魔法少女オレガ☆ヤンノ!?   作:かずwax

32 / 98
杏子ちゃんの番外編が好評だったのでシリーズ化しようと思ってます!

ただ他の番外編もやりたいのでいつの投稿になるかは分かりませんが!


30話 準備はOK?

「さて、魔法少女体験コース第一弾いってみましょうか。準備はいい?」

 

「ばっちこーい!」

 

「はい!」

 

「・・・・・」

 

「ちょっと優依!いつまで不機嫌なのさ?いい加減機嫌直しなよ!」

 

お前が言うなさやか。

 

よくも逃げようとする俺の首根っこ掴んで連行してくれたな?

 

この恨みは一生忘れん!

 

放課後、さやかのせいで逃げそびれ魔法少女体験コースという名のリアルヘル逝き体験コースに参加させられるはめになった俺。現在打ち合わせのためショッピングモールのフードコートで駄弁っていて、俺は逃走防止のため拘束されているので不貞腐れてジュースをストローですすっている。

 

リボンぐるぐる巻きで足を椅子に固定されて動けないんだよ!

 

くそおおおおおおおおおおお!

さやかだけなら頑張って逃げられたかもしれないのにすぐにマミちゃんが助っ人に現れるとは予想外だ!

素敵な笑顔でがっしり俺の腕を掴んできたときは逃げられないと悟ったよ・・。

 

 

俺の向かい側にはさやかが座り、俺の隣にはマミちゃんが座っている鉄壁の布陣のため諦めの境地に至った。

 

今の俺に出来るのは少しでも足掻いて逃げる算段をつける事だ。

 

というかさやかの隣に座るまどかよ。

この光景見て何か一言くらいあってもよくない?

助けてくれるのが一番嬉しいんだけどそれが無理ならせめてツッコミくらいして欲しいです。

 

 

 

 

 

「まあ、ご機嫌斜めな優依はほっといて、役に立つか分からないけど体育館から拝借してきました!」

 

空気を変えるためかさやかがドヤ顔で力強く宣言した後、一歩間違えば暴行容疑で補導されかねないのにこんな人だかりの多い店内で堂々とバットを取り出し、高らかに掲げていた。

 

さやかが持ってるとどこかへ殴り込みに行くような雰囲気がある。今からやる事を考えるとあながち間違ってないけど。

 

こら!テンションアゲアゲでバットを振り回すんじゃない!

まどかに当たるでしょうか!

マジで補導されたいのか!?

あ、でもまどかが抱いてる白い奴なら遠慮なく殴っていいよ?むしろ殴れ!!

 

「ええ・・まあ、意気込みは大事よね」

 

マミちゃんにドン引きされてるけど大丈夫かなこの青髪?

 

俺もさやかに言いたい事があるので話しかける事にする。

 

「さやか」

 

「ん?何?」

 

「一万円は用意しとくんだよ?」

 

「え?何で?」

 

さやかがキョトンとしているが理由なんて単純だ。

 

だってこの後その振り回してるバットはマミちゃんによって原型留めないくらい魔改造されるからそれの弁償代必要じゃないか。仮に元に戻っても使い魔殴ったバットなんて誰が使いたいんだよ?それのお詫びも必要じゃん。

 

まあ理由は口に出せないけど助言するのは俺のせめてもの優しさだ。

 

 

 

「何でだんまり?・・まどかは何か用意した?」

 

「え?私?」

 

何も喋らない俺にさやかが痺れを切らしたのか今度はまどかの方に話を振っていた。まどかは突然話を振られた事に驚きつつも鞄を漁っている。

 

 

・・出すのか?あの伝説のノートを・・!

 

 

「えっと、私はこんなの考えてきました!」

 

意外と力強く言い切ってまどかは黒歴史確定の自分の魔法少女姿のイメージ(妄想)が落書きしてあるノートを堂々と皆の目の前で広げた。

 

出たああああああああああああ!!!

伝説の黒歴史ノート!!

自分の記憶どころか存在すら抹消したくなる程の恥が詰まったノートだ!!

 

確かまどかの声優さんが描いたんだっけ?上手いな。

 

 

 

「「・・・・・」」

 

「?」

 

「・・プッ!アハハハハハハ!!まどか!あんた最高だわ!」

 

「フフフ、まあやる気は十分みたいね」

 

「え!?どうして笑うの!?」

 

 

少しの沈黙の後、案の定、さやかとマミちゃんは我慢できなかったのか噴き出してしまった。まどかは笑われてる事が理解出来なくて混乱しているがやがて自分の行いが恥ずかしくなったのか顔を俯かせてしまった。

 

まどか・・むしろ何であそこまで自信満々に披露出来たのかこっちが知りたいです・・

君は中学二年生なんだよね?厨二じゃないんだよね?

 

 

「うう・・」

 

未だに笑いが止まらない二人(特にさやか)のせいでまどかがますます萎縮してしまった。俺は同情をこめてまどかに食べていたポテトフライを全部あげる事にした。

 

 

気持ちは分かるぞ!誰だって憧れのヒーローやヒロインを妄想したりするもんな!そこで笑い転げてる二人(特にマミちゃん)だって絶対やった事はあると思う!俺も前世の学生時に同じく自分の妄想したヒーローをノートに書いた事あるからな!クラスメイトにバレて教室で大爆笑された時は不登校になりかけたけど!

 

まあ、前世の話だし永久に封印したい記憶だ。まどかも大人になったらそのノートと記憶を永久に封印するだろうな。

 

・・・俺達は大人になれるんだよね?

 

未来はちゃんとあるよね・・・?

 

 

 

 

「優依ちゃんは何か用意したの!?」

 

「ん?」

 

はやく自分の黒歴史から逃れたいのかまどかが俺に話を振ってきた。

 

そんなに解放されたいのね・・・

 

しかし、よくぞ言ってくれました!!

 

 

 

「マミちゃん!」

 

「何かしら?」

 

ようやく笑い終えたのか涙を浮かべながらもしっかり俺の方を向いている。俺は鞄からあるものを取り出す。

 

いつかこれを渡す時が来るかもしれないと思っていたがこんなに早く渡す事になるとは・・

 

 

「これをマミちゃんに」

 

「?」

 

俺はマミちゃんの前にとある一枚の紙を差し出し、彼女に向かって頭を下げた。

 

「今までお世話になりました」

 

そして感謝の言葉を述べる。

 

「えっと・・これは?」

 

 

 

マミちゃんに渡した紙、それは「退職願」!

仕事を辞める時、必ず出さなければならない必須書類だ!

 

「神原優依は本日をもってマミちゃんのマネージャーを辞めさせていただきます!」

 

俺は声高らかに宣言する。

 

 

だって付き合ってられません!

ただでさえこれから死亡フラグに突入するのに、マミちゃんめ、あわよくば俺も魔法少女にする事まだ諦めて無さそうなんだよ!向かい側にいるピンクとブルーが契約したら是非優依ちゃんもという野望が透けてみえる!

 

冗談じゃない!!俺は逃げる!!!

黒子的なポジでマミちゃんのマミる阻止頑張るからここら辺でイエロー関連の死亡フラグカーニバルからは解放してもらうぞ!

 

 

安心しろ!「退職願」は書きなれてんだよ!

部長にどやされた日は必ず泣きながら書いてたからな!

何度これを書いてあのバーコード頭に叩き付けてやろうと思った事か!

 

まあ・・前世の事は置いといて

昨日のマミちゃんの尋問から解放された後から一晩かけて考え、丹精込めて書いたものだ。

 

 

 

さあマミちゃん!受け取ってください!!

 

 

 

 

「じゃあそろそろ行きましょうか」

 

「うむ!どんと来い!」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「うわ!ちょっと!」

 

マミちゃんは一晩かけて書いた「退職願」を一瞬で紙屑にし、俺の手を引いて席を立つ。まどかとさやかも何事も無かったかのように席を立った。

 

嫌だあああああああああああ!!

帰りたいよおおおおおおおおおおおお!!!

 

俺の心の叫びは届かない。

 

「・・・・・きゅぷ」

 

どこか馬鹿にされてるようなゲップを出したインキュベーターにガン見されながら、魔法少女体験コースは始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マミside

 

最近、優依ちゃんの様子がおかしい。

 

落ち着きが無いっていうかソワソワした感じになる事が多い気がする。

 

原因は分からない。昨日なんて特におかしかった。

 

 

 

 

「優依ちゃん」

 

「マミちゃんどうしたの?」

 

 

久しぶりに一緒に買い物したくて学校で優依ちゃんを見掛けたから声を掛けた。

 

 

「今日は放課後空いてるかしら?一緒に買い物でもどう?」

 

「あーごめん・・。今日はどうしても外せない用事があるから行けないや」

 

「そう・・。それなら仕方ないわね。また今度にしましょう」

 

「うん、ごめんねマミちゃん」

 

いつも誘ったらOKが出ることが多いのに今回は違った。優依ちゃんが申し訳なさそうに謝ってたから本当に用事があるんだって思ってた。だから私は引き下がっていつものようにパトロールに出かけたのに、ショッピングモールの立入禁止区域で魔女の気配とキュゥべえのSOSのテレパシーが届いたからそこに向かったら優依ちゃんがいた。

 

・・お友達らしき二人の女の子と一緒に。

 

 

ふーん・・用事って言うのはお友達と買い物に行く事だったのね。

・・私の誘いを断ってまで行きたかったのかしら?

 

八つ当たり気味に優依ちゃんに聞いてみると慌ててた。

 

その姿に少し溜飲が下がり、キュゥべえを助けてくれたらしき優依ちゃんのお友達がいた事、そして周りが魔女の結界に覆われていたので私は魔法少女に変身し、使い魔を薙ぎ払う。魔女が逃げたのと同時にキュゥべえを攻撃したらしい黒髪の魔法少女が姿を現した。

 

私の友達を傷つけるなんて許さない。

 

戦闘も辞さない態度で追い返して一件落着だと思ってたのに、

 

 

 

「ごめんマミちゃん!ちょっと用事を思い出したから行くわ!後で家によるからまどかとさやかよろしくね!」

 

「え!?待って優依ちゃん!」

 

 

 

優依ちゃんは一方的に告げて私の制止なんて聞かずに行ってしまった。

・・・あの黒髪の魔法少女が去った方角と同じ方へ

 

 

どうして私を置いていくの?

あの娘に会いに行ったの?

貴女は私の友達なのに・・!?

 

 

鹿目さんと美樹さんを家に招待してからもずっとそれが頭の中をぐるぐる回ってた。

 

二人とも魔法少女になる事には積極的でそれならと私の魔女退治に同行してみてはどうかと提案したら乗り気だったから、私もようやく気分が晴れた。二人が帰ってからしばらく経った後、優依ちゃんがやってきて、二人がとっくに帰った事と魔法少女体験コースをするから参加するように告げると何故か泣かれてしまった。

 

 

泣きたいのは私の方なのに・・

 

 

「用事って何だったの?」

 

「えっと・・」

 

「まさかキュゥべえを襲った娘に会ってたんじゃないでしょうね?」

 

「・・・・・・」

 

感情の赴くまま私は優依ちゃんに問い質してしまった。優依ちゃんが答えるはぐらかした内容に納得出来なかった。

 

 

あの魔法少女に会ってたのは間違いなさそう

 

 

どんなに聞いても優依ちゃんは答えてくれなくて辛かった・・

まるでその娘を庇っているように思えたから・・

 

結局優依ちゃんから何も聞き出せず彼女は帰ってしまった。

 

 

そして今朝、美樹さんから優依ちゃんが転校生の魔法少女に睨まれてるという連絡をもらって核心に変わる。

 

やっぱり昨日会ってたのね・・!

ひょっとして何か怒らせてしまったから、あの魔法少女は優依ちゃんを睨んでるのかしら?

もしかしたらあの娘に危害を加えるかもしれない!

 

近いうちに接触してくるだろうと思って、昼休み屋上でランチをとる三人を眺めていると予想通り転校生の魔法少女「暁美ほむら」さんがやって来る。姿を見せた瞬間、即対応できるようにと魔法少女に変身し大量のマスケット銃で彼女を狙いけん制する。

 

優依ちゃんがやり過ぎだと言ってたけどこれぐらいやらなければ駄目!

キュゥべえを襲ったんだもの。

いつ優依ちゃんが狙われるか分かったものじゃない!

 

私の牽制が効いたかは分からないけど暁美さんは忠告めいたものを一方的に告げただけで三人に背中を向けた。

 

途中で鹿目さんが何か言って暁美さんが泣きそうになっていたけど何を言ったらあんな悲しい表情になるのかしら?取りあえず今回は何もなさそうね。

 

「え・・?」

 

安心していた私の目に信じられないものがうつった。

 

優依ちゃんが暁美さんに話しかけてる・・?

どうして?やめて!

それ以上彼女に近づかないで!!

 

無意識の内にティロ・フィナーレを暁美さんに向けていた。

 

どうしてよ!?

どうして貴女が縋るような目で優依ちゃんを見るの!?

 

思わず魔女にぶつけるような殺気を飛ばしてしまった。暁美さんはそれに気づいたのか優依ちゃんに話しかけるような事はせず去っていく。私は可能な限りずっとあの娘が去った方を睨んでた。

 

 

 

 

そして放課後の今、後輩になるであろう三人を連れて魔法少女体験コースをするためフードコートで打ち合わせをしていた。優依ちゃんは乗り気じゃないみたいでずっと機嫌が悪い。

 

もし今日何もなかったら暁美さんの所にでも行ってたのかしら?

彼女も優依ちゃんの事を気にしていたし・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・だめよ?

 

 

 

優依ちゃんは私の大事なお友達なの

 

 

 

私と一緒にいてくれる

 

私を支えてくれる

 

私の事を理解してくれる

 

 

 

かけがえのない存在なのよ?

 

だから私から優依ちゃんを奪うつもりなら容赦しないわ

 

例えそれが同じ魔法少女でも・・

 

 

 

優依ちゃんから渡された悪ふざけの紙を二度と視界に入らないように握り潰し、絶句している状態のあの娘の手を引いて席を立つ。

 

 

 

 

今から魔法少女体験コースが始まる。

 

未来の後輩たちにカッコイイとこ見せなきゃね!

 

 

 

 

そしたらもう他の魔法少女に目移りなんてしないでしょう?

 

 

 

 

・・・・・・ねえ優依ちゃん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見てこのソウルジェム。光ってるのが分かるでしょう?」

 

「はい」

 

「昨日ここにいた魔女の魔力に反応しているの。基本はこの反応を頼りに魔女を追うのよ」

 

「わー・・結構地味」

 

魔女を探して街中を歩きながらマミちゃんが魔女についてまどか達にレクチャーしており、二人はマミちゃんの後ろを歩いている。俺は更に彼女達と離れた距離を歩き三人の様子を虚ろな目で見ていた。

 

今なら逃げられると思うだろう?でも逃げられない!

 

だって俺の首に黄色いリボンが括り付けられているからな!

飼い犬の首輪の如くつけられ、マミちゃんがその先端を引っ張りリードしている。

飼い犬は飼い主の進む方向にしか進む事が出来ないって事ですか・・・。

俺の手綱を握る飼い主のマミちゃんは片手にソウルジェムで魔女の捜索をしながらまどか達と平然と会話している!

 

いくら他の人からこのリボン見えてないといってもこの仕打ちあんまりだ!

とんでもねえ羞恥プレイを中学生がすんな!

まどか!さやか!この光景について何で何も言わないんだよ!?

俺も放置するのが一番だと思うけど友達にそれって冷たいわ!

 

もしくはこれが本場のエスコートだと思ってんのか?

違う!これは一部の世界のマミアックな方々のみが本場としている「Sコート」だ!

間違ってもそっちの世界に行くんじゃないぞ!

特にまどか!

 

 

「! 近いわ!」

 

「ぐえ!」

 

マミちゃんが突然走り出しまどかとさやかも走り出す。俺も頑張って走る。

 

だって俺に巻きついてるリボンの先端持ってんのマミちゃんだからな!

マジで走んないと俺に待ってる未来は絞殺しかないもの!

 

 

「ぜえ・・ぜえ・・」

 

必死で走っているとやがて見た事ある廃墟にたどり着く。

 

「あれ!」

 

まどかが指差す方には今にも飛び降りそうな女性がいた。

 

「きゃあああああ!!」

 

「う!」

 

女性が飛び降りたと同時にマミちゃんが魔法少女に変身し落下する付近まで一気に駆け出した。そして俺はマミちゃんが解除し忘れてたせいでそのまま首に巻かれたリボンに引っ張られ急速に首が締まる。

 

意識とびそう・・!

死ぬ!マミちゃんのせいで!

 

ヘル逝き確定の紐なしバンジーしてる女性より正義の魔法少女のうっかりミスな絞殺で俺が先に死ぬわ!!

 

 

 

「魔女の口づけね」

 

リボンで女性を助けた後、マミちゃんは魔女の口づけがないか女性の首筋を見て確認する。俺もどうにかあの世に逝くのを免れた事を首筋を触って確認する。

 

結構危なかったな・・

 

 

女性を楽な姿勢で寝かせ俺達は建物の中に入る。そこにはとっても見たくない地獄の門が鎮座していた。

 

「あれが魔女の結界の入り口よ。準備はいい?」

 

「水を差すようで悪いけどこの拘束外してよ。さっきホントにヤバかったんだよ?」

 

「ごめんなさい・・うっかりしてたわ」

 

うっかりで殺されてたまるか!!

 

マミちゃんは申し訳なさそうにしながら俺の首に巻かれた拘束リボンを解除してくれた。

やっと解放された・・跡残りそうだなこれ・・。

 

 

 

 

「そういえば・・」

 

「うわ!なんだこれ!?」

 

「これでよし!気休め程度だけど身を守れるはずよ」

 

 

思い出したようにマミちゃんはさやかが持っていたバットに触れて何とも言えないセンスの物体に加工した。当然さやかは驚いてる。

 

さやか・・マジで弁償だぞこれ・・

 

「それじゃ行くわよ!」

 

「おう!」

 

マミちゃんとさやかが気合十分に魔女の結界に飛び込んでいくのをしっかり見届けてから俺はまどかに向き合った。

 

 

 

 

今がチャンスだ!!

 

 

どうせ今回は無事に帰ってくるんだから、そんな危ない所へわざわざ向かう必要なんてない!

俺は残る!死亡フラグなんてごめんだ!

さっきの出来事で実は味方にうっかり殺される可能性すら出てきたから尚更行きたくない!

適当に理由作って俺だけ待機させてもらおう!!

 

 

 

「まどか!今ちょっと体調悪いから私ここで待機してるね!」

 

「優依ちゃん!二人とも向こうで待ってるから早く行こうよ!!」

 

「え?話聞いてた!?ぐは!!!」

 

 

ゴキィ

 

 

まどかはお約束で全く人の話を聞いておらず、俺の背中を押して結界に飛び込んだ。ただまどかは今両手でキュゥべえを抱えている。つまり手で押せないから自分の身体を使って押すしかない。しかし興奮していたからか急いでいたからかは分からないがラグビー選手並みのパワフルなタックルを俺の背骨付近に直撃させた。

 

恐らくまどかの前世はラグビー選手かアメフト選手だったに違いない。

 

こうして俺は魔女の結界に入る事になってしまった。

ていうか、

 

 

すごい音したけど俺の背骨大丈夫だよね!?




優依ちゃん踏んだり蹴ったりです!
原作始まってから彼女の心労は絶えません!

マミさんもかなり病んできているのでちょっとの刺激で杏子ちゃんと同等の病みを極めそうで怖いです!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。