もし氷川姉妹に弟がいたら   作:タクティくす

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友希那誕生日おめでとう。

ひーちゃんは時間なくて無理でした。特に因縁がある相手でもないからただのイチャコラ回にしかならないし、そんな内容ならきっと他の人が書いてるだろう(言い訳)。


そんなこんなで、誕生日にかこつけて友希那視点から暁斗を見てみましょう。Roseliaのバンドストーリー及びメインストーリーを視聴してから読むことを推奨します(今更)





湊友希那誕生日記念:合わせ鏡

青天の霹靂。どうやら紗夜には弟がいるらしい。いや正確にはいることを今知った。

 

それはRoseliaの始まりのあの日、紗夜を実力でスカウトして、後にRoseliaのメンバーとなる白金燐子と宇田川あこと初邂逅を果たしたあの時、情けない話であるが、目の前にある荒唐無稽な事象を前に私は立ち尽くしてしまっていた。

 

だって、2人はあまりに似ていなかったから。まず紗夜の特徴的な薄浅葱色の髪と違い、至って平凡な黒色の髪。顔も紗夜や日菜とまるで別人。何より紗夜や日菜にある、何かしらの”自信”が全くもって感じられなかった。

血の滲むような不断の努力に裏打ちされた圧倒的なテクニックによる正確無比な演奏をする紗夜とはまるで違う、この場で弟であると告げられなかったら、瞳の色が同じで同姓なだけの赤の他人としか思えないぐらいだ。

紗夜は自身が持っているものが彼女達の確かな力となっている。紡いできた歴史が、成功体験による軌跡による作られている自信が一切感じられない。“伽藍堂”と形容するべき存在感のなさ。こんなに空っぽで無味無臭な人間があの紗夜の弟だというのは、俄かには信じがたいことだった。

 

それと同時に感じていたのは、理由など微塵もないただの直感に過ぎないが、同時に確信めいたシンパシー。この正体不明の男はどこか私と似た何かを持っている。わからない、わからないがどうにも不明瞭な不快感がなくならない。

 

未知の感情に戸惑いながらも、私は私の目的を果たすべきだ。より高みを目指すために、頂点を掴むために、立ち止まってなどいられない。このイベントで更なるレベルアップを図るべきと己を奮い立たせる。

 

────感じた不協和音はそのままに、それを些事だと切り捨てた。

 

 

 

 

 

 

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やがて、それを無視できなくなったのは、CiRCLEのイベントに参加しないかと声をかけられた時だった。

 

何の脈絡もなくかかってきた一本の電話。受取人は実に珍しいことに紗夜だった。

 

 

「もしもし。暁斗?珍しいわね、あなたからかけてくるなんて」

 

スマホを耳に当て会話をしている。当たり前と言えば当たり前なのだが、その表情が普通のそれではない。

 

何かを謝りたいような、安堵しているような、喜んでいるような、何かを恐れているような摩訶不思議なミックスフェイス。

まるで罪が白日の下に晒されるのを恐れているようで、その実贖罪を請うているようで、同時に何かを悦んでいるような...兎にも角にも意味不明と形容するしかないそんな不可解な紗夜を見るのは初めてのことだった。

 

同時にあこと燐子が何故か暗い表情になったのは気のせいであって欲しい。

 

 

「ええ、わかったわ。また折り返すから少し待ってて...それじゃあ後で...すいません。お待たせしました。」

 

 

「暁斗って、確か弟さんだったかしら?」

 

「ええ。その弟が『CiRCLEってライブハウスでオープン記念のライブイベントをやるけど参加しないか?』だそうです」

 

「どのバンドが出るかによるわね」

 

「ええ。聞いたところでは、確定しているのはPoppin’Party とAfterglow。現在Pastel *Palettesとハロー、ハッピーワールドに交渉中だそうです」

 

...中々のメンツだ。どれも最近注目を集めているバンドばかりではないか。

 

「悪くはないわね。でも...」

 

紗夜もわかっているはずだ。私たちは...

 

「ええ。私たちの糧となり得るかは何とも...直接見てからでないと判断できないですよね」

 

「ええ...ところで、どうして紗夜はそんなに微妙そうな顔をしているのかしら?」

 

「あ、いえ。どうもその辺りのことは読み切られていたみたいで...『とりあえず様子見でいいし、割りに合わないと思ったら辞退していい』と言われました」

 

話がわかる人ね。というのがその時抱いた印象だった。この後ひとまず参加するかを見に行くことになり、他の4バンドの演奏を聞き、正式に参加することを判断した。

...決してその時提示された練習スタジオの使用料の割引に釣られたわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、全員が集まり自己紹介をし終わった後に再び私の中でナニカが鎌首をもたげていた。

 

私の違和感とは裏腹に氷川暁斗は瞬く間にRoseliaの過半数と順応していた。いや、彼が浸透していたのか...どちらにせよRoseliaの大半のメンバー、リサと燐子とあことは仲が良さそうに見える。

リサは昔から誰とでも仲良くなるし、あこも物怖じしない性格だから割と納得もいくのだが、燐子まで慕っているのは不思議でならない。

私の主観が全てではないことは勿論理解しているけれど、その光景が非常に悍しく、不気味に映るのは何故だろうか。

 

あこや燐子がかなり懐いているからか?燐子が見るからに嬉しそうにしているからか?あこがまるで実の兄弟のように戯れているからか?あるいはリサがかなりフランクに接しているからか?

 

そのどれでもあって、同時にどれでもないような気がする。

 

どれも初めて見るもので、それに少なからず衝撃を受けたからだろう。

同時に硝子を引っ掻いたように、私の何かを掻き毟られていく。

 

わからない。理解できない。氷川暁斗を目の前にすると不快感と未知が波濤となって押し寄せている。

 

それは耐え難い苦痛となり、とうとう練習にまで支障をきたすようになっていた。練習をしていてもどうにも彼のことが頭から離れなくなり、精彩を欠いている。

このままでは最高のライブができなくなってしまう。一体どうすればいいのか悩んで、悩んで、悩み抜いた結果は、至極単純明快。

わからないからモヤモヤしているのだ。未知が原因なのだから知ってしまえばいい。

 

というわけで、早速周辺に聞いてみることにした。

 

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Case1,2 白金燐子&宇田川あこの場合

 

「アッキーのこと、ですか?」

 

「ええ。少し気になったものだから...」

 

完全に自分本位だが仕方あるまい。これもRoseliaのためなのだから。

 

 

「えっと...出かける時はよく一緒に...」

 

「うんうん!料理とか美味しいし、色々助けてくれるし、お兄ちゃんがいるならあんな感じかなー」

 

「あこちゃんは暁斗くんと仲良いよね...」

 

「まーね、アッキーは我闇の波動に同調せし同胞だからね」

 

「はらから?」

 

「...兄弟のことです」

 

なるほど、どうやらあことは相当仲がいいらしい。

 

「...燐子は?」

 

「えっと...あの、どうして友希那さんはそんなことを?」

 

「そうね、一言で言えば“スッキリしたいから”かしら」

 

得体の知れぬ物が脳裏にこびりついて離れてくれない。正体不明の黒い影に囚われていてはこの先を進むことはできないのだ。

 

「上手く言葉にできないけど、引っかかるのよ。何かが」

 

それは食べ物が歯に挟まったような、魚の骨が喉に引っかかっているような拭い難い違和感の塊。

ああ、鬱陶しい。煩わしい。とにかく早くこのモヤモヤを消し去りたい。

 

燐子は数秒こちらを見つめて、意を決したように言葉を選び出した。

 

 

「一番近い人だと、今井さんでしょうか?料理もしますし、話しやすい人ですから」

 

 

 

リサ...か。聞いている限りでは1番共通の要素が多い。周囲への順応性や面倒見の良さなど確かにリサに似ているのかもしれない。最初に会った

 

 

 

...いいや、()()。それを告げるのは俗に言う第六感。またしても根拠はない。聞き及ぶ範囲では間違いなくリサの系譜であると示されているというのに、何かがおかしいと叫んでいる。

 

「出かける時は大体道路の外側を歩いてくれますし...人混みだと手を引いてくれますし...今も所々で手を貸してくれてますし...」

 

「...そう。ありがとう」

 

収穫はあった。違和感の正体も段々と形が見えてきた気がする。私から見た氷川暁斗の像と周りの彼の見え方がズレていることが原因だ。燐子やらあこからはそう見えるのかもしれないが、アレはリサみたいな世話焼きやは善人なんかじゃ決してないだろう。

 

まだ上手く言語化できないためもうしばらく捜査を続行する

 

 

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Case3:今井リサの場合

 

「どしたの友希那?突然男の子のこと気にしだすなんて」

 

「...なんか引っかかる言い方ね。とにかく質問に答えて」

 

断じてそんな甘ったるいものではない。

 

「んー。そうだな、手のかからない子だよね?ほら、アタシの弟もそうだけどさ、1人で自分のことは大体やれちゃうっていうか...しっかりしてるよね」

 

「燐子やあこの話から聞いた話だとそのようね」

 

 

「あとは、そうだなー和食好きって言ってたよ?」

 

その情報は正直要らない。

 

「...そう。ありがとう」

 

 

一見意味のない会話だけれど、私の中で1つ重要なピースが見つかった。────”1人“それが鍵だ。

 

半ば答えが見えてきた気がするが、まだまだ情報が足りない。というよりか確信がもてない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...ところで友希那はああいう子がタイプなの?」

 

「だからそういうのじゃないって言ってるでしょ...」

 

リサは一言余計だと思う。

 

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Case:4 氷川紗夜の場合

 

いよいよ大詰めだ。1番効率的だったであろう身内に聞くという選択肢をなぜか最後に回してしまったが、漸く私の中の不和に決着をつけることができるだろう。

 

「紗夜、あなたの弟のことなんだけれど...」

 

「...何ですか?」

 

...明らかに地雷を踏んでいる。後輩が聞いたら失禁してしまいそうなほどに冷たく暗い声だ。

 

「純粋に興味があるの。どんな人なのか、教えてもらえないかしら?」

 

「どうして、私に?」

 

「身内のことは身内に聞くのが普通よ」

 

至極当たり前のことを言っただけなのだが、紗夜には堪えたらしい。苦悶の表情を浮かべ泣きそうな声で囁いた。

 

「あまり多くは話しませんよ。プライバシーとかありますから」

 

「ええ。それで構わないわ」

 

「...そう、ですね。一言で言えば“努力家”でしょうか。色んなことに全力で...まるで私の後を追うように...一生懸命で...」

 

カチリ。と何かが噛み合う音がした。今まで拾い集めていたのは小さなパーツだったが、一つになり、綺麗に噛み合い、大きな歯車となって廻り出した。

 

「なのに...私は...本当にダメな姉で。暁斗にはいつも迷惑を...」

 

それはまるで神に赦しを乞う咎人。勿論自身を神と言うつもりではない。今紗夜はここにいないどこかの誰かに謝っている。己の罪を悔いを言葉にならない嘆きと共に、吐き出すことで禊をしている。

 

「もう十分よ。あまり自分を責めてはいけないわ...ごめんなさい。嫌なことを聞いてしまって」

 

「...構いません」

 

「ありがとう、紗夜」

 

 

これで漸くスッキリできた。それと同時に自分の浅ましさに嫌悪感を覚える。違和感の正体、それは────

 

 

 

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Case EX:氷川暁斗の場合

 

なんとなく気付いてはいた。私が最初に得たものは”違和感”だということ。それがまずおかしいんだって。

見ず知らずの他人に対していきなり抱く感情ではないだろう。以前から存在を知っていたり、紗夜から話を聞いていたのならともかく、存在そのものを知った瞬間からいきなり何かが違うと思っていた。

 

答えは得た。あとは確かめるだけだ。

 

早速CiRCLEへと足を運ぶ。日頃からあまり運動をしているわけではないので、中々に外の暑さが身に堪えるが、今は身より心の方が問題なのだ。

 

「いらっしゃいませ。今日はRoseliaの予約は入ってませんけど、個人の練習ですか?」

 

直接顔を合わせて改めて思う。ああ、()()()()()。実態と外面の乖離が凄まじすぎて目眩がしそうだ。

 

「空いているなら、やっていこうかしら。それより、聞きたいことがあるの」

 

 

「湊先輩が自分に、ですか?なんでしょうか?」

 

ああ、この目だけは紗夜と同じだ。けれど、中身は...

 

────貴方はどうして、すぐに捨てるものを抱えているの?

 

()()同類だ。

 

 

「...なんの、ことですか?」

 

「言わなきゃわからないかしら?貴方、あこや燐子...いや、紗夜と日菜以外のことはあっさり捨てるつもりでしょう?」

 

「どうして...」

 

「私も同じ人間だからよ。自分の中の本当に大事なもの以外にはどこまでも無頓着になれる破綻者」

 

 

そう、感じていたのは同族嫌悪だ。氷川暁斗はどうしようもないぐらい姉に焦がれている。私が父親の音楽が間違っていなかったことを証明することだけを考えて生きているように、こいつもそれしか見えていない。

夢に向かって一生懸命と言えば聞こえはいいけれど、常に全身全霊で駆け抜けて、止まることなど出来やしない。他の何もかもを捨ててでも手を伸ばし続けるという危険極まりない代物でしかない。明日に、夢に向かって進むために振り返らず、過去を捨て去り続ける醜い光の亡者だ。

 

こいつの場合本当に、あっさりと...それがわかっているから、嫌悪感を隠しきれない。どうせすぐに捨てるのに、あこや燐子やリサにとって大事な人間になっているこいつが許せなくて、でも同時にその理屈が私にも理解が出来てしまっていて、己の醜さを突きつけてくる鏡のような存在に心底嫌気がさしてくる。

 

 

「そうですか...それで、何が言いたいんですか?」

 

「...わかっているから、無理にとは言わないけれど燐子やあこや紗夜と今のままでいて欲しい」

 

私は彼女たちが、Roseliaが大事なのだ。言っていることは私に対して音楽を捨てろという内容とほぼ同義だ。相手の都合を黙殺していて自分勝手が過ぎるってことぐらい言われなくても理解しているが、燐子やあこが悲しむとわかっているのに見過ごすわけにはいかないという大義名分が私の背中を押す。私は私の夢を譲るわけにはいかないのだ。

 

「...無理な相談をしないでくださいよ。そもそも俺が捨てるまでもなく離れていきますから」

 

「俺は所詮姉の劣化品ですよ?そのうち不要になるんだから、俺が軽傷で済むうちに退散するだけで、最終的な結果に変わりはありませんよ」

 

 

 

...こいつは「無理だと知った上で、その夢を捨てられない」。戻るに戻れず、他の生き方なんて知らないと言わんばかりに狂ったように突き進み続けている。それはまさしく道化と言うべき愚かしさと物悲しさを感じさせてくる。けれどそれを笑うことなどできやしない。何故なら他人事ではないのだから。

どういう経緯を経てこのように拗れていったのかはわからないが、一度夢が潰え、決して届かないことを知ってしまったのに、諦めることが出来なかったが故の末路がこれだろう。夢は呪いへと形を変えて、彼の心を蝕んでいる。

笑えない。自分もいずれこうなってしまうかもしれないから。幸い今までは上手くいっているけれど、頂点への道は長く険しい。きっと何度だって壁にぶつかるだろう。技術面か人脈面もしかしたら、私達以上の傑物や完全上位互換が存在して、どう足掻いても不可能だ。という現実が襲いかかってくるのかもしれない。

 

その時、自分はどうなってしまうのだろうか?別の道を進む?妥協点を見つけてほどほどに甘んじる?それとも...

 

 

ここまで考えて、どうして氷川暁斗に対してここまで敵愾心を持っていたのかより深く自覚できた。

 

「私は、貴方みたいにはならない。なっちゃいけないんだと思う」

 

そんな未来が来ないように今は進み続けるしかない。彼のような末路は決して辿ってはいけないのだ。ひどい話だが、ああはなりたくない。あんな悍しい怪物になっちゃいけないのだと理解した。

 

早い話が自身が辿りうる末路に私は心底恐怖していたのだ。氷川暁斗そのものが私の未来像となってしまうことが恐ろしかった。

 

弱い自分を見せられて良い気分になるはずもない。そんな、簡単なことだった。

 

彼は少し呆けた後微かに微笑んで、

 

「そうですね。その方がいいと思います」

 

私の背中を押していた。

 

「随分あっさりしているわね...怒られるかと思っていたわ」

 

「いえいえ。自分が不出来なのが悪いのはよくわかっていますから。他人にとやかく言う筋合いはありませんよ。それに...頑張っている人に水を差していいわけないじゃないですか」

 

「そう...ありがとう。貴方はもう少しだけ自分に優しくなっていいと思うわ」

 

「...常にストイックに自分を追い込んでいる湊先輩が言うことじゃないですよね。そちらこそお体に気をつけて」

 

「ふふ...そうね」

 

...本当に残念だ。光に目を焼かれていなければ、彼はもう少し楽に生きられたのだろうに、なまじ強い想いがあるせいで、こうも生きづらくなってしまっている。

同じ轍は踏まずに私は走り続けるけれども、遮二無二に走るわけにはいかない。私1人ではなく、Roseliaの5人で駆け抜けよう。1人が迷っても、5人でならきっと正しい道を選べるだろう

改めて4人の重要性を再認識できたいい機会になった。

 

 

 

「燐子とあこ、それに紗夜にも貴方が必要よ?それだけは忘れないで」

 

「...だといいですね」

 

 

「そうね...それじゃあ失礼するわ」

 

「え?練習してかないんですか?」

 

「ええ。貴方に会うことが目的だったもの」

 

 

 

ありがとう。自分を見つめ直し、改めて目指すべきものを再確認することができた。正直まだ嫌悪感がなくなった訳じゃないけれど、モヤモヤすることはないだろう。

 

私が今考えるべきことはライブのことだ。ライブに向け集中すること。後のことは後になってから考えよう。

 

高い高い入道雲のように、やらねばならないことは山ほどある。私も、立ち止まってなんかいられないのだから。

 

 

 

 

 

 

  

 

...カッコつけて出てきてしまったけど、やっぱりCiRCLEに戻って練習しましょう。

 

 

 

 

 

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刹那に過ぎゆく美麗な景色は止まることなど決してない。誰がどう思おうが、時は流れて地球は廻る。失くしたものは戻ることはない。決して帰ってこない。

 

 

あの頃の氷川暁人はもうどこにもいないのだ。

 

 




アンケ上位2位を書いたので、そろそろ本編更新します。ぶっちゃけ友希那の話は本編扱いでもいいかもしれないですね。

おう、誕生日なのになんて話書いてんだクソ野郎!と思うでしょう。でもその辺りの感想はハーメルン的にアウトらしいんですよね。
というわけで一応Twitterです。更新報告とか進捗状況とか爆死とか呟いてるんで、気軽にどうぞ

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