魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第54話「休日1」

「はあっ!!」

 

とある公園にてはというと、トーマが青い髪のショートヘアーに水色の瞳をしたなのはの覆うセイクリッドタイプに近い配色と形状をした「ストライカータイプ」のバリアジャケットを覆うスバル、と戦っていた。

 

「遅いよっ!!」

 

スバルはトーマの拳を避けると、懐に入り込み、トーマへと右腕の拳を振るうが、トーマの目の前で止める。

 

「今回は私の勝ちだよ?ほら」

 

スバルは地面に腰を下ろした状態のトーマへと手を差し伸べる。

 

「ありがとうございます、スバルさん。」

 

トーマはスバルの手を取ると、立ち上がる。

 

「うん、良いよ。それより、少し休憩にしよっか。」

 

スバルはトーマに休憩だと言うと、ベンチに腰を掛け、横にあったスポーツドリンクを少しだけ飲む。それと、同時にトーマはスバルの隣に座る。

 

「それより、トーマ。何でいきなり私に格闘技を習おうとしたの?トーマは元々結構強いよね?」

 

スバルはトーマに何故格闘技を習おうとしているのか、問う。

 

「いえ、僕は弱いですよ。リアクト出来なければ、只の人ですし、それにもし、リリィとリアクト出来ない状態に陥ったら、リリィを守る事も出来ないかもしれないし、それにもし相手がLBXだったら、ディバイダーでも傷一つ付けられないのですが、LBXの関節なら、破壊出来ますから。」

 

トーマはスバルに微笑みながらも、言う。

 

「そっか••••••というか、トーマってリリィの事ばかり話してない?」

 

スバルはトーマにリリィの事ばかり話してないか?と問う。

 

「えっ?そうなんですk「もしかして、リリィの事が好きなの?」ええっ!?ノ、ノーヴェさん、い、一体何を言ってるんですか!?リ、リリィがこんな僕なんかを好きになるはず何か•••••」

 

スバルの問いにトーマは顔を赤くしながらも、焦りながらも、リリィが自分の事を好きになるはずないと答える。

 

「なるほど、図星か••••••。それで、ストライクアーツまで習おうとしてまで、リリィを守ろうとしているんだ。まぁ守るのは当然だけど。」

 

スバルはトーマがリリィを守ろうとする理由を分かりながらも、笑いながらも、言う。

 

「え、えっとその•••••「恥ずかしがらなくて良いよ?ノーヴェ達には内緒にするから」••••本当に言わないでくださいよ?•••••その••••好きです。仲間としてじゃなくて、一人の男として••••」

 

スバルの問いに顔色を赤くしながらも、トーマはリリィの事を一人の男として、好きだと答える。

 

「そっか、私もトーマがリリィと恋人になるのを応援するね?でも、問題はリリィだよね••••。まぁ、でもそれについては家で話そっか?それじゃあ、そろそろ暗いし、帰ろう?トーマ。」

 

「はいっ!」

 

そして、スバルはトーマの恋が実る事を応援してあると言いながらも、そろそろ

暗いため、帰ろう?とトーマに言い、トーマと共に、自分達の家であり、大家族の一家「ナカジマ家」へと向かって歩いて帰って行った。

 

 

ー君は何故、戦う?何故、守ろうとする?ー

 

 

 

「•••••はっ!」

 

アラタは急速にベッドの上にて起き上がる。

 

「ここは••••確か、俺はアインハルトを•••••うん?」

 

アラタは何故自分がベッドの上にいるのか?そして、アインハルトを助けた時に倒れたのを思い出す。その時に、自身の片手に何らかの重さと暖かさを感じ、アラタは横に振り向く。そこには、自身の手を両手で握りながらも、ベッドに顔を横にしながらも、静かな寝息を立てるアインハルトの姿があった。

 

「••••アインハルトに迷惑掛けちゃったな••••。」

 

アラタはアインハルトの両手を自分の片手と繋がせたまま、器用にアインハルトをお姫様抱っこの形で抱き上げると、アインハルトをベッドへと寝かせる。

 

「ごめんな••••アインハルト••••また迷惑掛けてしまって•••••。」

 

アラタはアインハルトの頭を撫でながらも、アインハルトが握る両手を自身の両手で優しく握りながらも、アインハルトに言いながらも、横にある椅子に座る。それと同時に、アラタの目の前に、水色のホログラムが姿を現す。そして、ホログラムに写っていたのは・・・・

 

『もう~遅いじゃないの~、アラタっ!』

 

キリエだった。どうやら、既にアラタとの通信方法を見つけていたらしい。

 

「いや、実はさ、アインハルトを『アインハルト?へぇ~、お姉さんに内緒で他の女性と今まで遊んでいたのね~?』いや、そうじゃないんだ・・・・・また、アインハルトに迷惑を掛けてしまってさ・・・それと少し声を小さくしてほしいんだ、実は俺が起きるのを待ってそのまま、眠ちゃってさ・・・・」

 

アラタはキリエに自身がアインハルトに迷惑を掛けてしまったと答えながらもキリエに小さな声で出来ないか?と答える。

 

『あ、そう・・・・・それより、さっき俺が起きるのを待っていたとか、言ったわよね・・・?一体どういう事かしら?』

 

キリエはアラタに不適な笑みを浮かべながらも小さな声で問う。

 

「い、いや・・その・・・『正直にお姉さんに話しなさい?』・・あ、はい・・実は・・・疲れてしまって、アインハルトを助けた時にそのまま・・・・倒れちゃって、それで、アインハルトが俺をベッドにまで運んで起きるまで椅子に座って待っていたようなんだ。」

 

アラタはキリエに焦りながらも、ひたすら事実を隠そうとするが、キリエの不適な笑みから、何故か恐怖感を覚えたため、自分が疲れて、アインハルトを助けた時にそのまま倒れて、アインハルトが自分を運び、起きるまで椅子に座って待っていたようだと答える。

 

『へぇ~、それで、何で手を繋いでいるのかしら?』

 

キリエはアラタに何故アインハルトの手を繋いでいるのかと問う。

 

「あ、これか?俺が起きた時にこうなっていたんだ。多分、落ち着かなかったからだと思うんだ。それと、昨日、帰れなくてごめんな、キリエ。」

 

アラタはキリエに自身が起きていた時にアインハルトの両手がが自身の手を握っていた事、そして、自分の予測からしてアインハルトは落ち着けなかったから、こうした事、そして、キリエに自分が倒れたせいで、帰れなくて済まないと答える。

 

『い、いえ、良いのよっ!それより、ちゃんと今日はアインハルトの傍にいなさい?アインハルトも女の子よ?心配させたのなら、それなりに恩返ししないとね~?それに、今日は休日だし?』

 

キリエは焦りながらも、今日はアインハルトの傍にいろと言う。

 

「ああ、分かった。ありがとう、キリエ。」

 

『ええ、それじゃあ、私は少し束やレヴィ達と出掛けるわね。それじゃあ、また後で会いましょう?』

 

それと同時に、アラタの前に出ていたホログラムは姿を消す。

 

「まあ・・・・・確かにキリエの言う通りかもな・・・・・・。」

 

そして、アラタはそう思いながらも、アインハルトの手をゆっくりと優しく離し、ベッドの上にて置くと直ぐに立ち上がる。

 

「さて・・・・朝食ぐらいは用意しておかないとな・・・・迷惑掛けちゃったし」

 

そして、アラタは戸を開け、部屋を出て行った。

 

 

 

「昨日はすみません、シグナムさん。」

 

アラタがアインハルトが起きるまで待ち続けている頃、八神一家ではというと、バル・スパロスとシグナム達が朝食を取っていた。現在の時刻は午前7時である。

 

「いや、良いんだ。束にも許可は取ってあるから。それに、主はやてからもお前と共に何処かへ行きたいと言っていたからな。」

 

シグナムはトーストを口に運びながらも答える。

 

「そうですか・・・・はやてさんと皆さんでお出かけ・・・・私も楽しみですっ!」

 

バル・スパロスはシグナムの問いに答える。それに対し、シグナムは少し微笑む。

 

「良かった~、私も楽しみやで?バル・スパロス。」

 

はやてはバル・スパロスと出掛けるのが、楽しみだとにっこりと笑いながらも答える。

 

「フフッ、そうね(それにしても、この感じ・・・・・昔、リインフォースと一緒にいたときと同じ・・・・・・気のせいかしら?)」

 

シャマルはバルスパロスと共に出掛けるのを楽しみにしながらも、何処かで違和感を感じる。

 

「ザフィーラが新婚旅行でいないのは、残念だけどな」

 

ヴィータはザフィーラが新婚旅行でいない事を皆に話す。現在、ザフィーラは妻のアルフと共に、新婚旅行に行っており、いないのである。

 

「まあ、早く食べようや。そして、皆で出掛けようか。」

 

そして、皆は朝食を食べ始めた。序に朝食のメニューはトースト、スクランブルエッグ、新鮮なサラダである。

 

 

「う、う~ん・・・・・。」

 

はやて達が朝食を食べ始めた頃、テイアナはゆっくりと目を開け、眠そうな目を擦りながらも起きていた。だが

 

(か、カトラスぶ、部隊長のか、顔が・・・・・め、目の前にっ!?)

 

起きて早々と驚いていた。何故なら、カトラスの顔が自分の顔の目の前まで来ていたからである。

 

(そ、そういえば・・わ、私、き、昨日カトラス部隊長と・・・・っ~!!」

 

テイアナは昨日、自身がした事を思い出し顔を紅くする。

 

(で、でも・・・・何だか・・・・暖かいな・・・・・カトラス部隊長の腕・・・・。)

 

テイアナは自身の頭の下にある眠っているカトラスの腕から暖かさを感じる。

 

(もうちょっとだけ・・・・いやいや、駄目よっ!仮にもカトラス部隊長は怪我人なのよ?それに、私の責任で、負傷したのよ?それでカトラス部隊長に・・・・・・)

 

テイアナはそう思いながらも、カトラスの顔を見る。だが、これも驚くべき事に・・・・

 

「おはようございます。テイアナ執務官。」

 

カトラスは起きていた。しかも、テイアナが向いた瞬間、至近距離で笑顔で挨拶をする。

 

「か、カトラス部隊長、お、おはようございます・・・・。」

 

テイアナは顔を紅くしながらも、カトラスに挨拶をする。

 

「はい、こちらこそ、それと、昨日はちゃんと眠れましたか?俺がいるから、狭いと思いますが・・・」

 

カトラスはテイアナに昨日はちゃんと眠れたかと問いながらも、自身のせいで窮屈ではなかったか?と問う。

 

「い、いえ、窮屈ではありませんよ。それに、ちゃんと眠れました・・・・・ですが、カトラス部隊長の方こそ・・・・・ちゃんと眠れましたか?」

 

テイアナはカトラスにちゃんと眠れたかと問う。

 

「はい、ちゃんと眠れました。これもテイアナ執務官のおかげです。」

 

カトラスはテイアナにぐっすり眠れたと答えながらも、ぐっすり眠れたのは、テイアナのお陰だと答える。

 

「そうでしたか・・・・・。」

 

そして、二人の間に少しの間沈黙が走る。そして、最初にカトラスが口を開く。

 

「あの・・・・テイアナ執務官。」

 

カトラスはテイアナに問う。

 

「あ、はい・・・何でしょうか?」

 

テイアナはカトラスの問いに応答する。

 

「その・・・・抱きしめられているのですが・・・・・」

 

カトラスは苦笑しながらも、自分がテイアナに抱きしめられている事を話す。すると、テイアナは我に帰り、顔を紅くしながらも、直ぐにカトラスから離れ、起き上がる。

 

「す、すみませんっ!カトラス部隊長っ!そ、それより、怪我の方は・・・・?」

 

テイアナはカトラスに怪我の方は大丈夫なのかと問う。

 

「あ、はいっ!だ、大丈夫ですよ。それに平気ですよ、良く、昔幼馴染みに抱かられていた物で・・・・・」

 

カトラスも顔を紅くしながらも過去に幼馴染みに抱きしめれていたため、慣れていると言いながらも、負傷した怪我の方は平気と答える。

 

「そ、そうですか・・・・ですが、すみません・・・・。」

 

テイアナはカトラスを見ながらも、包帯が巻かれている箇所を見ながら、少し暗い顔色で答える。すると、カトラスは何かを察知したのか、笑顔で

 

「いえ、大丈夫ですよ。それに、テイアナさんが隣で抱きしめてくれたお陰で、ぐっすり安心して眠れましたから。」

 

カトラスは微笑みながらも、テイアナの問いに答える。

 

「ふ、ふぇ!?」

 

テイアナはカトラスの問いに対し、顔を紅くし、驚く。

 

「あ、いえっ!変な意味でじゃなくて・・・その、安心して眠れたというか・・・・昔お母さんが抱きしめてくれた時の事を思い出したというか・・・・はい・・・。」

 

カトラスはテイアナが顔を紅くし、驚いた表情に対し、直ぐに状況を理解し、顔を紅くしながらも、焦りながら答える。

 

「そ、そうですか・・・・そ、その、朝食、持って来ますね?」

 

テイアナは顔を紅くしながらも、急いで食堂へと向かうため、医療室から、急いで駆けて行く。

 

「あ、はい・・・・どうもありがとうございます。(ど、どうしましょうか!?テイ、テイアナさんにへ、変な事をっ!?」

 

そして、カトラスは焦りながらも、テイアナが医療室へと戻ってくるのを待ち始めた。

 

 

「う、う~ん・・・・ここは・・・・」

 

テイアナが食堂へと顔を紅くしながらも、急いで駆けて行った頃、アインハルトはゆっくりと眠たい目を擦りながらも、目を開ける。

 

「そういえば・・・・何故私がベッドに・・・?はっ!そういえば、アラタさんはっ!?」

 

アインハルトは自身が何故ベッドにいるのか、疑問に思いながらも、昨日の事を思い出す。そして、アラタがどうなったのかを思い出すと、直ぐに、部屋の戸へと向かうが。

 

「アインハル「あ、アラタさんっ!?」ええっ?!あ、アインハルトっ!?」

 

丁度その時、戸を開け、アラタが入って来ると同時に、アインハルトはアラタとぶつかり、アラタの上にアインハルトが乗っかる形になり、二人共倒れる。

 

「いたたた・・・・・アインハルト、大丈夫か?」

 

アラタは打った頭を抑えながらも言う。

 

「あ、はい・・・す、すみません・・・。」

 

アインハルトはアラタの身体の上に乗りかかったまま、アラタに自分は大丈夫だと言いながらも謝罪する。

 

(な、何故でしょうか・・・・ま、またあの時の事を思い出してしまいます・・・。)

 

「いや、良いんだ・・・・。それよりアインハルトの方こそ・・・・アインハルト?」

 

アラタはアインハルトの方こそ、大丈夫かと問うが、アインハルトの様子がおかしい事に気付く。

 

「ふ、ふぇ!?あ、はい、す、すみません・・・・それより、身体の方は大丈夫ですか?」

 

アインハルトは我に帰り、顔を紅くしながらもアラタに体の方は大丈夫かと答える。

 

「ああ、少し疲れていたせいかもしれない。でも、もう大丈夫だ。それより、アインハルト、迷惑掛けてごめんな・・・・。」

 

アラタはアインハルトに今までずっと戦っていたのか、それにより、疲労が溜まっていたせいかもしれないと言いながらももう大丈夫だと答える。そして、アインハルトに自分が迷惑を掛けた事を謝る。

 

「そ、そんな・・・迷惑ではありませんよ。アラタさんには、いつも助けて貰っているばかりですし、それに・・・・」

 

アインハルトはアラタの上に乗っかったまま、アラタに礼を言いながらも、いつも助けて貰っており、迷惑ではないと答える。

 

「それに・・・・?」

 

アラタはアインハルトが最後に発した「それに・・」に首を傾げる。すると、アインハルトは顔を紅くさせ

 

「あ、い、いえっ!何でもありません・・・・・。」

 

アラタの視線から、目を背けながらも、恥ずかしがりながらも言う。

 

「そうか、なら良いけど・・・・それより、そろそろ起きないか?」

 

アラタはアインハルトの様子に、首を傾げながらも、アインハルトにそろそろ起きないか?と問う。

何故なら、現在の状態はアインハルトとアラタがぶつかり、アラタの上にアインハルトが乗っかった状態で倒れているからである。

 

「あ、す、すみません!」

 

アインハルトは直ぐにアラタから、離れると、立ち上がる。それと同時にアラタも立ち上がる。

 

「いや、良いんだ。それと、お詫びとして朝食を作っておいたんだが・・・・食べるか?」

 

アラタはアインハルトに迷惑を掛けたお詫びとして朝食を作っておいたと問う。

 

「え?朝食・・・・?(あ、アラタさんって、料理出来たんですね・・・・一体どういうのでしょうか・・・・?)」

 

アインハルトはアラタの作った朝食について、考えながらも、アラタが料理をする事が出来たのを、初めて知る。何故なら、今までアラタは一度も料理をする所をアインハルトに見せた事がないからである。

 

「ああ、料理器具や材料は、皆、ダックシャトルから転送で持ってきて、作ったんだけど・・・どうする?」

 

アラタはアインハルトに料理器具や材料は全てダックシャトルから調達して来たと言いながらも、どうするのか、問う。

 

「えっと・・なら、食べます。」

 

アインハルトはアラタにアラタの作った朝食を食べると答える。

 

「そうか、なら、良かった。それじゃあ、食べに行くか。」

 

そして、アラタとアインハルトは開けっ放しの部屋の戸を閉め、朝食を食べるため、リビングへと向かって行った。

 

 

「ふう~、今日もええ物が沢山取れたな~」

 

アラタとアインハルトが朝食を取りにリビングへと向かった頃、とある森にて、ジークが調理をしていた。ジークの横には未だに鮮やかな光を反射し、虹色を発している鱗を持つ未だに少し跳ねている魚や、黄緑色、もしくは緑色といった野菜、果物等があった。そして、目の前には色んな調理器具があった。

 

「それにしても、昨日のは一体何だったやろうか・・?とはいえ、何か分からへんあの怪物達は何処かに行ってしもうたな・・・・一体はあれは何やんやろう・・・・?」

 

ジークは昨日、自分の住む森に現われた怪物、黒いLBXについて、考える。

 

(うちを狙ってたようやけど・・・・一体・・・・?それに、アレナさんは、うちやハルにゃん、ヴィヴィオの事だけ、話してたし・・・・一体何が・・・・?)

 

ジークが黒いLBXや昨日現れ、今回は跡形も無く、存在していた証拠を消し、消え去った怪物について考え込んでいたその時

 

「不幸だあああああっーーーーーーーーーっ!!!」

 

遠くの方から、誰かの叫び声が聞こえてくる。

 

「え?な、何や今のは?誰か叫んでいたようやけど・・・・でも、何処かで聞き覚えが・・・・」

 

ジークは急いで聞き覚えのある叫び声がした方向へと駆けて行った。

 

 

「う~ん・・・・おはよう・・・・ジン。」

 

ジークが聞き覚えのある叫び声のした方向へと駆けて行った頃、海道家では、ジンがアリサとすずかを起こしていた。

 

「ああ、おはよう、アリサ、すずか。」

 

ジンは少し微笑みながらも、朝の挨拶をする。そして、二人の頬に軽く唇を当てては小さな音を立てては離す。

 

「うん、おはよう。ジン君」

 

すずかはジンの頬にジンと同じく唇をジンの頬に軽く当てては小さな音を立て、直ぐに離す。

 

「ええ、おはよう、ジン。」

 

アリサも同じくジンの頬に軽く唇を当てては小さな音を立て、直ぐに離す。

 

「朝食はもう出来てるぞ。」

 

ジンはアリサとすずかに既にもう朝食が出来ていると言う。

 

「へぇ、やっぱり、ジンって何でも出来るよね。」

 

アリサはジンにどんな事でもやりこなしていると答える。

 

「いや、私はまだまだだ。束の方がもっと出来るんじゃないのか?」

 

ジンはアリサの問いに束の方がもっと出来ると答える。

 

「う~ん、でも、ジンもそれなりに出来ていると思うよ?何か執事みたいだし」

 

すずかはジンもそれなりに出来ていると言いながらも、執事のようだと答える。

 

「そうか?まあ、良いか・・・・・それじゃあ、朝食でも早く取って、今日の計画でも、立てようか。」

 

「うん、そうだね。」

 

そして、アリサ、すずか、ジンは朝食を取りに、戸を開けては、出て行く。そして最後に出たすずかが戸を閉め、朝食を取りにリビングへと向かって行った。

 

 

「うん、分かったの。ありがとう、教えてくれて」

 

その頃、高町家ではというと、ヴィヴィオ、なのは、フェイトで朝食を取っていた。そして、現在、束から「アッ君はアインハルトの家にいる」事についてと、そこでLBXの襲撃があった事、そして、その時に倒れた事を話し合っていた。

 

『ううん、このくらいは簡単だから、大丈夫だよ。それより、良い休日を取ってねっ!』

 

束はなのはとフェイトにそう言うと、束の写っていたホログラムがなのは達の前から消える。

 

「う~ん・・・やっぱり、束もアラタが疲れてるって言ってたし、本当に疲れているだけなんじゃないのかな?」

 

フェイトはアラタがただ、単に疲れているだけだと束から、聞いたため、本当に疲れただけなんじゃないのか?となのはに問う。

 

「うん・・・・束が言ってるんだし・・・・そうかも。(でも、やっぱり・・・・・違うと思う・・・・・。)」

 

なのはは、束の意見やフェイトの問いに同意しながらも、昨日の事を思い出しながらも、やはり、何かあるのだと疑問に思う。

 

「そう言えば、明日はいよいよだね、ヴィヴィオ。頑張ってね。私となのはは行けないかもしれないけど、応援してるから、ううん、絶対に応援しに行くから。」

 

フェイトは明日はインターミドルでのヴィヴィオの対戦があるのを思い出しながらも、ヴィヴィオに頑張ってと応援する。

 

「うんっ!ありがとう。フェイトママ。」

 

ヴィヴィオは嬉しそうにフェイトにお礼を言う。

 

「それじゃあ、早く冷める前に食べよっか。」

 

そして、なのは達は朝食を取り始めた。

 

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