魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第62話「漆黒の前夜 前編」

「アミタッ!!ユーリッ!!」

 

その頃、ストラトスはというと、とある森に

の中にて、アミタとユーリを探していた。

 

(おかしい‧‧‧‧‧確か、ここら辺で‧‧‧‧‧ アミタの持つ携帯通信機からの電波が発信されていた‧‧‧‧‧一体何処に‧‧‧‧‧?)

 

ストラトスはアミタ達に何かあったのかと心配するそんな中

 

「ストラトス?」

 

後ろから誰かの声がする。それと、同時にストラトスはそれを聞き、直ぐに振り向く。そこには‧‧‧‧

 

「アミタ‧‧‧ユーリ‧‧‧」

 

そこには、茂みの中にて、隠れていたのか、頭に葉が沢山付いており、警戒しているかのような顔で自分を見ているアミタとユーリの姿があった。

 

「すみません、いきなり地震があったので、その‧‧‧「アミタッ!!ユーリッ!!」ふ、ふぇっ!?」

 

ユーリが地震があったため、何事なのかと思い、前にストラトスに案内された避難エリアである森にて避難していた事を言おうとしたその時、ストラトスが二人を抱きしめる。

 

「良かった‧‧‧‧‧‧二人共、無事で‧‧‧‧‧」

 

「ストラトス‧‧‧‧‧さん?」

 

「ストラ‧‧‧‧‧トス?」

 

ユーリとアミタはストラトスがいきなり抱きしめたのに驚き、ストラトスの顔を見る。二人の目に写ったのは、ストラトスの頬に下へと流れ落ちる一粒の涙だった。

 

「あ、ごめん‧‧‧‧‧もう、こんなのには慣れているはずなのに‧‧‧‧‧変な所を見せてしまった‧‧‧‧ごめんな。」

 

ストラトスは直ぐに袖で涙を拭い、二人に変な所を見せてしまったと謝る。

 

「ストラトス‧‧‧‧‧。」

 

「ストラトスさん‧‧‧‧‧。」

 

二人はストラトスを心配そうに見る。

 

「ま、まぁ、あまり気にしないでくれ。それじゃあ、付いて来てくれ。」

 

ストラトスは笑顔で二人に気にしないで欲しいと言うと、二人に付いて来てと言い、歩き始める。

 

(‧‧‧‧‧ストラトスさんは‧‧‧‧‧‧一体今までどんな経験をして来たのでしょうか‧‧‧‧‧?私には分かりません‧‧‧‧‧ですが)

 

アミタはそう思いながらも、ユーリに行きましょう、ユーリと言うと、共にストラトスに付いて行き、歩き始める。

 

(ほとんどが‧‧‧‧‧‧悲しい事だけだったと思います‧‧‧‧‧。)

 

そして、ストラトスとアミタ、ユーリは森の出口めと向け、歩き始めた。

 

 

「あ、貴方は前のっ‧‧‧‧‧!!」

 

ストラトスとユーリ、アミタが森の出口へと向け、歩き始めた頃、アラタとなのは達はいきなり自分達の目の前に現れた前にはやてを助け、何処かへと直ぐに去ったデクーに酷似した紫のLBXの姿に驚いていた。

 

「ああ‧‧‧‧‧‧」

 

それに対し、紫の正体不明のLBXは一言言う。それと、同時に紫の正体不明のLBXのボディに六角形パネルのような線が入る。それと同時に脚部からどんどんと、何処かへと消えて行く。そして、全ての六角形パネルと化した紫のLBXのボディが消え、現れたのは、一人の赤髪のロングヘアーに金色の瞳をした男性の姿だった。そんな中、アラタは驚きを隠せず、動揺する。何故なら‧‧‧‧‧‧

 

「英二‧‧‧‧‧‧おじさん!?」

 

「‧‧‧‧‧‧‧‧やはり‧‧‧‧‧‧生きていたようだな。流石は“ツルギとあのお方の息子“だ。」

 

そう、アラタにとって、知り合いである者だったからである。

 

(ツルギとあのお方の息子‧‧‧‧‧‧?ツルギの方は名前っぽいけど‧‧‧‧‧‧あのお方って‧‧‧‧‧一体?)

 

そんな中、只一人、束だけが「ツルギとあのお方の息子」という単語に疑問を抱く。

 

「えっ!?アラタ君?この人、知り合いなの?」

 

なのはは驚きながらも、知り合いなのかとアラタに問う。

 

「ああ‧‧‧‧‧自己紹介が遅れたな、私は八神英二だ。いや‧‧‧‧‧もう知っているかもしれないが‧‧‧‧な。」

 

「八神英二」と名乗る赤神のサラサラのロングヘアーの男性はアラタ達に自己紹介をする。

 

「「???」」

 

なのは達は最後に英二が言った「もう知っているかもしれない」という言葉に対し、首を傾げる。

 

「あ、そういえば、なのは。はやては?」

 

アラタははやての事を思い出し、何処に居るのかと問う。

 

「ごめんね、アラタ君。実は私にも分からないの‧‧‧‧連絡がジャミングのせいなのか、取れなくて‧‧‧‧‧それに、ユーノ君とも取れなくて‧‧‧‧‧‧」

 

なのははユーノとはやてとも通信が取れないと答える。

 

「そうか‧‧‧‧‧‧‧やはり、あそこに‧‧‧‧‧‧。」

 

英二は少し顔色を暗くさせながらも、はやての連絡が取れない事に対し、小さく呟く。

 

「英二おじさん、どうかなされたのですか‧‧‧‧?」

 

アラタは英二の表情が暗くなっていたため、どうしたのか?と問う。

 

「‧‧‧‧いや、何でも無い。それより、君達は何の影響を受けていないようだが‧‧‧‧‧?LBXを所持しているのか?」

 

英二は皆を見ながらも、どうして、ウロボロスの影響を受けていないのか?と問う。

 

「「影響‧‧‧‧?」」

 

なのは達は八神の言う“影響“に首を傾げる。

 

「‧‧‧‧君達はまだ、ウロボロスについては知らないようだな。なら、今直ぐにここから5km離れた所へ逃げた方が良い。ウロボロスの“影響“が効く範囲はせいぜい5kmだ、アラタ。」

 

英二は皆にここから5km離れた所に逃げるように言う。

 

「ちょっと待ってください。貴方の方こそ一体何を言って「君達は生き延びなければならない、あのウロボロスは只のデバイスや、ロストギア、LBXとかではない。」っ!?」

 

なのはは英二に一体何を言っいるのかと聞くが、英二の言葉に対し、驚く。

 

「貴様、それは一体どういう事だっ!?」

 

ディアーチェは英二にそれはどういう事なのかと問う。

 

「そうです、あれは闇の書のはず、なら、私達にだって「君は一つ勘違いをしている、確かにあれは闇の書でもあるが闇の書じゃない」闇の書でありながら、闇の書じゃない‧‧‧‧‧‧?」

 

シュテルは英二に闇の書なら、自分達にも出来ると言おうとしたが、英二の放った言葉により、疑問を抱く。

 

「それは、一体どういう事なのかな?英二さん。」

 

束は英二にそれはどういう事なのかと問う。

 

「いや、君達は知らな「いえ、俺達は皆を助けるために知る必要がありますっ!!英二おじさんっ!!」」

 

英二はなのは達に知る必要は無いと言おうとしたが、アラタが反論する。

 

「そうですっ!アラタ君の言う通り、私達は皆を助けたいんです。だから、今の状況がどういうので、そのウロボロスっていうのがどういうのかが、知りたいんです!」

 

なのはもアラタに続けて、英二にどういう事なのか、そして、ウロボロスとは何なのかを教えて欲しいと言う。

 

「そうか、その前に‧‧‧‧‧‧アラタ、高町なのはだったか・・・?話がある、付いて来てくれ。」

 

英二は二人にそう言うと、戸を開け、出て行く。

 

「話・・・・?なのは」

 

「うん、行こう?アラタ君」

 

そして、二人は英二を追い、戸を開け、外へと出て行った。

 

 

「うっ・・・・・ここは・・・・?」

 

英二の言う「話」を聞くため、アラタとなのはが英二を追い、室内から出て行きった頃、バル・スパロスはというと、とある白い空間の中にて立っていた。

 

「ここは私の作り出したウロボロスの中にある結界だ・・・・・主については、心配しなくて良い、ちゃんと他の場所にいるからな。」

 

すると、目の前にリインフォースが奇妙な形状をした剣を持ちながらも、バル・スパロスの目の前に降り立つ。

 

「お前は私だが、私ではない。いつまで本物気取りをするつもりだ?」

 

リインフォースは奇形な剣を向けながらも、バル・スパロスに言う。

 

「どういう事なのかは分かりませんが、私はバル・スパロスですっ!!」

 

バル・スパロスは直ぐに残り2本となった風魔小太刀を構える。

 

「やはり、最後まで認めないのか・・・では、消えてもらおうっ!!!」

 

リインフォースはそう言うと、バル・スパロスへと奇妙な形状の剣を構え向かって駆けて行く。

 

「くっ!!」

 

そして、バル・スパロスもリインフォースへと駆けて行き、高速戦の激闘が始まった。

 

 

「まさか、皆で来るのが、避難のためだなんて、うちも思いも寄らなかったな~」

 

リインフォースとバル・スパロスがリインフォースの作り出した結界の中で戦っている頃、ジークはというと、アインハルト、ヴィクター、コロナ、リオ、ヴィヴィオと一緒にクラインの家に来ていた。

 

「あの・・・・ジークさん、ここは一体?」

 

アインハルトはジークにここは何処なのか?と問う。

 

「えっと、ここは僕の家です。それと初めまして、皆さん。僕は瀬名クラインと申します。ジークさんとヴィクターさんから聞いたのかもしれませんが、最近ジークさんのお友達になりました。どうも宜しくお願いします」

 

クラインはアインハルト達に挨拶をし、自己紹介をする。

 

「「・・・・・・・・・。」」

 

それと同時に、ジークとヴィクター以外の皆の間に少しの沈黙が走る。

 

「あ、あの・・・・?僕、何か不味い事、言いましたか?」

 

クラインはジークの耳元で小さな声で自分が何か不味い事を言ったのかと聞く。

 

「ううん、うちから見ても、不味い事は言ってないと思うんやけど・・・・」

 

ジークは小さな声で答える。それと同時に・・・・・・

 

「「えええええええええっ!?!?」」

 

4人は驚きを隠せず、声を上げる。ジークとヴィクター、クラインはいきなり驚いたためビクッ!と肩を振わせ驚く。

 

「せ、瀬名って・・・・アラタさんの苗字と同じ・・・・・」

 

「確か、瀬名って、ヴィヴィオが良く言ってたし、前にヴィヴィオの家に行った時に会った幼馴染みの・・・・」

 

「それに、アラタさんは家族を皆、ワールドセイバーに・・・・・」

 

ヴィクターとジーク以外の皆はそれぞれ、アラタの事を思い出しながらも、言う。

 

「え?アラタって・・・・・えっと、事情を説明してくれないかな?」

 

クラインはどういう事なのか、理解出来ず、ヴィヴィオ達に問う。

 

「あの、クラインさん。この人は知ってますか?」

 

アインハルトはクラインにそう言いながらも、ナノマシンフレームを装着しているアラタが写っている写真を見せる。

それと同時に、クラインはどういう事なのかを理解する。

 

「あ、そういう事だったんですね。えっと、アラタは僕の兄さんの兄妹弟の兄に当たる息子で「ええええええええええっ!?!?」あ、あの・・ど、どうしたのですか?」

 

クラインはアラタが自分の兄の息子であると言おうとしたが、皆がいきなり驚きを隠せず、声を上げたため、驚く。

 

「う~ん、どうしたんだ?クライン。・・・・って、何だ?ハーレムでも、作ってきたのか?」

 

それと同時に、2階から、眠そうな顔をしながらも、カイトが降りて来る。

 

「あ、カイト兄さん。えっと、今、アレナ姉さんが連れて来れる程の皆を連れてここに避難してって言って、連れて来てるんです。」

 

クラインはカイトから、どういう事なのかを話す。

 

「なるほどな、確か、今のクラナガンを中心としたミッドチルダじゃ、ウロボロスの影響で、皆がソウル化してるからな。まあ、事が済むまでいた方が良い。ここはウロボロスの影響を受けないために、俺とアレナ特製の特殊電磁波発生装置である電磁波を発させているからな。ここなら、安全なはずだ。」

 

クラインは頭をかきながらもミッドチルダが今、ウロボロスの影響という物で、皆がソウル化しており、事が済むまで、ここにいた方が良いと言う。

 

「えっと、ソウル化とは・・・・?それに、ウロボロスとは?」

 

アインハルトは聞き覚えの無い言葉を聞き、どういう物なのかと問う。

 

「いや、内容はあれだから、聞かない方が良いと思うがな。んまあ、簡単に言うと、お前達がクラインとジーク、ヴィクターと一緒に逃げて来た時に空に変なドーナツみたいな奴が浮かんでただろ?あれがウロボロスで、町の人達が誰も見えなかったのをソウル化って認識すれば良いと思う。」

 

クラインはウロボロスとソウル化について、簡単に説明する。

 

「そうですか・・・・・。」

 

アインハルトと皆はどういう事なのかを納得する。

 

「まあ、ゆっくりすると良いよ。んじゃ、俺は少しアレナのとこと英二おじさんとこに行ってくる。クライン、ハーレムになるの、頑張れよ」

 

カイトはクラインにそう言うとドアを開け、室内から出て行く。その前にクラインは僕はハーレムなんてしませんよっ!!と反論する。

 

「ねえ、ヴィヴィオ。ハーレムって、何?」

 

リオはヴィヴィオにハーレムとは何なのか?と問う。

 

「えっと、あまり気にしないでください・・・・・・いえ、忘れてほしいです。」

 

クラインは苦笑しながらも、皆に言う。そんな中、

 

「そういえば、クラインさんって、何か、アインハルトさんと凄く似てますね。それと、アラタさんがクラインさんの兄さんの息子なら、クラインさんは一体・・・」

 

ヴィヴィオはクラインが凄くアインハルトと似ている事と、アラタがクラインの兄なら、クラインは一体何歳なのかと問う。

 

「えっと、話せば、長くなるのですが・・・・簡単に言えば、ある事情で、僕の身体はまだ19歳なんです。本当なら、もう30は超えているはずですけどね。」

 

クラインはヴィヴィオの問いに対し、苦笑しながらも、答える。そんな中、アインハルトはある物を発見し、驚きを隠せなくなる。何故なら・・・・・

 

(”エレミアの義手”・・・・っ!?)

 

そう、アインハルトが見たある物とは、アインハルトの持つ「覇王クラウスの記憶」の中にある魔導事故により失くした両腕の代わり聖王オリヴィエが装着していた「エレミアの義手」が透明ガラス枠の中に展示されている物だった。

 

 

 

「あの、それで、話って・・・・?」

 

クライン達がクラインの家にいる頃、アラタは屋上にて、なのはと共に英二に話とは何なのか?と聞いていた。

 

「・・・・・・・八神はやてについてだ。」

 

英二は空に浮かぶウロボロスを見上げながらも自分の言う話がはやてについてだと一言で答える。

 

「っ!?」

 

「どうしたの・・・?アラタ君。それに、はやてちゃんについての話って、一体どういう事なんですか・・・・?」

 

アラタは英二の答えに対し驚きを隠せなくなる。それに気付いたなのははアラタにどうしたのか?と問い、英二にそれはどういう事なのかと問う。

 

「・・・・誰にも話してなかったんだな、アラタ・・・いや、良い・・・・・。」

 

英二は驚きを隠せないアラタになのはには話してなかったんだなと二人の方見ずに空を見上げながらも言う。

 

「アラタ君、はやてちゃんとの間に一体何があったの?」

 

なのはは、顔色を暗くしていたアラタに迫りながらもはやてとどんな関係を持っていたのか?と問う。

 

「高町なのはだったか・・・・?あまりアラタに責めないで欲しい。むしろ、私を責めてくれ・・・・。」

 

英二はアラタは責めないで欲しいと答える。

 

「え、えっと・・・・どういう事なんですか・・・?それに、英二さんは、はやてちゃんと知り合いなのでしょうか・・・・?」

 

なのはは、英二の言葉に疑問を抱きながらも、英二にはやてとは知り合いなのか?と問う。

 

「・・・済まない、変な話をしてしまったようだな。今のは忘れて欲しい・・・・・それより、今回の事件についてだが・・・・・・あのウロボロスを破壊しない限り、この事件は終わりを迎える事は無い。」

 

英二は今の話は忘れて欲しいと言うと、今起きている事件は上空に浮かぶ蛇が自分の尾を喰っている形状をしている物体「ウロボロス」を破壊しない限り、この事件は終わる事は無いと言う。

 

「だからといって、飛翔魔法等を使えば、「カイザー」の餌食にもなる可能性もある」

 

「「カイザー・・・?」」

 

なのはとアラタは英二の言う「カイザー」という言葉に疑問を抱く。

 

「ああ・・・・・・あるlbxを元に作られた自律型LBXでな、「究極のプロトタイプ」に近づけるために作り出されたプロトタイプの一つだ。だが、あまりにもの、危険性があったため、廃棄されていたはずだが・・・・・・何者かが、設計図のデータを復元し、作り出したらしい・・・・どういうのかは、皆の前で説明しよう。作戦も含めてな。その前になのはだったか?君に少し話がある。アラタ、君は先に行っていてくれ・・・・・。」

 

「あ、はい・・・・それじゃあ、俺、先に行くから・・・。」

 

アラタはなのはにそう言うと、階段を使い、下へと降りて行く。

 

「あのそれで、話とは・・・・?」

 

アラタが下へと降りたのを確認すると、なのはは、英二に話とは何なのか?と問う。

 

「・・・・・・はやてについてだ。アラタかいたから、話すのを辞めたが・・・・やはり、君にだけは話して置かなければ、ならない・・・・・はやてを・・・・・リナを救ってくれた君には」

 

 

そして、英二はなのはにはやてについて、話し始めた。

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