イアーズ・ストーリー   作:水代

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ご報告

えー、大変申し訳ないのですが、イアーズストーリーに関しては未完結のまま終了とさせてもらいます。

理由としてはとても簡単で。

 

 

全く面白くも無い。

 

 

からですね。

本当にこればっかりは申し訳ないのですが、水代は水代が面白いと思っている物を書いてます。

なので水代は自分で書いた作品を読み返しても基本的にそれを面白いと認識できるのですが、これに関して読んでて余り面白いと思えないことに気づいてしまいました。

 

なんというか、読んでてもどきどきとかわくわくが無いんですよね。

続きに妄想膨らまして「こんな展開だろうか」とかそういう次回に対する期待みたいなものがもうなんか感じられないなんとも面白みのない物になってしまっていることに気づいてしまった。

 

どうにかこうにかこっから軌道修正できないかな、と思ったりもしたんですがどう考えてもこれ以上は無理、という結論に達したので本作品に関しては未完結で終わらせてしまおうという結論となりました。

 

ここまで読んでくれた読者の方々、毎回感想くれてた方に本当に悪いなとも思うのですが、もう書いてて苦痛感じ始めてるのでこれ以上は無理、ということで。

 

 

 

 

一応ある程度残りの構想みたいなのはここに書いておくと。

 

 

 

闇哭樹海の最奥で『刻死無双』が目覚める。

ルー君が森の中駆けまわりながら時間を稼いでる間に、リラちゃんたち錬金術師組が作ったアイテムで森自体に結界を張り直す。

結界の効果は『刻死無双』から魔力を抜いて森に循環させること。

闇哭樹海が大陸で最も魔力濃度の濃い場所の理由がこれ、長年封印されてきた『刻死無双』の魔力が大量に森に巡っている。

でまあ、結界が再度機能し始めたのであとは『刻死無双』の残存する魔力が尽きてもう一回封印されるまでルー君が命張って逃げ回って封印完了。

途中でリラちゃんとラブコメったり第三階梯魔法に目覚めたりすること以外はさして語ることも無い終わり方ですね。

 

これにて二章はめでたく終了、と見せかけて王都のほうでトワちゃんが『勇者』さまに結婚申し込まれてたり。

 

三章はシティアドベンチャー風味になる予定でした。

舞台はノーヴェ王国首都たる『王都デイジー』。

イアーズ帝国から派生した十二の国々の王族にはある特徴的な相続法があって、『国の冠した数字』番目の子供が王位を継ぐ、ということ。

分かりやすく言うと『ノーヴェ王国』は元ネタで分かるように『11月(ノーヴェンバー)』=11を冠する国家なので王の子供の11番目が王位を継ぎます。

 

で、その11番目の王族は『変動』します。

 

うん……継承権って上が一人減ったら空くよね???

 

因みに殺し合って11人未満になる、という事態を防ぐため王族の順位は上から10番目までは固定されます。

で、11番目の座を巡って争う王族たち……を他所にトワちゃんことオクレール家は10番目の王子様とそれなりに懇意です。因みにルー君も。

10番目の王子様はある意味継承権を絶対にもらえない存在なので安牌扱いされてる。代わりに絶対王にはなれないけど。

 

この王位争いに数少ない「領地持ち貴族」たるオクレール家、つまりトワちゃんと名誉だけの存在たる『ルー・オルランド』、つまりミカゲ君も巻き込まれていく……という話。

 

 

生誕祭を記念して城で開催されるパーティに参加したトワちゃんはパーティの最中に『勇者』に婚姻の申し出を受ける。

『勇者』は所謂国家の武力の代表存在みたいな感じですね。

過去、ルー・オルランドに呼応して戦った各国の戦士たちの代表として大戦後に選出されるようにんなった。なんかこう武闘大会とか開いてその優勝者だけが名乗れる称号、みたいなイメージ。

今代の勇者は貴族家系の人間であり、トワちゃんからすると割と良い縁談ではある。

とは言ってもトワちゃんはルー君が好きで、でもオクレール家を捨てない限りはルー君とそういう関係になれる可能性は絶対に無いので、受けてしまおうかな、とか悩む。

貴族同士の婚姻の話なので当然その場でまとまるわけがなく、返事はまた後日ということで返事に悩むトワちゃん。

でまあその後、森でのごたごたが終わったルー君が合流したり、合流した途端にトワちゃんとルー君が暗殺者に狙われたりする。

ルー君はこの暗殺者を辛くも返り討ちにする。暗殺は無理と判断して引いていく暗殺者だったけど、その姿はかつて『水晶魔洞』で死んだはずの『フィーア』と瓜二つだった。

 

という展開。

 

フィーアは死んだはず、ならあれは誰だ、他人の空似か? と悩むルー君。

そんな中、城にてルー君は『勇者』から決闘を申し込まれる。

 

 

 

と、その辺までは考えてた。

 

その後の展開はまだ考えてなかったけど、最終的な話をすると。

 

王都には裏で暗躍する『人形遣い』と『傀儡士』という二人の魔法使いがいる。

人形遣いは多分、大臣辺り偉いやつ。傀儡士に関しては本当の本当に暗部、もしくは研究者。

この辺まだ決めてなかった。

 

人形遣いの魔法『人形』は『人形を作る』魔法。

十年くらい前にはこの魔法で複数の『人間を人形にした』。

要約すると『クローン』を作る魔法。

そして傀儡士の魔法『傀儡』は自意識の無いクローン体に『プログラム』をぶっこむような魔法。

この二人の合わせ技で『殺人人形』といういくらでも量産のできてしかもレベルも高い暗殺者集団ができた。

これが十年くらい前に王都でめっちゃ暗躍して、王都が王位継承者が大量に死んだりもした。

因みにこの時は先代『ルー・オルランド』、つまりミカゲのお父さんが王都で暴れまくって『殺人人形』の原型(クローン元)になった人間四人の内二人が奪還されたせいで大きく活動が制限された。

さらにトドメを指すようにクローン元の残り二人の内一人が意識を取り戻して脱走。

『殺人人形』もあと一人しかいなくなってしまった。

となっていたところに最後の一人を元に作ったクローンすらも脱走。行方をくらましてしまい、後処理と再生産のために十年活動を自粛させられていた。

 

因みにもう分かったかもしれないが、最後に逃げたクローンが『フィーア』ちゃんだ。

 

王都でルー君たちを襲ったのは『フィーア』ちゃんのオリジナルを元に再度クローニングされた次代の『フィーア』ちゃん。

このクローニングの欠点とでもいうのか、オリジナル一人につき一体のクローンしか作れず、次のクローンは前のクローンが死ぬまで作れない。

だから『フィーア』ちゃんが逃げ出してかなり手詰まり感があった。

でも『水晶魔洞』でフィーアちゃんが死んで、十年ぶりに次のクローンを作れるようになった。

そして時期的にちょうど王都で生誕祭がやってて……。

 

みたいな感じ。

 

最終的にどこに持って行くか、みたいなのはかなり曖昧に決めてたので具体的にはどうとは言わないが。

フィーアちゃんのオリジナルをルー君が取り戻すのは決定してた。

因みにフィーアちゃんと意識というか記憶というかそういうのは共有してるので基本的に同一人物と思って構いません。

というわけで実は三章で初代突発ヒロイン復活だった。

フィーアちゃん殺すの決めた時からこれは決めてた。だからせめて三章まではやろう、って思ってたんだけどね。

 

んで、あと『勇者』に関しては『人形遣い』たちとグルだったので一緒になってルーくんたちの邪魔しようとしてアイリスさん、つまりルー君のお姉ちゃんにぶっ飛ばされました。

いや、強いんだよ? 勇者君。でもアイ姉基本的に人類最強キャラだから。

 

因みに因みに、アイ姉がフィーアちゃんの前に脱走した『殺人人形』のオリジナル。つまり『アインス』さんだ。

正確には『アイリス・ユース・ノーヴェ』が本名なんだけどね。

 

そうノーヴェ。

 

実はアイ姉『10番目の王族』なのです。

現在『10番目』とされている王子様は実は双子の弟。

なので本当は『10番目』の王子様は『11番目』の王族、つまり次期王様だったのだ。

という事実が最終的に発覚して、そのままトワちゃんやルー君と仲の良かった王子様をスライド式で次期王様にする予定だった。

 

アイ姉がなんで『アインス』になったかと言うと生まれてすぐに捨てられたからです。

11番目の王子様を守るため、王子様を『10番目』にするために生まれてすぐに捨てられました。

でも覚えてるんだよねアイ姉。

 

実はアイ姉は『転生者』なのだ。

 

トワちゃんとアイ姉に関しては昔作った小説のキャラそのまま流用したので、アイ姉は『人類最強の肉体』と『見聞きした物を絶対に忘れない記憶力』と『世界最強の魔法』に加えて『実は現代日本からの転生者』という欲張りバリューセットな設定がついてます。

作中でルー君が妙にファンタジー世界観に似合わない科学的なこと言ってたろ?

あれアイ姉の受け売りなんじゃよ。

 

と、いうわけで次期王様がトワちゃんとルー君の味方になったので頑張れば何も捨てないまま、『オクレール』であるままルー君と結婚する目もでてきたぜやったねトワちゃん、って感じで三章は終了する。

 

あ、あと三章でフィーアちゃんから告白されます。

 

 

というわけで四章はついに『災害種』とガチバトルです。

 

 

舞台は引き続き王都デイジー。

 

と言ってもあんま具体的には決めてないんだけど。

 

『集虫放禍』ことアルカサルさんが王都デイジーに向かってまっすぐ突っ込んでくるので王都の力を結集してこれを撃退……無いし討伐せよ、というのが四章。

大砲ばんばん撃ったり、砦でアルカサルを足止めしたり、その隙に背中の城塞都市に昇って要塞を攻略したり、とそんな感じになる予定だった。

 

五章はまたリラちゃんの話で、多分墟廃の街ことキルサンタスにルー君と一緒に行く話になるかな。多分、お母さんの研究所に何か忘れものでもあったのでしょう、そこでひと騒動あったり、リラちゃんとラブコメしたりする。

多分この辺でリラちゃんに告られるんじゃない??

 

そして続く六章は他国との戦争がメインになる予定だった。

 

 

んでそのまま七章に続いて。

 

 

―――世界を混沌に陥れている『災害種』の存在が明るみに出る予定だった。

 

 

八番目の災害種『蛇智暴逆』こと『クィネス』です。

あらゆる意味で規格外の災害種で、刻死無双が『最強』ならこいつは『最悪』の災害種。

 

その前に災害種ってどういう存在っていうのを解説すると。

 

魔物化によって変異したとある『ウイルス』に感染した個体。

後に魔族によって『ゴライアスウイルス』と名付けられるそのウイルスは自己増殖を繰り返す。

自己を増殖し続けることのみを絶対として、感染した個体を『肥大化』させることでさらに自らも増殖しようとする。つまり体がでかいほうがウイルスも増える余地多いよな、ってこと。

当たり前だけどウイルスの『魔物』なので魔力が無いと死ぬ。

さらに感染した個体も半ばウイルスのせいで魔物化するので魔力が無いと死ぬ。

そして並の濃度では魔物本体とウイルスの2倍消費するせいで魔力が足りずに死ぬ。

 

そうして濃度の濃いダンジョンなどで生き残った魔物の中で『ダンジョンコア』を手に入れた存在。

 

つまりそれが災害種。

 

ダンジョンコアは無限の魔力生成装置なのでこれを体内に取り込むことで無制限に拡大、増殖が可能となる。

災害種が際限なく巨大化するのはそのせい。

そして魔物なのに平然と地上を歩き回れるのもそのせい。

いくら暴れ回っても魔力が切れないのもそのせい。

 

クィネスは『逆転』の力を持つ蛇であり、際限なく巨大化するのが災害種ならば同じ災害種でありながらクィネスは際限無く『縮小』していく。

やがて眼に見えないほどに小さくなったクィネスは人の脳に憑りつき、支配する。

精神をおかしくしたり、とか自分の操り人形にしたり、脳に憑りついているので脳への刺激を自ら自在にできるので好きなように人間を操れる。

そうして操った人間を使って大陸中に戦争の種撒き散らしている。

 

それが蛇智暴逆という最悪の災害種。

 

これを倒すのが八章になるはず。

 

 

そして九章からは『世界の謎』を追っていくことになる。

 

 

魔族のとこで書いたけど、魔族なんて本来は存在しなかったし、なんだったらこの世界は魔法なんて存在しなかった。

実はルー君たちの住むこの世界は元は『地球』だった。

けれどそこに生まれた『魔王』が世界を『反転』させた。

 

故に物理法則の上にあり得ざる法則、つまり魔法法則が来る。

 

元々地球上に住んでいた『人類』は反転して肉体を持たない精神的生物、つまり『魔族』になった。

さらに『魔王』は反転して『神』になった。

 

つまり魔族たちが殺したいほど憎む共通の敵がこの『神』となる。

 

魔族たちが『刻死無双』を作ったのは『神殺し』のため。

 

ダンジョンとは一つの『世界』そのものであり、ダンジョンを形作るダンジョンコアとは『創世核』と呼ばれ、世界を形作る核となる。

そしてこの星の中心部にも創成核は存在する。

 

つまりこの『反転世界』そのものが一つのダンジョンなのだ。

 

というわけで最終的にこの星の中心たるダンジョンへ突撃します。

何でだろうね、自分でもどうやってここに持って行くか考えてなかった。

 

星の中心『創世回廊』の前に9体目の災害種喰全世壊『ヴァナルガンド』と戦い、それを倒せば創世回廊の最奥にて最後の敵、10体目の災害種神亡淵慮『ラグナロク』と戦う。

 

ラグナロクはあらゆる法則を破壊する存在なので、これをほっとくと今のファンタジー世界が破壊され尽くして元の地球に戻る。

ただしすでに魔族は死滅してるので戻ったところで人類が滅ぶだけなんだが……と言ったところ。

 

で、結局これどこに終点持って行くのよ……というのは全く考えてなかった。

 

 

 

因みにルー君というか『オルランド家』っていうのはこの星に生まれたバグ的存在。

『魔王』というか『神』によって力を与えられた存在でも無い、純然たる人類に生まれたバグ存在なのだ。

 

 

 

とまあそんな感じの設定は考えてましたが、残念ながらこいつが日の目を見ることは無さそうですね。

もし書きたいなんて奇特な人がいればどうぞご自由に。

 

あともし何か分からないこととかあったら聞いてください。




最後にこのような終わり方になってしまい、とても申し訳ないと思います。

というか自分でもこの終わり方は非常に残念に思う。
本当はもっとポテンシャルを引き出せる小説だと思ってる。
ただ俺の作り込みが甘かったですね。特にパワーバランスと展開はもっとしっかり決めておくべきでした。
ただプロットを作るという作業がとても苦手なんですよね。書かないとアイデアが降ってこない人間なので。

取り合えず今作はこれで終了、ポケモンのカロス編でも本格的に始動させようかと思ってます。



長い間、読んでいただきありがとうございました。
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