バケモノと悪魔 人間のようなナニカ 作:ストップウォッチ(腕時計型)
あれから数時間が経ち今はもう部活もほとんどやっていない時間。そんな学校に俺ともう一人、メガネをかけた女子がいる。もちろん桐生だ。どうやら、俺の用事が終わるまで待っていてくれたようだ。…何があったのかは、別にどうでも良いな。
(伏線でも何でもありません)
「何だ桐生。先に帰っていても良かったのに…。てか待つなら待つで連絡くれや。朝、連絡先教えたやろ。」
「あっ。…ま、まぁそんなことはどうでも良いのよ。てか、帰るわけないでしょ!」
「へぇ〜?何、それは期待して?くくっ、結構かわいいねー。そういうのはかなり良いよ。何かそそるね。」
「なっ!?べ、別に期待なんかしてないわよ。いいからさっさと帰るわよ。」
そう言うやいなや、桐生は俺の腕に自分の腕を絡ませてきた。そして俺はさらに手を繋ぎ合わせた。その瞬間に桐生がビクッとなったのでさらにニギニギする。
「あ、あんた何すんのよ!い、いきなり指なんか絡ませてこないでよ。」
「だったら振りほどけば?」
こう言うも桐生はいっこうに手を離さず、それどころか体も近づけてきた。…若干、胸が当たってる。
数十分後、俺達は桐生の家に着いた。なぜかというと桐生のやつが、
「初めてはあたしの家がいい。」
と言ったからだ。もちろん、断る理由はないので別に良いのだが…。
「へえー。これが桐生の家か。ふーん。」
「何よ。汚いちっちゃな家で悪かったわね。」
「ん?あぁ、いやいや。別にそんなつもりは無いよ。まぁ、一人暮らしって知ったからさ。」
「…何よ。今となっちゃ、この歳で一人暮らしは珍しくないでしょ。」
「そうだな。そんじゃまお邪魔しますかね。」
そして桐生が鍵を開けると、俺も中に入れてくれた。
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「へえー。結構可愛い趣味してんのな。」
「何よ。悪い?」
「いやいや、別にそんなことはないさ。ただ、ちょっと予想よりも、こうなんて言うのかね、女の子らしい部屋だったから。」
「あんたの中のあたしの印象はどうなってるのよ。まぁ、着替えてくるからちょっと待ってて。…勝手に部屋、荒らさないでよ。」
「あぁ、何もしないよ。」
そう返すと桐生はリビングから、自分の部屋に向かっていった。
数分後、桐生がいる部屋から布の擦れる音が消え、桐生が出てきた。
最初、俺は桐生を見た時、「耳年増なら、実際にする時は可愛いんだろうな」くらいにしか、思っていなかった。しかし、その考えは改めなければならないようだ。桐生はメガネからコンタクトにしたのか、メガネを外しており、髪も結ばずストレートにしていた。そして目の周りは化粧でもしたのだろうか、学校とは大違いでとても綺麗な肌と瞳をしていた。
「…へえー?桐生、それホントにすっぴん?それともメイクあり?」
「すっぴんよ。嘘だと思うなら試してみる?…あっ、肌は強く擦らないでよ。」
「いいや、信じるよ。…質問いいか?何で普段はあんなに隈を目の下に書いているんだ?」
「そんなの簡単よ。あのエロバカ二人に狙われるのが嫌だからじゃない。それに駒王学園になら、もっと可愛いかったり美しい人がいるわよ。それに比べたらあたしなんて…。」
と、桐生が自虐し始めた。俺は別に自虐はするなとは言わないが、これから俺が抱く女がこんな調子では困る。そのため、俺は桐生に近づくと桐生の右手をとりながら、桐生の顎を少し持ち上げる。
「あのなー、桐生。もっと自分に自信を持て。そりゃあ、お前じゃ傾国の美女には負ける。」
「ほら、やっぱり負けてるじゃな…。」
「でもな?だからといって、お前が美しくないって訳じゃないだろ?実際、お前はキレイだぞ。俺が保障してやる。お前の今の見た目で、汚いとか、美しくないとか、言われたら俺に言え。すぐにでも俺がそいつをぶっ飛ばして、お前がどれだけ可愛いかを、教え込んでやる。まぁ、その前にちゃーんとお前の事を慰めてやるよ。」
「……ありがと。そう言われるのは恥ずかしいけど、貶している訳じゃないから。…嬉しかったよ。狗井。」
そう言いながら桐生は頬を赤く染めた。
その顔を見て俺は一気に支配欲が湧いた。
「よーし、もう我慢できねぇ。早速ヤルぞ。」
「え?ちょ、ちょっと、今の流れでなんでそうなるのよ!」
「んなもん、決まってんだろ。お前は俺のもんにしたくなった。ただ、それだけだ。」
そして俺は桐生をお姫様抱っこで抱きかかえ、桐生の部屋と思しき、部屋に入り、桐生を横にさせその上に俺は覆いかぶさった。
最初に書いているのは、ホントーに伏線でもなんでもありませんからね。(念押し)