もし氷川姉妹に弟がいたら   作:タクティくす

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後書きに大事なお知らせがあります。




青薔薇の宴、動き出す影

「http……head,body?……むむむむむ」

 

手元の冊子とのにらめっこ。いかんせん初めてのことだから手間取ってしまう。コンパス片手に未開の地を進むようなものだ。右も左も分からなくて頭がこんがらがってしまう。正直こんなことはただの一介のバイトにやらせることじゃないと思う。

 

「おはよー六花」

 

「あっ…明日香ちゃん、おはよう」

 

聞こえてきた声に顔を上げると、目の前には友人の明日香ちゃんがいた。ここいらで1度中断しよう。そろそろ予鈴も鳴るだろうし。挨拶も終えた矢先、新たな乱入者が現れた。

 

 

「ふっふっふ…我は終焉を司りし闇の魔王なるぞー!」

 

謎の決めポーズと一緒によく分からない謳い文句を唱える友人が姿を見せた。

 

「…おはよう、あこ」

 

「うん!あすか、ろっかおはよー」

 

「おはよう」

 

もうこの温度差には慣れた。あこちゃんは所謂中二病というやつらしい。先輩曰く「背伸びがしたいお年頃だから温かい目で見てやってくれ」とのこと。よくわからないが悪い子じゃないから友達として付き合う分には問題無い。

 

「何読んでるの?」

 

もう気が済んだのだろう、聖堕天使あこモードから切り替えて此方に話を振ってきた。

 

「ブログ作ってるんだ。ほら、ギャラクシーの」

 

i「もしかして、この間のライブ!?見たい見たいー!」

 

「この間?何かあったの?」

 

「うん。バイト先でライブがあったんだ…ほら、写真」

 

うん。見返しても良い写真だ。あの日に奇跡が集まった。

 

王道ガールズロックバンドのAfterglow

アイドルバンドのPastel*Palettes

奇想天外のハロー、ハッピーワールド!

実力派のプロ顔負けのRoselia

 

そして……キラキラドキドキの超新星、Poppin’Party

 

瞼を閉じればその光景が今でもありありと思い出せる。語り出すと止まらないので割愛するが、素晴らしかった。願うことならもう一度…いや、あと2、3回はこの目で見たいものだ。

 

「わ〜!よく撮れてる…う〜Roseliaはやっぱりカッコいい。おねーちゃんもカッコいいー!」

 

「えへへ…頑張って撮ったよ」

 

我ながらどのバンドも凄く魅力的に撮れたと思う。

 

 

「へー…あっ、お姉ちゃんだ」

 

……What’s?パードゥン?今なんて言った?

 

「おね、おねおおねおねお姉さん……!?」

 

「うん。この猫みたいな髪型な人がお姉ちゃんだよ?」

 

……そういえば先輩が「香澄の妹が羽丘にいる」とは言ってたけど、まさかこんな身近にポピパさんのご家族がいらっしゃるなんて思いもしなかった。どうしようこれからは明日香様って呼んだ方がいいのかな?

 

 

「ところでさ、Pastel*Palettesって確かアイドルだよね?よくこんなところに呼べたね」

 

「あー、それはねアッキーが呼んだんだよ」

 

「アッキー?」

 

「ほら、入学式で在校生の挨拶してた人!紗夜さんと日菜ちんの弟なんだよ」

 

「へー、なんかすごいね」

 

「うん!友希那さんが電話に出て少し話したらすぐ決まったんだ」

 

……ああ、前からもしかしたらそうじゃないかなと思ってたけど、やっぱりそうだったか。

 

私は一人っ子だからその辺の感覚はさっぱりわからんけど、その人にはその人なりの悩みや苦しみがあるのだろう。先輩とはもう半年近い付き合いだが、身内の話は聞いても教えてくれなかったのがその証明。

 

なんかもやっとするのはきっと気のせいやから…そう思ってはいながらも、あこちゃんの擬音だらけのライブの説明に耳を傾けながら少しむくれていた。

 

 

 

 

* * * * * *

 

 

 

「え?主催ライブ、うちでやってくれないの!?」

 

「まあ、dubのキャパはうちの倍以上ありますし、メディアの注目度が段違いだから仕方ないですよ」

 

Poppin’Party がRoseliaの主催ライブへの出演を申し出ていた。他店の話をCiRCLEでするのはちょっとどうなのか?と問いかけたいが、相手がまりなさんだしあまり気にする必要もないのかもしれない。

 

結局俺は今でもCiRCLEでバイトをしている。夏休み前に一度辞めた後でまた同じ場所で働くというのは正直気まずかったが、お給料が良いのだ。世の中金が全てとは思わないが金があれば大抵のことは何とかなる。それに、愛だって金がなければすぐ潰えるのだ。

 

 

「Roseliaならキャパ埋まるでしょうし交渉次第でうちでやるよりちょっと高いだけで済みますよ?」

 

「ならうちも身内割で安くするから……!今度やってね!?」

 

まあCiRCLEはキャパはともかくSPACE閉店以後で一番賑わっている店だしそのうち機会があるだろう。

 

「ええ、そのうちに。……暁斗」

 

「毎度ありー部屋はいつものとこですよ」

 

話はこれで終わりだと髪を後ろにやりながら湊さんが立ち上がる。この人歌以外ポンコツなくせにこういう立ち居振る舞いだけは格好良いのが笑いを誘う。

 

「暁斗はまた後で。チケットのノルマで話があるわ」

 

「あっはい……って俺も配るんだね」

 

「ええ。じゃあいってくるわ」

 

「いってらっしゃい、姉さん」

 

まあ商店街と羽丘の男子にばら撒けばすぐに捌けるだろうし値段の話をするだけだろう。

 

Roseliaは練習に行ったし、用の済んだポピパも帰ったし仕事に勤しむべし。

 

 

 

「ところで暁斗君」

 

「……なんですか?」

 

「GALAXYのライブの手伝いをしたってどういうこと?CiRCLE嫌いになった?」

 

「……別にそんなことないですよ?」

 

「ならどうしてかな?裏切り者ォ……」

 

「後輩が困ってたからってだけですから……あーもう、面倒くさいなこのおばさん「あ゛?」……失礼。お姉様ですねはい」

 

「……女の子に歳のことを言うのはマナー違反だよ?」

 

「はい、そう……ですね」

 

 

「女の子って歳かよ」なんていうとそろそろ本気でクビになりそうなので、降参の意を示して両手を上げる。

 

「それにしても……」

 

「なんです?」

 

「Roseliaは本当に凄いね。結成してたった一年でこんなに有名になっちゃってさ…」

 

 

Roseliaは今や大ガールズバンド時代の象徴ともいえるバンドの一つだ。Roseliaといえば大ガールズバンド時代。大ガールズバンド時代といえばRoseliaと言っても過言ではない。

 

「そうですね。元々湊さんの知名度がエグかったっていうのもありますけど」

 

もっとも、所詮は素人の感想だから上手い凄いやばいぐらいしか言えることはないから本当の魅力というものは自分にはさっぱりわからないしわかったような口をきく気は毛頭ない。

 

「私としても鼻が高いよ〜なんてね」

 

そう語るまりなさんの表情は子の成長を見守る母親のようでいて、羨ましそうにしているように見えたのは気のせいだろうか?

 

「あはは……」

 

 

俺はというと実のところ少し憂鬱になる。彼女達が有名になればなるほど、それに比例して自分の醜さが浮かび上がってくるのだ。まるで光と影のように決して逃れられない。紗夜姉が有名になればなるほど俺を否定する衆人環境は爆発的に膨れ上がっていく。

 

生憎とこの一年でこの状況は良くなることなどなく、2人の成長に合わせて加速度的に悪化していく負のスパイラルから抜け出すことなど出来はしない。

 

それでも──

 

「……そうですね。頑張って欲しいって思ってますよ」

 

どんなに俺が惨めになろうとも、それはそれとして姉にはいつまでも輝いていて欲しいと思っているのは嘘なんかじゃないから。

 

俺は俺以上になれないんだからどうしようもないって漸く諦めることが出来たんだ。たとえその先に地獄しか待っていなくても、いつかふと振り返ってみて酷い有様だったって鼻で笑えればそれでいいんだと、今ではそう思えるようになったから。

 

それを見てまりなさんが数瞬呆けた後にっこりと微笑みながら頷いた。

 

「うんうん。暁斗君も漸くスタッフが板についてきたね」

 

「それどういう意味ですか?」

 

「あはは、君も大人になったってことだよ」

 

「はぁ……」

 

 

* * * * * *

 

その後は順調に時間が過ぎていった。

 

何故か燐さんからポスター作りの意見を求められ、今井さんにはチケットの値段の調整や配布量の確認、及び取り置きのリストアップをやらされ、紗夜姉と湊さんには出演の交渉の半分をやらされる羽目になった。いつものようにカッコいいもの探しをしたり、ドラムを叩いているあこは相変わらずで少しほっこりした。

 

まあ仮に引き受けていなかったら数日間の完徹(デスマーチ)が確定していただろうし、仕方ないのだろう。

 

それに、そもそもさほど苦労はしなかった。ポスターはほぼほぼ最初から完成形だったから燐さんの背中を押すだけだったし、チケットもRoseliaのネームバリューのおかげで羽丘の男子達からの予約が殺到したし、と商店街の色んなところにポスターを貼らせてもらえたからすぐにノルマは達成できた。出演交渉だってCiRCLEでのライブ経験がある人たちとは顔見知りだからちょっとした擦り合せだけで済んだ。

 

だから負担の軽減以上の意味はないし、誰かに自慢することでもないだろう。報酬は最前列の特等席でのライブ観戦で十分過ぎる。今日は巴と日菜姉と一緒に楽しんでおこう。

 

 

 

 

 

「まだかな〜?まだかな〜?るんっが止まらないよーーーーーー!」

 

「そうですね日菜さん!ウォォォォォォォ!あこぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

 

 

……前言撤回。今すぐ帰りたいです。この人たち身内への愛を恥ずかしげもなくシャウトしてらっしゃっている上に顔写真やら諸々がプリントされた法被を着ていらっしゃる。あまりにも酷過ぎて身内だと思われたくないレベルだ。

 

「な、なあ2人とも?そろそろ開演だから大人しくしようよ」

 

出来ればそのまま黙っていて欲しい。特に日菜姉はアイドルなんだから。

 

「でも、折角のおねーちゃんのライブなんだよ?それにやっと休み取れたんだもん。楽しまなきゃダメだよね」

 

どうやらこの日のために相当スケジュールを詰めたらしく、テンションは高いが疲れが見える。失礼極まりないが、日菜姉も人間なんだなって実感した瞬間であった。

 

「そうだぞ!あこの晴れ舞台だからな!テンション上げなきゃウソだろ…!ソイソイソイソイソイソイヤァー!」

 

「ソイヤー!あははは!これ、すっごく面白いね?ソイヤー!」

 

「自重しろやソイヤ狂い!……ああ、とうとう日菜姉までソイヤの住人に…」

 

 

 

 

 

 

もう嫌だこの人たち……って思ってたがライブ始まったらみんな似たようなものだったのは割と衝撃的だった。

 

 

 

 

BLACK SHOUT(黒き咆哮)

LOUDER(父の遺志)

Neo aspect(新境地)

 

その他諸々彼女達の軌跡を物語っている。自らの父や父を捨て去った世界へと私はここにいると叫んでいる。熱くも儚い歌は聞くもの全てをその世界観で塗りつぶす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけた……私の■■」

 

その熱狂のあまり狂喜に震える言葉は掻き消されてしまっていた。

 

 

 

* * * * * *

 

「Hey girl 少し話を聞いてくださらない?」

 

声のした方を向くと自分よりかなり小さな少女がいた。男性と比べて女子の成長は早く完了するため断定はできないが、おそらく年下だろう。

 

「……何かしら?」

 

(わたくし)、プロデューサーのチュチュと申します。少し商談(おはなし)しませんか?」

 

こんな時間に外にいたら親御さんが心配するわよ、という言葉は飲み込んだ。見るからに小さい彼女に気を遣ったからではない。彼女の立ち居振る舞いと言の葉に父同様厳しい業界に生きる猛者と遜色のない()()を感じたからだ。

 

この子はやばい。()()()()と初めて顔を合わせた時の違和 感以上に危険だ。

 

「今日ライブを見て確信したわ。貴女と私なら世界を獲れる……!」

 

「生憎だけど、誰かに舵を取らせる気はないの。ごめんなさい」

 

けれど彼女がいかに有能かはこの際どうでもいい。超えるために父とは違う道を行くと決めたのだ。自分たちの道は自分たちの手で切り開きたい。

 

「……なるほど、確かに貴女たちの音楽なら良いところまでいけるでしょう。けれど、そこでThe end……頂点には届かない」

 

「……」

 

少しイラッときた。このガキは私に喧嘩を売っているのだろうか?

 

Be cool(落ち着けよ).ミス・ユキナ。貴女の歌とRoseliaの演奏(ぢから)は素晴らしいわ。そうでなければそもそも声をかけない」

 

「ただ、独力だと限界がある。貴女は頂点を目指しているのでしょう?」

 

そんなもの言われるまでもない。Roseliaは頂点を掴む。

 

「そこで問題になるのは“規模”よ。今の貴女たちじゃどう頑張ってもこのキャパが精一杯じゃない。余程惚れ込んだ金づる(スポンサー)がいない時点で頂点なんて夢のまた夢よ」

 

何かの拍子で大きいステージに立てたとしてもそれは主役ではないだろう。或いはネット上でパズるぐらいしか手段がない。仮想現実(VR)が発達するであろう近未来ならいざ知らず、現代社会では音質や経済的な動きまで勘案するとどうしてもリアルに軍配が上がる。

 

「さて、ここにそんな都合のいい金蔓がいる。楽器も設備も望むものを望むだけ提供しよう。時々用意する私の歌を形にしてくれるならそれ以外は好きにしても構わない。貴女たちにはそれをするだけの価値があると思っている。()()()()()()()()()()()()()

 

途端に襲い掛かる既視感。ああやっぱりそっくりだ。こちらが要求を拒む理由を聞き出してからそれを邪魔しないように叩き潰すが如く、利益を積み上げていく非常に断りづらい説得の仕方。

 

一年前のCiRCLEのイベントの時も、そしてGALAXYのリニューアルライブの時もそうだ。一度拒絶の理由を受け止めながら「それは構わないけど受け入れないとこんなデメリットがあるのだぞ?いいのか?本当にそれでいいのか?」と正論で殴りつける理念提唱(プレゼンテーション)。突っ張ねるのを躊躇ってしまいそうになるいやらしさで満ちている。

 

「……OK。プレゼンにはWin-Winである明確なエビデンスが必要よね?道理だわ」

 

不敵に笑い諸手を上げ、オーバーな態度を取った後に制服の胸ポケットから()()U()S()B()を取り出した。

 

「聞けばわかるわ、あなたならね」

 

その言葉は童の戯言と切り捨てるにはあまりに真に迫りすぎていたから、訝しげに手を取った。

 

────瞬間自我を壊されかねない程の波濤に襲われた。

 

凄まじい。無茶苦茶ともいえるその有様は()()()()()()()()()()()()()()()()()という矛盾を力づくで捻じ伏せた力強いサウンド。

 

ドラムもベースもギターやキーボードすら打ち込みだというのに本物以上に真に迫るという化け物じみた迫力。これに私たちの演奏を乗せればきっと世界だって掴めるだろう。

 

「……ありがとう、素晴らしい音楽だったわ」

 

「これから何度も聞くことになるわ。契約成立ね」

 

ああ、わかっている。最短距離を往くのなら彼女の手を掴むべきだ。

 

だが、しかし────いや、だからこそ

 

「ごめんなさい。私は……私たちは貴女の手は取らない」

 

「Why?どうして?貴女と私なら……」

 

「だからこそお断りよ。私たちにお膳立ては必要ない」

 

自分たちの手で掴みたいのだと。己が思惟をぶつける。

 

「友希那ー?何話してるの?」

 

「ええ、わかったわ……それじゃあ」

 

 

恐ろしいほどの機会損失を「で、だから?」と袖にしながら歌姫は銀の髪靡かせながらその場を後にした。

 

「なんでよ!なんでなのよー!Fuck!(ちくしょう!)

 

ゴミ箱を蹴って蹴って少女を怒りを乗せる。絶対私がチビだからって馬鹿にしやがってと嚇怒の念が伝わってくる。

 

「でも、貴女なら……」

 

私たち以外でも同じことができるだろう。だからこそ、私たちは私たちの手で成し遂げたい。

 

さらば小さき怪物(どうるい)よ。いずれ必ず敵として激突するだろう。だが“勝つ”のは私だ。受けて立つ。程よいストレスと好敵手は願ったら叶ったりの好敵手でありカンフル剤なのだから。是非ともそんな日が来て欲しいと未来に想いを馳せながら獰猛な笑みを浮かべるのだった。

 

* * * * * *

 

「なんでよ!なんでなのよー!Fuck!(ちくしょう!)

 

ガシガシとゴミ箱を蹴りながらふざけるなと憤る。よくも私をコケにしてくれたな。ふざけんなよクソッタレが。お前の股を裂いてそこに鉛でもぶち込んでやろうかと黒い情念すら見え隠れする。ならばよろしい。ぶっ潰すと殺意にまみれた大人気なく子どもじみた癇癪すら発揮し始めるかと思えたが、しかし──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……Not!(なんちゃって)

 

途端に平静を取り戻す……否、彼女は()()()()()()()()()()()()()つまるところ先程の奇行は全て演技だ。ポーズに過ぎない。

 

「さて、やっぱり()()()()断ってくれたわね。プロファイリング通りで助かったわ」

 

相手と交渉する以上リサーチは当たり前にすることだ。取引を持ちかける上で相手が何を至上とし、何を疎んでいるのか。その優先順位を知っておくのは基本中の基本であり、それをせずに何かを要求するなど愚の骨頂、ただの我儘に他ならない。

 

だが、彼女は敢えて地雷を踏んだ。そのタブー中のタブーを侵したのだ。わかっていながらそれを選ぶというのなら当然……

 

「これでよし。本命を隠すブラフには十分。()()()()()()()()()……perfectな建前よ」

 

手を組まないこと、それ自体が目的であるからに他ならない。彼女にとってRoseliaなど目的ではなく手段の一つに過ぎない。

 

「まあ、飲んでくれたらそれはそれでeasyだったのは勿論だけど……あくまでmainは別だしNo problem 」

 

それに、今日はRoselia()()()とは比較にならない収穫があったのだ。それに比べれば鼻糞以下の些事である。

 

「さて、それじゃあ動きましょうか……」

 

 

本懐を遂げるために緋色の怪物がとうとう動き出す。

 

 

 

「まずはこの子ね。何で誰も見向きもしないのか不思議だけれど、都合がいい。その方がプロデューサーの私のスキルが際立つ」

 

 

 

さあ覚悟しろ。第二の逆襲劇が始まった。




次を投稿したら、諸事情によりもう更新することはできなくなります。削除しようか迷いましたが、奇跡が起きたらいつの日にか更新できることがあるかもしれないので一応残しておくことにします。


次は設定やら予定していた展開を書けるだけ書いておきます。ありきたりだと思うので、どうぞ遠慮せずにパクってください。

設定開示するなら誰のがいいですか?

  • 友希那
  • こころ
  • 香澄
  • おたえ
  • その他
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