やはり俺の隣の席に紙袋が居るのはまちがっている。   作:ト——フ

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雲仙姉の反響が凄いですね笑
 まぁ8話のアンケートの結果から見てもそうですが、みんな好きなんだなーって改めて思いました。
 
 ではでは第10話!
 前回は安心院さんに言ってもらいましたが今回は作者が!ミスタードー「ナツの期間限定の宇治抹茶黒蜜きなこに舌鼓を打ってたらネタが浮かんだんだってさ。そんでその場で書き殴ったらしいよ。ってことで皆も食べてみてーってね!あひゃひゃ☆こーんな区切りの良い回に誰も来ないと思った?そんな訳じゃないんねー人吉!」
 
「不知火お前……作者の台詞乗っとるとか恐れ多いことを……」
 
「大丈夫大丈夫!なんか安心院さんが興が削がれたとか言って、今回の出番譲ってくれたからねー。だから何しようがへっちゃらってね♪なんせあの人の後ろ盾があるんだから(にやりんっ)」
 
「また裏でなんかしてたんだな……まっ、お前らしいっちゃらしいんだけどな。カッ!いいぜ、やるなら派手にやってやろーじゃねぇか親友!」
 
「イエー!じゃー折角ミスドにいる訳だから作者に奢ってもらおっかなー!たらふく食べよーぜ親友!(ぽっきゅーんっ)」
 
「おお……早速トレイに山盛りのドーナツを載せてレジに」
 
 作者「ちょっ、待ってお願いします!せめて食べ放題のやつにしてー!」
 
〈ナニッ!?タベホウダイジャト!ナニソノステキナヒビキ……!!ナーナーオマエサマヨ。ワシラモソレニシヨウデハナイカ〉
〈エェー……1200エンハナ~……ソウダシノブ。オマエガサンサイミマンニチヂメバ700エンニナル。ソレナラマァイイゾ〉
〈ナル!ナルナル!〉
 
「作者がレジに走っていっちまった。悪いが誰もいないしタイトルコールは俺がやらせてもらうな。第10箱「なんだここ……桃源郷?」だ。じゃ、楽しんでいってくれ!」
(この4人のお話は感想欄[10箱]の方に続いちゃいましたんで、もし良かったら見てって下されば〜〜)


第10箱「なんだここ……桃源郷?」

「でけぇ……」

 

 再び同じ感想を呟いてしまった俺は悪くないと思う。

 いやだってな……明らかに高校のレベルの施設じゃないんだよな。下手すれば其処らの大学よりも凄いんじゃないかってくらいの。それにやたらと広いし。

 

 こりゃ一日中は時間潰せるなと中へ入っていくと、新着コーナーに新書や参考書、雑誌に小説にラノベや漫画まで幅広い種類を抑えてあるのを確認出来る。

 すげぇな……種類は問わずに本が並んでてまるで書店にでも来たみたいな気分にさせられる。

 もうこの図書館の存在だけで、箱庭に入学したい意欲が高まる。

 

 取り敢えず手前の新着コーナーの本を物色し、一冊の漫画に手を掛ける。が、同時に横からの手が同じ本を掴んでいた。

 

「「……」」

 

 先程まで同行していた彼女だった。

 

「……まぁ、別に俺は後でいいから先読んでいいぞ」

 

 潔く諦め、本から手を離す。

 まぁ、どうせ帰りにアニメイトで買う予定だったし。別に今読まなくていいしな。

 そんな訳で他の本の物色に移るかなと離れようとするが、袖をきゅきゅっと引かれ立ち止まることに。

 

「……どうした」

 

「45654594496554594」

 

 本をひらひらと前に掲げ、奥のテーブルへと指を示している。

 

「っと……」

 

 彼女の意図を察するべく戸惑いながらも暫く頭を回していると、それに見かねたのかぐいっと袖を引っ張って来る。

 異様に強いその力になすすべなく連れられていくとテーブルに着き、そして座るように視線で促される。

 

「ま、別にいいけどよ」

 

 静かに椅子を引き座ることに。すると彼女も隣り合うように横の席に座る。

 そして件の本を真ん中に置くと

 

「688654238」

 

 ……ここまでくれば流石に分かる。多分だが此方に気を遣い一緒に読むように勧めてきているんだろう。

 道案内をしたことに恩義でも感じているのだろうか?別にそれくらい気にしなくてもいいもんだが、まぁ彼方が気にするなら仕方がない。律儀な奴なんだなと思っていると、じとーっとした視線を感じる。言外に早くと言っているのを感じ、そのまま一緒に本を読むことにした。

 

 ─

 ──

 ───

 

「ふぅ……」

 

「6214……」

 

 結局最後まで読んでしまった……。

 隣の読むペースとか気遣いながらの読書だったからすげぇ疲れた……。

 まぁ面白かったからいいけど。

 

 壁に掛けられた時計を確認すると9時。

 約一時間は時間を潰したことになる。

 他にも回りたい所もあるし後は図書館の中ぶらっと見て次行くとするか。

 

「んじゃ俺はこれで」

 

 ぺこっと軽く会釈をし、別れることに。

 

 ─

 ──

 ───

 

 30分程の時間を掛け館内をぐるりと回ったがしかし……凄い、という感想しか言えない。

 とても高校のそれとは思えない程の充実ぶりで圧巻された。読書家の奴からしたら天国のようなもんだな此処。

 入学して常連と化す自分の姿を容易に想像出来る。

 

 そんな図書館への感想を浮かべながら足を進める。

 次の目的地はというと、飼育委員が今日の為に開放している教室。なんでも犬や猫、うさぎや鳥やらの普段委員で世話をしている動物達を見れるとのこと。

 きっとこの学園のことだから、さっきの図書館同様すげぇ規模のものが予想される……ひゃ〜オラわくわくすっぞ!(テンション)

 

「なんか学校見学っつうか商業施設回ってる気分だな」

 

 品揃えの良すぎる図書館に、今から向かうわんにゃんショー(仮)。

 あれ?俺今日オープンハイスクールに来たんだよな……?

 まぁ小町への良い土産話が出来そうだし問題ないか。

 

 ─

 ──

 ───

 

「なんだここ……桃源郷?」

 

 思わずアホ毛の吸血鬼の彼のような感想を呟く。少女や幼女、童女ではないが、其処彼処に動物が居る。猫も犬も鳥も狐も猿も……兎に角たくさん居る。

 ……やべぇめっちゃテンション上がる。

 

 ってかマジで此処が学校なことに疑問を抱かずにはいられなくなってきた。件の図書館といい、わんにゃんショー(仮?)がある学校……なんだかな。凄いっていうかうん、ぱないの(投げやり)

 それよか文化祭の時とかはもっと凄いんだろうか?今日のこのクオリティから自然と期待値は高まる。

 今度小町と一緒に来よう。

 そして日々の学校生活に疲れて心が穢れていったら此処に来て癒されよう。

 

 入室して1分も経たず遠い将来の予定を組んでいる所、横から声を掛けられる。

 

「あれ、もしかして……比企谷くん?」

 

「あ、おぉ……上無津呂か」

 

 そこにはちょっとした知り合いである少女の姿が。

 にこーっと綻んだ口元からは猫のような八重歯が覗き、ぴょこんと両側に生えた猫の耳を彷彿とさせる髪型、ぱっちりと開いた快活さを表すような瞳。

 野生児の二つ名を持つ、上無津呂杖である。

 

「久しぶり……ってことも無いかな。こないだの東京わんにゃんショーで会ったもんねー」

 

 そう。彼女もあのイベントの常連さんであり、偶に鉢合わせることがある。

 彼女との関係を語ると長くなりそうなので簡潔に纏めると……元々うちの飼い猫であるカマクラは彼女の父親が会長を務める保護団体の所に居た訳なんだが、譲り受ける時にそれはもう、これでもかとご飯はしっかり食べさせてあげてやら、可愛がってあげてやら、熱く語られた訳で。その時に嫌でも色々話した所為か顔を覚えられたらしく、東京わんにゃんショーで見かける度に声を掛けられるようになった〜って感じだ。

 

 まぁだが、あくまでそれだけの関係なので友達って訳でもなく、まぁ知人だな。

 

「そういえばカマクラくんは元気してる?仲よくやってる?」

 

「アイツは元気ではあるが、仲良くか……どうなんだろな。まぁ寝てたら腹の上に乗ってくるくらいだから少なくとも気を許されてたりすんのかね」

 

「あ〜〜ハハ。仲睦まじいようでなによりだね……」

(乗ってくるってことは親猫が子猫を抱く感覚に近いし……若しかして比企谷くん、カマクラくんに子供みたいな感じで見られてるのかな……)

 

「ま、それよりもそっちの学校もオープンハイスクールだったなんてな。日程もだが志望校まで被るとは」

 

「や〜本当それね。比企谷くん居るからびっくりしたよ。もしかして第一志望だったり?」

 

「まぁな。お前もか?」

 

「うん。自慢になっちゃうようであれだけど私は空手で推薦貰ったからさ。もう殆ど決まったようなものなんだよね」

 

「あー……確かにお前なら余裕だったろな」

 

 前に不審者が数人出た時も軽く捻り潰してたしな、腕前は相当なんだろう。いや、腕前ってレベルじゃねぇな。最早戦闘力と表した方が妥当な気がする。なんか大の大人片手でぶん投げてたりしたし。ドラゴンボールの世界で修行積めばいい線いきそうだと思いました。

 

「へへ。ま、そーいう訳で比企谷くんも頑張ってね!じゃあ友達待たせてるから私はここらで!」

 

「おう」

 

 そう言うと颯爽と去っていった。




って訳で上無津呂さんの登場でした!ストーリーの為父親等の設定勝手に作りました。
猫繋がりで絡めそうだなーって思ってたんで、こういう形での八幡との関係です。本文中でも言ってましたが八幡側からしたら知人って認識。ですが彼女からしたら友達って認識です。
同じ動物好き同士気が合うよう。
ヒロインじゃない予定。多分。(いい加減な作者だからどうなるか分からないけども)

カマクラの八幡に対しての認識は取り敢えず7.5巻の話から引っ張て来ました。

あと雲仙姉って漫画読めんの?とか疑問に思う方居らっしゃると思いますが、まぁ、なんかフィーリングで感じ取ったとか実は文字は読めるんだとか、そんな感じで適当に流してやって下されば幸いです。(作者もこの件に関してはまだ考えてない)

あと、何話の感想でも絶賛募集中ですので……その、気軽にコメント頂けたら嬉しいなーって|´-`)チラッ
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