スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第18話 脱出

ストームトルーパーと、アレクセイの戦闘が繰り広げられる。戦闘というよりもアレクセイがブラスターを避け続けているだけだが。

 

 

sideストームトルーパー分隊長

 

分隊の中の問題児であるクワイトが何処をほっつき歩いているのか捜索していたら、奴の心肺が停止したとの信号を捉えた。何かこの星の問題に首を突っ込んだのか知らないが、問題ごとは犯してほしくなかった。

 

この星に一本しかない巨木の付近で、クワイトの死体の外傷を探っていると空中警戒に何かが引っ掛かった。

 

「何か分かりませんがこちらに向かってきます。」

 

「わかってる。?あれは、腕か?」

 

金属製の腕が飛んできて木の裏に入っていった。誰かいるな私たち以外の、この星の部外者が。

 

「そこにいるのは誰だ。姿を見せろ!」

 

全員が木に向けてブラスターを構える。

 

「わかった、ちょっとだけ待ってくれ。」

 

時間稼ぎか?だとするとあれは、強化外骨格の類いか。

 

「そうはいかない。5数えるまでに出てこなければその木ごと破壊する。」

 

「わかったよ、出てくから撃たないでくれよ?」

 

木の影から男が出てきた。身長が180~190、髪は銀に近いか、肌は若干穀草色と。いかにも怪しいから覚えておかなきゃな。それと、手に先ほどの『腕』がついている。それと、木の枯れ枝

 

「今すぐその手に持っているものと、手に着けているものを外せ。」

 

「嫌だと言ったら。」

 

「はぁ。こちらもね仕事以外の事をやっているんだ。早く外してくれ。それとも何かね?殺した方が早いかね?」

 

どうも躊躇しているな。こいつがクワイトを殺したか。だったら連行して、話を聞かねば。

 

「殺した方が早いと思うよ。」

 

「では、そうさせて貰おうかっ!?」

 

前にいない!?

 

「グガッ!」

 

メラス!!

 

「撃ち方始め!!」

 

ちくしょう武器をとりに行ったメラスがやられた。

クソッ!最初から殺しておくんだった。なんだこいつは、まるでブラスターの光弾が見えているように避けてやがる。ベイダー卿みたいなやつか!

 

「全員やつから距離をとれ、近付かれたら一方的にやられるぞ!!」

 

動きが速すぎる。そして不自然すぎるぞ!いくら身体能力が高い種族と言えどこんな動きはおかしい。

持ってた枝で叩かれればこっちは吹き飛ばされる。殺しはしないところに腹が立つ。不殺だと?ふざけるな。こっちは真面目にやってんだ。

 

 

「援軍を頼む!!反帝国勢力がこの星にもいやがった。応援を求む!!」

 

外骨格に覆われた部分が凄まじい力で、襲いかかる。地面が割れる。避けながらも外骨格を纏って行っている。

それよりも、あのブラスターの見切りかた、そしてあの動き、俺が若い頃クローン達と共に従ったジェダイみたいな動きだ。

 

時間が経てば経つほど奴の外骨格も増えてやがる。ほぼ全身を覆っているじゃないか。ちくしょう、装甲に偏光シールドを展開してやがる、これじゃあブラスターが効かない。

 

「おお、便利便利、だけど時間制限あるのか。」

 

余裕こきやがって。

 

 

sideアレクセイ

 

このスーツ凄いな。トルーパーの装甲材を元にチタンを分断に使っているから耐久力はあるな。ただし、対ブラスター用の偏光シールドが電力をだいぶ消費してるな。ちゃんと報告しておこう。使いすぎるのもなんだし、動きを試すか。

確か掌をかざすんだったか?

 

甲高い音と共にリパルサーレイが発射された。トルーパーが吹っ飛んでいく。しかし、衝撃をくらう以外にダメージが入ったようには見えない。

 

フォースプッシュを使った方が効率的かな。で腕に付いてるのがブラスターか、手首を腕に対して水平にか。

 

ブラスターが連続して発射される。これまたトルーパーにあたった。今度は貫通して相手を倒すことに成功する。

 

ブラスターは良好それよりも顔を見られたんだ。全滅させる他あるまい。

 

しかし、このトルーパー達は結構動きが良い。議員の護衛であるから其ほど練度があるな。枝で二人倒して、リパルサーで一人飛ばしたが、ブラスターで止めを刺したのが3人。それであと4人。ちょっと興味があるから話かけてみるか?

 

「いい腕だな。元々は共和国の特殊部隊の出だったのか?」

 

「貴様に言う事はない!!俺の戦友たちをよくも殺しやがって。」

 

「それは、すまないなだが、こちらも生きたいんでね。」

 

「ウオォー」

 

吠えてこちらに攻撃しても意味は無いんだが、せめて招待を空かすかな。

 

手を突き出しこちらに引き寄せる。そして、ブラスターを撃つ。

 

「ごぶぉ。貴様やはり、フォースを…。」

 

「すまない。報告される訳にはいかないんだ。」

 

「スタークさんがこちらに向かって来てますよ?」

 

「あぁ、わかってる。ところでその声は誰だ。」

 

「R3ーP7ですよ?マスター。」

 

「わあ、あいつR3の声を変換して言語を解読したのか。ありがたいね。これで、お前もみんなと話をしやすいな。」

 

少年のような声でR3が報告をすると

ゴーという音が空から聞こえる。どうやらスタークが来たようだ。

 

「目覚めたのか。スターク後でこのスーツの欠点を言うから治しておいてくれ。」

 

「解体しておくから別に改良しないさ。ナノマシンを使う。その辺の店に有ったからね、帰りに買っておいた。」

 

「この星に良く有ったな。」

 

「それで彼は何者だ?」

 

「帝国の外交官の護衛だ。ストームトルーパーになる前はさぞ素晴らしい戦士だったのだろう。彼らは健闘したよ。それと、リパルサーこいつらには効かないぞ?だから君は手こずったのだろ?地球で。」

 

「ああ、そうさ。さて、速く行こうか脱出するぞ。」

 

我々は船に戻るため飛行を開始した。

 

 

sideカッソウ・ターコイズ帝国元老院議員

 

この星の代表と会議場で話を始めての数分、彼らは全てを否定した。帝国の提案を全てである。もう無理か。

 

「ですから、私は帝国側の人間で、帝国への服従をあなた方に提案という、『脅し』をしに来たのです。

 

ここからは私の本音です。記録しないで頂きたい。

私個人としては、是非あなた方には反乱軍、もしくは中立を保って頂きたいのです。皇帝はこのままいけば元老院そのものを潰すでしょう。

その時、帝国への抵抗勢力に力添えをお願いします。でなければ我々は負ける。その次はあなた方でしょう。だからこそ、反乱軍への強力をお願いしたい。」

 

「我々は、どちらにも付かない。機械文明は信用ならない。我々は我々のみに縛られなければならない。よって中立を保つこととする。それは、この星の意思である。」

 

「わかりました。話を聞いて頂いただけでもありがたいことです。」

 

「お見上げに、水を差し上げます。飲むだけで力が出ますよ?」

 

「ありがとうございます。それでは、失礼します。」

 

はぁ、調整だけでも一年かかったのにこれかぁ。反乱軍に付く星は少なすぎるな。ちょっと休憩してコルサントに戻るか。

 

「議員!!大変です。トルーパー達が何物かと戦闘状態に入りました。」

 

これだからストームトルーパーは嫌いだ。

 

「まさか、現地民と戦闘をしたのでは無いでしょうね。それだったら最悪の事態になるわ。」

 

「いえ、どうやら別の集団と接敵したそうです。最も戦闘の原因は一人のトルーパーが勝手に取り調べをしようとしたせいのようですが。」

 

「それなら死体を回収して。船にのせてドッグタグだけ取って宇宙に流してしまいなさい。あとは、私が何とかするから。」

 

全く、最悪の日だなぁ。あぁ、我が子に会いたい。

 

「反乱軍かもしれません。」

 

「それは、無いわ。こんな星には来ないもの。それに、私の信頼を高める道具になってもらいましょう。」

 

side R3-P7

 

あ、地球人さんのアスナさん、玲さんが帰って来た。ジャーヴィスさんも。ねぇねぇフライデーさん。スタークさんは?

 

「現在こちらに向かってきていますよ。」

 

「フライデー、いったい誰に話しかけてるの?」

 

「ms.アスナ、R3が私に話しかけております。」

 

「アスナ、話をしてるんだったらちょっと手伝って、この船一人で飛ばすには向いてないみたいだから。」

 

「玲さん、ちょっと待ってて。フライデー後で話を聞かせて?良い?」

 

「了解です。アスナ様」

 

あっ浮いた浮いた。えっと、ビーコンを起動してとあとは、オートで誘導できるよ。

『わかった。ありがとうR3』

フライデーさん。そろそろ二人ともこちらに到着します。ハッチを開けて待機してましょう。

 

「玲様、お二人がそろそろ到着します。そのままの飛行を維持してください。」

 

「わかった。アスナハッチ開けて」

 

「わかった。ハッチ開けます。」

 

おー。ゴウゴウという音を立ててマスターと、スタークさんが帰って来た。

 

おかえりー。

 

「え?こっちだとそのままなの?スタークやるには手を抜いちゃ困るな。」

 

「無茶言うな。これで急造品だ。十分だろ?それとも彼の中を弄くってもいいのかね?」

 

「それは、困るな。」

 

「だったら言うな。」

 

僕は別に皆と喋れるんなら改造して貰ってもいいのに。

 

「R3。外付けの方がお前には似合うと思う。それで十分だ。」

 

わかった。お願いします。スタークさん

 

「お願いだとさ。」

 

「良くわかるな。」

 

「そりゃ10年来の付き合いだからね。」

 

ほらほらさっさと席に付いて。

 

 

sideアスナ

 

どうやら二人とも帰って来たみたいね。全く心配させるんだから。でも、私だけが心配してる訳じゃなさそうね。

 

「ねぇ、玲。突然だけど、アレクのことどう思ってるの?」

 

「え?突然何を言って。」

 

ちょっと顔が赤くなってるなぁ~。なんか、初々しい反応。恋したこと無さそうだもんなぁ。

 

「ちなみに私とアレクは、両思いだよ?もちろん弟子として接することはあるけど、私はアレクのこと好き。」

 

「私は…まだわからない。だから、待ってて。」

 

ふぅん。まあ仕方ないよね。そう言うものだよね、最初はたぶん皆そう。私だって依存してるだけかも知れないし。

 

「えっと、そろそろ惑星から離脱します。アスナ、レーダーは?」

 

「大丈夫、何も反応無し。ちょっと待って、帝国の戦艦を捕捉!!識別は、インペリアル級?見たこと無い大きさ!!」

 

すぐさまアレクが来た。

 

「玲ハイパードライブ起動。目標ルーン付近のデブリベルト帯。」

 

「だが、追跡されるぞ!」

 

「対策はあるさ。ハイパードライブ起動させろ。」

 

「知らないからな。ハイパードライブ起動。アスナ!!」

 

「全速全開です!」

 

星々が流れていく。

 

スターデストロイヤーの攻撃が虚しく空を舞う。

 

sideスターデストロイヤー

 

「議員からの通報で破壊するはずだったんだがな。進路の特定出来たか?」

 

「いいえ、見たこともない波長によって妨害されました。」

 

「ほぉ、あんなオンボロで良くやる。まるで亡霊貨物船だな。痕跡すら残さぬとは。周囲の警戒を続けろ。顔に泥を塗られたんだ。挽回するぞ。」

 




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