~The second life of the Airborne soldier~転生者は元軍人 作:大鳳
こんな時間まで俺何してたんだろう・・・。
BLAVE DUEL(ブレイブデュエル)
それは、体感シュミレーションゲームの名称である。
俺は、アリサたちに連れてこられた駅前に新しくできた大型ショップに設置されたらしいそれを体験しに
来ただけだったはずなのだが
なんで、目の前にゴスロリの少女がいるんでしょうか?しかも、ハンマーをこちらに向けておられるんで
しょうかねぇ?
目の前の現実から目をそらすためにこうなった原因を思い出していた。
~~~~~~~~~主人公回想中~~~~~~~~~
「駅前に大型ショップができたァ?」
「そうよ、なんでもものすごいゲームを置いてるらしいわよ。」
「で、なんで俺に振るんすか。俺今日買い物行きたいんでパスりますけど。」
「残念ね、来るんだったら家で余っている食材分けてあげようと思ったんだけど。」
「喜んでついていきましょう!!どこに行かれるんですか!?」
「わぁ、見事な手のひら返し。」
「悪いがすずか、俺はタダでもらえる食材ってモンに目がなくてね。」
そう宣言した俺に対してドン引きをするなのは、すずか、アリサ。
いいじゃん、別に。もらえるもんはもらっときゃいいって言ってた人いたし・・・。
そんなやり取りがあって連れてこられたのだが俺は目の前にある機械に対して理解できないでいた。
先ほど店前で会い最上階まで案内してくれた自称『お姉さん』の店員の説明を聞いたのだが余計頭が
混乱した。ごめん、俺やってみないと理解できないタイプだから・・・。
そんな表情が出ていたのだろうかもう一人呼ばれた店員さんが案内してくれるらしいなんかくれたので
制服のベルトにつけているユーティリティポーチに突っ込んでおく。なくしそうだし。
とりあえず、前を歩く4人についていくとDEAD SPACEのストアのようなものがあった。
説明によると身長、体重、年齢、性別を入力するようです。ということは、3人の体重が分かr
ちょ、まってアリサさん偶然そんな言葉が漏れただけであって決して本音じゃないんですよ。
え?あの、その関節そっち側に曲がらないですよ。チョ、アッーーーーーーーーーーーーー!!
見事に、アリサさんが邪な考えをした俺に対して体を使ったアートを作ってくださいました。
ボロボロの状態で俺も入力を終える。そして、カードが出てくるらしいんだがアルエ?おかしいな。
なのはのカードには杖みたいなもんがあるんだが俺のにはないようだ。
返品できませんか?あっ、できない。それはすいませんでした。
近くにあったポッドに入り始まるのを待ちそして指示通りのコールをする。
「「「「ブレイブデュエルスタンバイ!!」」」」
その掛け声に反応しスキャンが開始されそして目を開けるとそこは・・・
『空の上』でした。は?
状況を理解できない俺をおいて好きなようにあそび始める3人。その様子を見ていると右耳から突然
『はじめまして、マスター。あなたのバディとなるFー001です。データがリセットされない限りあなた
と私はバディですので。チュートリアルをしますか ▽はい ▽いいえ』
「▼いいえだ。にしても、インカムが相棒か、ほかの3人みたいなのが良かったぜ。」
『そうおっしゃらないでください。あなたのご希望通りの働きはしてみせますよ。』
「そいつは、楽しみだ。にしても、名前が無いのはねえ。」
名前を付けるか。Fー001ねぇ。(ーー;)。
いい名前があるじゃねぇか。
「決まった。お前さんの名前はラプターだ。いい名前だと思わんかね?」
『ラプターですか、いい名前ですね。では頼みますよ、相棒』
そう、ラプターが言ったと同時に警告音が響き渡る。
「なんだってんだ。始めてそんなに経っちゃいねぇぞ!!おい、ラプター説明しろよ。」
『乱入者ですよ。相棒。気をつけたほうがいいですよ。初心者相手に乱入とはタチが悪いプレイヤーの
やることでしょうからね。』
そこには、ゴスロリの服を着てハンマーを持った少女がいました。お、情報が出てきた。
なになに、ベルカ式で名前が・・・。
『鉄槌の騎士』ヴィータ
何それwwなんて厨二。ああ、痛い痛い。直視できないほど痛い!!
『同感です、相棒。鉄槌の騎士とかwww』
ラプターと、そんな話をしているうちにアリサとすずかがダウンさせられた。
助けに行かないのかって?ごめん、ぶっちゃけた話相手さんの出方がわからんうちに動いたらヤバそうな
感じがするんだよね。
~~~~~~~~~~~~回想終了~~~~~~~~~~~~~
ヴィータという名前の少女はなのはが放った攻撃に対して反撃をした。それは、黒い球のようなものだっ
た。そして、なのはに向かっていこうとしていた。そろそろ助けますか。
息を吸い込み、大声で
「俺はここだぁぁぁぁぁぁ!!」
と叫ぶ。その声と共に、黒い球はこちらに目標を変える。ヴィータは、こちらに気づかなかったのか驚い
た様子だった。そりゃそうだもん、体育座りでじっとしてたからね。とりあえず、コイツラをよけねば
。空中を蹴りながら移動する。どうやら、この方が個人的に移動しやすいらしい。後ろを見る余裕はない
のでラプターからの報告でどう対処するかを考えていく。
『後方から8機。充分引きつけてからのスライド移動で対処可能だと思われます、相棒。』
「分かったよラプター。タイミングを頼むぜ!!」
ラプターからのアドバイスを元に回避行動をとっていく。複雑な動きをしとにかく一定の距離を保ちつつ
素早い動きをする。しかし、そんなことをしていても結局は追いつかれてしまう。
『このままだと追いつかれますよ、相棒。』
どうにかして回避しなければならない。でも、どうやって?その考えが頭の中でぐるぐると回りだす。
せめて、もう一人いたら・・・。待てよ、もう一人?ならば!!
「ラプター、お前に賭けるぜ。今から伝えることができるか」
そう言って自分の考えを伝える。
『面白いですね、相棒。あなたに、かけますよ。だからあなたも最善を尽くしてください。』
なんだろう、一瞬脳裏にイケメンがサムズアップしたのが思い浮かんだんだが・・・。
頭から振り払ってチャンスを伺う。
『5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・0!!』
「チャフ、フレア!!」
手の平から放たれたそれは中サイズの光球と非常に細かい光球をばら撒きながら落ちていった。
相手は、これを見たら笑うだろう。だが、コイツは攻撃じゃない。アイツ等にはコイツがちょうどいい。
あれは、相手を追尾していた。ならば、同じような反応をしたもので誤魔化せばいい。ただ、それをやっ
ただけだ。
残り一気の黒い球はチャフ、フレアを目指しあさっての方向へと飛び過ぎていった。
「龍也君さっきのは何?」
いつの間にか、近くに来ていたなのはがそう聞いてきたので軽い説明をする。しながら、周囲を警戒して
いたがヴィータの姿がどこにも見えなかった。どこだ、どこへ行ったんだ・・・!!
それに気づかずになのはは話し続けていた。そして、なのはの杖?が警告を発する。
『ナノハッ!上です!!』
だが、その警告はおそすぎた。咄嗟に、その場から回避行動をとる。だが、なのはは避けることができな
かった。爆炎に巻き込まれたので無事かどうか確認できない。それをよそにヴィータは一人で話している
「ゆだんたーてきってな、逃げ足だけじゃデュエルにゃ勝てねぇ。」
そい言ってる間に爆炎が晴れ、なのはがいるのが確認できた。あれだけの攻撃を受けて無事なのには驚い
た。だが、もう一度攻撃されたらひとたまりもないだろう。こちらも、悪あがきでCQCの構えを取る。
その時だった、
「制服の女の子と男の子『ストライカーチェンジ』を使って。」
と、聞こえてきた。状況が状況だったのだがその声はとても綺麗だった。
「君たちのデッキには『N+』が2枚はいっているはず。その2枚を出して・・・。あとは、君たちのデバ
イスが補助してくれるっ!!」
だが、ヴィータはそれを阻止しようとし攻撃を加えてきた。なのはは上空へ、俺は右へと空中を蹴り避け
る。そして
「「カードリリース、ノーマル2枚!」」
「「カードフュージョンっ!」」
「「ストライカー・・・チェンジッ!!」」
「「ドライブレディ!!」」
そう言い出てきたカードをブレイブホルダーと呼ばれていた機械に読み取らせる。
「「リライズアップ!!」」
光が身体を包み込み今着ている制服とは違う服を作り出す。
なのはの服は白を基調とした服。
一方俺の奴のといえば
『システムオンライン・・・REX起動。各部異常なし。HUD表示異常なし。ウエポンシステム稼働
レドーム起動確認。オールグリーンライト。いけますよ、相棒。』
頭部はどこかT-REXを彷彿とさせるデザイン。全体的に工業用機械のような多角的な部分に目が行く
最も、特徴的なのは右肩に装備された身長以上の大きさのレールガン。左肩の円盤状のレドーム。
カラーリングは、自衛隊迷彩。所々にペイントされた日の丸。
これを見た人間は、唖然とするだろう。服ではなく。スーツなのだから・・・。
「んげ、セイクリッドだったのかよあいつ!!それに比べてなんだオメェのその格好は!?」
「悪いがこれが戦闘装備のようでな。来いよ、相手してやるぜ?」
「なんだとテメェ、全力でぶっ潰す!!」
ハンマーを振りかざしてこちらへと突っ込んできたが易々と攻撃を躱す。見た目に、反して機動性は良
いらしい。再度、ヴィータがこちらに戻ってきた時を狙い格闘に持ち込む。
ハンマーを振りかぶり隙ができた胴体に蹴りを決める。
だが、シールドのようなもので防がれる。
「わざわざ格闘戦に持ち込むアホがいるんだな。始めて見たぜ。まぁ、あたしにボコられるだけだろ
うけどな!!」
「とんでもない、このタイミングを待っていたんだ。」
そう言い、爪先に装備されているパイルバンガーをシールドに向けて打ち込む。
鈍い音をたてシールドを貫通したパイルバンガーに驚愕するヴィータ。
「なんだよそれ!!なんで、貫通してんだよ!!」
「元々は岩石とかを砕くようなやつだからねぇ。そんなシールド程度じゃ意味がないんじゃないかな
ッッ!!」
シールドを蹴りつつそう返す。距離を離すために蹴飛ばしたわけじゃない。
蹴飛ばした先にはなのはが待機していた。どうやら、こちらの動きを見て待機していてくれたようだ。
「なのはァ、あとは任せたぞ!!ぶちかましてやれェ!!」
「任せて龍也君!!」
その顔は非常に自信に溢れていた。あの顔なら大丈夫そうだ。
「スキルカードスラッシュ!」
ヤバそうな雰囲気を感じてかシールドを張ろうとしたヴィータだったが間に合わなかった。
「ディバイン・・・バスターーーーーーーーーーーーーー!!!」
桜色の極太レーザーがヴィータのへ向け放たれヴィータを包み込む。その様子を見てなのはは
「勝った・・・の?」
とつぶやいた。アカン、それフラグや・・・。案の定、爆炎を切り裂いてヴィータが
「てめぇぇぇらぁぁぁぁっ!!」
と、言ってこちらに向けて高速で突っ込んでくる。咄嗟に、右肩のレールガンを起動させようとしたが到
底間に合いそうにもない。詰んだな。そう思ったときに別の声が聞こえてきた。
「ロケテスト中全国ランキング6位、ベルカスタイル『鉄槌の騎士』八神ヴィータ。そんな熟練プレイヤ
ーが初プレイの初心者に乱入なんて感心しないね。」
そこに立っていたのは長い金髪をツインテールにし、黒のマントをたなびかせた少女だった。
「全国2位様のお出ましか。そこにいる初心者ヤロー共とまとめて・・・ハァ、初心者!?」
ヴィータの驚愕の声が辺りに響き渡った。その後、店員さんたちからの説明があった。そういうの早くし
て欲しかったな~。俺ちゃん、ちょっと激おこだよ・・・。
今は消えた画面の向こう側にいるであろう二人に対して毒を吐き続けていた俺をよそに先ほど現れた少女
と自己紹介をし合っていた。その自己紹介が俺に対して振られた。
「私の名前は、フェイト・テスタロッサ。あなたの名前は?」
「俺の名前は、黒月龍也だ。よろしく。」
先ほどの件でお礼を言わなければならないと思い口を開く。
「さっき、まぁそのなんだ、うん、綺麗だった(ありがとう)。」
その場が、一瞬凍りついた・・・。
『本音と言うべきことが逆になっていますよ、相棒・・・。』
やべぇ、やっちまった・・・。謝ろうと思ってフェイトの方を向く。
そこには、顔を真っ赤にされたフェイトさんがおられました。あれ、怒られてないんですか?
しかも、なんか煙みたいなん出てるし。あと、なのはこっち睨むな。それ下ろせ。攻撃しようとすんな。
龍也達がそんな会話をしていた時、同じく海鳴にある古書店八神堂ではこんな会話が繰り広げられてい
た。
「なぁ、ヴィータ。さっき戦っとた子達のことやけどなどうやった?」
「どうだったって、セイクリッドがいたからしんどかったけどなぁ。にしても、なんだったんだあいつの
タイプは。訳分かんねぇよ。」
「まぁまぁ、そうこともあるから落ち着き。にしても彼なあ・・・。」
「どうしたんだよ、はやて。」
「もしかしたら、一目惚れしてしもうたかもしれへんなぁ。」
そう言ったはやては乙女の表情をしていた。
この発言により八神堂は騒然とした空気に包まれたそうである。
ちなみに、後日彼が八神堂を訪れた時にカオスとしか形容できない状況になるのだが彼は知らない。