~The second life of the Airborne soldier~転生者は元軍人   作:大鳳

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 これは、起こるかもしれない未来の話である。

 


IF編 ストライカーズ

 古代遺物管理部 機動六課それはロストロギア関連の危険な任務を扱う部隊である。

 

 管理局の中でも優秀な人間が集められ日々訓練や危険な任務をこなしている。

 

 例を挙げるとするなれば

 

 エースオブエース 高町 なのは

 

 金色の死神    フェイト・T・ハラオウン

 

 最後の夜天の書主 八神 はやて

 

 といった人物たちである。また部隊を前線、後方支援の2種に分け前線を高町なのは率いる

 

 『スターズ分隊』フェイト・T・ハラオウン率いる『ライトニング分隊』の二部隊が担当し

 

 八神はやてが指揮する『ロングアーチ』が後方支援などを担当する。

 

 このように、担当する場所によってチームを分け任務の際に効率よく部隊を運用すること

 

 ができる。

 

 しかし、この度の新人隊員が所属したことによってさらに分隊が追加された。

 

 

 

 その分隊は、『デルタ分隊』。担当は、前線分隊の援護及び敵後方からのかく乱となって

 

 いる。エンブレムは、鎌を持った死神。そしてその下に刻まれた言葉は『奇襲 速攻 勝

 

 利』となっている。ただ、そのような分隊であっても問題があった。

 

 その問題とは、所属分隊員が『一人』しかいないことであった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校を卒業し、今まで屈託魔導師として働いていた俺は正式に管理局に入局した。

 

 はやてが設立した部隊である『機動六課』に所属したわけだが今重要な問題を抱えていた

 

 それは、俺の所属することになった分隊に隊員が『俺』一人しかいないのである。

 

 まあ、そりゃ俺の戦い方は他とだいぶ違ってるしバリアジャケットの特性上一人の方が楽

 

 でいいけどさ。いくらなんでも、背中を預けられる相棒くらいはいてほしいわけだけど。

 

 と、いった旨をはやてもとい子狸隊長殿にいったところ

 

 『え、龍也君やったら一人でも大丈夫やろ?危なくなったら私が守ったるから心配せんで

 

  ええからな。殺そうとした奴には取り敢えずデアボリックぶちかましてヴォルケンリッ

 

  ターでリンチかまして三日三晩拷問でいいくらいやろ。』

 

 とおっしゃられていました。ちなみに、目が笑っておられませんでした。

 

 そこまで、言われたら信用するしかないです。

 

 とりあえず、この前のホテル・アグスタでのガジェット襲撃の際には一緒に行動していた

 

 アリシアとなんとか切り抜けることができたんだがアリシアの所属は『ライトニング』

 

 だし。でも、何故か無茶言ったのにアリシア嬉しそうにしてたしフェイト羨ましそうにア

 

 リシア見てたし。なんでか待機中に体当ててくるし位置近いしそのまああれですよ

 

 胸が当たって集中できないし。

 

 

 

 「どうしたんボーッとして。」

 

 「ああ、スマン。ちょっと考え事しててな。報告書なら机の上の置いといたからな。」

 

 「また、読んどくわ。・・・なあ、龍也君。」

 

 「どうした?」

 

 「前に、話しとったメンバーの事なんやけど。その、一人でもええんか?何やったらメン

 

  バー探しとくけど。」

 

 「ああ、そのことか。別にいいさ。もう任せることにしたよ。後ろは、任せたぜはやて」

 

 そう言いつつ、はやての肩に手を置いた。するとはやてもこちらを見上げながら

 

 「任せとき!!」

 

 そう強く頷いてくれた。その話が一段落したところではやてが

 

 「そういや、龍也君も大分実力あるしなのはちゃんみたいに教導してみたいなんて思えへ

 

  んのんか?」

 

 と、聞いてきた。誰かに教えるとかって無理なんだよなぁ。実際、体に染み付いたものっ

 

 て誰かに教えるのって難しいんだよなぁ。体術とかもほとんど感覚に近くなって来てる

 

 し。ティアナとスバルに教えてくれと頼まれたけどギリギリ教えられているかどうかって

 

 ところだしなぁ。と、考えつつ結論を出した。

 

 「多分な俺が教えることってできないと思うんだよなぁ。結局人に教えるってことはさ

 

  自分の技術を伝えるわけだろ?なのははその技術を持っているんだ。俺にその技術がな

 

  い。だから、教えられないんだ。」

 

 そう言いつつ、訓練をしているフォワード陣を見る。せめて、あいつらがいっちょまえに

 

 なるまで頑張るか。そう決意し、その場を去る。

 

 さぁて、午後からの訓練頑張りますか!!

 

 

 

 

 

 

 と意気込んだのはいいもののその時になって昼だということを思い出した。

 

 昼食をとりに食堂に向かったところ先程まで訓練をしていたフォワード陣に会ったので

 

 一緒に昼食を取ることになった。

 

 「さっきの訓練お疲れさん。」

 

 「龍也さん、見てたんですか!?」

 

 「おう、見させてもらった。様になってきてるじゃねえかいいことよ。」

 

 カツ丼を口に入れつつそう言った。

 

 「龍也さんは、なんで訓練に参加されなかったんですか。」

 

 「いい質問だ、エリオよ。お兄さんは、報告書と格闘してました。」

 

 一人しかいないと書類関係大変だよね。俺の場合銃器とかの購入費とかあるし。

 

 ああ、考えると頭が痛くなってきた。

 

 とりあえず、飯を片付けよう。と、顔を上げるとスバルが食べている姿が目に入ってきた

 

 ・・・見てるだけでお腹いっぱいになってきた。曇った顔をしていたのかティアナが遠慮

 

 がちに声をかけてきた。

 

 「龍也さん、今晩も特訓を手伝ってもらってもいいですか?」

 

 「OK、ティアナ喜んでやらせていただきましょう。」

 

 に、してもティアナの態度があった時からだいぶ柔らかくなった気がする。ここに、来た

 

 当時は声をかけただけで睨まれる。事務的な会話しかない。その上、挨拶をしても無視は

 

 当たり前といった様子だった。そりゃさ、こっちは管理局に入って陸の方にしたけどいき

 

 なり陸曹ってどうなってんだよ。おかげでティアナと話すことができなかった。

 

 話すことができたのは、アグスタ事件の後だった。なのはとの模擬戦中に捨て身の攻撃を

 

 実行しなのはに叩きのめされかけたところに割り込み取り敢えず両者を落ち着かせ二人っ

 

 きりで話し合わせた。両者とも和解したのでよかったがなんだろう俺の話をされてた気が

 

 する。

 

 そんなことがあってから、俺に対する態度が変わったんだが何かおかしい。

 

 目があったら顔真っ赤にして顔そらすし、かと思えば食事の時にいつも隣に座ってくるし

 

 。それと別なんだろうけど、なのは、フェイト、はやてが過剰とも言えるスキンシップを

 

 取ろうとしてくるんだがどうしてなんだろうね。目つきがね、こうね何とも言えないのよ

 

 例えるなら、獲物を狙うハンターみたいな目つきをしているとしか言えない。

 

 「龍也さん、大丈夫ですか?ボーッとされてましたけど。」

 

 「いや、大丈夫だ。うん、大丈夫なんだ・・・。」

 

 不思議そうな顔をしながらこちらを見てくるティアナ。そして、隣から聞きなれた声が

 

 「リューヤ無理しちゃダメだよ。まぁ、倒れたら私が膝枕できるから嬉しいんだけど。」

 

 「おい待てや、アリシアてめぇ何時からここにいた?」

 

 「さっきだよ~。」

 

 いつの間にか隣に座っていたアリシアに驚く。不思議なもので、PT事件の際に蘇生する事

 

 になんとか成功してからやたらとくっついてくるようになった。容姿は、フェイトそっく

 

 りだがフェイトのような凛々しさよりは子供のような可愛らしさが目立つ。まぁ、たまに

 

 うちの分隊に応援として入ってくれる時があり安心して背中をあずけられるのだが日常面

 

 が少し頼りないのが傷なところである。

 

 「リューヤは午後からの訓練参加の?参加するならもう行こうよ!!」

 

 そう言いつつアリシアが俺の腕を引っ張る。おいあんま急かすなよ。飯食ったばっかだか

 

 ら。

 

 「アリシアさん、龍也さんを放してくださいよ!!困ってるじゃないですか!!」

 

 「リューヤが困ったって言ってないしティアナに関係ないよね?」

 

 「私だって関係ありますよ!!特訓に手伝ってもらっていますから!!」

 

 「二人とも落ち着けy「「龍也さん(リューヤ)は黙ってて!!」アッハイ」

 

 そうして、二人が落ち着くまで俺は周りの視線に耐えながら待った。

 

 

 

 

 

 

 ギリギリ訓練に間に合ったのだが何故かなのはと勝負することになった。

 

 結果?負けたに決まってんじゃん。砲撃は苦手なんだよ。しかも、負けたから休日に買い

 

 物に付き合えってなんだよ。いいけど。

 

 とまぁ、今回の訓練では面白いものがいっぱい見れた。スバルはいつもどうりだったが

 

 ティアナがなのはとやりあった時にSLB使ってた。つか、俺教えてないしどうやって理解

 

 したし。

 

 キャロは、フリードの攻撃方向ミスって俺をこんがり焼こうとしてきたし。

 

 避けたらビルに突っ込んでがれきの下敷きになるし。それ見た、なのはとティアナがフリ

 

 ードに砲撃+射撃叩き込んだし。そのあとまたすごい魔力量が溢れ出る戦いしてたし。

 

 スバルが掘り起こしてくれるまでの30分間それだけずっと見ていた。首だけ出てたし。

 

 スバルが天使のように見えたのは気のせいだ。また、ケーキおごってやろう。

 

 あの戦いの中助けに来てくれたんだから恩は返さにゃァなるめぇ。そう思いつつ、エリオ

 

 とスバルに肩を支えられたのを最後に意識を失った。ああ、死んだばあちゃんが川向こう

 

 で手を振ってら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなことがあったがなんとか意識を取り戻した俺ははやての部屋にいた。

 

 

 「八神二等陸佐お呼びでしょうか。」

 

 「そんな固くならんでええよ。呼んだのはこの前の件でや。」

 

 はやては苦笑しつつそう聞いてきた。このことを聞いてくるということは屈託魔導士とし

 

 て働いていた時に行っていた『調査』に関係があるのだろう。

 

 「聞きたいことはなんだ?知っていることは答えるが。」

 

 「さすが、龍也君やな。バレてもうたか。聞きたいことは、『戦闘機人』についてや。

 

  ある程度のことは知っとんやろ?」

 

 「ああ、ホントに少しのことだ。あそこにいたのは、ジェイル・スカリエッティが作った

 

  『愛娘』たちだよ。少なくともここまでしかわからん。役に立てなくてすまんな。」

 

 「ええよ。参考になったわ。それより訓練で気絶したって聞いたけど大丈夫なんか?」

 

 「大丈夫だ、問題ない。」

 

 「アカンやつやそれ。」

 

 取り敢えず聞かれた話を自分が知っている範囲で答え部屋をでる。あ~厄介なことになっ

 

 てきたなぁ。

 

 はやての部屋を出たところで声をかけられ振り向くとティアナがいた。

 

 「龍也さん大丈夫でしたか?」

 

 「おう大丈夫大丈夫。川向こうでバアちゃんがおいでおいでしてただけだから。」

 

 「え?ちょっとそれって危なかったんじゃ。」

 

 そこを気にされると嫌なんだよねぇ。

 

 「とりあえず、飯食いに行こう。腹減ったし。溜まっている書類片付けたいし。」

 

 そう言って、ティアナの腕を引っ張って俺は食堂に向かった。

 

 ティアナが、顔真っ赤にしてたが気にしない。俺は飯を食うんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ~~~~~~~ティアナside~~~~~~~

 

 龍也さんにてを引かれながら彼に出会った時そして彼を好きになった時のことを思い出し

 

 ていた。

 

 彼が六課に来たのは私たちが六課に来てからそう日が経たない時だった。彼が来た時その

 

 経歴を聞いて私は聞かなければよかったと後悔した。なのはさんやフェイトさんそして八

 

 神隊長と同じ地球出身だということ。嘱託魔導士として危険な任務をこなしていた事、そ

 

 の活躍が認められいきなり陸曹長として管理局に入ったこと。それだけでも私を惨めにし

 

 た。なのに彼は管理局の中でも実力のある人たちと同じAAという魔導師ランクを保有して

 

 いた。彼は、新設された分隊のキャプテンを勤めていたのでそれは我慢できた。だが、彼

 

 は私たちがなのはさんの訓練を受けている時に参加もせず室内で私たちの訓練を眺めてい

 

 るだけだった。

 

 訓練終了後に彼に何故訓練に参加しなかったかを尋ねたところ『え?俺はいいよ・・・。

 

 訓練を受けている姿を眺めるのが好きだから。』と言い放った。私はその言葉を聞いて唖

 

 然としそして怒りが湧いてきた。一人しかいなくても分隊長は分隊長であるはずなのに言

 

 うに事を欠いて訓練に参加せず室内で訓練を眺めているだけなんて・・・。

 

 きっと彼は偶然魔導師ランクAAを取ることができたのだろうその考えが私の中に根付き始

 

 めた時にガジェットによる列車襲撃事件がおきた。

 

 どうせ使えないから一人だけの分隊になったのだろうと思ったがそうではなかった。彼は

 

 誰よりも早く戦闘準備を整えたうえに鬼神のような活躍をした。一人でガジェットを10

 

 体も破壊したのだ。なぜろくに訓練にも参加していない彼が一人で10体も破壊できたの

 

 かなのはさんに聞いてもただ笑っているだけだった。この時私は心のどこかで尊敬し始め

 

 た。ただ私はそれを認めたくなかった。

 

 尊敬していることを認めたのはアグスタでの事件のあとの模擬戦のことだった。なのはさ

 

 が私が無茶な戦法を取ったことに対して激怒し砲撃をしてきたのだがその砲撃を易々と防

 

 いだのだ。その時の彼は忘れることができないだろう。まるで、首元に鋭利な刃物を突き

 

 付けられたような感覚になった。そして、そんな彼が放ったのはただ一言

 

 「全員バリアジャケット解除。」

 

 ただそれだけだった。解除し終わるとなのはさんと私の首根っこをつかみ

 

 「二人でじっくりと話しとけ。」

 

 と言って同じ部屋の放り込んだのだ。その部屋で、なのはさんから聞いたのはなのはさん

 

 自身が過去に無茶をしていたこと。そして、彼自身が無茶をしたなのはさんをかばい死ぬ

 

 一歩手前までの負傷をしたことだった。

 

 その日は寝付けなかったので少し夜風に当たろうと外に出ると訓練場に明かりがついてい

 

 た。訓練場を覗くと彼がいた。彼は格闘技の動きをしていたのだがその動きは流れるよう

 

 な洗練された動きだった。彼は私たちが見ていないところで一人だけで訓練をしていたの

 

 だった。訓練を見ていると

 

 「中に入って来いよ。」

 

 と、背中越しに声をかけられた。なぜこんな夜中に訓練をしているのかと中に入り彼に尋

 

 ねた。すると彼は、笑いながら

 

 「まぁ、夜にやっているのは俺の自由だがなこういう大事な努力ってのはな人に知られず

 

  にやるもんだと思うんだ。昼行灯と呼ばれてもいい。必要な時に実力を出せりゃぁそい

 

  つが努力の証しさ。」

 

 「なら、私はダメなんですか!!周りが優秀なのに私だけはなんの役にも立たない!!」

 

 「そいつは違うぜティアナ。とある有名な言葉でな『天才は1%のひらめきと99%の汗

 

  』ってのがあるんだが実力が全てじゃないさ。どんな状況に置かれても臨機応変に対応

 

  できる人間が俺は天才だと思うぜ。だからな、ティアナ周りの実力と自分の実力が違っ

 

  ても焦らなくてもいい自分のできることを増やしていきゃいいさ。」

 

 「そう・・・ですか。」

 

 「おっと、ティアナ確か射撃型だったけ?なら面白いもん教えてやる。」

 

 そう言いつつ立った彼の手元には普段から使っているであろう銃があった。

 

 的を出した彼はそれを撃った。

 

 「障害物がなければ真っ直ぐに的に当たる。だが障害物があったら?そんな時にはこいつ

 

  がいい。」

 

 その言葉が言い終わるとともに的の前には壁があった。それを見据えながら彼は引き金を

 

 引いた。すると魔力弾は弧を描きながら飛んでいき的が破壊される音が響いた。

 

 「コイツはバレットカーブって言ってな。便利な奴なんだよ。もし良ければ教えてやるぜ

 

  ぜ。」

 

 「はい、是非お願いします!!」

 

 私は、彼に対する評価が変わった。彼は、強いと。そして彼に特訓を依頼した。

 

 その日からだろうか彼のことをいつも思うようになったのは。彼と目が合うと何故か恥ず

 

 かしくなってしまう。なのに彼を視線で追ってしまう。

 

 初めてのことだったので戸惑ったがこれは恋なのだと理解できた。なのはさんやフェイト

 

 さんそれに八神隊長も彼に私と同じ感情を抱いているのだろう。

 

 でも、引く気はない。彼を想う気持ちは負けないのだから。

 

 だから、龍也さんといる時間が少しでも長く続くといいな。

 

 

 

       ~~~~~~~ティアナside end~~~~~~~

 

 

 

 

 





 水曜どうでしょう聞きながら書いた結果がこの文だよ。

 作中で出した『デルタ分隊』の言葉は米軍特殊部隊である『デルタフォース』の言

 葉からとってきています。 
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