~The second life of the Airborne soldier~転生者は元軍人 作:大鳳
プロローグ
最後に覚えているのは、腹部に走る激しい痛み弱々しい自分の呼吸の音だった。
ぼんやりとしている頭で何が起きたのかを必死に思い出す。
ああ、自分はトラックにはねられそうになっていた女の子を助け自分も轢かれた
のだという事を思い出した。
不思議と死ぬということをすんなりと受け入れられた。
周りから、『救急車を呼べ!!』という声や遠巻きに俺を見ている人たちが見
えているがどっちにしろ俺はもう助からないだろう。
ただ、薄れゆく意識の中で考えたのはあの少女はどうなったかということだけだ
った。
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目を覚ますとそこは白い空間だった。何もない、ただ白いだけ。
自分が立たされている状況がわからなかった。
「一体何だってんだ。いきなり。」
その声が部屋に響いたすると突然女性の声が聞こえてきた。
『あなたは残念ながら死にました。』
「あ、やっぱり?やべぇわ~、部屋の片付けしてねぇわ~。親に見られたくな
いもんがいっぱい転がってんだけどな~。」
『あなたすごい軽いですね。普通ならパニックになるんですが・・・。』
「そりゃそうだろう。まぁ、俺は理解してから驚かないがね。」
『なら、話は早くて助かります。あなたには、もう一度人生やり直していただ
きます。』
「え?俺の意志の尊重は無し?」
『残念ながらありません。別れの餞別というわけではありませんが3個の能力
を差し上げましょう。』
目の前にいつの間にか机があった。その上の紙とペンを使って欲しい能力を書
き込むようだ。書き終えた紙には
『存在するすべてのものを操る』『バイオハザードの全BOWの能力』
と書いた。それが見えたのか聞こえてきたのは
『清々しいほどにチートですね・・・。おや、二つしか書かれていないんですか
?』
「その代わりに俺がやっていたゲーム中に出てきた武器と装備品があればいいか
ら。」
『分かりました。こちらもできる限りサポートしていきます。それでは良い二度
目の人生を・・・。』
そして、意識は沈んでいった・・・。
『言い忘れていましたが今の記憶はもったままなので。』
そういうことって早く言ってくれないかな・・・。
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いつの間にか家の前に立っていた。ドアノブが非常に高いところにある。
つまりは身長が縮んでいるのである。コイツはないだろ!!
悪戦苦闘しなんとか家の中に入ることができた。
家の中に人の気配はない。背が縮んだ事もあるのだろうが、妙に家の中が広く
感る。玄関に近い扉を開けるとリビングに出た。
テーブルの上に手紙があったので読んでみる。
『この手紙を読んでいるということは転生が成功したようですね。背が縮んで
いると思いますが仕様なので文句を言わないでください。とりあえず、手始
めとして生活費を振り込んでおきました。定期的に振込みますのでそこのと
こお願いします。要求された武器類ですがしばらく時間がかかります。代わ
りに地下に武器庫兼トレーニング場を設置しました。好きなように活用して
ください。それでは。』
その手紙には、俺名義の通帳が添えてあった。うわ律儀。
いくら振り込まれってかなっと。え~と、0が7個もあるぞこれ。
見なかったことにしよう。
地下室を小一時間かけて探したのだがそこにあったのは大量の銃火器。
それも、AKシリーズやMシリーズだけではなく様々な銃器が揃っていた。
ここ絶対銃マニアが見たらヨダレ垂らしながら喜ぶだろ・・・。
チラッと見えたがアンチマテリアルライフルも置いてあるようだ。
しかも、それだけではなく装着するアタッチメントまでも用意されていた。
うわ、M320ランチャー置いてある。
地下室の内容に驚愕していた俺だったが今はリビングで一休みしていた。
これから一人で生活か・・・。この体で生活していけるんだろうか。
何するにしても台がいるだろうし。
そんな不安を払拭するように椅子から降りる。
もともと死んだ身ならば思いっきり第二の人生エンジョイいたしましょう!!
そう決意した俺だったが
今後ある事件を発端に人生が大きく変わるということをまだ知らなかった
判りづらいですが、主人公は少女の代わりに車にひかれました。
ちょっと、所々いじりました。
前よりは多少読みやすくなっていると思います・・・。