Fate 〜if〜 stay night   作:高島 秋

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遅くなってしまってすみません!!
英霊誰にしようかなとか悩んでいたり、宝具名を考えていたら!
こんなに遅くなってしまった!

では!どうぞ!


奇襲

幕開け

 

 

あれから数日がたった。その間に様々な情報入手した。まず聖杯が現れたこと。それにより、7人のマスターと7騎のサーヴァントが現界したこと。更にそれらは既に聖杯を巡って争い始めている、いや、協力体制をしこうとしているとのこと。どうやら俺に対抗するためというのは分かったが、敵の勢力がイマイチ掴めない。誰がマスターでどのようなサーヴァントか。まずはそれを掴まないといけない。であれば、

 

「してマスターよ。次はなにする。」

「そうだな、ここらで仕掛けるのもありだと思っている。お前の判断を聞きたい。」

「ふ、ふはははは!まだ1度しか会っていないのにもうか!貴様、さては生粋の戦闘狂だな?」

「お前には言われたくないな。で、どうだ?」

「我は良いと思うぞ。まぁ俺の役目はだいたい分かるがなぁ。」

「そうか、話が早くて助かる。では、他のサーヴァントを呼ぶとしようか。」

 

こうして、作戦会議が始まった。

 

 

遠坂邸。深夜0時。マスターも私も休息をとっていた時だ。そんな時に、東へ約200メートルほど先にいる敵サーヴァントと思われる魔力を探知した。この感じは私と同じアーチャーか。あれほどのマスターだ。一体どのような英雄を召喚したのだろうか。ともあれ、放っておく訳にはいかない。さて、マスターに断りをいれとかなければ。

 

「マスター、敵サーヴァントの存在を探知しました。迎撃に向かいます。」

「えぇ、お願いね。でも何かあったら必ず呼びかけてね。」

 

寝起きの声を出しながら、マスターはそう答えた。例え私が居なくてももう1人のマスターのサーヴァントが手助けしてくれるだろう。とにかく、敵の正体を知りに行かなければ。

 

 

「マスターよ、釣れたぞ。敵のアーチャー。」

「そうか、では予定通り進めるぞ。お前は出来る限りそこで足止めを頼む。」

「我を誰だと思っている。」

「そうだったな、英雄王。」

 

あちらはアーチャーに任せておいて問題ないだろう。気がかりもあるが対策はたててある。

 

「さて、こちらも予定通り進めるぞアサシン。ライダーはここで待機だ。」

「承知した。」

「行ってくるがよい!我がマスターよ!」

 

 

「あなたが敵サーヴァントのアーチャーですね。」

「おうとも。して貴様もアーチャーよな。」

「えぇ。では、始めましょうか。」

 

私はそう言って弓を引き矢を放った。だがそれは"剣"によって撃ち落とされる。ただの剣ではない。これは…全て宝具なのか!?

 

「ふはははは!絶望するが良い雑種よ!マスターはああ言ったが、やはり殺してしまおうか。」

「なにをっ!」

 

一心不乱に矢を放った。放った。放った。だがそれらは全て弾かれていった。あれはどうにも無限とも言えるほど放てるらしく、今ではこちらがあれの攻撃を矢を放って弾くか素直に避けるかと言う、まさに防戦状態。打開策も浮かばない。この場にあと一騎でもいれば、幾らか戦略を立てられそうなものだが、いやそれより何故このような場所でだ。どうせ闘うのならマスターを巻き添えにした方が幾らか、っ!

 

「ほぉ、気づいたか。だが行かせはせんよ。」

「くっ!」

 

敵の狙いは自らの敵となるマスターとサーヴァントの把握。マスターが言っていた我々の他に現界した5人のサーヴァント。そしてそのマスターらの情報を狙い、そしてついでにマスター達を殺すつもりということか。

 

「さぁ、我をもっと楽しませよ!」

 

 

俺はアサシンのスキルによって開けられた窓から侵入した。事前に間取りは把握済みだからか、迷うことなく目的地へと行けた。ちなみにアサシンにはセイバーの足止めを頼んでいる。

 

 

「凛、侵入者です。」

「分かっているわ。まさかマスター直々に来るとはね。」

「ならすぐ行こう遠坂。相手が1人ならいけるはずだ。」

 

こうして私達は探知できた魔力を辿って行った。場所は書斎。あそこには重要な書類が数多くある。嫌な予感しかしない。

 

「とおさかぁ!」

 

衛宮君が私の前に割り込んできた。一瞬何よ!と思ってしまったがまたしても私は彼に助けられたことに気づく。目の前には先程まで反応のなかったサーヴァントがいた。気配遮断。この特性を持っているのは…

 

「貴方、アサシンね。」

「ご名答。なら、どうしてここに居るのかもわかるよなぁ。」

「凛、ここは私が引き受けます。先へ。」

「それは困る。マスターに怒られてしまう故、ここを通す訳には行かぬ。まぁ、屍としてだったら許して貰えそうじゃの。」

 

このアサシンという男。姿は闇夜に紛れやすいような黒色を基本とした色合いだ。だが武器は刀であるため、セイバーでの現界も有り得た存在であると考えるべきか。なら、遠坂を援護に回して俺とセイバーで接近戦に回った方が良さそうだ。

 

「遠坂、下がって。」

「………わかったわ。でも、無茶はしないことよ。」

「あぁ。わかってる。行こう、セイバー。」

「はい。」

「では、参るぞ…」

 

アサシンはそう言うと姿を消した。だが1度気配を掴んだからか何処にいるかは直ぐにわかった。遠坂に向かおうとしていたので俺は行き先を阻むように剣を振るう。剣と剣が触れる音がした時には姿を完全に視認できた。少なくともこれからは視認できた状態で戦いに持ち込めるはずだ。

 

「やるなぁ坊主。けどまだまだやなぁ。」

 

アサシンはすぐさま剣を振るい的確に、急所へ攻撃を仕掛けてくる。セイバーと二人がかりでやっと防御から攻めへと転じることが出来る。こいつ、普通のアサシンじゃない。剣の腕もさることながら間合いの取り方も完璧だ。決して広いとはいえないこの空間であれだけの動きを出来るのだから、いや、アサシンだからこのような空間の方がやりやすいのか?

 

 

「要件は済んだ。帰るぞアサシン。」

 

 

「ちっ、どうやらここまでのようだ。また相見える時があるといいなぁセイバーよ。」

 

そう言ってやつは消えた。きっと霊体化したのだろう。

 

「追えるかしらセイバー。」

「恐らくは。」

「なら行きましょ。」

 

あーやっぱり追うのか。そうだよなぁ。敵勢力の確認も兼ねてって考えるとそれがベストか。

 

 

「ほらほらほら、どうしたこの程度か?」

「くっ。」

 

なんという数。なんという精度。なんという威力。同じアーチャーとしてこれ程までに打ち崩されるとは。せめて宝具を使えれば…一体、どれほどの英雄なのだろうか。宝具を知るためとかではなく、純粋に真名を知りたいと思ったことがこれまで1度でもあっただろうか。

 

「ん?どうやら終わったようだ。そこそこ楽しめたぞ雑種。」

「…名はなんと言う。」

「人に名を聞く前にまず自らが名乗るのが筋であろう。違わないか?」

「…ふむ。では名乗ろう。私の名はケイローン。貴方は?」

「ほほぉ…なるほど、ではあれほどの弓使いであるのも頷ける。では我も名乗ろう。この世のありとあらゆる贅と快楽を得た者、それこそがこの俺、ギルガメッシュよ。」

「貴方があのバビロニアのギルガメッシュ王か。なるほど、その強さの由縁もそれにあり、か。」

 

ならば、接近戦に持ち込めれば勝機ある。だが如何にして近づくか。それが課題になりそうですね。

 

よもやあのケイローンとは思わなんだ。となると、奴に効く武器はあるのだろうか。神話通り、不死性をプロメテウスに譲渡したあのままならヘラクレス同様の武器で通用しよう。だが、もしなんらかの条件により復元していたら勝ち目なし、か。奴には俺は不向きか。まさか、ここまでマスターの推測通りになろうとは…

 

「今宵はここらでお開きにしようケイローン。機会があれば、話をしてみたいものだ。大賢者の貴様とな。」

「あぁ、私も君とは話をしてみたい。」

 

 

「まさか、ライダーを待機させてたなんてねぇ。」

 

追ったのは良かったが、敵はライダーを事前に用意していたらしく、呆気なく逃げられてしまった。アーチャーを引き離したり、足止めにアサシンを用意したり、逃走用にライダーまで待機させておく。用意周到にも程がある。と言うより、1人で何騎のサーヴァントを召喚しているのか。それも含めて、調べていくしかなさそうだ。それより、他のサーヴァントとそのマスター達と協力関係を結べるかどうか…それも含めて、この聖杯戦争はかつてない規模になるだろう。




いやいやいや、って思った方いるよねぇ。
ごめん!
名前出すか迷ったけどまだいっか!という感じで…

(*´∇`)ノ ではでは~
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