吾輩は   作:C5H4N4O

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 技チートは主人公だけレベル・遺伝・わざマシン気にせずピチューが覚えられる技を全て使えることができます。ただしピチューなので電気技が上手く使えずに放電したり自分がクラクラしてしまいます。使いこなすには練習しかない。


第一話

 

 

吾輩はピチューである、名前はまだない・・・

 

 って、いやいやいやまてまてまておかしいぞっなぜピチュー!?

なんか肌寒さで目を覚ますとそこは雪国ではなく山?だった。

小さくなっていてなぜか自分が生まれたばかりである感覚と自分自身がピチューであるという確信が私にはあった。そのままぼーっとしていたら自分のデータ?ステータス?みたいなものが頭の中に浮かんできた。私ボルテッカー覚えてるワロス。

 

 性格はせっかちとあるが私的にはのうてんきじゃないのかって感じだ・・・特性はせいでんきか

なんか技いっぱい覚えてんなー・・・まもるってわざマシンじゃなかったっけ・・・・・

というか寒いっここどこだ、どこなんだ、どこですか!?

 

・・・・・・え?シロガネ山ですか、ありがとうございます。イワークさん

・・・バトル?ムリムリだって私生まれたばかり?ですから。レベル10でしたけど

え?目があったらバトルのサイン?それトレーナーだけではないのですか!?

ここあなたの縄張り?すみません、すぐにここからはなれっ!!

 

「うわぁぁぁあああああっいきなりすてみタックルですか!?

え?たいあたり?嘘だぁああ!?ね、“ねこだまし”!!」

 

 もはやとっしんか!?とツッコミそうになるほどの(とっしん見たことないんですけどね)勢いで頭から向かってきたイワーク(おそらく♂声が渋かった)の顔面目掛けて技をかける。

技はなんとなく覚えていたやつを選択したらやり方が浮かんできてできた。

ぶっつけ本番とかどんだけ~

 

 相手がひるんでいる隙に「“こうそくいどう”“かげぶんしん”」すばやさと回避率を上げつつ(ぐーんと上がれもっと上がれ)一気に接近する

 

「“アイアンテール”っっいたっ!?なんでっ?しっぽ痛いよっ・・・こうかは ばつぐんだ!じゃないの!?レベル差かっ電気技はそもそも効果ないししかもなんかさっきから放電してるよー電気袋がパチパチいってるよー」

 

 相性とか関係ないたいあたり一発で瀕死になる自信があるっていうかお陀仏-ジ・エンドになりそう、ピチューの小ささとイワークのデカさなめんなよ?

涙がでちゃうだって女の子だもん

 

「“こうそくいどう”“かげぶんしん”!!」

こわいよーイワークさん怒ってるよー近づきたくないから積みます積みます

 

「さっきからちょこまかちょこまかと鬱陶しいわい!!一撃でねむれっ“すてみタックル”!!」

「うぎゃああ!?っく、“くさむすび”っっ」

 

 さっきのたいあたりとは比べられないほどの速度で突っ込んできたイワークをくさむすびで転倒させる。ドッシーンと僅かに地面が揺れる感じがしてすてみタックルの勢いのまま私からそれて転がっていく・・・地面に軽くクレーターのようなものができた・・・

威力パネっすね。イワーク重すぎ勢い良すぎ

 

 動かない・・・しかしなんというか瀕死ではなくプルプルと少し小刻みになっていることからもしやキレているのか?

わりと初めから怒っていたみたいに見えたけど、それはどちらかというと侮っていてイライラしてるだけっぽかったし・・・混乱させるか

 

「“いばる”」何かが私に挑発しろと言っている気がしないでもない

ふんっと相手を見下しつつ

 

「ここシロガネ山だってさっき言っていましたよね?

だとするとあなたレベル的には48はあると思うのですが、レベル10の生まれたてほやほやなピチュー相手に何転がされてるんですかワロス。大丈夫ですか?ねえ、簡単に倒せると思っていた電気タイプのピチューにここまでコケにされるとか今どんな気持ち?ねぇどんな気持ち?」

 

 これは断じて“ちょうはつ”ではありません。なぜならその技は覚えていないからです。

なんかバトルに慣れてきたのかもしれない。ハッこれが野生の感なのか!?

 

「ここまで低レベルな相手にコケにされたのは初めてだ。・・・“じしん”」

「なっ混乱しているはずなのに・・・技成功させたか。ヤバ、全体攻撃!?

“でんじふゆう”からの“フラッシュ”“でんじは”っ」

 

 グラグラと地面が動き始めるがダメージをもらう前にでんじふゆうで浮いてフラッシュとでんじはで攻撃を無理やりストップさせる。

 

「うがああぁぁあああっ“だ・い・ば・く・は・つ”」

突如イワークの体が発光し始めた

 

「え゛?もしかして混乱でだいばくはつ選んじゃったの!?こわっ

離れるのが間に合わないなら“まもる”!!」

 

 でんじふゆう中でもまもる大丈夫かなっていう心配もあったが透明な盾っぽいものが自分の周りを包み込んだ、包み込んだとたん光が溢れキィィイイーンと耳鳴りがした。

まもるでは光と音が防げないようだ。人間以上に良い視力と聴覚が機能していない・・・

 くわーんと頭の中が回るまわるマワル

まるで混乱中のようにぐらぐらと視界がゆれる

 

 目と耳が元に戻った時には前にイワークがその大きな巨体が横たわっていた

自分のレベルがどんどん上がっているのがわかる。

 

「相手が自滅してくれたから一撃も喰らわないで勝てたけど・・・

こちらからの攻撃が一切効かないとかヤバすぎるでしょ。電気も上手く貯めれないし

確か図鑑でピチューは電気を貯めることが苦手とか書いてあった気がするなー。

早く下山しよ。つかれたー」

 

 サイコソーダ発見!

シロガネ山ではサイコソーダ落ちていなかった気がするけど、登山者が忘れたのかな?

山自体が寒いためジュースも少しひんやりしている・・・飲んじゃえ

倒れているイワークが起きたとしても見つからないように少し離れた岩の上で一休み。

 

 

「ふー。一服、一服・・・イワーク怖かったよー

でも命中下げてこっちで素早さと回避率積めばレベルの差が開いているイワークも、

スムーズに技を出せて尚且つこちらが常に動き回っていたら勝てるな。

ここがゲームと違うところか・・・ターンごとじゃないからずっと俺のターンも夢じゃない!!

HPじゃなくてスタミナがもちそうになかったから連戦は難しそうだけど・・・・・・

お、サイコソーダで疲れも回復しますかーこれはいい発見だ。また見つかるかわからないけど」

 

 というか突然イワークに襲われて忘れていたけどなんでピチューになってんだろ・・・

名前、名前・・・あれ?一般常識とかゲームの内容とかは思い出せるのに、

例えば家族だったり友達だったり私という人間を構成するものが思い出せない。

そういえば人間だったときは相手をひっぱたくことやケンカすら出来なかった私が普通に技を繰り出してしかもあまりそれに罪悪感を感じていないとか何事じゃ。

襲ってきたとは言えあのイワークはデータじゃなく目の前に存在する生き物だったのに。

頭の中弄られた?誰に?・・・アルセウス?何のために?

 

「ま、いーか」

今まで考えていた事を投げ出すように飲み終わったカンをソレっと近くの岩にぶつける。

八つ当たりだ・・・技じゃないけど。難しいことは考えないでおこう。

ピチューになったメリットでも考えよ・・・

 

「えーと、視力が0.005だったのに裸眼でもキレイに見える。景色すげー

勉強やらバイトやらを考えなくてもいい。そして何より・・・・・・バトルが面白い

さっきもイワーク倒したときはすごくスッキリしたし楽しかった。

はっはっは・・・もっと強いやつとバトルがしたい!!ポケモンの世界を見て回りたい!!

バトルで勝つのは好きだ、もっとイワークかかってこいとか思ってしまった」

 

 うん、色んな地方を見て回りたいな。できれば夢小説でお馴染みの擬人化とかもしてみたい

自分が戦うだけではなく指揮して全国のバッチゲットだぜ☆したい

 

「強くなりたいな。あれくらいのイワークなら勝てそうだな、自滅とか誘い込んで」

そしてレベル上げでもしよう・・・努力値とか覚えてないから特訓とかで強くなれるかな

アニメみたいに

 

「おーおー、ちっこい嬢ちゃん言ってくれるじゃないの」

「俺たちイワークは楽勝とか勘違いしちゃっているのかい」「かわいそうに」

「君が勝てたのは単なるまぐれさ」「あいつはオレたちの中でも弱い」

「いきがっちゃって」「潰すよ?」

 

・・・・・・あれ?

いわーくがいち、に、さん・・・ななひきも・・・

 

「み、みなさんお揃いでどうしたんですか?」

 

「爆発音がしたと思ったら同種が倒れてやっからよ、誰が倒したか探してみたらこーんなちび助とはな」「電気タイプにやられるとは、イワークのメンツが潰れるわ」

「嬢ちゃんも中々言うね」

 

「ちなみにこれから解散ということは・・・」

 

「ないな」「ないね」「ない」「「ないよっ」」

「さぁ、バトルを始めようか」

 

 

 

わたしはかんがえるのをやめた

ちなみにこれらの会話はすべてぴちゅぴちゅやグウ゛ォォオオで行っております。

 

 

 

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