スターウォーズ In one galaxy   作:丸亀導師
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第30話 新たなる希望

二人の男がいる。一人は老人、一人は青年。種族が違う二人の共通点を上げるとすれば二人とも深々とフード付きのローブを纏っていることだ。

 

二人は何かしら話をしている。その話が周囲の人々の注目を集めるものでは無いのであろうか?

皆がまるで二人の事を『そこにいない』ものとして素通りしていく。そう、周りから気配がなくなっていいるかのように。

 

 

sideアレクセイ

 

「お久し振りです。マスターケノービ。お会いできて光栄です。」

 

かつてのジェダイオーダーのマスタークラスが一人、

オビ=ワン・ケノービ。

ソレスに関すれば彼の右に出るものはいないと言われるほどの、ソレスの使い手であった彼。

オーダー66後、今はここタトゥイーンで隠遁生活を送っている。

 

「君もまさか生きていたとはね。

最後の昇格試験受験者、アレクセイ・フェドロフ。

覚えているよ、私が推薦してジェダイナイトへの試験を受けさせたのだ。

君がジェダイナイトになる予定だった前日にオーダー66があったから、正直生きているとは考えていなかったよ。ところで、なぜこの星に来た。」

 

顔が変わった。非常に真剣な眼だ、私がルークを探していると思ったのだろうか。

 

「来た理由ですか。お金集めです。腹黒い商人は脅すのが一番ですから。それ以外に三つお聞きしたいことがあります。

一つに、ダースベイダーの正体を貴方に問いただすため。

二つ目になぜ貴方がこの星に留まり続けているのか。

最後に貴方に修行を付けて貰いたい子がいるのです。」

 

どうやら私を訝しんでいるようだが、少し考えて答えてくれた。

 

「まずは一つ目に対してだが、彼はアナキン・スカイウォーカーだ。君たちがもっとも信頼していた。

二つ目は、それは言えない。こちらにも事情があるんだ。

三つ目も無理だ。私は、ここでやることがある。その邪魔をしないでくれ。」

 

そうか、やはりいるんだな。ルーク・スカイウォーカーが。

 

「そうですか。残念です。無理を言ってすいませんでした。しかし、なぜ隠すのですか?ここに、スカイウォーカーの血を引くものがいることを。」

 

眼を大きく見開き、驚いた顔をしている。まるで、ルークの事を感ずかれる心配はないとたかを括っていたかのように。

 

 

sideアスナ

 

もう、アレクは何処にもいったの。

突然何も言わずにいなくなっちゃうんだから。

 

「スタークさんアレク見なかった?突然いなくなったんですけど。」

 

スタークも首を横に振りつつ

 

「いや、知らないな。それよりもあのポッド一台欲しいね。是非家に飾りたい。」

 

この人は自分の趣味にしか生きてないのだろうか。

玲もあのレースを見て大分興奮してるし、大丈夫かな。

 

「あんな速度でこんなにも危険なコースを潜り抜けるとは、私だってパイロットだ。だから、一度やってみたいなぁなんて思ってないからね?」

 

はあ、二人揃って

 

「アスナ様、二人の事は置いておきましょう。直ぐに気が付きます。それよりも、どうやらアレクセイ様がこちらに向かって来ているようです。」

 

「ジャーヴィスは何でわかるの?まさか発信器でも付けているの?」

 

「いえ、私に連絡が来ました。」

 

どうしてジャーヴィスの方へ来るのかなぁ。そんなに内密にして起きたかったの?

 

暫くしてアレクが来た。

 

「もう、何をしてたの?心配したんだから。」

 

「すまない、知り合いにあってた。しかし、当てが外れてしまったようだ。君に稽古を付けて欲しかったんだけどね。断られてしまったよ。」

 

そんな事のために?

 

「大丈夫よ。だって私はアレクに教えて貰ってるんだもの。きっと強くなる。」

 

「だが、私は正直言って全てを扱えるが、超一流とは言えない。」

 

「それなら私が何かを極めて、超一流になれば良いじゃない。それに、貴方には仲間がいるじゃない。」

 

スタークさんも、玲もこちらを向いて頷いていた。

 



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