魔法戦記リリカルなのは ウォータイム 作:偽作者(ハザードフォーム)
「うむ、ヴィヴィオ、アインハルト、恩にきる。」
アラタ達が食事をしている頃、ディアーチェ達はというと、食事を済ませ、医療室にて、ヴィヴィオ、アインハルト達と共にいた。
「いえ、いつもディアーチェさん達からは色んな事を教わってるので、このくらい、いつもの事です。」
ヴィヴィオはディアーチェ達にこのくらい、あまり気にしないでくださいと答える。
「そうか、まぁ、それなら良いが、アインハルト、キリエの様子を見て来てくれないか?」
ディアーチェはアインハルトにキリエの様子を見て来てくれないか?と問う。
「あ、はい、では見て来ます。」
そして、アインハルトはディアーチェに頼まれた通り、キリエの様子を見に向かう。
「あの、ディアーチェさん、これ落ちましたよ?」
ヴィヴィオは下に落ちていた写真を拾うと、ディアーチェに渡す。
「うん?いつの間に、これが••••?」
ディアーチェは眉をひそめながらも、その写真を受け取り、懐かしそうに見る。
「懐かしいですね、その人。」
「懐かしいね~!」
シュテルとレヴィもその写真を覗き込む。
「えっと、それって、一体••••?」
ヴィヴィオはその写真をディアーチェの隣から覗き込む。そこには
「えっ!?ア、アラタさん!?」
アラタに似た男性、金髪のロングヘアーの女性と共に幼いキリエ、アミタ、とある男性と女性が写っていた。
「まぁ、確かにあやつと似ておるが、あやつとは別の者だ、父上殿からの話によると、同じ研究所にて働いていた研究仲間だそうだ。そして、その横にいるのが、その妻だ。」
ディアーチェが説明する中、ヴィヴィオはふととある方向を見ていた。ヴィヴィオが見ていた物はというと••••
(聖王•••••オリヴィエ••••?)
そこには、赤色と緑色の別々の色の違う瞳を持ち、 アラタに似た男性と共に微笑みながらも、男性と女性、アラタに似た男性とアミタとキリエと共に写っているまるで女神のような女性の姿があった。
「うん?ヴィヴィオ、その者がどうかしたのか?」
ディアーチェはヴィヴィオが見る視線に気が付き、その者がどうかしたのか?と問う。
「あ、いえ、何でもありません。それより、これって、いつ撮ったのなんですか?」
ヴィヴィオはディアーチェにこれはいつ撮ったのかを問う。
「生憎、これは我らにはいつの物かは、分からないが、キリエとアミタが写っている事からして、大分昔の物であろう。」
ディアーチェはこの写真は大分昔の物だと答える。
「うん、王様の言う通り、この写真については話してくれなかったんだよね、博士は」
レヴィもディアーチェに同意しながらも、答える。
「そうなんですか、でもキリエさんとアミタさんでしたっけ?凄く可愛いですね。」
ヴィヴィオは納得しながらも、キリエとアミタが可愛いと答える。
「ああ、キリエの方はやんちゃだったそうだ、だが、この者には良く懐いており、良く遊び相手になっていたそうだ」
ディアーチェは幼いキリエがアラタと似た男性に、撫でられている写真を見ながらも言う。
「でも、それで。博士は凄い嫉妬してたそうだけどね、でも、仲は凄く良かったそうだよ。」
レヴィは博士と呼ばれるグランツが過去に話していた事を思い出しながらも、答える。
「はい、それに、アミタとも仲が良かったそうです。」
シュテルは続けて、説明する。
「そうなんですか、でも、この人は今はどうしているのですか?」
ヴィヴィオはシュテル達にアラタに似た男性がどうなったかを問う。
「我にもそれは分からぬ、だが、生きてはいると思うがな。」
ディアーチェはヴィヴィオの問いに答える。
「そうなんですか、いつか、どんな人か、会ってみたいです。」
ヴィヴィオはディアーチェに写真に写るアラタに似た男性とその隣にいる女性と会ってみたいと答える。
「我らもだ、キリエが懐いていたほどだからな、それなりに凄い者であろう、それに、父上とも仲が良かったらしいからな。」
ディアーチェはヴィヴィオの問いに答える。
「そうですか、いつか会えると良いですね。」
「ああ、そうだな、それより、何故ティーダはこんなに来ないのだ?帰る時間が既に過ぎているのだが?」
ディアーチェはホログラフィックディスプレイに写るデジタル時計を見ながら、ティーダが帰って来るのが遅いと怒りながらも、答える。
「えっと、ティーダさん達なら、もうそろそろ、来ると思いますし、大丈夫だと思いますよ?」
ヴィヴィオは苦笑しながらも、答える。
「確かに、時間は守って貰わないと困りますね、プレシアとアリシアは何処かに出掛けてますし、私達の看病係はティーダですしね。」
シュテルはディアーチェ の意見に同意しながらも、答える。
「うん、シュテるんの言う通り、早く来ないかな~!冒険の話の続き、聞きたいし」
レヴィも二人の意見に同意しながらも、答える。
「そ、そうなんですか••••(ティーダさん、冒険してたんですね••••)」
ヴィヴィオは苦笑しながらも、3人の話を聞き始めた。
「•••••アミタ、ユーリ•••••。」
ヴィヴィオが三人の話を聞いている頃、キリエはというと、空を見上げながらも、何かを呟いていた。
「あの、入りますよ?」
そして、自動ドアを開け、アインハルトが入って来る。すると、キリエは直ぐに気持ちを切り替え、いつも通りに接する。
「あら?どうしたの?アインハルトちゃん。」
キリエはアインハルトにどうしたのかを問う。
「いえ、様子を見に来たんですが、身体の方は大丈夫ですか?」
アインハルトはキリエに身体は大丈夫なのかと問う。
「うん、そうよ、お姉さんね、アラタ君の看病のお陰で治って行ってるのよ~。」
キリエは微笑みながらも、アインハルトの問いに答える。
「そうですか、それは良かったです。」
アインハルトはキリエに微笑みながらも、答える。
「ねぇ、アインハルトちゃん、アラタ君達はいつ帰って来るかしら?」
キリエはアインハルトにいつアラタ達は帰還するのかを問う。
「もうそろそろだと、思いますが••••キリエさん?」
アインハルトはキリエにアラタ達はもうそろそろ、帰って来るはずだと答えるが、キリエは少しボッーとしていたため、アインハルトはキリエの名を呼ぶ。
「あ、ちょっと、考え事してたのよ~、アラタ君に何してもらおうかなーっていうね、それより、ヴィヴィオ達の所に行くと良いわよ?ここにいても、あまり楽しくないからね~、それに、お姉さんがいたずらしちゃうからね~!」
キリエはフフッと微笑みながらも、言う。
「あ、はい、えっと、それじゃあ、行きますね。」
アインハルトはそう言うと、自動ドアを開け、出て行く。そして、キリエだけ、一人ぽつんと残る。
「••••••お父さん••••絶対にアミタとユーリを助け出すから•••••お父さんも絶対、生きて待ってて•••••ね。」
キリエは空を見上げながらも、ぽつりと呟く。そして、ある一人の人物を思い出す。
(剣おじさん•••••おじさんなら、こんな時、どうしてたの•••••?)
そして、そのまま、夜空を見上げ続けていた。
「ふう、ただいま~。」
その頃、とある部屋にてはというと、ストラトスが帰宅していた。
「あ、おかえりなさい、ストラトスさん。」
アミタは論文を見ながらも、ストラトスに挨拶する。
「ああ、で、何処まで読んでるんだ?」
ストラトスはアミタに何処まで、読んでいるのかと問う。
「えっと、あまり覚えてないのですが、まだ2ページしか••••」
アミタはうっすらな記憶を思い出しながらも、答える。
「そうか、流石だな••••••アミタおばさんは」
「おばさん?」
アミタはストラトスの呟いたアミタおばさんという言葉を聞き、首を傾げる。
「あ、いや、何でもない。それじゃあ、そろそろ動かないか?ユーリも身体が弱いとはいえ、動かないと、もっと、弱るからさ。」
ストラトスは少し焦りながらも、アミタに少し散歩をしに行かないか?と問う。
「あ、はい、確かにあまり動きませんでしたね、今日は、それじゃあ、ユーリを起こして来ます。」
アミタはストラトスにそう言うと、部屋へと向かう。
「•••••おい、そこにいるのは、分かってるぞ。」
ストラトスが静かに呟く、すると、後ろの景色が歪み、鈎爪を持つワイルドフレームのエイリアンのようなLBXが姿を現し、ストラトスに自身の銃口を向けていた。
「•••••••。」
ストラトスとそのLBXの間に沈黙が走る。そして、ストラトスは重い口を開く。
「•••••邪魔だ。」
ストラトスの声と同時に、そのLBXは何もしていないのに、瞬時に斬られ、何処かへと姿を消す。
「あれ?ストラトスさん、さっきの音は•••?」
アミタは何かの音がしたため、ストラトスの部屋に戻って来る。隣には眠そうな顔をしたユーリが立っいた。
「んじ、少し歩こうか、二人共。」
そして、3人は外へと出て行った。
「なるほどね、聖書王のクローンなのね、この子。」
ストラトスとアミタ達が何処かへと散歩しに向かった頃、とある家にてはアインハルトとヴィヴィオについて、アレナ、クライン、ジーク、ヴィクター達が話し合っていた。
「はい、でも、私達にはそんな事なんて、関係ありません、たった一人の親友です。」
「••••そう、良い友達を持ったわね、この子は」
アレナは微笑みながらも、写真を見ながらも、言う。
「それで、あの、アレナさん」
ジークはアレナに質問しようとする。
「うん?何かしら?二人共。」
アレナは二人に何なのかと問う。
「さっきのアレナさんの弟さんの妻が聖王の血筋だったと言ってましたよね?一体どうやって会ったんですか?」
ヴィクターはアレナにどうやって、その二人が出会ったのかを問う。
「さぁ?実は私にも分からないの、けど、本当に運命の出会うろいとしか、言いようがないわ。そうでしょ?シエル。」
アレナはシエルに問う。
「はい、そうです••••••。」
シエルは少し暗い顔をしながらも、答える。
「あの•••••その二人は今はどうしているのですか?」
ヴィクターはシエルに二人はどうしているのかと問う。
「•••••あの空にいます。」
シエルは暗い顔でポツリと答える。
「••••そうでしたか、すみません「ですが」」
「あの二人の子が今を生きてます。多分、いつかは会えると思いますよ?」
すると、シエルは微笑みながらも、答える。
「そうですか、その時が楽しみです。」
ヴィクターはシエルの問いに答える。
「あら、もう夜なのへ•••••ねぇ、二人共夜食、食べて行かない?」
アレナは二人に問う。
「でも、迷惑では「良いのよ、それじゃあ、クライン、二人の話し相手になってね。」」
そして、シエルとアレナは台所へと向かう。そして、ヴィクター、ジーク、クラインがポツリとその場に残る。
「え、あ、あの•••••何を話し合いましょうか•••?」
クラインはジーク、ヴィクターに何を話し合おうかと問う。
「そうですね••••お互い、もっと、良く知りたいので、お互いの事を話し合いましょうか?ジークはどうですか?」
「え?うち?うちは•••••ええよ。」
ジークはヴィクターの問いに答える。
「えっと、それじゃあ、僕から話しますね。」
そして、3人は話し合い始めた。
「ふう、やっと帰って来れた。」
クライン、ジーク、ヴィクターが何かを話し合っている頃、アラタ達はというと、ダックシャトルに帰って来ていた。
「フォーメーションアタック••••か、ティーダとバルスパロスに一緒に特訓してもらおうかな~」
アラタは今日の事を思い出しながらも、自動ドアを開ける。
「あら、おかえり~、もうお姉さん、凄く寂しかったのよ~?」
キリエは微笑みながらも、アラタに自身が寂しかったと答える。
「あ、ごめんな、キリエ。それと、身体の方は大丈夫か?」
アラタはキリエに身体の方は大丈夫なのかと問う。
「ええ、もうアラタ君の看病のお陰でここまで、お姉さんは回復したわよ~。」
キリエはアラタの問いに答える。
「そうか、それは良かった。」
キリエに対し、アラタは少し微笑みながらも、答える。
(ずるいわよ••••その笑顔)
すると、キリエはぽつりと何かを呟く。
「?キリエ、どうかしたか?」
アラタはキリエにどうかしたのかと問う。
「ううん、何でもないわよ、そ~れ~よ~り~ちょっと、散歩行きたいけど、良いかしら?」
キリエはアラタに問う。
「ああ、良いぞ。」
そして、車椅子にキリエを乗せ、散歩しに向かって行った。