スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第20話 賞金稼ぎ

暗黒の中、進む船がある宇宙の塵にも、強力な電磁波にも負ず、寄生虫にも小惑星帯にも負けぬ丈夫?な船体を持っている。そんな、船がかける。

 

sideアレクセイ

 

船体に小物体がぶつかるたびにゴンゴンというなんとも不安になるであろう音を響かせている。

う~んやっぱりこの船寿命かな?無理のし過ぎで船体寿命を削りすぎたか。

 

「アレクセイ様、トニー様がお呼びです。」

 

こんなに狭い船なんだから自分で呼べば良いだろうに。

 

「わざわざご苦労様。」

 

「いえ、私のせいで皆様を急がせてしまいました。」

 

「それは、こっちの落ち度だよ。気にするな。」

 

自室からトニーの研究室(旧貨物室)を、尋ねた。

 

「それで話とは?」

 

「スーツのことさ。君がスーツを呼んでから到着までだいぶ時間がかかっただろう?だから、ブレスレットタイプにしてみたんだ。」

 

そう言うと青色のブレスレットをこちらに渡した。

 

「内部にナノマシンが充填されている。呼び掛けに応じて、全身から腕だけ等の命令で装着される。」

 

確かに簡単に、より迅速になったなこれなら。

 

「全員分は造れないか?有事の際、宇宙服として機能すれば生存率が高くなる。」

 

「わかった。ナノマシンは大量にある。だから、心配せずに待っていてくれ。」

 

そう、言い終わると早速作業に入っていった。

そろそろ、コックピットに行くとするか。

 

「そろそろ6時間ぶっ通しだぞ?何回も言うけど交代した方が良いんじゃないか?」

 

「全然疲れないよ。障害物がなにもないから爽快感があるくらいさ。パイロットとしては少々刺激不足だけどね。」

 

ガスや塵ばかりの風景、ロマンも何もありやしない。そこに、冒険心や、一攫千金を目指すのが賞金稼ぎやトレジャーハンターなのだろうが、良くわからないな。

 

「そうか、だがしっかり休んだ方が良いぞ。向かう惑星は帝国の直轄統治領だ。くれぐれも慢心しないように。そのためには睡眠が一番さ。」

 

「わかったから。それじゃあお休みなさい。」

 

はあ、さて部屋に戻ってあの星に入る段取りでもするかな。

 

 

side玲

 

少々仮眠を取ってコックピットから離れていたが、そろそろ到着時刻だったかな?

アスナはもうベッドにはいなかったし、まさか既に到着してて、おいてけぼりなんじゃないか?そうだったら船ごと強奪してやる。

 

「おはよう玲。結構眠ってたね。起こしちゃ悪いと思って起こさなかったよ。」

 

そんなに眠っていたのか。やはり長時間宇宙にいるせいで、無意識に緊張しているのだろうな。

 

「ありがとう。それよりも着いたのか?」

 

「ホラ、目の前の星が惑星ルーラだってさ。自転と公転の速度が同じで昼も夜も無い星だってさ。」

 

片側は太陽がなく永遠の暗闇。もう片側は、太陽光が照り続けているか。なんとも不便そうな星だな。

 

「アレクセイはどうした。まさかと思うがまだ寝ているんじゃ無いか?」

 

「ううん。ある人物へと連絡をしに行ったよ。特殊な装置を使用するんだってさ。それよりも模擬戦がしたかったな。

何でも『君の戦い方はニマーンそれも、ジャーカイに近い動きをする。レイピアのような戦い方よりも、二刀流や両刃での訓練をした方が良いかも知れない』だってさ。」

 

「それは、災難だったな。それよりも着陸しても良いんだよな。計器を見るとかれこれ2時間はとどまっているようだが。」

 

流石に怪しまれるぞ?

 

「玲が起きるまで着陸するなよ。といってたよ。だから、着陸して良いと思うけど。」

 

「なら、ガイドビーコンを探してくれ港が必ずあるはずだ。それとも、密入国した方が良いのだろうか。」

 

すると後ろから声が聞こえた。

 

「協力者から、着陸地点が指定されたからそこに着陸してくれ。ガイドビーコンの信号が送られてくるはずだ。」

 

「協力者は何者なんだ?」

 

「ナーガ・サガ。この宙域を中心に活動している賞金稼ぎさ。」

 

やっぱり密入国か。しかも無法者の依頼とは、こいつ裏の世界に浸かりすぎじゃないか?

 

「密入国をするのか。あなたは本当に帝国から狙われているんだね。ジェダイは、それほど帝国に恨まれることをしたのか?」

 

まさかと思うがジェダイは、犯罪者集団か?こいつの話は半分信じてないから。

だが、パイロットの腕や基本的な道徳心はあるから、どんな連中だったのか想像出来ないじ。

 

「恨まれてはいるのだろう。主に皇帝からは、罪悪の場合は殺されるだろう。だが、ジェダイが皇帝の恐怖の対象だと言うことは、今でも変わらない。」

 

ジェダイはそれほど権力が会ったのか?

 

「ええ、船内放送。着陸に入ります。各員シートベルトを着用してください。」

 

さあ、どんな星なのだろうか。

 

 

side サクラ・サガ

 

 

全くこんな森の中の開けた場所良く見つけるなぁ。

あれか?おお、VY1000の違法改造モデル。ここまであるとは…。見とれてる場合じゃないな。

 

「ボス、援軍が到着した、着陸後そっちへ誘導するから後のこと頼みます。」

 

『お前も載ってこい、その方が早いだろ。それに奴は俺の旧知のものだ。やつもそれがわからん訳でもあるまい。』

 

話し終わると同時に、件の輸送船が着陸?いや、ホバリングしてる。あっ下部ゲートが開いた。

 

「後5メートル、良しその姿勢を維持してくれ。

おい、君が案内人か?早いとこここを離れたい。のってくれ。」

 

乗ってくれって、3メートルもジャンプできるかよ。

うお?エェェェェ。浮いてる体が浮いてる!!

 

「良し入ってきたね。何を惚けているんだ?さっさと案内してくれ、じゃないと要塞の場所がわからないだろ?」

 

「あ?あ、あぁ、わかったけどよ、今俺の体浮かしたのあんたか?いったい何もんなんだ?」

 

何驚いた顔してんだよ、こっちが驚いてるんだが。

 

「そ、そうか、それほどまでに忘れ去られたか。」

 

忘れるってなにがだよ。それよりも

 

「コックピットはどこだ、パイロットに場所を教えなくちゃな。」

 

オンボロ船にしちゃ内装は綺麗じゃないか。これなら結構稼いでるな。こういう奴は、仕事をきちんとこなすから信用できるな。

 

「君に一つ聞きたい。ジェダイと言う言葉を聞いたことがあるか?」

 

「ジェダイ?おとぎ話とかに出てきたりする連中か?そう言う話だけだけど。」

 

どうして急に黙ったんだ?まあ良いや。ここがコックピットだな?

 

「女がパイロットかよ」

 

「ほお、いい度胸だな。後でしっかりとお話ししましょう。お嬢さん。」

 

ひっ

 

「やめたまえ、恐がっているじゃないか。何より美人が台無しだぞ?」

 

この人誰?

 

「大丈夫、大丈夫。玲は、こう見えて凄く優しいから。皆の心配だって一番してるし、何より一番料理が上手いんだから。ちなみに一番下手なのはアレクね。」

 

「そんなに私の料理は不味いか?」

 

「アレク様の料理は、アンドロイドの私としても正直食欲が沸くものには見えません。」

 

この人たち仲良いな。でも、ドロイドがこんなに自我を持ってるなんて、始めて見るタイプだな。

 

「それで?どういけば良い?」

 

「今から入力するからちょっと待って。」

 

さて、ボスの場所まで行くにコイツらの調子に飲み込まれないようにしないと。

 

side ナーガ・サガ

 

「ボス、例の船がこっちに向かってきます。」

 

来たか、チビはきちんと案内人を全うしたようだな。

 

大森林の奥地、地下要塞の入り口が開く。

 

「おい、テメェら歓迎の準備は出来てるだろうな?良いか、奴は俺の旧友だ。もし、粗相があったらそいつの首をやつに渡してやるから覚悟しろ。」

 

操縦の癖が違うな、新しいパイロットを雇ったか。

 

着陸後、チビとあいつが出てきた。それに数名、人族と、高性能なドロイドにあいつの相棒もか。

 

「よう!!マスタージェダイ。久しぶりだな。」

 

「その言い方はやめろ。お前こそまだ、生きてたんだなナーガ」

 

「おいおい、随分と大所帯だな。遂に仲間を手に入れたのか?」

 

「ああ、おかげさまで、手にいれることが出来た。

話は変わるが、単刀直入に言おう。今回の以来は何だ。」

 

本当に単刀直入だな。

 

ドック周囲には、XウィングやAウィング等の戦闘機が並んでいる。勿論パイロットも出撃待機中で勢揃い

 

「こんな、ドックの中で話すのか?皆聞いてるけど良いのかよ。」

 

「こっちは別に構わない。それに、皆私のことをジェダイだと知っているからな。」

 

そうかい。

 

「俺の友人である。学者を総督から救出してほしい。名前はブルース・バーナ最後の生き残りだ。」

 




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