スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第24話 感情

三人の人がいる。二人は赤いライトセイバーを一人は黄色いライトセイバーを持っている。一見すると二人が一人を圧しているように見えるだろう。

 

しかし、一人が片方を吹き飛ばし、城の外へと叩きだし、もう一人に対して攻撃を集中させる。ライトセイバーの動きが変わり、防御一辺倒の形からより攻撃的に変化し、真逆の動きをするようになった。

 

 

side アレクセイ

 

良し、ジャハールを城の外へ放り出した。

これで一対一だ。こいつもアタロを使っているが、どうやらこれから本気を出すようだな。

こちらも、ソレスからシエンへと、切り替えて攻撃に焦点を当てた戦い方に変えて行く。

 

こちらが彼を圧す形となると、形勢は完全に逆転していた。相手は完全に防戦一方、そして遂に彼のライトセイバーを弾き飛ばした。

 

だが、フォースを使いライトセイバーを引き寄せようとする。そこに、私は掴んだ瞬間に彼の心臓を貫いた。

貫くと同時に彼は、力無く後ろへ倒れた。

 

 

顔を確認して、かつてのジェダイオーダーのものか確認するために、彼の被っていたヘルメットを外す。

 

「そうか、男ではなく女だったか。」

 

なるほどなあいつが執着を起こしたか。だからあいつの精神は終始、不安にかられ失うのを恐れたのか。

 

「ヴァレラ!!」

 

きたか。大切なものを失った可能性を感じとり、恐怖の感情にのまれているな。

 

「ヴァレラに何をした。」

 

「君もジェダイ・イニシエイトだったのなら、わかるだろ。ジェダイの使命はシス。そして、ダークジェダイを倒し、銀河に安寧をもたらすことだと。」

 

「そうか、殺したのか。あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛殺す!!貴様は絶対にゆるざん。」

 

「そう言われてもね、私にもやらなくちゃならないことがあるんだよ。さぁ、かかって来い。相手になってやる。」

 

 

side アスナ

 

クッ!動きが速すぎる!!

 

「どうした、ジェダイが恐怖を感じているのか?全く君のマスターは、とんだインチキ野郎だな。」

 

「アレクはそんなやつじゃない!!」

 

「アレク。アレクセイか、アナキン=スカイウォーカーの次に優秀と言われたあいつか。知ってるぞ、私は元テンプルガードだったからな。」

 

「それじゃあ、私なんかに手間取っていたら、その程度の腕しかないんですね!!」

 

ライトセイバーの反対側のスイッチを入れ、奇襲をかけるように攻撃をする。ダブルブレードにして、力では勝てない戦いをどうにかしなければ。

動きは、ちゃんとマスターした訳じゃないけど、でも今ここでやらなければ、こっちがやられてしまう。

 

「動きは良いな、しかし修練が足りていない。どうだ?私が直々に教えてやろう。」

 

そう言うと向こうもダブルブレードにした。

 

「驚いたかな?私もそれの使い手だったのだよ。」

 

さあ、これはものすごく部が悪い。後何分持ちこたえられるかな。

 

 

side 玲

 

本当にこの船は小回りが効くけど、動かしずらい。

 

「フライデー!スタークとの接触まであと何キロ!」

 

「はい、残り10分で、すれ違います。トニー様の計画通りならばこのまま真っ直ぐ飛べば、TIEファイターを全滅させることが出来るだろうとのことです。

なお、成功確率は82%です。」

 

やっぱり失敗する確率があるか。

だいたい、反乱軍になんで変わりのパイロットがいないのかこれがわからない。

私しかまともに、戦闘機に載れないなんて最低だな。

まあ、このの船は武装商船なんだけれども。

 

「おい、もっとスピード出ないのか!!このままだと銃身が焼け堕ちちまうぞ!!」

 

「うるさい!少し静かにしろ!低空飛行は、神経を使うんだ!あんたは黙って、対空戦闘に注力してれば良い!!」

 

全くこれだから自分で飛べないやつは、こっちの気も知らないで!!

クッソ本当にしつこい!

そうか!

 

「下部レーザーで地面を撃て!!」

 

「あいよ。」

 

レーザーの着弾により急激に気化した土が、爆発的に舞い上がりTIEファイターがそれに突っ込む。

これでまた1機撃墜!!

 

『山本君、こちらからはそちらを視認した、さあやるぞ!!』

 

スタークとすれ違う。

 

side スターク

 

アイアンマンの飛行速度が一段と速くなっていく。しかし、TIEファイターはそれに追随するかのようにぴったりと付いてくる。

 

あの時と、同じだ。地球にいた時の最初の戦闘と同じくこちらの機動に付いてくる。それだけでなく、こちらを凌駕したものものいたが。

今度こそ僕が、いや私が勝たねばなるまい。

 

「山本君、こちらからはそちらを視認した、さあやるぞ!!」

 

ラストスター号とすれ違う双方ともに機動力をフルに活用して、ぶつかる寸前に急上昇をかける。

 

TIEファイターが、次々とぶつかっていく。

 

良し、予定通りだ!これで制空権は確保できたな。後は、下の連中が上手くやっているかだけだな。

 

「山本君。君は引き続き電波搭の周囲を旋回しつつ妨害電波を出しておいてくれ。私は、したにいる連中の解読を手伝うために下に降りる。また何かあれば上に戻るが。」

 

『了解。ただし、上には上がってこなくて良いよ。敵の増援は私だけで対処出来るからな。』

 

全く気の強い女性は本当に苦手だ。だが、ペッパーもそうだったがな。

 

 

side ナーガ

 

確か、この当たりに地下牢に通じる隠し通路があるはずだが…

 

「ボス、有りましたぜ」

 

「出かした。」

 

うっ!?酷い臭いだ、肉の腐った臭いだ。

 

「ブルース!いたら返事をしてくれ!俺だ、ナーガだ。君を助けに来た!」

 

むなしく響き渡るか…。

 

「お゛ーい、こっちだ。こっちに来てくれ。」

 

廊下の奥の方で声が聞こえる。奥から5番目の牢の中にブルースが両腕、両足、首を軍艦などに使われる、超硬金属性だ。

 

これじゃ、いくら生物的に強くても外すことなんて出来ないじゃないか。

牢屋をこじ開け、ブルースに近付き

 

「今から開ける、大丈夫だ、この鍵ならはずせる。」

 

「どお゛やって入ってきた。尋問官がいたはずなんだが。」

 

「それなら、俺の友人たちが戦ってくれている。さあ、逃げよう。」

 

「それよりも、少女の命が危ない。助けにいかなければ。」

 

「無茶だ、その傷では足手まといになるだけだ!ああ、俺なら無理だろう。だが、『彼』なら闘える。」

 

「コントロール出来るのか?」

 

「いったい何年これに付き合っていると思うんだ?

出来なきゃ、こうして牢屋に入ってない。」

 

 

side アスナ

 

「さあ、教えた通りにかかってきなさい。」

 

ハァハァ、まるで歯がたたない。本当に遊ばれているように、こっちの気も知らないで!

 

「ほお、嫉妬に怒りの感情、ジェダイにあるまじき戦い方だな。面白いよ、しかもコントロールしようとは、だが、暗黒面の力はそんなまがいものとは訳が違う!!」

 

ライトセイバーを回転させながら横薙ぎに振るってくる。それを斜めに受け流す。それでも、力量の差で押されていく。

 

「君は、センスは良いよ。後一年速く、修練を積んでいれば君は並みの尋問官などよりも強くなっていただろうな。さあ、死にたまへ」

 

ああ、ここで終わりかな。もっといきたかった。

 

【諦めるな。】

 

え?痛みが来ない。眼を開けると、目の前に巨大な緑の巨人が、あいつの攻撃から私を守っていた。




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