宇宙戦艦ヤマト2203 暗黒星団帝国の脅威   作:Brahma

30 / 33
第30話 デザリアム迷宮最深部冥界の番犬あらわる!

暗闇に輝く6っつの赤い目

15mはあるだろうか?巨大なケルベロスがいた。

 

ケルベロスに向かって、コスモガンを高熱熱線モードで撃つが全く効果を示さない。

グルルルル...

騎兵隊員がコスモ手榴弾を投げつける。

グオオオオオオオオーーーン

激しい爆発音と爆煙が晴れると無傷のケルベロスがいた。

ケルベロスが三つの首をふって口を開く。

次の瞬間火炎放射器のように口から炎が吐かれる。

「うわああああ...。」

もろに食らった騎兵隊員が倒れる。

次にケルベロスは腕を振るった。爪熊のような五つの風爪が飛ぶ

「ぐわあ...。」

もう一人別の隊員がくらっている。噴水のような出血。

なんと即死だった。

戦っていくうちにまた一人、また一人と騎兵隊員が倒れていく。

気が付くと20人はいた騎兵隊員は永倉以下5名になっていた。そのうち10人以上は確実に

死亡していてあとは重傷のけが人が数名といったところだった。

「ここで死ぬわけにもひきかえすわけにもいかないが,,,、」

「コスモ手榴弾もコスモガンも効かないとなれば...。」

「試してみるか。」

「何をですか。」

「炎を吐く瞬間に奴の口の中にコスモ手榴弾を投げ込む。この距離からだと4秒くらいで届く。」

おとりになるものを投げつけてケルベロスの反応をみる。風爪をとばさせる。

何度かおとりが引き裂かれる。隊員たちは巧みに避けるが、ついに一人の隊員にあたる。

「ぐあ...。」

ケルベロスが口をひらく。

「いまだ!」

手榴弾が口の中に入る直前でケルベロスが炎を出し、爆発する。

「だめだったか...」

しかし、炎を吐いた頭が口をパクパクさせている。

「!?」

隣の頭が動き、コスモ手榴弾が目の前で爆発した頭に対し回復魔法をかけているようにも見える。

「そうか!」

「あぶない!!」

「グオオオオオオオ」

三つの頭が一斉に炎を吐く。

「だいじょうぶか!!」

「また吐こうとしている!」

コスモ手榴弾を口へ向かって投げつける。

ケルベロスの口に入って爆発する。

頭が吹き飛ぶ。

「やった!!」

回復役の中央の頭がヒールして頭が戻る。

一同の方から力が抜ける。

そのとき真田が

「いったんひきかえす。」と呼びかける。

古代、真田のほか永倉、相馬、林、近藤の騎兵隊員4人は安全な通路にもどる。

「今までケルベロスの攻撃、回復パターンを記録した。火を吐くまで4.5秒、頭がやられ、回復を始めるときに2秒かけて始めている。その間隣の頭の方向へ顔を向ける。片方の頭をやったら、回復されない前に回復役の中央の頭の口にコスモ手榴弾を投げ込むんだ。そうすればいっぺんに二つの頭を倒せる。」

 

風爪をよけ、おとりの「戦艦」、サイボーグの残骸などを投げつけ、風爪をつかわせる。

炎を吐こうと口を開いた瞬間にコスモ手榴弾を投げ込む。

「今度こそやった!」

「そおれ!」

回復役が口を開いた瞬間、その口にコスモ手榴弾が入って爆発

「やったぞ!」

そのとき三つ目の頭が火を吐く。

「うわああああ」

「相馬、だいじょうぶか?」

「少しやけどしましたが...これしき...」

ケルベロスの口に古代がコスモ手榴弾を投げ込んだ。

ボカーーーーン

三つとも頭が吹き飛び、ケルベロスは狂ったように腕を動かし風爪を使う。

真田が天井に何やら投げつけ、例によって剣山のような吊り天井が落ちる。

しかしケルベロスに当たった刃物はすべて割れて吹きとんだ。

「なんていうやつだ。」

「しかし奴はもがいている。今がチャンスだ。」

「持ち上げられたらあの風爪の連発で即死だ。」

「わかった。」

「近藤!なにをするんだ?」

「技師長、古代さん、副隊長行ってください。この吊り天井は俺たちで押さえます。これはチャンスです。これを抑えきれないと死ぬしかない。はやくいってください。」

「わかった。近藤、相馬!死ぬなよ」

永倉が言うと、近藤は親指を立ててにやりと笑う。前隊長の斎藤始を思い出し、涙をふるった。

扉を焼き切って開けると通路になっていた。通路は薄暗く、天井が床から3.5mから4m、天井から1mくらいの壁の位置にともし火が5mくらいの間隔で設けられている。左右交互になるようになっており、都合約2.5mおきにともし火があることになっている。中世風の鎧を着た騎士たち12人が3mごと2mごと4mごとなどランダムな間隔で行ったり来たりしている。

「何かのゲームのように、やつらにぶつからないように通れということか...。」

「おそらくそういうことでしょうね。」

「よし。動画を撮っていっぺんに通過できるタイミングを見計らおう。」

真田は何度かデコイをとばした。

騎士の半径1m以内でデコイが斬撃されくだけることがわかった。

そうして40分後...

「どうやら15分に一回は、この進み方で突破できそうだ。一気に行くぞ」

真田、古代、永倉は一気に通路をジグザク進みながら騎士たちを避ける。

「あの左側の角が出口らしい。」

「あと15mくらいですね。」

「あと3人だ。」

「!?」

「急に速度が変わったぞ」

「後ろから騎士たちが来る。」

コスモ手榴弾を前後の騎士に投げつける。

一時的に倒れたところを一気に通過する。

「ぐあ...。」

「永倉さん!」

胸に剣がささっている。

「は、はやく、先に行ってください。」

「おおーーいい」

近藤、相馬がコスモ手榴弾で騎士を倒しながらすすんでくる。

倒れても数秒で騎士は起き上がる。コスモガンの高熱熱線モードで騎士の頭を焼き切る。

「きりがないな。」

「ぐあ」

背後から襲いかかられて槍に貫かれている。

「相馬、そうまああ~~~~~」

「近藤、援護する。」

古代と真田はコスモ手榴弾を前後に投げつける。

「ようやく突破したか....。」

すると今度は

ヴィーツ、ヴィーツという警報音が鳴り響く。

ザツザツザツ...と軍靴のような大人がなり響き、ダースベーダーのようなメガネと兜をかぶった漆黒の鎧を着た敵兵が幾重にも横一列に並んで剣をもって進んでくる。古代と真田はサイレントモードで敵兵を撃つが効かずに進んでくるので高熱熱線モードにきりかえる。敵兵は鎧が焼かれて切断されながらものしのしと進んでくる。

 

 

 

【挿絵表示】

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。