魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第47話「フォーメーションアタック」

「へぇ~ティーダって、シスコンなんだね~。」

 

検査結果を聞いた後に、キリエと共に病室へと戻った頃ティーダはディアーチェ達とティアナについて、話し合っていた。

 

「いや、違うって!何でシスコンになるんだ?!単に良く知ってるだけなんだが!?」

 

ティーダは全力でシスコンというのを否定するが、後ろから ディアーチェに妹に手を出すとは、見損なったぞ!馬鹿者っ!と言われ、チョップを喰らう。

 

「いや、違うって!ディアーチェッ!俺はシスコンじゃないって!」

 

ティーダは直ぐにディアーチェに自身なシスコンではないと答える。

 

「何っ!?では、貴様のす、好きなタイプはな、何だというのだっ!!」

 

ディアーチェはシスコンではない事に驚きながらも、顔を赤くしながらも、好きな女性のタイプを問う。

 

「いや、実はさ••••あまり興味なかったんだよな•••••」

 

ティーダは指で頬をかすりながら、 苦笑しながらも、自身が恋とかには興味がなかったと答える。それを聞き、レヴィ、シュテル、ディアーチェはこける。

 

「やはり、シスコンなのか!貴様は!!」

 

「いやいや、違うって!!確かに、ティアナの事も大事だけど、俺がそんな事したら、ティアナの未来を奪う事になるから、それに、ティアナにはちゃんとした恋をして、ちゃんとした相手と結婚して、幸せな家庭を作って、幸せになって欲しいんだよ。」

 

ティーダはシスコンではない事と、自身がそうすれば、ティアナ自身の未来を奪う事になる事と、ティアナにはちゃんとした、幸せを掴んで欲しいと答える。

 

「いえ、それをシスコンと言うのですよ、ティーダ。」

 

シュテルは少し機嫌を悪くしながらも、答える。

 

「えっ?そうなのか?ディアーチェ。」

 

ティーダはシュテルからそれがシスコンだという事実を聞き、首を傾げながらも、驚く。

 

「 ああ、そうだ。それも知らずにいたとか、貴様は」

 

ディアーチェ はティーダがシスコンだという事を自身が知らなかった事に、阿呆れながらも、シュテルと共にはぁ~とため息を付きながらも、言う。その横にて、レヴィがへぇ、ティーダって、純感だね~と笑顔で言う。

 

「いや、レヴィ、どういう事だ?俺が シュテルとディアーチェに何をしたんだ?それに、何で二人共、機嫌悪くしてるんだ!?」

 

ティーダは焦りながらも、何故二人が機嫌を悪くしているのかと問う。その横にては、レヴィが鈍いから~と微笑みながらも、言う。

 

「え、えっと、機嫌が悪くなった原因って、俺の好きな女性のタイプについて、言わなかったからだよな!?えっと••••••俺はその•••••お前達三人•••••かな••••。」

 

苦笑しながらも、ティーダは答える。そして、ティーダの答えに3人は、はいぃっ!?と驚く。

 

「シュテるんと王様はともかく、何で僕まで!?」

 

レヴィは何故自分がティーダの好きなタイプに入るのかと問う。

 

「いやさ、レヴィって、冒険好きだろ?レヴィの冒険の話聞くと、俺も一応してたけど、何か、ワクワクして来てさ。シュテルは凄く物知りだし、どんな事も分かり安く教えてくれるし、ディアーチェは全部出来るからな、何か頼れる感じかな?それに、3人共、最後まで、愛してくれそうだからかな?え、えっと、これはあくまで俺の考えだからな!?そこまで、気にしなくても、良いぞ?」

 

ティーダは頬をかすりながらも、焦りながらも、答える。

 

「ほう、良い度胸だな、貴様、レヴィにまで、手を出すとはな。」

 

「退院したんで、少し派手にしますよ?」

 

シュテル、ディアーチェは不適な笑みを浮かべながらも、言う。

 

「え、ちょ、ちょっと、待っ」

 

そして、医療室1からはティーダの悲鳴が束、アリシア、プレシアの耳元に聞こえたのは、別の話である。

 

 

「へぇ、キリエって、射撃、上手いんだな。」

 

ティーダの悲鳴がダックシャトルに響いた頃、キリエ、アラタはというと、第1アリーナにて、軽い運動のために、束から、修理された自分の武装である「ヴァリアントザッパー」でロングレンジによる射撃を行っていた。

 

「フフッ、このくらい、このキリエ様なら、当然よ。それと、束がアップグレードしてくれたお陰よ。」

 

キリエはフフッと笑いながらも、中心へと全ての魔力弾をバァン!バァン!という発射音と共に放出し、的の中心命中させる。

 

「なるほどな、それに、剣術も出来るんだろ?いつか対戦相手になって欲しいな~キリエの戦いを見たいしさ。」

 

アラタはキリエの射撃の腕と剣技による複数の訓練用LBXを一撃で倒した実力を見ていつか。対戦相手になって欲しいな~と呟く。それに、対しキリエはフフッと微笑み

 

「そう?なら今からでも良いわよ?お姉さんも手加減しないけどね?」

 

ヴァリアントザッパーをクルクルと空中に投げながらも、空中回転させ、受け取るというのを繰り返しながらも、今からしても良いわよと答える。

 

「いや、今は少しの準備運動だからさ、今度にして欲しいんだ。俺はキリエがまた入院するのは嫌だから•••••」

 

アラタはキリエが自身と戦い、また入院するのは嫌だと答える。すると、キリエは何?この私を舐めてるのかしら?と答える。

 

「いや、そうじゃないんだ。俺はキリエには健康で、いや、元気な状態で、家族と会って欲しい、それに、束の話だと、今はまだ傷が完全には治ってない。だから、次にして良いか?」

 

アラタはキリエに傷が未だに癒えてないし、キリエには健康な状態で家族と会い、幸せを取って欲しいと答える。

それに、対しキリエはそう、アラタがそんなに言うなら••••そうするわ。と答える。

 

「ありがとう、それじゃあ、俺も射撃訓練しようかな。」

 

アラタはそう言うと、訓練用ペイント弾のスナイパーライフルを武装庫から取り出す。そして、構えると、遠くにある的の中心を当てる。

 

「へぇ、やるわね。そうだ!これで、対戦しない?勝者は何でも、言う事を聞くっていう事にするわよ?」

 

キリエはフフッと不適な笑いを浮かべながらも、射撃による対戦しようとアラタに言う。

 

「ああ、良いぞ。それじゃあ、始めるか。」

 

そして、二人はお互い、武装を構えると、射撃による対戦を始めた。

 

 

「はやて、お疲れ様。」

 

アラタ、キリエが射撃による対戦をアリーナにて、始めた頃、ユーノは書類の山を処理しているはやてにコーヒーを渡していた。

 

「うん、ありがとう、ユーノ君。」

 

はやてはユーノが渡したコーヒーを少し飲むと、机の上に置く。

 

「それにしても、今回は凄いよね、あの奇異な殺人事件の犯人の正体を見破ったり新種のデバイスを作り上げるなんて、確か•••••篠ノ之 束さんだっけ?それに、今回の部隊長はカトラスっていう人がなったけど、何できぐるみを着てるんだろう?」

 

ユーノは束の事とカトラスの事を思い出しながらも、言う。

 

「うん、あの二人は凄かったで?束なんか、武術だけで最高レベルの訓練用ガジェットドローンを倒しちゃったし、カトラスさんはきぐるみ着てるやけど、うちを簡単に倒しちゃった程や。」

 

はやては自身を簡易的に倒したカトラスの事と、最高レベルのガジェットドローン複数を倒した束の事について、話す。

 

「えっ!?はやてを倒しちゃったの!?」

 

ユーノはカトラスがはやてを倒した事に驚く。

 

「せや、魔力数値はA++++やけど、覇王を守護する騎士としての戦闘経験と武術でうちを簡単に圧倒してな、更にはうちの弱点まで見つけて、コテンパテンにやられたで。」

 

はやては自身がカトラスと対戦した事を思い出しながらも、答える。

 

「へぇ、そうなんだ。でも、はやてを倒すなんて、凄いね。」

 

ユーノははやてを倒したカトラスに驚きながらも、答える。

 

「でも、僕ははやての方が凄いと思う、僕は昔の事は良く聞いたけど、あまりはやての過去は分からない。けど、はやての強さはなのはと僕達が良く知ってるから•••••。」

 

ユーノは自身となのは達がはやての強さを良く知ってると答える。

 

「うん、ありがとう、ユーノ君。でも、私を強くしてくれたのはね、アラタ君だったんや。」

 

はやては自身を強くしてくれたのは、アラタだったと答える。

 

「アラタ君?」

 

ユーノははやての言う「 アラタ君」という単語に首を傾げる。

 

「せや、 アラタ君が私を強くしてくれたんや、昔ね、うちはいつもお母さんとお父さんと離れ離れでの生活をしてたんや。いつも寂しかったけど、お母さんとお父さんと会う時は嬉しかったんや。でね、そんな中•••••」

 

はやては過去の事を思い出す。

 

【お母さん、それと、誰?】

 

【紹介するわ、はやて。私達の親友の息子さんの瀬名アラタ君よ。】

 

【宜しくなっ!はやて!】

 

「赤毛のアンのように、赤い髪をしててな、そのお父さんが博士だから、凄く面白い話とかしてくれて、色んな事を知ってたんや、うちが本を読めたのもあるんやけど、大体はアラタ君のお陰や。」

 

はやては過去の事を思い出しながらも、答える。

 

「へぇ、そうなんだ。じゃあ、今も会ってるの?」

 

ユーノははやてに今もその人に会っているのかと問うが、それと、同時にはやての顔が暗くなる。

 

「ううん••••アラタ君は•••••私のせいで死んじゃったの••••。」

 

はやては自身のせいでアラタという者が死んだと答える。

 

「あ、ごめん!変な事聞いて•••••」

 

「ううん、ええよ。それに過ぎた事やし、あまり気にせんといて。」

 

はやては微笑みながら過去の事はあまり気にしないでと答える。

 

「それに、もし、アラタ君が生きていたら、その時は今まで、ありがとうって言いたい私を強くしてくれたアラタ君に••••」

 

はやてはアラタの姿を思い出しながらも、ユーノに言う。

 

「そうなんだ•••••僕も出来れば、会ってみたいな、はやてを強くさせたその人に••••」

 

ユーノははやてを強くさせたアラタという人に出来れば、会ってみたいと答える。

 

「うん、せやな、本当に会えるのなら、会いたい、せやけど、今はいないんや。それに、アラタ君は言ってたんや。「お前は俺の分まで生きて、幸せを掴んでくれ」って、だから、私はアラタの分まで、生きて行くんや、皆と一緒に••••。」

 

はやては夜空を見上げながらも、答える。

 

「うん、僕もはやてが困っている時は助けるから、いつでも、頼って。僕も力になるから••••」

 

ユーノははやてに自身も力になると答える。それに対し、はやてはフフッ、ありがとう、とユーノ君と答える。

 

「それじゃあ、そろそろ行こうか?僕が送るよ、もう遅いしさ。」

 

そして、ユーノとはやては共に帰宅するため、何処かへと向かって行った。

 

 

「今日も異常は••••ありませんね。」

 

はやてとユーノが共に何処かへと向かう頃、とある屋上からバル•スパロスが二人の歩く様子を見ていた。

 

「あの者、はやてさんとは、仲が良いようですね••••毎日会っているようですが、一体どんな関係でしょうか?」

 

バルスパロスはそう思いながらも、二人の話し合いながら帰る姿を見る。

 

「あの者がいるし、ここらで帰るとしましょう。」

 

そして、バルスパロスはライディングソーサに乗り、帰ろうとした、その時メッセージの通達信号が出ると同時に、ポップアップが表示される。バル•スパロスは直ぐにポップアップを開く。すると、そこには管理局の制服を着るユノの姿が写っていた。

 

【総員に通達する、緊急事態が発生した。直ぐに特務六課作戦室に集合せよ。繰り返す】

 

「一体何が?」

 

バルスパロスは直ぐにライディングソーサに乗ると、はやてとユーノの前にて、ライディングソーサをホバリングさせ、二人の前に立つ。

 

「あ、バルスパロスッ!」

 

「はやてさん、召集命令が出ています。それと、すみません、そちらの愛人方と一緒に帰っていたようですが••••邪魔をしたようですね。」

 

バルスパロスは二人に二人が恋人関係で、共に帰っていたのを邪魔をしたのを謝罪する。

 

「えっと、僕達はそんな関係じゃないから」

 

ユーノは苦笑しながらも、自分達は愛人関係ではないと答える。

 

「え、ええっ!?あ、愛人!?私とユーノ君が!?」

 

その横にては、はやてが顔を赤くさせ、驚いていた。

 

「時は一刻も争います。では、ユーノさん、後にはやてさんを連れに来てくれるでしょうか?」

 

バルスパロスは後にはやてを連れに来るのかと問う。

 

「うん、別に良いけど•••••邪魔にならないかな?」

 

ユーノははやての邪魔にならないかと答える。

 

「いえ、それは後程にお話いたします。では、はやてさん、少しすみません。」

 

バル•スパロスははやてにそう言うとはやてを抱き上げ、ライディングソーサへと乗るはやてないきなりの事に顔を赤くさせながらも、驚いているが、バルスパロスはそれには気付かずに、ライディングソーサを特務六課のある西の方向へと飛ばす。そして、二人が去った後、ユーノが一人ポツリと残る。

 

「愛人••••か、そんな風に見えたのかな•••••?」

 

そして、ユーノは一人そう呟きながらも、二つの満月の夜空を見上げた。

 

 

「月が綺麗ですね~。」

 

バル•スパロスがはやてを抱き上げライディングソーサを飛ばし、特務六課へと向かった頃、ストラトスとアミタ、ユーリはというと、同じく、外を散歩していた。

 

「ああ、そうだな、しかも月が2つもあるのが凄いもんだ。あの月の片方が正でもう片方の月が負、この2つが存在する事で、ミッドチルダを安定させてるんだよな、だが、地球には一つしかないから、不安定」

 

ストラトスは空に見える2つの月を見上げながらも、アミタの問いに答える。

 

「アミタ••••••ストラトス••••••早すぎです。」

 

そして、後ろにてはというと、ユーリがはぁはぁと息を荒らしながらも、やっとの事で二人に追い付いて来る。

 

「あ、ごめん、ペースが速過ぎた••••。」

 

「あ、すみません。ペースが早過ぎましたね。」

 

ストラトスとアミタはユーリに謝りながらも、立ち止まり、ユーリの方へと駆け寄ると、ユーリにペースを合わせながらも、歩いて行く。そんな中後ろから、あら、ストラトスさんじゃない!と誰かに呼ばれ、ストラトスは直ぐに後ろに振り向く。

 

「あ、近所のおばさん、こんばんは。」

 

ストラトスは直ぐに近所のおばさんとその女性に言うと、挨拶をする。

 

「ええ、こんばんは、ストラトス君。それと、横にいるのは••••奥さんと娘さんかしら?」

 

近所のおばちゃんはストラトスに自身の隣にいるのは、妻と二人の娘なのかと問う。

 

「お、奥さん!?」

 

「む、娘さん!?」

 

アミタ、ユーリは近所のおばさんにストラトスの妻と娘なのかと言われ、驚く。

 

「いえいえ、違いますよ。確かに15歳になると、大人ですが、15歳を過ぎないとちゃんとした大人じゃありませんので。それに、この二人は単なる居候ですから。」

 

ストラトスはニコッと微笑みながらも、近所のおばさんの問いに答える。

 

「そうなの、でも、最初に見た時は本当に夫婦と娘で歩いてるようだったわよ?私も凄く驚いたわよ。」

 

近所のおばさんは驚きながらも、答える。

 

「驚ろかして、すみません、ですが、俺達はそんな関係ではありませんので、大丈夫ですよ?後、おばさんはこんな夜に何故ここに?」

 

ストラトスは何故こんな真夜中にここにいるかと近所のおばさんに問う。

 

「私も健康を保つためにも運動しないといけないからね、ストラトス君にも身体は気を付けるようには言われているけどね。」

 

女性は苦笑しながらも、自身が運動していた事を3人に言う。

 

「そうでしたか••••うん?」

 

それと、同時にストラトスの前にホログラフィックディスプレイが出現する。そして、そこには、メッセージのポップアップがあった。ストラトスは直ぐにそのポップアップを開き、中身を見る。

 

「えっと、おばさん、俺、仕事が入ったんで行きますね。アミタ、ユーリ、すまん!召集命令が来てた。一旦帰るぞ!」

 

そして、アミタ、ユーリはあ、はい!と返事をし、ストラトスと共に家へと向かって、駆けて行く。何故家にかというと、 ユーリ、アミタが狙われるためである。

なので、ストラトスは一旦家に送り、特務六課へと行くのである。

 

「フフッ、ストラトス君も忙しいのね、そういえば、ストラトス君ってあのインターミドルに出場してる高町ヴィヴィオ選手と良く似てる気がするけど••••気のせいかしら?」

 

そして、近所のおばさんはストラトスが駆けて行く姿を見送り、ランニングをしながらも、何処かへと駆けて行った。

 

 

「今回の我々の任務はアトラスの占拠、及び、タイニーオービット社の工場の破壊だ!!」

 

ストラトスがアミタ、ユーリと共に家へと帰った頃、とある都市近くの海辺にて、無数のLBXが上空、陸、水中、地下等から戦艦、飛行船、ドリル戦艦、潜水艦のハッチから姿を現し、整列をしていた。

 

「「「うおおおおおおっ!!!」」」

 

その後、無数のLBXは叫ぶと、同時に列を取る。

 

「第1部隊、攻撃準備っ!!」

 

指揮官らしき、水色のLBXの指示により、二足歩行の巨大な脚とミサイルポッド、ガトリングを装備したラージドロイドがLBX達の一歩前に立つ。そして、自身の武装を全て展開する。

 

「撃てぇっ!!」

 

指揮官LBXの指示と同時に、無数のラージドロイドの武装であるミサイルポッド、が展開され、ミサイルを町に向け、放つ。

 

「キャアアアッ!!」

 

「はぁっくしょん!!」

 

「目が!目があああああっ!!」

 

「何よ、あれ•••••何でミサイルがここに飛んで来るわけ!?」

 

「これも戦争の始まりなのか••••。」

 

人々はミサイルの雨を駆けながらも、避けるが、それを付き、無数の銃撃がその人々の身体を八の巣にしては、ビチャッ!という飛沫音と共に、赤色の肉の塊としていく。

 

「第2部隊、突撃開始っ!」

 

 

「「「うおおおおおおっ!!」」」

 

そして、指揮官のLBXの指示と共に第2部隊の列が町へと突撃し始める。

 

「援軍が来るまで、持ち堪えるんだっ!!総員、砲撃、及び、射撃開始っ!!」

 

それと、同時にアーマードデバイス「DCオフェンサー」を覆う胸部位に管理局のエンブレムが刻まれた者達がグレネードランチャー、メガバズーカ、スナイパーライフル等を第2部隊のLBX達に構えるが

 

ーフォーメーションアタック!デスグリフォン!ー

 

「ぐあああああっ!!!」

 

「あああああっ!!」

 

何処からか、聞こえた機械音声と共に唯一LBXに対抗できる力を持つデバイスを持つ者達はロストさせられていく。

 

「な、何だ!?い、一体、どういう?!「こういう事なんだよ、アホが」っ!?」

 

指揮官らしき者はいきなり、コンバットナイフを首に突き付けられる。それに気づき、後ろを恐る恐るとセンサーを後ろへと向ける。そこには、

 

「アホはこの世に生きてちゃ駄目なんだよな~んじゃ、答えれなかった罰として、お前は死刑だっ!!」

 

後ろには、前回のミッションにて、アラタが苦戦した相手「ブルーグリフォン」が月の光に照らされながらも、銀色に金属特有の光沢を放つコンバットナイフで、その者の首を斬りさく。指揮官の者はそのまま、首を斬りさかれ、身体は動力を無くしたロボットのように崩れ落ち、その場に倒れる。そして、ブルーグリフォンは自身に散る血を見ながらも、自身の持つその者の頭部、否、首から頭だけになった指揮官の者を見る。

 

「ギャハハハハッ!!イイネッ!!良いネッ!!その憎しみの表情っ!死んだのにそんな顔も出来るのかよっ!!人間っつうのは、スゲーもんだなぁっ!!」

 

それと、同時に辺りから、黒きLBX達が姿を現しては、隊員だった者達の首を斬りさき、赤く月に照らされ、光る液体を巻き散らす。だが、その者達には悲鳴がなかった。代わりとして、顔と首だけになってしまったその者達には、怯えている表情のまま、息を引き取っていた。そして、辺りはその物達の血により、染まっていく。

 

「んじゃ、デスワルブラザーズ」

 

一体のブルーグリフォンの呟きと同時に、黒きLBX達は整列する。

 

「出血パーティの時間だぁっ!」

 

そして、黒きLBX達はそれを聞くと、瞬時に何処かへと去って行く。

 

「ギャハハハハッ!!管理局の野郎達はどんな目をするだろうなぁっ!この血に染まった町を見てよぉっ!!今にでも、楽しみだぜぇっ!!」

 

一体のLBXはそう答えると、何処かへとゆっくりとその景色に溶け込むように、姿を消す。

 

「良いぜぇ!!その提案、俺達もしなきゃな、折角のパーティーなんだからよっ!!」

 

「ギャハハハッ!!」

 

その後、2体のブルーグリフォンもゆっくりと景色に溶け込むように姿を消して行った。そして、その後にその町からは無数の人々の悲鳴が聞こえ始めていった。

 

 

 

「降下開始っ!!」

 

町中にて、人々の悲鳴が響き始めている頃、アラタ達はクラフトキャリアに乗り、目標地点「アトラス」の上空から降下していた。そして、スターズ部隊皆が二つの月に照らされるアトラスに無事に着地する。他の者達もオペレーターの話によると、無事に着いたそうである。

 

「ここが•••アトラス。」

 

アラタ達は辺りを見渡す。だが、生命反応は一つも無く、ただ、沈黙だけが走っていた。

 

「うん、だけど、何でこんなに静かなんだろう••••。」

 

「皆、慎重に動け、この静けさ、何か怪しい••••。」

 

ティーダはこの静けさに疑問を抱く。

 

「ああ、分かってる、それより、バルスパロス、何か分かるか?」

 

アラタはZシューター、Zソードを構えながらも、周りを警戒する。

 

「それにしても、何でこんなに静か「危ないっ!」ふぇっ!?」

 

なとはは何故こんなに静かなのかと言おうとしたその時、横からアラタが押され、横へとアラタと共に倒れる。そして、そこには、

 

「ギャハハハッ!!今のは、良かったぜ?」

 

すると、景色の中からゆっくりと出現するように、ブルーグリフォンと黒きLBX達がなのは達を包囲する。

 

「くっ!いつの間に!」

 

アラタ達は自分達の武器を構える。

 

「ギャハハハッ!!良いねぇ良いねぇ!!この展開、良いじゃねぇか!!お前らもアイツらのようにしてやるぜ!!」

 

一体のブルーグリフォンはアイツらと同じようにしてやると言いながらも、自身の武装である盾と剣を構える。

 

「アイツら?アイツらって、誰なんだ!!」

 

アラタはブルーグリフォンと黒きLBX達に問う。

 

「ギャハハハッ!!知ってるだろうが!実験体だよ、実験体、こいつの餌になっちまったがな!」

 

3体のLBX達は黒く謎の形状の剣を取り出し、構える。だが月に照らされると、そこには、

 

「な•••••何だ、あれ•••••」

 

そこには、ビル以上の巨大さを持つ巨大な三つの顔を持つラージドロイドが涎を垂らしながらも、立っていた。そして、口から何かをペッと吐き出す。アラタは驚きながらも、それを見る。そう、それは赤い液体だった。

 

「こいつの名は「ケルベロス」、お前も知ってるだろ?地獄を守る番犬の強さを」

 

ブルーグリフォンはケケッと不気味な笑いを上げながらも、言う。

 

「何でケルベロスが!?一体どうやって!?」

 

アラタはケルベロスとブルーグリフォンから呼ばれた巨大な3つ頭のラージドロイドを見ながらも、驚く。

 

「ねぇ、アラタ君、あれって一体?」

 

なのははストライクカノンを構えながらも、アラタに問う。

 

「ギャハハハッ!!そういや、知らなかったよな!!管理局のエース様はよ、じゃあ、教えてやるよっ!コイツは今まで食った人間の持つ生命エネルギー、つまり、電気を喰らい、生きてるんだよっ!そして、コイツに取り込まれた人間はコイツと同化し、コイツを傷付ければ、中の奴等にも同じ痛みが襲う、まさに共存してるようになっ!!ギャハハハッ!!」

 

一体のブルーグリフォンは不適な笑いを上げながらも、ケルベロスについて、説明する。

 

「そして、この剣はこいつの喰らう生体エネルギーを喰らい、それにより、作られたエネルギーで稼働する振動剣だ。通常のオメガダイン物とは違ぇんだよ!!」

 

そして、剣を構え、なのは達に向かって行く。それと、同時にケルベロスも襲い掛かって来る。

 

「はあっ!!」

 

アラタは直ぐにブルーグリフォンへとZソードを振るう。だが、その前にケルベロスが立ちはだかり、代わりに受ける。

 

「ぐああああっ!!」

 

「きゃあああああっ!!」

 

「さああああざあああえええええぇっ!!」

 

「ぐっ!!」

 

アラタは人々の悲鳴に耐えれず、後退する。

 

ーset up!o-carnonー

 

「狙い撃つ!」

 

後ろからはティーダがオーキャノンを構え、ブルーグリフォンを狙い撃つ。だが、それは周りにいる黒きLBXに阻止される。

 

「ギャハハッ!!俺も砲撃タイプなんだよ、このくらい、知ってんだよっ!!」

 

「くっ!!」

 

そして、射撃での戦いが始まる。

 

「ティア!」

 

「分かってるっ!」

 

ティアナは何もない空中に自身のインテリジェントデバイス「クロスミラージュ」に似た武器「ダブルミラージュ」を出現させては、構え、黒きロボットへと向け、撃ち始める。

 

「はあっ!!」

 

そして、ティアナ、スバルは共に動きの良いコンビネーションで周りにいる黒きLBXを自身の武器でロストさせて行く。

 

「はっ、はっ、はぁっ!!」

 

バル•スパロスは風魔小太刀を使い、黒きLBX達を斬りさいては、また斬るという高速戦闘で相手のLBXをロストさせていきながら、

 

「ギャハハハッ!!良いぜ、楽しいなっ!おい!!」

 

盾と黒き剣を持つブルーグリフォンと戦う

 

「はあっ!!」

 

そして、アラタはブルーグリフォンと戦っていた。

 

「ギャハハハッ!!俺を攻撃すれば、ケルベロスが代わりに受けんだよっ!!」

 

それと、同時にケルベロスが前に立つ。

 

「っ!?」

 

アラタは過去の事を思い出し、攻撃できなくなる。

 

「隙ありっ!!」

 

それと、同時に一体のブルーグリフォンが襲い掛かるが

 

「そうはさせないっ!!」

 

それと、同時になのはが後ろから、射撃によりブルーグリフォンを狙い撃つ。

 

「ガハッ!!」

 

そして、ブルーグリフォンはカキィン!という金属音と共に、吹き飛ばされる。

 

「ごめん!なのはっ!!」

 

「ううん、良いの。それより、きりがないね。」

 

そして、周りを見ると、そこには無数の黒きLBXが赤く光る目で見ていた。

スバル、ティアナ、なのは、アラタ、ティーダ、バル•スパロスはお互いの背中を向けながらも、構える。

 

「なぁ、知ってたか?何でここに無数に俺の部下がいるのかっつうの、」

 

そして、3体のブルーグリフォンはある列を作り、先頭の盾と剣を持つブルーグリフォンが問う。

 

「っ!?」

 

アラタは驚く。何故なら、全ての黒木

きLBXが既に三列に並んでいたからである。

 

「ギャハハハッ!!今頃、気付いたかよっ!!だが、ここで終わりだ行くぜっ!!」

 

ーフォーメーションアタック、デスグリフォン!ー

 

それと、同時にブルーグリフォン達はフォーメーションアタックを発動し、アラタ達に向かって駆けて来る。

 

「くっ!早過ぎるっ!!これじゃあ、フォーメーションが出来ないっ!!」

 

だが、アラタの前を通り過ぎる。

 

「っ!?」

 

そして、ブルーグリフォン達が向かう先には••••

 

「えっ!?わ、私!?」

 

ティアナが立っていた。

 

「ギャハハハッ!まず一体目、死ねええええっ!!」

 

「死ぬ気はないわよっ!!」

 

ティアナは直ぐにマルチギミックサックを起動させる。

 

ーSet up!xross rifle!ー

 

その後、ブルーグリフォンへとクロスライフルを向け、狙いを定める。

 

「ファイアッ!!」

 

クロスライフルはカートリッジをガコンッと排出すると同時に、デスグリフォンを発動したブルーグリフォン達に向け、銃口から、エネルギー砲弾を放つが、ブルーグリフォンは高速でその収束

されたエネルギー砲弾性を高速で避ける。

 

(は、速いっ!!だけどっ!)

 

ティアナは直ぐに何らかの色の違うマガジンを装填する。

 

「この弾ならどうよっ!!」

 

そして、ティアナはブルーグリフォン達に向け、砲弾を放つ。そして、ビーム状の砲弾はそのまま、ブルーグリフォン達へと飛んで行く。

 

「ギャハハハッ!!その程度の攻撃、俺に通用するはずねぇだ「それが通用するのよね。」」

 

「貴方達は核融合については知ってる?」

 

ティアナはブルーグリフォン達に核融合について、問う。

 

「核融合••••まさか!?」

 

「そうよ、そのまさかよっ!!」

 

そして、ビーム状の砲弾はブルーグリフォン達に当たる。そして、巨大な大爆発を起こす。

 

「ティア、今のは一体•••?」

 

スバルはティアナにどういう事なのかと問う。

 

「常温核融合よ、スバル。常温で原子核と原子核が融合する事で、巨大なエネルギーを作り出す。それが核融合よ。今回はある程度、少なめの原子核を射出したから、町に被害は及ばないわよ。」

 

ティアナはスバルにどういうのかを説明する。そして、スバルはあはは、やっぱり、分かんないやと言い、苦笑する。

 

そして、煙が上がる中、中から無数のミサイルの雨がアラタ達に襲い掛かる。

 

「っ!?」

 

アラタ達は直ぐに避ける。そして、煙の中からはケルベロスとデスグリフォン発動状態のブルーグリフォン達の姿が現れる。

 

「ギャハハハッ!!生意気過ぎだな、テメェ、核融合?じゃあテメェは知ってんのか?核融合している状態は何の状態かはよ?」

 

一体のブルーグリフォンは核融合の状態が何の状態かと問う。

 

「プラズマ状態•••••まさか!?」

 

「そうなんだよな、そのまさかなんだよなぁっ!!」

 

そして、ティアナへとデスグリフォンによるグレネードランチャーの雨、斬撃が行われる。

 

「ティアナッ!!」

 

ティーダは直ぐに駆けようとするが、この距離からは間に合わない。だが、その時黒い影がティアナを連れ去り、その場から消えると、同時にグレネードランチャーの雨と斬撃を全て消し飛ばす。

 

「な、何だぁっ!?」

 

そして、ビルの屋上にて、月に照らされながらも、ティアナをお姫様抱っこで抱き上げながらも、「ティアナさん、大丈夫ですか?」というプラカードを掲げているカトラスの姿が出現する。

 

「あぁ!?何だアイツって、ギャアアアッ!?!」

 

ブルーグリフォン達が驚くと同時に、ブルーグリフォンに銃撃が襲い掛かる。

 

「早くフォーメーションを取りなさいっ!!アラタッ!!」

 

すると、上空から前に白いストライダーフレームのLBXと同じく、ストライダーフレームのピンク色のLBX、黄色のLBXが姿を現し、ブルーグリフォンへとマシンガンによる銃撃をしながらも、言う。

 

「ユノッ!?それに、キャサリンにハナコ!?一体どうしてここに!?」

 

アラタはユノ達がここにいる事に驚く。

 

「ジン大尉が教えてくれたのよっ!良いから、早くフォーメーションを取って!!」

 

キャサリンはアラタに早くフォーメーションを取れと言う。

 

「もう少しで、ジンさん達も到着します。だから、私達はこのラージドロイドとこの稚魚達を相手にします。」

 

ハナコはケルベロスと黒きLBXの攻撃を避けながらも、手持ちのガトリングで黒きLBXを一掃する。

 

「早くしてっ!相手が陣営を立て直す前にっ!!」

 

ユノはワイヤーの刃を持つ鎖付き剣で、黒きLBXを斬りさく。

 

「ああ、分かった!二人共、フォーメーションアタックだっ!!」

 

「「了解っ!!」」

 

そして、ティーダ、バルスパロス、アラタという順序に列を作る。

 

「ギャハハハッ!!イイネェ!!俺達のフォーメーションアタックが最強か、お前らのフォーメーションアタックが最強か、確かめてやろうじゃねぇか!!」

 

ーフォーメーションアタック!デスグリフォン!!ー

 

そして、デスグリフォンを発動した状態のブルーグリフォン達がそのまま、アラタ達へと突撃してくる。

 

「今だっ!」

 

ーフォーメーションアタック!デルタクロスー

 

そして、ティーダの掛け声と共に、フォーメーションアタック「デルタクロス」 が発動、そして、アラタ達は3つの方向に別れ、三角形を作る。

 

「な、何だぁっ!?」

 

ブルーグリフォンは驚くが、その暇も無く、そのまま、斬りさかれる。そして、装甲、脚、腕と順番に斬りさかれ、そして

 

「「「ギャアアアアッ!!」」」

 

そして、紫電が身体中に走り始め、そのまま、巨大爆発を起こす。それを確認したケルベロス、黒きLBXは何処かへと駆けて去って行く。

 

「くっ!逃げられたか•••••。」

 

アラタは追おうとしたが、ケルベロスの速度は通常のLBXの移動速度以上の物であったため、追う事が出来ずに見逃してしまう。

 

「やったね!アラタ君!」

 

なのははアラタに駆け寄り、勝利した事を喜ぶ。

 

「ああ•••イチかバチかだったけど、成功したな、バルスパロス、ティーダ。」

 

アラタは二人に成功率は低いが、成功したなと言う。

 

「はい、そうですね、ティーダ。」

 

バルスパロスはティーダに問う。

 

「ああ、そうだな。」

 

そして、ティーダはカトラスのいるビルの屋上の方を見上げる。そして、屋上にてはカトラスがティアナを抱き上げたまま、降りて来る。そして、「大丈夫ですか?」と書かれたプラカードを見せ、ティアナを降ろす。

 

「あ、はい、大丈夫です。」

 

ティアナはカトラスに自身は大丈夫だと答える。それに、対しカトラスは「それは良かった」と書かれたプラカードを掲げ、答える。

 

「あの、カトラス部隊長、その頭•••••大丈夫ですか?」

 

ティアナはカトラスの頭に付着した赤い少し大きなシミを見て、大丈夫ですかと問う。それに対し、カトラスは「あ、これですか?少しかすっただけですから、気にしないでください。」と書かれたプラカードを掲げ、答える。

 

「いえ、今直ぐに手当てしますので、早くクラフトキャリアに戻り「まだだ•••••」っ!?」

 

「ま、まだ動けるのか!?」

 

ティアナがカトラスを連れ、クラフトキャリアへと向かおうとしたその時、黒き煙の中、三つの人影が見え始める。

そして、煙が収まるとそこには、ヒビの入った装甲を纏う身体中に紫電を纏ったブルーグリフォン達がよろけながらも、立っていた。

 

「ギャハハッ•••••やるじゃねえか、だがよ、お前達も一緒に道連れだあぁっ!!」

 

そして、ブルーグリフォン達がアラタ達へと駆けて行こうとしたその時、

 

ーアタックファンクション!ハイパーエネルギーボムー

 

一つの青色の球体がブルーグリフォンを三体まとめて、頭を貫く。それと、同時にブルーグリフォン達は悲鳴を上げ、そのまま、爆発を起こし、破片を散らす。アラタ達は驚き、青色の球体が飛んで来た方向を見る。そこには

 

「ハロー、皆さん、遅れてすみません~。ストラトス二佐、只今部隊長の援護に来ましたよ?」

 

そこには、管理局のエンブレムが刻まれたDCオフェンサーを覆い、スナイパーライフルを構えたビルの屋上にいるストラトスの姿があった。そして、ストラトスは屋上から飛び降り、アラタ達の前に着地する。

 

「君は••••?」

 

アラタはストラトスに誰なのかと問う。

 

「あれ?さっき紹介したんですが、聞こえませんでしたか?ストラトスと言います。それと、改めて、こんばんは、瀬名アラタさん、それと、皆さん。」

 

ストラトスは手を振りながらも、言う。

すると、カトラスは「彼はストラトスと言って、ユノさんの部隊の隊員です。」と書かれたプラカードを掲げ、答える。

アラタ、なのははええっ!?と驚く。

 

「あれ?二人には言わなかったっけ?私達の部隊には一人だけ、男がいるって、それがこのストラトスよ?」

 

ユノはストラトスが自身の部隊の隊員だという事を言う。

 

「まぁ、そんな感じですよ。それじゃあ、隊長、俺は先にクラフトキャリアに戻りますね、色々と整備しないといけないんで、それでは、アラタさん、なのはさん。後で会いましょう~!ではグッドバ~イ!」

 

そして、ストラトスは直ぐにそのまま、駆けて行く。

 

「••••何か束の性格に似てるな••••。」

 

アラタはストラトスが駆けて行く姿を見ながらも、束に似てるなと静かに呟く。

 

「それより、皆、早く合流時点に行こう。残りの市民達の捜索をかねて、しないと駄目だから。」

 

「あ、ああ、そうだな。カトラスさん、カトラスさんはクラフトキャリアに行ってください。ティアナ、スバル、宜しく頼む。」

 

アラタは二人にカトラスをクラフトキャリアまで頼むように言う。

 

「あ、はい!」

 

そして、カトラスはティアナに連れられ「そういえば、クラフトキャリア乗って来たのって、何処のだったっけ?」

と書かれたプラカードを掲げながらも、共に歩いて行く。

 

「それじゃあ、行こう、皆。」

 

そして、アラタ達は共に合流時点へと向かって行った。

 

 

「•••••••ほう、フォーメーションアタックを使うとは•••••今までの我らが作り出した試作機の中で予想以上の能力だ。」

 

とある黒き暗黒の中、赤き光を放つ青き装甲を持つLBXが立っていた。

 

「そして•••••"闇の書"••••あれの復活にはケルベロスを利用する事にしよう••••あの者のためには必要不可欠であるからな••••。」

 

そして、青色の赤き光を放つLBXは景色に溶け込むように何処かへと消え去って行った。

 

 

「最近、事件が多いですね•••••。」

 

とある夜空の下の協会のとある一室の大きな部屋にて、金髪のロングヘアーの女性「騎士カリム」が窓から2つの夜空に輝く銀色の月を見上げていた。

 

(•••••それより、何故でしょうか•••••何故、聖王オリヴィエの血を引く者なのでしょうか••••?)

 

カリムは夜空を見上げながらも、疑問に思う。

 

(聖王オリヴィエは千年前の戦争にて、ゆりかごで命を落とし、亡骸としても確認された••••それに、それは嘘だとしても、聖王オリヴィエは生命を生み出せない身体だったはずです。それに、普通は血筋を受け継ぐではなく、引き継ぐ者のはず••••なのに何故•••••血筋を受け継ぐ者なのでしょうか••••?)

 

カリムは夜空を見上げながらも、考える。

 

(これも、疲労のせいでしょうか••••••?)

 

そんな事を思っていたその時

 

「そうですね、騎士カリム。」

 

「っ!?」

 

 

カリムは後ろにて光る赤き瞳に気づき、何かを振るうのを感知し、直ぐに避ける。

 

「なるほど、流石は騎士と名乗る程はある。」

 

そして、黒き暗黒の中からアクチュエータ音を出しながらも、黒い3つのスコープカメラが顔に付いたロボットが姿を現す。そして、カリムがいた場所には銀色に輝く刃を持つコンバットナイフが刺さっていた。

 

「残念ですが、貴方は私に付いて来て貰いましょう。これも、私の仕事でしてね、それに助けを求めても、魔法を使おうとしても、無駄ですよ?既に貴方の身体の中には私の起爆用ナノマシンが流れてましてね、貴方が魔法を使おうとすれば、発された魔力を感知し、爆発するようになっていますし、この空間は音をかき消せるようになっています。貴方には生きる選択肢は付いて来るしかありませんよ?」

 

ロボットはカリムに生きる選択肢は一つしかないとカリムに伝える。

 

「••••貴方が何者かは分かりませんが、私は貴方に付いて行く気はありません。それに、私ここを離れるわけには行きませんので」

 

カリムは静かにロボットへと言う。

 

「そうか、では消えてください。」

 

そして、ロボットは消えろというが、何も起きず、沈黙だけが走る。

 

「な、何!?爆発しないだと!?」

 

ロボットは爆発が起きないのに驚く。そして後ろからロボットを黒き何かが窓を割り、外へとほおりだすと、黒き何かはロボットの前に立ちはだかる。

 

「っ!?」

 

そして、カリムはその謎の者の姿を見て驚く。その姿は水色のポニーテールに赤と金色の片方ずつ違う目、両手にはヴァリアントザッパーに酷似した銃を持ち、白き裏が赤色のマントを身に覆い、身体には全て銀色の甲冑を身に付けていた。

 

「き、貴様、何者「死ね」ぐはっ!!」

 

黒きロボットは何かを言おうとしたが、その前に水色のポニーテールをした者は瞬時に黒きロボットの前に立つと、

ヴァリアントザッパーに酷似した武器を可変させ、そのまま、黒きロボットの胴体部にグシャリという音と共に突き刺す。それと、同時に紫電が身体中を走り始め、胴体部位からオイルが流れ始める。そして、そのまま、上空に蹴り上げると同時に爆発する。そして、煙の中から水色のポニーテールの者が姿を現す。

 

「貴方は一体•••?」

 

カリムはその謎の者に問う。

 

「いえ、私は只の通りすがりの者です。騎士カリム•••••それと、窓ガラスを割ってしまい、すみません。」

 

そして、直ぐに何処かへと去って行く。

 

「あの者の目、そして、あの水色の結んだ長い髪•••••あれは聖王オリヴィエの•••••一体、どうして••••?」

 

そして、騎士カリムは驚きのあまりシャッハが来るまで立ち尽くした。

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