スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第27話 第3の太陽

アウターリムにあるタトゥ星系ここには二つの太陽がある。それゆえに周囲の惑星は、非常に高温となり普通ならば生物が生存するには的さない、そのような星系であった。

一つの惑星を除いては。

 

多くの旅人がこの星系に立ち寄ってはオアシスを求めた。しかし、そのような場所は存在しないかと思われた。

あるとき、一つの船がその()()の恒星の内不自然に輝く一際小さな恒星に誤って近付いてしまった。

そして、彼らは気が付いた。その恒星は、恒星ではなく惑星であったと。

 

 

sideアレクセイ

 

タトゥ星系か、全てはここから始まったか。

あの、スカイウォーカー将軍はここで産まれ、育ち、そして、家族を失った場所か。

 

「ハイパードライブ終了、タトゥ星系に到着しました。」

 

全員がコックピットで見る光景に驚きを持っていた。私を除いて。そして、その代弁をスタークが喋った。

 

「これは驚きだな。こんなにも過酷な星系が実在するとは。普通ならば互いの重力に牽かれてこんなにも綺麗な二重連星にはならないはずだが。」

 

流石はスターク、他の二人とはちょっと斜め上の回答だった。

 

「ちょっと待ってください。スタークさん。この()()の太陽が並んでいるのは、そんなに珍しいことじゃ無いって事ですか?」

 

「そうだぞ、アレクセイは兎も角としてなぜあなたがこういう星系に詳しいんだ?我々は、太陽系以外の星系に関しては素人同然だろ?」

 

「君たちが産まれる前や、エレメンタリースクールだった時、僕は既に成人しているんだ。この程度の事を知っていなければ意味がない。」

 

そうか、アスナは産まれた時には既に地球と、帝国の間で戦争が起こっていたから学校での勉強をあまり行えなかったと。

玲の場合は小学生低学年ぐらいだったから知らないと。

 

「しかし、アレク君、これ程までに見事な連星は衛星画像などでは未だ見たことがなかった。正直感動したよ。」

 

「見事なものだろ?まあ、この連星のせいで付近の惑星表面は、地獄のような温度で普通なら生物が住めない。だが、幸いなことに一つだけ居住に適した惑星があるんだ。

それと、アスナ。この星系の恒星は3つじゃなく二つだ。」

 

「でも、あんなにも光輝いているのが3つもあるのよ?それで恒星じゃないなんて。」

 

少し、納得が言っていないな。

 

「アレク君の言っていることは、真実だよ。ジャーヴィス、フライデー光のスペクトル分析をしてくれ。」

 

「少々お待ち下さいスターク様。」

 

操縦を行っている玲は、舵を動かしつつも疑問を投げ掛けてきた。

 

「この星系には帝国の艦隊が常駐していないんだな。そんなにここは重要じゃないのか?」

 

「ここは、かつてハットの犯罪王が取り仕切っていた星を無理やり帝国が納めているんだ。そのせいで軍艦を常駐すると必ず攻撃して逃げてく連中が出てくる。

それが面倒だからこそ軍艦が少ない。」

 

私が話している間、アスナへスタークはしきりに天文学や宇宙の事を教えていた。まるで父親と娘のようだ。

 

「だから、この星に来たと?」

 

「ああ、ルーンストーンの売却と、ある人物に合うためにね。」

 

 

side ???

 

うん?これはまた懐かしいフォースを感じる。それに数名の付き添いがいる。そのなかでも一人だけフォースを強く感じるな。こんなところにいったい何の用なのだろうな。

彼らに、彼の事を悟られてはならない。もし、悟られた場合私は彼らと戦わなければならないのだろうか?

いや、アレクセイ。彼ならば、大丈夫であろう。信頼は出来る。それに、ここまで長い間銀河中を飛び回り、今まで帝国へ捕まらないのだから、相当腕が経つようになったのだろう。

 

「まだ、ルークに合うには早い。彼に合わせる訳には行かないな。ならば、こちらから会いにいくしかないだろう。」

 

こんな老骨に鞭を打つようなまねをさせるとは、まだまだ死ねないな。

 

 



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