先日の金髪の少女魔導師、フェイトとの邂逅から2日程、世間はすっかりゴールデンウィーク、英里は士郎達、高町家に連れられて私は地元でも有名な温泉街へとやってきました。
「英里ちゃん、楽しんでるかい?」
「士郎さん、良かったんですか?、私やましてやペットのユーノまで」
「ああ、君のことは君のお母さんからお願いされているからね。それに恭弥の彼女の家族も一緒に行くことになっててね。そこの家の妹ちゃんが君と同い年なんだよ。仲良くしてもあげてくれないかな?」
「まあ、士郎さんがいうなら」
と英里は考える。
(この状況で恭弥さんの彼女ってことは月村しのぶ、ということはまさか)
と出発前に英里はその子、恐らくは
「あの、私、月村すずかです。よろしくお願いします。」
「ああ、私は英里、香川英里、よろしく。」と英里達は車に乗り、目的地である旅館へと向かうのだった。旅館に向かうあいだ、私はノアのバージョンアップを車に自作のノートpcを持ち込んで行っていた。
「英里ちゃん、なにしてるの?」となりに座っているすずかは聞いてくる。
「ん、いや、私の開発した人口知能のバージョンアップだ。」
「人口知能⁉︎」とすずかより先にすずかの姉の忍が反応する。
と道中、忍とのトークで終わってしまい、バージョンアップは旅館に入ってから行った。
そして温泉に入っていると
「英里ちゃんってすごいんだね。わたしもお姉ちゃんの真似してたまに機械いじりするくらいなのに、同じくらいの歳でもうAIを組んだらしてる。」
「そうかな、そんな私はやりたいことをやってただけだしな。」
「私もその歳で英里ちゃんのやってることはとってもすごいと思うわよ。」
などと楽しい入浴の時間が過ぎる。
そして温泉から上がって、旅館の通路を歩いていると赤髪のナイスバディなお姉さんがいた。
「あんたかい?、うちの子にアレしちゃってる子は?」と私を値踏みするかのように見てくる。
「なんだ、あんた。こんな小さい子どもを捕まえて失礼な奴だな。」と英里は返す。
「んー、ごめんごめん、人違いだった見たい。」と立ち去るが念話が流れ込んでくる。
(子どもはおとなしく家で遊んでなね。)
「・・・・、あいつは」と英里は今、話しかけてきた人物が誰であるかを確信し、これもまた世界の修正力であると
ところ変わって件の赤髪の女性は温泉に浸かっていた。
(アルフどうだった?)
「うん、頭はきれそうだけど、あんなのフェイトに比べたら、全然大したことないよ。」
それから時間は過ぎて夜、すずかや他の皆が寝静まる中、ユーノと英里は昼間に出会った女性のことについて話していた。
「やっぱり、あいつはこの前の金髪の魔導師の仲間なんだ。それでなんだけどね。これからは僕一人でジュエルシードを集めようと思うんだ。これ以上、英里をこんな危ないことに巻き込みたくないんだ。」
「何を言っているんだ。ユーノ確かに私は最初こそ、ユーノを手伝うことが始まりだった。ユーノが与えてくれた魔法の力は停滞していた私の技術者としての生活に色を与えてくれた。今、私は誰かに頼られたからではなく、自分の意志でユーノ、君を手伝おうとしているのさ。」
「英里」
「さて、それじゃ、皆寝静まったところで。ここら辺でもジュエルシードがないか探索してしてみるとするか。」
と私とユーノは旅館を出て探索を開始した。
そして結構すぐに魔力反応を察知した私達は反応のある場所へと向かうと既にフェイトがジュエルシードを封印したあとだった。
「こんばんわ、お嬢さん。早速で悪いんだがその石をこちらに渡してはいただけないかな?」
「前にも言った。それは出来ない。」側にいた狼とフェイトは強制転移で私達ごと近くの森へと逃げる。
そして森の中で狼が英里を襲おうとするがそれをユーノが防ぐ。
「いい使い魔をもってる。」
「ユーノがかよしてくれ、私は彼を使い魔などと思ったことはない気の良い友人としか思ったことはないよ。」
「それで、貴女はどうしたいの?」
「前にも言ったが此処は話しあいで解決しないか?」とその言葉を言うとフェイト襲いかかってくる。私はそれを手で掴み攻撃を止める。
「言葉だけじゃ、何も伝わらないし、変わらない」
「そこに関しては私も同感だ、しかし、争わないで済むならその方がいいとは思わないかい?」
「・・・・・」とフェイトは無言でデバイスを構える。
「オーケー、わかったからそんな風に黙らないで貰えるかな、じゃあ、こうしよう、互いのジュエルシードを一つ欠けて勝負をしようじゃないか。今日はこの辺で勘弁してもらえると助かるんだがね。」
「・・・・」、コクと縦に首を振る。
「よし、それじゃやろうか。」と英里はフェイトに蹴りを入れようとするが素早く上空へ退避、それをすぐに追いかけ、攻撃を仕掛けるがガードされてしまう。またフェイトの攻撃を受けるも私が杖を手で受け止めて、デバイスごと投げ飛ばすがすぐに体制を整えられてしまう。そしてそのような戦いが進む中
「さて、レイジングハート、この前、試したやつ行ってみようか。」
『オーケー、マスター、スパイダーネット』
と魔力で出来た網がフェイトを拘束しようとするがフェイトはそれを軽々と避けてしまう。
そしてそんな中で2人は砲撃魔法を放つがその魔法同士がぶつかりあたりが見えなくなる。
そして視界をサーモセンサーに変えようとした時、一足早くサイズモードとなったデバイスを私の首の直前で停止していた。
英里は両手をあげて降参のポーズをとる。
「はは、降参だ。レイジングハート、勝者に景品を出してやってくれるかい。」
と手の甲にはまった宝玉からジュエルシードが1つ排出される。それを手に取るとフェイトは刃を首から遠ざける。英里がジュエルシードをわたすと背を向けその場を後にしようとする。
英里はフェイトが去る前に自己紹介をすることにした。
「そうだ、そう言えばなのっていなかったな。私は香川英里だ。
君の名前は?」
「・・・・・、フェイト・テスタロッサ」
と名前を告げるとフェイトはその場を後にするのだった。
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