ぇ~っと
さとり様に言われて
日記を付けるように
言われたのだけれど・・・
公園で“兄”とレミリア・スカーレットが
出会った同時刻
▽
古明地・さとりは、
唐突な出来事に困惑と、
“また巻き込まれたのか”と、
頭を抱えた。
『お燐、
兎に角、みんな居るのかしら?』
『あ、はい、
見える範囲に、
こいし様は、
・・・あ、居ますね、
“今”は、私達の意識に居ます。』
ぱら
『なにかしら?』
※ごめんなさい。
暫くその世界に避難してて
正直驚いた
あの“紫”から、
謝罪の文(ふみ)が届いたからだ。
『暫く、そぅ、
お燐、みんなを集めて頂戴、
情報収集と、
今後暫く、この“どこかの一室”が、
私達の拠点になるそうよ。』
▽
『ってか、
さとり様が外に出て、
一気に人間から情報を貰った方が
良いんじゃないの?』
『お空さんや、
さとり様の能力を忘れたのかい?
姿を擬態できる私達は、
鴉(からす)と、猫、
傍から見れば動物に見える、
でも、
さとり様も、こいし様も、
この世界の“背丈と容姿”に当てはめると
“どう足掻いても危険”と、
“橙”ちゃんから、連絡が来たでしょ?』
『あ、そっか、
でもさ~、
動物に擬態してたらさ、
“言葉”分からなくなぁい?』
あ、そうだ、幻想郷では
動物が喋っても、妖怪と勘違いされて
違和感が無かったけど、
こっちの世界は、
“動物は喋らない”
『ごめん、お燐さん失念してたよ、
さて、
そうすると、
“この人間状態に見合った服装”が
必要になるねぇ、
しかし、
お金もこの世界の金額に
見合う量は持ってないからねぇ。』
早速頓挫してしまった。
でも、鬼様二人は、ふらふらと、
“八百万の神”に会いに行くって、
姿をくらませてしまった。
『・・・ねぇ?
これって、なぁに?』
『これ?』
幼稚園教諭免許取得補助付き
求人大募集?
『あはは、これは寺子屋の一つ下、
幼体の教育・生育補助の仕事だねぇ、
お空さんは
こんな難しい免許を取れる
『え?持ってるよ?』』
今、この鶏頭は、なんて言った?
『だから、持ってるの、
幼稚園教諭免許、ほら、これ。』
・・・お、恐らく本物だろう、
てか、何時?
この三歩歩けば忘れるを体現するような、
このアホ鴉が?
『いつ?』
『え?最近だよ?
こっちに来て
ちゃんと
“大卒検定も受けたし”』
『・・・地獄の仕事もしながらかい?』
『うん、紫さんがいいよって、
それで、八坂様に、
一度“力をお返しして”
普通にこっちで暮らしてたんだよ?』
Orz…
信じられるかい?
あのアホ鴉が、あたいより頭が良くて、
この現代で暮らした実績もあると。
『じゃぁ、
お空さんはそれを受けるといいさね。』
そんな・・・こんなアホ鴉に後れを取り、
ましてや教員免許すら持っているだと?
確かに今までの
“つまみ食いした人間の知識はあるが”
それ以上は持ち合わせに無い
働かねば・・・
『そう言えば、“力”は?』
『大丈夫、
返して貰ったけど、
“最小出力”で動いてるから、
人に影響を及ぼす事は無いって、
八坂様のお墨付き貰ってるから。』
初日、あたいの心が折れたのは、
言うまでも無いよね・・・
泣いていいよね?
『おね~ちゃん?』
『わっ!?
こいし、驚かさないで頂戴?』
『お空ちゃん、
幼稚園の先生になるんだって。』
え?
『ついさっき、お燐からメールが来て、
ほら、
正式採用されて、
明日から仮教員で仕事始めるって。』
Orz…
『てか、そう言う免許持ってないの、
“お姉ちゃんだけだよ?”』