魔法戦記リリカルなのは ウォータイム   作:偽作者(ハザードフォーム)

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第7話「またの再会」

「なのはママ~!フェイトママ~!ただいま~!帰ったよ~!」

 

それから、夕日を見てもうこんな時間になったのか・・・・・・と思い、なのはは学校から自分の娘のヴィヴィオを迎える。

 

「お帰り!ヴィヴィオ。」

 

「うん!ただいま!なのはママ!」

 

ヴィヴィオはそう言い、脱いだ靴を整理する。

 

「なのはママ、フェイトママは?」

 

ヴィヴィオはなのはにフェイトはどうしたのかを問う。

 

「うん、多分寝てると思う。一回見てくるね。ヴィヴィオ」

 

そして、フェイトの部屋へと向かう。そしてドアをそっと開く。そこには驚く風景があった。

 

「ぁ・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・。」

 

そう、壁の辺りは真っ赤に染められており、机の下には、ボロボロの待機状態のバルディッシュが落ちてあり、机には本が切り刻まれた跡を残し落ちており、壁の所々には斬り傷があり、

まるで廃墟のようだった。そんなフェイトの部屋の中心には、ボロボロの傷んだ執務官の制服に服全体が真っ赤に染まり綺麗な金髪は乱れ、顔には斬り傷が所々ある女性が倒れていた。

 

「フェイトちゃん!!」

 

なのはは直ぐにフェイトに駆け寄る。

 

「レイジングハート!フェイトちゃんの心拍数は!!」

 

なのははレイジングハートエクセリオンにフェイトの心拍数を問う。何故なら、フェイトがこんな風になって何時間経ったのかが分かるからである。

 

「80」

 

「レイジングハート!直ぐに救急車を!!」

 

「All light master」

 

レイジングハートは直ぐに119に連絡する。ここのミッドチルダは救急隊への連絡は119である。

 

「フェイトちゃん!フェイトちゃん!」

 

なのはは、フェイトを揺すぶるが、返事がない。

 

「フェイトちゃん・・・・・・・フェイトちゃん・・・・・・・。」

 

なのはは涙を浮かべながら、脈を計ろうと顔を近づける。その時、フェイトの微かな声がする。

 

「な・・・・の・・・・・は・・・・・に・・・・・げ・・・・・・・て・・・・・・。」

 

「っ!!!フェイトちゃん!!」

 

なのはは驚き、辺りを見渡す。だが、何処にもトラップなどはしかけられていなかった。

だが、一つ違う物があった。なのはがいる所が真っ暗である。

 

「フフフッ、みっつけた。パラサイトキー」

 

なのはは後ろを振り向く。そこには、紅い目の光る者が立っていた。なのはは直ぐにレイジングハートエクセリオンを構えようとするが、その前にその謎の者の見えない人の身体能力を外れ、腹部に放たれた拳により、なのはの視界が揺らぐ。腹部には、前に戦った謎の者との戦いにより、傷ついた傷があったため、痛みが激しくなる。そして、なのはの視界はだんだんと薄くなる。

 

「フフフッ、これで、終わりよ。パラサイトキーは頂けるわね。」

 

そして、拳を振ろうとしたその時

 

――待て――

 

機械音声が混じっているが、誰かの声により、その謎の者の動きは止まる。

 

「もう~何よ。貴方もLBXなの?なら、何で邪魔するのよ?それに、貴方は八神はやての方に行ったはずよ?」

 

謎の者は紅い瞳で睨みながら言う。

 

「黙れ、なのはを殺させはしない。」

 

そう言い、機関銃を突きつける。

 

「5秒で俺となのは達の前から消えろ。今すぐにだ。ファントムに言うなり、なんなりしとけ。」

 

「フッ、今日の所は退いてあげるわ。」

 

そう言い、謎の者はガラスを割り、屋根を伝いながら去っていく。

 

「・・・・・・・・・。」

 

すると、少し沈黙が走る。すると、騎士は機関銃を背中にしまい、背を小さくし、座る。

そして、なのはへと騎士は手を伸ばす。なのはは直ぐに気を失ったふりをする。

そして、騎士は一言言う。

 

――ごめんな、巻き込んで――

 

なのははその言葉に疑問に思う。一体何に?何で謝るの?と思う。

 

「俺がしっかりしていれば、お前を守れた。ちゃんと、あの時向かってやれなかった。そのせいでお前のトラウマを作ってしまった。ごめんな、なのは。俺は・・・・・・・・俺は・・・・・。」

 

表情を表現できない顔で言う。

 

どういう事・・・・・あの時って?そう思い、一つの結論にたどり着く。

 

(まさか・・・・”あの時”って!という事は・・・・・・・まさか、このドットフェイサーさんは!!)

 

「済まない、だが、もう俺はお前の前には現れないだろう。俺はお前を守れなかった自分が憎い。そして、プレシアさん、ティーダさんを守れなかった・・・・・・それじゃあな、なのは。」

 

そして、立ち上がり、何処かへと去ろうとする。そんな・・・・・・・絶対に行かないで!ちうそんな思いにより、なのはは直ぐに立ち上がり、ドットフェイサーと名乗った騎士へと走り、後ろから抱きしめる。

 

「嫌・・・・・・・・行かないで。」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

そして、少しの沈黙が走る。

 

「バレたか・・・・・・だが、俺にはもうお前と一緒にはいれない・・・・・・・ごめん!」

 

そして、首の後ろ部分を軽く殴られる。なのはの視界は揺らぐ。そして、なのはは倒れる。

 

「ごめんな・・・・・なのは・・お前を巻き込むわけには行かない。このウォータイムには、絶対に・・・・・・・・お前には、もう守ってくれる人がいるじゃないか。俺はもう役目は終えたんだ。俺はもう・・・・・・・。」

 

そして、なのはの視界は暗くなった。

 

 

 

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