けて行きながらも、なのはに問う。

 

「さあ?私にも分からないよ。でも、特務六課のリストには載ってなかった人だよ。それにしても、カトラスさん、いつの間に、先に現場に行ったんだね。」

 

「ああ、俺も気付かなかったよ、それじゃあ、早く行こう!」

 

そして、二人は共に何処かへと向かって駆けて行く。

 

「ふう・・・・・バれる所だった・・・・俺も行くとするか・・・。」

 

そして、金髪の男性は何処かへと歩いて行った。

 

 

「それじゃあ、宜しく頼むよ、北条ムラク」

 

アラタ達が出撃準備と言われ、何処かへとなのはと共に駆けて行った頃、ある暗黒しかない場所ではというと、赤き瞳を持った青き装甲を身に纏うLBXと紫色のガウンタグレイが立っていた。

 

「はっ・・・・・・・分かりました。」

 

そして、紫色のガウンタグレイが立ち去ろうととしたその時

 

「あ、そうそう、忘れる所だったね、君の妹から君宛てににメッセージが届いている。後で君のサーバーに送って置くから、後で読んでいてくれ。」

 

「・・・・・・・。」

 

青き赤い瞳を持つLBXは紫色のガウンタグレイに妹から自分宛てにメッセージが来ている事を言うが、紫のガウンタグレイはそれを無視し、暗闇の中へと去って行く。

 

「フフッ、君も頑固だね・・・・・・・せっかく妹からメッセージが来ていると言うのに・・ね・・・・」

 

そして、赤き瞳を持つ青き装甲を持つLBXは姿を暗闇の中へと消して行った。

 

 

「ここかな?」

 

その頃、アラタ達はというと、出撃するために指定された位置へと来ていた。

 

「ああ、そのようだな。束から渡されたマップデータにはそう出てる。」

 

アラタは端末を操作しながらマップデータを出現させ、見ながら言う。

 

「君たちかな?高町なのはさんと瀬名アラタさんは」

 

すると、緑色の髪をし、額にバイザーを掛けた男性が二人の前に立っていた。

 

「ああ、そうだけど・・・・・君は?」

 

アラタは男性に誰なのかを問う。

 

「僕は細野サクヤ、君達の乗るクラフトキャリアの運転担当とメカニック担当だよ、宜しくね、アラタ、なのはさん。」

 

サクヤは二人に手を伸ばす。

 

「うん、宜しくね、サクヤ」

 

「宜しくな、サクヤ」

 

そして、二人はサクヤと握手をする。

 

「それじゃあ、アラタ、アラタには束さんからドットフェイサーのアーマーフレームが届いてるから、デバイスルームで装着準備に入って、なのはさんも束さんからバリアジャケットのデータを貰ったはずだから、展開して」

 

「うん、分かったの、レイジングハート」

 

ーAll light master-

 

そして、なのはは昨日、束から、新しいバリアジャケットのデータに変え、レイジングハートをセットアップし、バリアジャケットだけを覆う。束から貰ったバリアジャケットはアラタが過去にIS学園にいた頃にISを覆うためには必要とされ、着ていたISスーツと酷似しており、いつもの、白と青のようなバリアジャケットの特徴をそのまま受け継いだ全身にスーツを身に纏ったようなバリアジャケットであった。

 

「それじゃあ、行こう。他の皆はもう先に行ってるよ。それじゃあ、なのはさん、アラタ、付いて来て、デバイスルームで装着準備に入るから」

 

「ああ、分かった。それじゃあ、行くか、なのは。」

 

「うん!分かったの!(でも、何かこのバリアジャケット・・・・少しあれだね・・・・アラタ君・・・・・・見てくれないのかな・・・・?)」

 

そして、アラタとなのははデバイスルームへとサクヤと共に向かって駆け、デバイスルームへと到着し、中へと入る。そこには、バル・スパロスを覆ったバル・スパロス、オーヴェインを纏ったティーダ、そして、他の青きアーマーフレームを身に纏ったLBXがいた。

 

「あ、アラタ、お前もこの隊だったのか。」

 

テイーダはアラタに問う。

 

「ああ、それで、その横の2人は誰だ?」

 

アラタはテイーダの横にいる2人のLBXのアーマーフレームを覆った者達に問う。

 

「アラタさん、私です、ティアナ・ランスターです。」

 

最初の前にいるLBXのアーマーフレームを覆った者がヘッドギアを取り、長い髪をなびつかせながらも、アラタに顔を見せる。

 

「こんにちは、アラタさん、対LBXの訓練以降ですね、フォワードのスバル・ナカジマです。」

 

そして、ティアナの横に並んでいたテイアナの物と同じく青色のアーマーフレームを覆った者はヘッドギアを取り、顔を現す。

 

「おっ!テイアナもスバルもこっちの部隊だったのか、で、何でLBXのアーマーフレームを覆ってるんだ?」

 

アラタは何故、二人がLBXのアーマーフレームを覆っているのかを問う。

 

「これは今、束さんが中心になって開発中の新種デバイス「アーマードデバイス」の試験機です。」

 

「アーマードデバイス?そういえば、束が新種のデバイスの設計図を完成させて、作ってるとか、言ってたな・・・・・・・。」

 

アラタはアーマードデバイスを束が作っていたのを思い出しながらも、言う。

 

「はい、この新種デバイスはLBXに対抗するために作られた物で、対LBX戦闘用型第7世代型次世代デバイスなんです。それじゃあ、なのはさん、その場でそのまま立っててください、装着を行いますので」

 

サクヤはアラタの問いに答えつづも、なのはにその場で立っておくように、言う。

 

「うん、分かったの。」

 

「それじゃあ、行きます。レイジングハート、アームドチェンジへ移行、DCアーマード、装着開始」

 

ーAll lightー

 

レイジングハートの返事と同時に、なのはの腕部から、全身にかけて、発光すると同時に青い装甲がなのはに装着される。

 

「えっ!?何これ!?」

 

なのはは、自分の装着したLBXのアーマーフレームに驚く。

 

「DCオフェンサーというLBXのデータを元に作られたアーマードデバイスで、アーマーフレームの種類ではブロウラーフレームに入ります。」

 

サクヤが話すと同時に、レイジングハートが背部のバックパックへと合体する。

 

「レイジングハートが合体した!?」

 

なのははレイジングハートが自身の覆ったアーマードデバイスのバックパックと合体したのに驚く。

 

ーinterfaice conect All ciear OIS SYSTEM START-

 

レイジングハートの声と同時に、なのはの見る光景に全て、何らかの情報を提示したホログラムが姿を現す。

 

「まあ、驚くのもないですよ。それより、皆、僕に付いて来てください!」

 

そして、サクヤに連れられ、アラタ達は何処かへと向かって駆けて行く。そして、何らかの格納庫にたどり着く。そこには、

 

「ふ、船!?しかも、小さな戦艦!?」

 

船があった。なのは達がフッケバイン事件や、JS事件にては、ヘリを使用していたが、今回は完全に違い、小型船であった。

 

「うん、これがクラフトキャリアだよ。それじゃあ、早く乗って」

 

サクヤは、クラフトキャリアへと入る自動ドアを開け、入る。そして、アラタ達も乗る。

 

「す、凄い・・・・・ヘリとは大違いだよ・・・・・。」

 

そこには、ヘリとは違い、かなりのハイテク技術が使われているのか、周りには、何らかの01、02等の順番に数字が書かれた自動ドアがあった。

 

「それじゃあ、出発するから、皆、座ってください、しっかり掴まってて!」

 

そして、エンジンを始動させる。他のクラフトキャリアも同じく、部隊を載せ終えたのか、エンジンが始動し、スラスターが起動し、上昇していく。それと、同時に上部のゲートが開く。

 

「スターズ部隊01、発進します!」

 

そして、サクヤの言葉と共に、なのは達を乗せたクラフトキャリアは指定エリアへと飛んで行った。

 

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