~The second life of the Airborne soldier~転生者は元軍人 作:大鳳
た。
誠に申し訳ありませんでした。
なのはが魔法と出会ってから数日が経った。俺は、なのはがロストロギアを回収
するのについていっているが正体がまだバレてはいないようだ。決して心配だか
らだとかじゃないんだからね。心配じゃないんだからね。大事なことなので二回
言いました。
そんなことがあったわけだが特に厄介なことが起きていないので普段どうりの生
活を送っている。目の前にロストロギアがあることを除けば。
駄菓子菓子、どうしてこうなったorz・・・。
~~~~~~5分前~~~~~~
足らなくなっていた食材やトイレットペーパーなどを買い足し片手に買い物袋
もう一方の手にたい焼きの入った紙袋を持って普段よく通っている神社に行った
時だった。目の前に光るものがあるので近づいて見るとなのはが最近封印してい
るロストロギアに似たようなものが落ちていた。
~~~~~~現在~~~~~~
あれからロストロギアをいじったりこの枝でつついたりしているが特に反応がな
い。
( ノ゚Д゚) よし!、手に持ってみよう!!
ということで、手のひらに乗せてみたところ見事に無反応。こいつ機能してんの
か?そんなことを思いながらしげしげと全体を観察していると不意に人の気配が
鳥居の方からしてきたので注意をそちらに向ける。
するとそこには、金髪美少女が居たではありませんか。
あり?普通ならわかるんだけどなぁ。
まぁ、いいか。
~~~~~side フェイト ~~~~~
私は、ジュエルシードの反応が確認された場所に来ていた。周りに人通りもなく
静かだったので誰もいないので回収できると思い石で出来た階段を登るとそこに
ひとりの同い年位の少年がいた。その少年は、ジュエルシードをまるで見たこと
ないおもちゃを見るような好奇心に溢れた目で眺めていた。
少年は、こちらに気づいたらしく顔をこちらの方に向ける。こちらを見据えた瞳
は、年相応の目つきながらもどこか大人らしい意志を秘めてるような、そんな瞳
をしていた。そんな瞳をした少年に対して私は少し圧倒されながら目的である
ジュエルシードを回収するために
「それを、返してくれませんか。私にはそれが必要なんです。」
私はこの言葉が今後に影響を与えるとは思っていなかった・・・。
~~~~~フェイト side out~~~~~
いきなり、金髪美少女にロストロギア返してくれって言われちゃったよ。
どうしたもんかねぇ。それに、彼女から魔力を感じるし。
とりあえず、こんな時には何か食べよう。たい焼きあるし。
そう思いつつ、たいやきをほおばる。そうそう、この味ですよ。あんこの甘さと
生地のしっとり感がいいんですよねぇ。って、んなこと考えてる時じゃねぇ!!
やり場のない気持ちを抱えつつ金髪美少女の方をチラッと見るとたい焼きを
ジーッと見つめているところだった。そして、俺が発した言葉は
「食うか?」
だった。
そんなことがあったのだが、いま金髪美少女は俺が分けたたい焼きを美味しそうに食べて
いる。何故か、小動物を思い浮かべてしまった。
「で、なんでこいつがいるんだ。別に、俺はいらんが。」
と言いつつロストロギアを見せる。すると、金髪少女が反応した。
「それは、お母さんが必要としてるから・・・。だから、それを渡してください。」
「いいけど、もし俺が断ったらどうするんだ?」
「力づくでも渡してもらいます。」
そう一言をはなったかと思うといつの間にか展開したバリアジャケットと斧状のデバイス
を首にあてていた。
「OK、そいつをおろしてくれ。渡すもんも渡せねぇだろ。その代わりと言っちゃァなんだ
が2つ条件がある。一つ目は、名前を教えてくれないか。2つ目は、うちの家にこない
か?晩飯くらいなら作るぜ?まぁ、飯でも食いながらゆっくり話を聞かせてくれ。」
金髪少女に向かってロストロギアを放り投げなげる。
「俺の名前は黒月 龍也。あんたの名前は?」
ロストロギアを受け取った金髪少女は少しおどおどしながら
「え、えっと、フェイト テスタロッサです・・・。」
なるほど、フェイトか。
「さてと、自己紹介も終わったところでうちに行きますか。おい、フェイト行こうぜ。」
さ~て、今日の晩飯は何にしようかなぁ。と思いつつ石段に向かって足を踏み出した所
で突然「フェイトォォォォォォォォォォ!!」という声と共に何かがこちらに向かって
突進してきた。すんでのところで回避しぶつかろうとしてきた物体を見る。
(つд⊂)ゴシゴシ(;゚ Д゚) …!?狼・・・?すると、狼がこちらを睨みながらフェイト
に「大丈夫かい、フェイト!!何かこいつに変なをされなかったかい!?」と言った。
俺、そこまで不審者に見えるかなぁ(´・ω・`)
すると、フェイトはこちらを申し訳なさそうに見ながら
「アルフ、その人いい人だよ。ジュエルシード渡してくれたし・・・。」
その場に、冷たい風が吹いた・・・。
場所は、変わって自宅。あのあと、アルフと呼ばれた狼はものすごい勢いでDOGEZAして
謝ってきた。特に気にしてないので許したので良しとする。
そんなこともあったが、今二人はテーブルに座って飯が出来るのを待ってもらっている。
アルフが人間状態になれることに驚いたことを思い出しながら親子丼を完成させる。
完成した親子丼を二人の前に置いて二人がおいしそうに食べる様子を見ていた。いつぶり
だろうな誰かに対して料理を料理を作ったのって。
二人が、帰るときその背中が見えなくなるまでずっと見送っていた。
「ねぇ、アルフ」
「どうしたんだい、フェイト。」
「いい人だったね。ご飯も美味しかったし。」
「そうだね、フェイト。」
「また会いに行ってもいいのかな?」
「いいよ、フェイトまた会いに行っておいで。」
「ありがとう、アルフ。」
私は、彼にまた会いたかった。また彼に会って、感謝の言葉を言おう。
私は、そのことを強く心に誓った。
◆◇◆◇
しばらく経った日曜日俺はいつもの面々で河川敷に来ていた。士郎さんのサッカーチーム
の応援に来ていたはずなんですけど、なんでユニフォーム着せられるんですかねぇ?
わけがわからないよ。士郎さん曰く『チームメンバーが怪我して10人になったからちょっ
と手伝ってくれると嬉しいんだが。あ、後でご馳走するよ。』と言われたので出ることに
なったというわけだ。
翠屋のケーキのためならなんだってしますぜ、旦那ァ!!ボールは友達?
蹴られるためだけに存在するのだよ。ボールが顔面に当たっただって?ボールの進路に
いた奴が悪いんだよォ!!フーハハハハハハーーーー!!周りがドン弾いてる?
(゚ε゚)キニシナイ!!
なんやかんやで、勝つことが出来た。途中から周りも俺につられて競技変えかけてたし。
燃えてるボールって初めて見たぞ、俺。
いろいろあったが目的のものを手に入れて満足した状態で帰宅する。
「やっぱ、翠屋のケーキはうまいな。」
『マスターが、満足されていて何よりです。』
「に、しても士郎さんやっぱいい人だよなぁ。ケーキおごってくれたし。」
他愛のない話をしながら洗濯して干していたシーツを取り込み自室に戻る。
ちょっと、昼寝でもしようかと思いながらベットに向かったと同時に
「マスター、ロストロギアの反応があります。行ったほうがよろしいのでは?」
休みはないんですか、そうですか。
ぶつくさと言ってもどうにもならない文句を言いながら、バリアジャケットを展開し
レミントンMSRを肩にかけて反応があった場所を監視できるようにビルの上に行く。
なのはが先に来ていたようで、こちらに慌てながらやって来る。
「アルタイルさん、あれ見てください。」
そう言って指差した先には、世界樹の木がありました。嘘だろ。
ユーノ曰く人間の願いでああなってしまったんだそうだ。あれの中からロストロギアの
反応を見つけることは難しそうだ。そういや、人間が願ったということを聞いてユーノ
に確認を取る。
「おい、ユーノさんや、人間が願ってこうなったとか言っておられませんでしたかね。」
「はい。」
「なら行けるな。」
そう言いつつ不思議そうな顔をしながらこちらを見るユーノを放っておき太ももに装着し
たユーティリティポーチからオーバーロードを取り出す。
「オーバーロード起動。モードNVG(ナイトビジョンゴーグル)。サーモ展開。」
すると、手にはJGVS-V8状態になったオーバーロードがあった。それを、フードの下に
あるOPSCOREに装着する。
「それは、何ですか。奇妙な見た目なんですけど・・・。」
そう言うなユーノよ。コイツは役たつんだぞ。NVG越しに世界樹(仮)を見る。
すると、その一部から赤外線反応があった。早速その場所をスコープで観察す
る。
そこには、カップルらしき少年少女がいた。うっかり、狙う場所間違えて当てて
も問題ないよね?それは、置いといてこの距離からの封印が出来るかを考えなが
伏射体勢に入る。一発でも外せばオジャン。そのプレッシャーに耐えながらスコ
ープを覗く。
ボルトをスライドし手前に引きそしてボルトを奥に戻す。これによって、薬室に魔力をチ
ャージしいつでも魔力弾を放てるようにする。
軽く空気を吸い込み息を止める。心臓の鼓動と、銃のブレを合うタイミングを探
してそれに合わせて引き金を引く。
すると銃口から、魔力弾が放たれロストロギアを封印する。
『マスター、封印完了です。』
ハンクのその言葉を聞きつつなのはの方を振り返る。そこには、悲しそうな顔を
したなのはがいた。
「アルタイルさん、私気づいていたんです。あの子が、ジュエルシードを持って
いる事をでも大丈夫だと思って。そしたら、こんなことになって他の人を巻き
込んでしまうなんて・・・。」
俺は、頭を軽く振ったあとになのはに対して
「気にしなさんな。今回はたまたまこうなっただけだ。確かに見過ごしたのもア
レだが二人とも無事だったんだ。次から、こうならんようにすればいい。
ただ、それだけのことさ。」
と、言って軽く肩を叩きそのまま帰る。本人が、どう考えようともこちらの問題
ではないのだから。ただ、失敗をして学べ。
その思いがただ自然と浮かんできた。
~~~~~ 龍也が去ってからしばらくした後 ~~~~~
「ねぇ、ユーノ君。」
「どうかしたの、なのは。」
「私もっと頑張るね。絶対に、こんなことが起こらないようにする!!」
そう決意した、なのはの姿があった。
~~~~~とあるビルの屋上にて~~~~~
そこには、バリアジャケットを展開しバルディッシュを持ったフェイト・テスタ
ロッサと使い魔であるアルフがいた。彼女たちは、先ほどのジュエルシード封印
の様子を見ていたのだった。
「アルフ、どう思う?」
「ああ、さっきのかい?ふぇいとだったらあんなのの相手余裕だね。」
「違うよ、その隣にいた人のことだよ。」
「フードかぶって顔隠した奴のことかい?特に気にならなかったけどねぇ。」
そうアルフは、彼のことを評価したがフェイトはそうは思わなかった。
強さを秘めた人物だと一目見てそう判断した。ただ、どこかで会ったような気がしたが
思い出すことができなかった。
「フェイトそろそろ戻らないかい?」
アルフのその一言で我に返ったフェイトは、今まで考えていたことを頭の隅に
追いやりアルフの後についていく。
いつかきっと、彼に会う時が来るだろう。
ただ無性にその時が待ち遠しかった。
フェイトのその思いは、思いもよらぬ形で叶うことになる。
もうひとりの魔法少女とともに現れるという形で。