パスワードを忘れてしまってすまない…
ちゃんと本編書くから本当にすまない…(/;ω;\)
終の始
眼前には黒く染まった彼──
そして"ソレ"は私に迫ってくる。
ああ、救いは無い。
救いは無い、と言ってもこれから私が"ソレ"に呑まれることなどどうでもいい話だ。
自らの命すら彼に捧げても構わないと思えた。
彼のためならば自分が信じるモノ、自分を信じるモノ全てを裏切っても構わないと思えた。
もういない。
もういないのだ。
私が初めて1人の男性として愛した彼はもういないのだ。
彼がいないのなら何もかもどうでもいい。
呑まれる。
得体の知れない闇に私も呑まれていく。
…………………ああ…………………もういいか。
彼と同じ死に方ができる。
そうすれば彼のところに行けるかもしれない。
もうそれだけで十分なのだろう。
…意識が朦朧としてきた。
いつか生まれ変わった彼に会えたら、私を名前で呼んでくれるだろうか。
クラスではない、私の名前を。
ちゃんと、「────────」と────
否ッ!!
諦めてたまるか。
彼がこんな理不尽そのものに殺されてたまるか。
可哀想な彼を見捨ててたまるか。
彼を救い上げる前に────
「私が!彼を救わなければならない私が!こんなところで死んでたまるかッ!お前は私が全て!一片も残らず喰らい尽くしてやるッ!」
返せ。
返せ。
返せ!
返せッ!
返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せぇ!
「私から──────君を奪うな!返せッ!」
彼を奪った"ソレ"を喰い返す。
私を今正に呑み込まんとしている"ソレ"を喰い千切る。
「があああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
苦しい。これがコイツを喰った感覚か。
並の存在なら気が狂いそうになるだろう。それこそ大英雄や元から狂っている者であっても。
だが今の私にとっては関係ない。私は既にありとあらゆる苦しみに勝る絶望を味わったのだから!
「私ニ──────君ヲッ!返せエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!」
──────────ついに"ソレ"を喰らい尽くした。
私が黒く染まっていく。
ああ…私の──────君…貴方ガ今私の中に居るだケでドれ程幸セなコトでショう。
……ケれどずっト私の中に居ルノモ苦しイデしょう?
私が貴方ヲ救イまス。貴方ヲどんナ方法を使ってデモ絶対ニ生き返ラセマス。
そシたら私とヤレナかッタコト全部しまショウ?
貴方が好きです。大好きです。愛しています。もし貴方が目覚めたらすぐ結婚しましょう。子供もいっぱいつくって幸せに暮らしましょう。死ぬまで一緒に暮らしましょう。
だから
わたしのせかいからいなくならないで
前よりかだいぶマシになったと思われます。
1年ぶりですがヤンデレは今でも大好きです。