ようこそ転生至上主義の教室へ   作:松浦ん家の次男

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暗殺教室の小説を諸事情で消しました。
楽しみにしてくれていた人、いないかもしれませんが深くお詫び申し上げます。


参話 綾小路との接触

今日は目覚めが良かった。橘先輩と会ったからかな。妙に調子が良い。俺はいつもはだるくベッドから起き上がるのに、元気よく起き上がった。素早く学校の準備をし、朝食の準備をした。因みに今日は鮭の塩焼きに、ご飯、味噌汁、沢庵だ。一般的な和風料理と言えよう。それを25分くらいかけ食し、もう習慣となっている、坂柳有栖の元へ行った。

 

「どうも。おはようございます。二階堂くん。」

 

「あぁ。おはよう、坂柳。」

 

挨拶を済ませ、学校へと向かった。向かっている途中、坂柳からこんなことを聞かれた。

 

「さて二階堂くん、昨日会ったことを吐いてもらいましょうか?」

 

昨日?あぁ、あの事か。

 

「いや、ちょっと生徒会長に用事があっただけだよ。」

「何を話してらっしゃったのですか?」

 

「そうだなー、まぁ生徒会立候補したぐらいかな?」

 

南雲の事は黙っておこう。坂柳だとしても言っては駄目なことだ。

 

「えぇ!そうなのですか?意外ですね。あなたがそういう目立つ事をするなんて。」

 

「そうか?ちょっと興味があってだな。少しぐらい目立つが、好奇心が抑えられなかった。まぁ、第一、坂柳と付き合っている時点で、凄く目立つがな。」

 

「そうですね。私と会うのには支障はでないのですね?」

 

「まぁ休む事は出来るので何一つ問題ない。」

 

「それなら良かったです。では、早く学校へ行きましょう。」

 

「そうだな。」

 

 

 

 

 

その後、だるい午前中の授業が終わった。

俺は学食へ行こうと席を立とうとした時、声を掛けられた。

 

「二階堂。少しいいか?」

 

それはこのクラスで坂柳と対を成す存在である、葛城康平だった。

 

「なんだ?葛城。」

 

「実はな、お前が生徒会入りしたという噂が広まっているのだが、それは本当か?」

 

そんな事か。だから朝からこんなに教室がざわついているのか。

 

「あぁ、本当のことだ。」

 

隠すつもりもないし、直にバレるのでここは素直に認める。

 

「っ!本当か。それで頼みがあるのだが、実は俺は生徒会に入りたいんだ。それでお前に頼みたいのは、生徒会長の橋渡しをして欲しいんだ。」

 

「どういう事だ?」

 

「済まん、言い方が悪かったな。生徒会長に俺の印象を良くしといて欲しいんだ。」

 

「そういう事か。分かった。出来るかは分からないが、掛け合っては見るよ。」

 

「あぁ、宜しく頼む。」

 

そうして葛城は帰っていった。

 

「フフッ」

 

馬鹿か葛城。俺がお前にそんな事をするわけ無いだろう。ポイントの一つもない癖に通ると思うなよ。それにお前が入ったら俺と橘先輩のいい関係が崩れるかもしれんだろうが。お前には悪いとは思っていないが、俺はこの事を言わないことに決めた。そうだ、まだ昼がまだだったな。早く行かないと遅れちまう。

 

俺は茶番を経て食堂へと向かった。俺は山菜定食を注文した。当然、0円なので、学生証をかざすだけだ。俺は適当に席を探して、座った。そしたら、橘先輩と堀北兄が来た。

 

「二階堂くん、相席よろしいでしょうか?」

 

「はい、喜んで。」

 

「それで、一つ聞きたいのだが、二階堂。なぜお前は山菜定食を頼む?10万ポイントもあるのだから、もうちょっと良いものを食べても良いのではないか?」

 

そうか、堀北兄は俺を試しているのか、こんな事に気付かない奴は生徒会に必要ないってか?では答えてあげよう。

「そーですね、特に理由はないのですが、強いて言えば余りポイントを使いたくないからですね。」

 

「その理由は?」

 

「あなたが聞きたい答えはズバリこうでしょう。『学校は最初の一ヶ月は10万ポイントをあげるが、次の月からは態度や成績によってポイントが変動する』という事でしょうかね。」

 

「及第点だ。やはりお前は侮れないな。」

 

「二階堂くん、凄いですね!多分現時点で君だけですよ。このシステムに気づいているのは。」

 

「ありがとうございます。けど、直に気付きますよ。特にAクラスの奴らは。」

 

「そうだとしてもですよ。やっぱり私の目は間違っていませんでした。」

 

ん?どういう事だ?

 

「どういう事ですか?橘先輩。」

 

「いや、昨日初めて会った時から私はこの人は生徒会に入りそうだなーと思っていたのですよ。」

 

「はぁ……ありがとうございます。」

 

「そろそろ時間だな。橘、帰るぞ。」

 

「また放課後に。二階堂くん。遅れないでくださいね。」

 

「はい。分かりました。」

 

 

 

ふぅ。疲れた。やっぱりあの人と関わるのは疲れるな。放課後にも相手するのは神経を削ぐな。まぁその分、橘先輩から補給するけど。

よし、食べ終わった事だし、教室に戻るとしますか。

俺が戻ろうと席を立とうとした瞬間、声を掛けられた。今日は席を立った時に声を掛けられるのが多いな。嫌がらせか?

 

「あぁーちょっといいか?」

 

そんな無機質な声をするのはお前しか居ないわ。綾小路。

 

「どちら様ですか?用があるなら早めにお願いします。」

 

俺は原作を知っているのを隠す為に知らないフリをした。

 

「済まない。自分から名乗り出るのが礼儀だよな。俺は綾小路清隆だ。」

 

「いやいいよ、そんな謝らなくても。俺は二階堂隼です。それで何のようですか、綾小路くん。」

 

「クラスの女子にこれを渡されてな。お前に届けろって。」

 

とてもじゃないが俺は信じられなかった。綾小路がこんな短期間に友達を作れるはずがないし、ましてや女子だぞ。堀北ぐらいしかないだろ。

 

「そうなの。ありがとう。綾小路くん。」

 

「俺はそれだけだから。じゃあな。」

 

「うん。」

 

教室に帰り、手紙の内容を確認する。すると、女の子っぽい字で、『ずっと貴女の事が気になっていました。付き合ってください。今日の放課後、屋上で待っています。』という内容だった。

 

「フフッ」

 

俺は思わず吹き出しそうになっていた。これは多分、綾小路の字だ。根拠は二つある。まず、俺に付き合ってくださいという人が来るはずないのだ。確実にな。そして次が重要だ。『ずっと前から好きでした。』このフレーズ、妙に変だ。この学校に来てからまだ3日ほどしか経っていない。それなのに、このフレーズは些か不自然だ。まるで綾小路が俺のことを知っているみたいに……

………………待てよ?まさかこんな事があり得るのか?あり得るというのは綾小路から告られたことではなく、もっと重大なことであった。それはーーーー

 

 

 

 

 

午後の授業が過ぎ、ついに綾小路からの告白の時間だ(笑)。俺はそそくさと帰る準備をし、屋上へと向かった。屋上に向かう前に坂柳から声を掛けられたが、無視をした。あいつがたとえホワイトルームの事を知っていても、今ここでバラす事ではないと判断したからだ。俺が屋上へ着くともうその相手はいた。

 

「何で貴方が居るんですか?綾小路くん。」

 

「騙して悪かったな、あの手紙は俺が書いた。気づかなかったか?」

 

「はい、清々しいほどに。それで俺を呼び出した理由は?」

 

「お前は()()()()()()()という単語をしっているか?」

 

「いや、聞いた事ないな。白い部屋、か。うん、身に覚えがない。」

 

「いや、お前は知っている。ちゃんと頭の隅から隅まで探せ。」

 

「そう言われても無いものはないんだ。」

 

「そうか。まぁ良い。それで二階堂、お前と取引がしたい。」

 

そう来ると思ってましたよ。

 

「何だ?」

 

「オレはこの学校のシステムに気づいている。お前も気づいているんだろう?それでオレはこれから色々な試験があると考えている。オレはその試験に本気で取り組む。お前も本気で取り組め。」

 

何?どういう事だ。前の人と綾小路の関係は分かっているのに、目的が分からない。今考えて仕方がない事だ。ここは潔く従おう。

 

「あぁ、分かった。承諾しよう。だが、極力俺の邪魔はするな。したら全力で潰すからな。そこだけは分かって欲しい。」

 

「分かった。けど、クラスが危機になったらその話は無理だからな。」

 

「承知している。」

 

「じゃあ俺はこれで。全力で戦える事を楽しみにしている。二階堂隼。」

 

「はぁ……まぁじゃあな。」

 

そして、綾小路が屋上のドアを出た瞬間、俺は屋上の手すりにつかまった。

 

「ふぅ……つかれた…」

 

では、さっきの答え合わせをしようか。綾小路が俺の事を知っているという話だ。もう気づいていると思うが、十中八九、前の人はホワイトルーム出身だ。どうやって入ったのかは知らないが、そういう事なんだろう。けど、あの綾小路の気迫はすごいな。俺でもちょっと竦んだぞ。ちょっとなんか忘れてる事あるぞ。思い出せ、俺。

 

「ん?あぁーーー!生徒会行くの忘れてた。」

 

まぁ大丈夫だ。今は丁度4時10分だ。これなら十分間に合う。俺は急いで屋上を降り、生徒会室に向かった。

 

「遅いぞ。二階堂。」

 

堀木兄に叱られた。

 

「すいませんでした。ちょっと屋上に呼び出されてまして………」

 

「言い訳はいらん。その代わりに仕事を倍にしてやる。感謝しろ。」

 

「何ですか、それは!!!」

 

「2倍で済むんだ、逆に俺の良心に感謝して欲しいくらいだ。」

 

本当に堀北と似てるな。

 

「さっさと仕事を始めるぞ。」

 

「仕事って何をすればいいんですか?」

 

「そこは橘が教える。橘、頼むぞ。」

 

「はい!お任せ下さい!では二階堂くん此方へ。」

 

「はい。」

 

俺たちは生徒会室にに隣接している、書記室へと向かった。入った瞬間橘先輩から質問された。

 

「二階堂くん。一つ聞きたいことがあります。」

 

「はい、何でしょう?答えられる範囲であればお答えしますが。」

 

「さっき、屋上に呼び出されてたと聞きましたが、あれは何の用だったのですか?」

 

あの事か。綾小路の事はあんまり出さない方がいいな。原作通りに行くと、橘先輩と綾小路が合うのは須藤の暴力事件のはずだから。ここはなんて答えよう?まぁ無難に告白と言った方が良いだろう。

 

「まぁ告白ですよ。」

 

「へー。まぁ分かってましたが、改めて真正面で言われると傷つきますね。

 

「ん?なんか言いました?橘先輩?」

 

「い、いえ。なんでもありません。では、仕事の説明をしましょうか。」

 

「はぁ…はい。お願いします。」

 

そして五分くらいかけ生徒会の仕事について教えてもらった。大雑把に要約すると三つあるらしい。

・雑務、事務の仕事

・行事の司会や行事の校閲

・暴力などの事件の裁判官

らしい。

 

「大体これで全てですが、何か質問はありますか?」

 

「いえ。完璧な説明でした。流石ですね。」

 

「ありがとうございます。では、早速しますか。」

 

橘先輩はそう言いながら書類の山を机の上に置いた。

 

「はい、そうですね。これからはここで橘先輩と二人きりで作業するのですか?」

 

「二人きりだなんてそんな// んんっ、いえなんでもありません。そうですね。新しい生徒会役員が入らない限りはそうですね。」

 

「そうなんですね。では、あんまり人は入らない方が良いですね。」

 

「えぇ!!そ、それは何でですか?」

 

「ん?そりゃあ、橘先輩と二人きりが良いからですよ。」

 

「はぁ!///」

 

橘先輩の頭はヒートアップしたみたいでそれ場に倒れこんだ。作戦通り!やはり橘先輩はこういうのに弱い。効果はばつぐんだ!!けど、少しばかりやりすぎた感はあるけど。俺は橘先輩を抱き上げて、近くにあるソファに寝かせた。膝枕もしても良いのだが、流石に今の俺ではレベルが高すぎる。

 

 

 

 

 

 

 

「んん?おはようございます、二階堂くん。ところで今何時ですか?」

 

丁度今5時半になったところです。

 

「えぇ!!今日やらなければいけない仕事があるのに!」

 

「あぁ。そこは安心してください。俺が終わらせときました。」

 

俺がそう言うと橘先輩は急いで俺が終わらした書類を見た。

 

「凄い……全て完璧です。二階堂くん、貴方やっぱり凄いですよ!!」

 

「そう言っていただけると嬉しいです。」

 

「じゃあ仕事も終わったことですし、一緒に帰りますか?」

 

「えぇ!!良いんですか?」

 

「勿論ですよ、仕事もやって貰ったし、これぐらいしないと先輩の面目が立ちませんから。」

 

「そうですか。では、お言葉に甘えさせてもらいます。」

 

俺がそう言って書記室のドアを開けるとそこに堀北兄の姿は無かった。

 

「あれれ?おかしいですね。いつもなら遅くまで残るはずなのに。」

 

俺は橘先輩の言葉を聞いた時に瞬時にこの謎の答えにたどり着いた。

 

「そうなんですか。何か用事でもあったのではないんですか。」

 

「そうなんですかね……?まぁ気にしても仕方ないですね。帰りましょうか。」

 

「はい。」

 

 

 

三年生の寮に着いた時、橘先輩から感謝を伝えられた。

 

「今日は改めてありがとうございました。このお礼はまた今度しますね。」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ。元はと言えば俺が悪いんですし。」

 

「いえ!これでは私の気持ちが収まりません。強引にでもお礼をさせてもらいますからね!」

 

「はぁ………まぁいいや。楽しみにしてます。」

 

「はい、ではまた明日お会いしましょう。」

 

「はい。」

 

橘先輩が乗ったエレベーターを送った後、9時半まで暇になった。取り敢えず帰るか。

 

 

 

俺は結局自分の部屋で9時半まで過ごした。時計の針が9時15分を指している時にあの現場へと行った。

 

そこにはもう綾小路と堀北兄、堀北がいた。案の定堀北兄が堀北に暴力を加えようとしているところを綾小路が尋常じゃないスピードで避けている。これは見所だ。動画に抑えよう。何かに使えるかもしれない。俺は気配を消しながら動画撮影をした。念の為、ボイスレコーダーによる二重録音もしといた。運のいいことにバレずに部屋の戻れた。俺は素早くベッドの中にスライディングした。

 

「はぁ………疲れた。」

 

今日このセリフ2回ぐらい言ったぞ。まぁいいや。今日はマジで疲れた。本気と書いてマジだ。まぁ橘先輩で補給したからいいけど。今日はもう何も考えずに寝よう。

 

俺は深い眠りについた。

 

 

 

 




次は五月の中旬に投稿できたらと思います。
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