全くスピードが上がらない系主です。
最後に近づくにつれ、当たり前ですが考えることが増えてる……私の頭では耐えられない。
だから皆!早く純狐さんメインの二次創作小説を作ってくれ!(他力本願)
ひぐらし、段々わけわかんなくなってて面白い。
「すまないな、時間を作ってもらって。」
「いえ、私もちょうど話したいと思っていたところです。最近世間も騒がしいですしね。」
夏休み直前の業務が一段落着いたオールマイトは、サーナイトアイの元を訪れていた。ナイトアイは、オールマイトの元サイドキックであり、疎遠になってしまったものの稀に話す間柄だ。
「電話でも話したように、落月少女、そして神と呼ばれる存在に関してだ。わたしの未来を見たうえで、何か分かること、特に神と呼ばれる存在について何かあるかい?」
オールマイトの質問を聞いた瞬間、ナイトアイの動きが止まる。オールマイトの未来を見たことは、彼が予知能力を基本使わなくなった原因であり、人生最大のトラウマだ。思い出すだけで辛いのだろう。しかし、思い悩むナイトアイの表情は困惑の色も見て取れた。
「……分かりません。」
「分からない?」
少し自信を失ったような表情で話すサーナイトアイ。彼が言うには、今年の春。ちょうど雄英高校の入学式があった頃から、今まで見た予知に多少の誤差が生まれるようになったというのだ。
それは今まであった、見た未来を変えようとするときに起こるものに似ていた。実際、ナイトアイの見た未来で最終的な結果が変わったものはない。USJではオールマイトは純狐に救われ、体育祭は純狐が優勝し、職場体験は出久と純狐がグラントリノの元へ行く。その結果には狂いはないが、どこか引っ掛かる。
「つまり、何者かが意図的に未来を変えようとしているという事か?」
「……言葉では表しにくいですね。何でしょう、変えようとしているというよりは、無理やり辻褄を合わせようとしているといった方がいいかもしれません。ヴィラン側に予知能力者がいる、もしくは私の考えを読むことができるものがいる……かもしれません。」
予知の個性というのは例が少なく、ナイトアイ自身もよく分かっていないことが多い。自分が見た未来を確定させてしまうものなのか、小さな違いは出るのか、大きく結果が変わることがあるのかは彼の経験の分しか情報が無いため、出した結論は必然的にふわっとしたものとなる。少なくとも、今まで大きく結果が変わったことがないため、ナイトアイは結果が変わることは無いという前提を持っているのだ。それに、オールマイトの未来を見たのは昔の話であり、いかにナイトアイの記憶力がいいとは言え細部は覚えていない。
「うーん、よく分からんな。予知能力の上を行く因果律操作でも行っているのか?それはまるで……」
「神、ですか。」
思いつくのは最悪のシナリオ。確証は全くない。だが、簡単に否定することもできない。そのあまりの突拍子の無さと想定される力の大きさから、ナイトアイはこの考察を誰にも話すことができていなかった。
「そこまで行ってしまうと、私たちが考えることに意味があるのかという話になってくるが……そうは言っていられないな。つまるところ、その不具合みたいなものを起こしているのが神と呼ばれる存在であると考えているわけかい?」
「最初に言ったように、正確なところは分かりません。私の個性が変化しているというものかもしれません。」
何の証拠もないため、思い過ごしであるという線が最も可能性が高い。だが、几帳面なナイトアイはこの違和感を楽観視することはしなかった。他にも様々な原因が考えられはするが、パワーバランスを変えてしまうほどの力を持ち、出所の分からない純狐という存在がどうしても脳裏にちらついてしまう。純狐の存在が明確にこの世に現れた時から、この違和感は現れたのだ。そして、その純狐に関しても予知に不可解なことがある。
「むむむ……情報が少なすぎて分からないな。まあ、今のところ神と呼ばれる存在と私は明確な関りを持つ可能性は低いという事か。落月少女に関してはどうだ?」
「そうですね。落月に関してですが、彼女はもう少しであなたと完全に関りを持たなくなる……と思います。私の予知は音声まで正確に読み取れるわけではないので理由は分かりませんが、あなたも秘密にしているみたいですし、深くは検索しません。」
「ん?もう少しで私との関りを持たなくなるだって?」
オールマイトは、完全に、と話したナイトアイの言葉に違和感を覚える。たとえ純狐が力を無くし表舞台から退いたとしても、それで関りを完全に断つという事は考えていなかった。純狐がそれを望むのであれば話は別だが、今のところそのようなことは考えられない。
「サー、どのくらい先かについて、話せる範囲でいいが教えてくれないか?」
ナイトアイは余裕を無くしたオールマイトを見て表情を硬くする。同じような時期に、オールマイトがワンフォーオールを失うという残酷な事実を思い出してしまい、すぐには言葉が出なかった。
「……すみません。」
何とか絞り出した言葉は、その場の沈黙に溶けてゆく。オールマイトは肩を落とすナイトアイを見て、それが自分に何かしらの問題が起きた時だと悟った。そして、これ以上ナイトアイに辛い未来を思い出させないよう、事務所を後にして車を走らせる。
(もう少しで落月少女と関りを断つ、か……。原因は何だ?オールフォーワンか?落月少女の力が落ちているとはいえ、現状彼女に勝つことができるのはあいつくらいだ。……考えていても仕方がない。もしオールフォーワンが落月少女を攻撃するとなれば、その時は私が彼女を守り、因縁を断つ!)
志を新たにオールマイトは家に向かう。その目には、いつも以上の光が宿っていた。
◇ ◇ ◇
純狐から解放された死柄木は、拠点に帰ると心配する黒霧を押しのけ少し仮眠を取った。1時間ほど経っただろうか、ソファーから立ち上がった死柄木はパソコンを立ち上げ、林間合宿襲撃のシナリオを眺め始める。その様子を心配そうに見守っていた黒霧は、改めて何があったのか死柄木に尋ねた。
「ああ、落月に捕まってた。」
死柄木があまりにあっさり告白したことから、黒霧は反応が遅れてしまった。数秒の沈黙の後、死柄木の言葉を理解した黒霧は慌てて死柄木に話しかける。今の死柄木の落ち着いた様子を見ても声を荒げたのは、大規模な襲撃を控えており、敏感になっていたのもあるだろう。
「何をされましたか!?すぐに先生に連絡を……」
「落ち着け、何もされてねぇよ。こうやって、のこのこ帰ってるのが証拠だろ。それに先生なら既にこのことを知ってるぜ。」
死柄木はそういうと、オールフォーワンからのメールの文面を黒霧に見せる。そこには一言、無事でよかったよ、と書かれていた。
「先生もこう言ってるし、俺には何もされてないんだろうよ。それより、あのガキと礼儀知らずはもう行ったか?」
「あ、ええ、お二方は用意した部屋に行かれましたよ。彼らは彼らなりに用意があるそうで。」
黒霧はやけに動きの速い死柄木を不思議に思いながら自分の仕事に戻る。死柄木の突然の外出はこれまでに無いわけでは無かったので、それ自体に心配はしていなかったが、ニュースで死柄木の名が出た時は生きた心地がしなかった。その後連絡が取れなくなったのでなおさらだ。
稀に、死柄木は本当にこの組織の長にふさわしいのかと黒霧は考えることがある。行動が軽率すぎるし、責任感もあるのか無いのか分からない。それに、自身の様々な問題に対して改善しようとするそぶりも見せない。
オールフォーワンの選んだ男だからと言い聞かせるものの、時が経つにつれて不信感が募るというのが本音だ。だが最近、打倒オールマイトの計画が動き出した頃から死柄木は変わり始めた。時々ではあるが、リーダーにふさわしいカリスマを発揮する。
そんな死柄木が特に興味を示すのが落月純狐の存在だ。どこかシンパシーを感じているらしく、彼女に関することを考えるときはいつも以上の真剣さを見せる。黒霧も次第に純狐のことが気になりだしていた。
「落月とは、何を話したのですか?」
「……どうした?」
死柄木は不思議に思いながらも、別に話しても減るものではないので軽く概要を話す。黒霧は、予想以上に他人の話を聞かない純狐の態度に驚きながら、あくまで冷静にその話を聞いていた。
(落月純狐……彼女は本当のことを語っているのだろうか。デート商法みたく、死柄木を油断させるため数回に分けて距離を縮める作戦なのでは?だが、落月にはあまり時間も残っていないのは事実のはず。そんな時間のかかる方法を取るのか?)
死柄木が話し終わると、黒霧は様々な可能性を考え始める。相手の行動の裏を読めなければ最低限の参謀の役目も果たせないため、このような考え方が得意になっていた。勿論、最終的な判断や全体の計画はオールフォーワンが決めるため、黒霧の役割は現場での微調整程度であるが、その役が重要であることはこれまでの経験から周りも分かっている。
(先生や死柄木の言う落月の歪み……どこか人生というものを達観している、と言うかただの遊びのように感じているところなのか?ヘカーティアさんに通じるものを感じるところもある。落月も異世界から来た……とも考えられるのか。確かに、ヘカーティアさんの現れた時期と落月の現れた時期は近い)
悶々と考える黒霧、それはオールフォーワンが一か月ほど前に通った道だ。そのオールフォーワンはというと、純狐の正体特定、その佳境に入っていた。
「死柄木との会話を見るに、もはや疑いの余地がほとんど無くなったか……。うん、落月純狐は何処か他の場所から来た何か、だ。」
「理由を聞かせてもらっても?」
ヘカーティアはお菓子を食べることにも飽きたのか、オールフォーワンの持つ高性能PCでゲームをしながら話しかける。マルチタスクもこなせる、高性能の神様なのだ。オールフォーワンは、かなり頑張ったのに興味を示していないヘカーティアに肩を落としながら、振り返ってヘカーティアの方を見る。
「まずは、私の予想もつかない力ですね。これは色々な例を見ても分かりません。ヘカーティアさんの神力に似てますね。それに純化というも能力も、あまりにもこの世に合っていない。一応この世は、個性というものはありますが、物理法則が最低限は機能しています。純化はそのルールを逸脱しすぎている。」
ふむふむ、とヘカーティアは頷く。この世界のルールをそこまで詳しく理解していないヘカーティアは、オールフォーワンの話を半分くらいしか理解できていない。この世界を創った奴がこんなのでいいのかと、住民が哀れに思えてくる。そんな哀れな住民の一人であるオールフォーワンは、そんなことも知らずに話し続ける。
「他には、出来事に関して無関心だという事も挙げられます。自身の力の減少について、少しは反応してますが、それでも関心が向いてなさすぎる。それ以外の事象……ケガや学校行事などは、まるでただの遊びのように、楽しむためのイベントだと思っているように考えられる。」
(こうして言われてみると、純狐もあまり隠そうとはしてないのね。まあ、目的が楽しむことだから隠し通すとかはどうでもいいのか。ヴィランサイドが有利になりすぎないようにヒーローサイドにも情報を流したのは必要無かったかもね)
ヘカーティアは変身能力を持った二体の脳無を思い浮かべる。実際のところ、ヒーローサイドへのヘカーティアの情報は全くと言っていいほど無かったので、その存在を知らせた二体の存在は大きかったりする。だが、純狐を直接抱え込んだヒーローサイドはそっちへの対応がメインになり、ヘカーティアの方まで考えを繋げる余裕が無かったのだ。
「しかし、これだけではまだ決定打にはなりません。そういう人間も、いないとは言えないでしょう。そこで、死柄木との会話を再度確認しました。そこで彼女は、たまたまヒーローを選んだ、という旨の発言をしている。ヴィラン、ヒーロー、どちらも目指すことはできますが、それは自分の人生そのものです。いかなる人であってもここをないがしろにできる人はいないでしょう。」
オールフォーワンは乗ってきたのか、いつもよりも早口で話し続ける。今まで、ヘカーティアのように自分の上にいて話を聞いてくれる存在がいなかったせいでもあるのだろうか。
「他にも、戸籍であったり、両親の情報、家での生活の様子……、これらの情報にもかなりの異常性が存在します。」
オールフォーワンはそう言うと、ちらりとヘカーティアの表情を窺う。相変わらず興味は無さそうであるが、画面のモンスターを攻撃する頻度は若干下がっているように感じた。それを確認したオールフォーワンはヘカーティアから目を逸らし、並んだディスプレイを眺める。
「まあ、こんな推理といえるかどうかも妖しい代物、あなたと会わなければ考えなかったでしょうけどね。ところで、ヘカーティアさん……」
オールフォーワンは純狐の、ある日の私生活が映し出されたディスプレイをヘカーティアの方に向けながらゆっくりと振り向く。
「あなた、落月の関係者、いえ、落月神獄ですか?」
そのディスプレイには、不自然に時間の飛んだ日の映像が流れていた。純狐の生活の記録で、時間が飛ぶこと自体は特段珍しいことではない。飛ばされていた時間帯が問題なのだ。
「この日、イレイザーヘッドとオールマイトが落月の家を訪問したそうですね。その場には落月神獄も居合わせた。雄英の情報管理システムに入れば簡単に情報を仕入れることができましたよ。……以上が、落月純狐を異世界の住民と断じた理由です。」
こんなことをヘカーティアに言っても特に何の意味も無いことは分かっている。自分がこのことを知れたのも、ヘカーティアがそうなるよう仕組んだからだろう。それだけの力と頭脳をこの神が持ち合わせていることは出会ってすぐに理解している。
オールフォーワンの話が終わると、ヘカーティアはゲームを閉じ、オールフォーワンの方に体を向ける。その表情はやはり先程と変わらない。
「ま、答え合わせは後々ね。あなたは、この推測をどのように応用するわけ?」
ヘカーティアの機嫌が悪くないという事は、そこそこ期待に沿った答えだったのだろうとオールフォーワンは胸を撫でおろす。そしてすぐに思考を切り替え、ヘカーティアの質問に答えた。
「まあ、色々推測段階ですので、最終決定とするには危険すぎますがね。落月が異世界の住民だとすれば、おそらく純化の弱体化がこの世界に滞在できるタイムリミットみたいなものだと考えています。目の方に関しては、本来の力が漏れ出ていると考えるのが妥当なところかもしれません。あの力が本来の力だとするととんでもない化け物ですが、ヘカーティアさんの知り合いだとすると……想定の範囲内です。」
オールフォーワンはそう言うとため息をついて椅子にもたれかかる。自分の手に負えない力の持ち主がこの世界に2人はいる、という事実に疲れているのだろう。
「つまるところ、このタイムリミットが分かれば、それ以降の落月に関して考えなくてもいいという事です。力が無くなれば、この世界で彼女が楽しむすべはかなり減ってしまうでしょう。そこが、彼女が元の場所に戻るタイミングだと私は考えます。」
オールフォーワンはそう言い終わった後、不確かな推測を並べすぎだなと苦笑する。はたから見れば、希望的観測とされてもしょうがない理論だ。ドクターに話せば精神安定剤か睡眠薬を処方されるだろう。
「で、今までの力の減衰具合を逆算して、そのタイミングが近いと考えているわけだ。」
生命維持装置のようなものを取り付けながら頷くオールフォーワン。彼の体もボロボロであるため、長時間自由に動けるわけでは無い。
「私もここから迂闊に動けませんからね。早めに退場してくれるのは嬉しいことです。それに加え彼女は、死柄木を大きく成長させてくれました。彼女が退場し、今立てている計画がうまくいけば死柄木を止められる者はヒーローサイドにはいない。そういう意味では、落月に感謝さえしています。」
いつものオールフォーワンならば、ここでいやらしい笑みを浮かべていたことだろう。だが、今起きていることは彼が計画したものではない。ヘカーティア、もしかすれば純狐の計画に自分が巻き込まれ、こき使われていただけであることをオールフォーワンは理解している。釈然としないとした気持ちをオールフォーワンは抱え、いつもの作業に戻るのだった。
◇ ◇ ◇
「え?A組補修いるの?つまり赤点取った人がいるってこと!?ええ!?」
林間合宿当日、校舎前に集まったA組の生徒を待っていたのは、B組物間の煽りであった。そんな元気いっぱいの物間を背後から首トンをして回収していく拳藤を見守る、という形で林間合宿は始まった。
バスに乗った1年の生徒たちは、初めての合宿という事で気分上々だ。バスの中は生徒たちの騒音で、相澤の言葉も届かない。この後の展開を知っている純狐は、ヘカーティアが手を出しやすい、教員の目の届かない森林という事で既に警戒レベルを上げていたが、周りの雰囲気に流されあまり気張ることも出来ずにいた。
(ヘカーティアも生徒たちがいる手前そこまで大規模なことはやってこないか。今までしてきたことも、周りに誰かいたら普通に死んでるものね。今は、皆とのこの時間を楽しみましょう)
そんな感じで会話を楽しみながらバスに揺られること約1時間。大自然に囲まれた場所にある小さなパーキングエリアもどきに止まったバスは、休憩という事で生徒を全員車外に出す。この時点でかなりおかしいところはあるのだが、浮かれている生徒たちの中でそれに気づく者は少ない。
「よーう、イレイザー!」
段々冷静になり、今の状況が普通ではないことに気づき始めた生徒たちの後ろから、声がかけられる。
「煌めく瞳でロックオン!」「キュートにキャットにスティンガー!」「「ワイルド・ワイルド・プッシ―キャッツ!!」」
「連名事務所を構える4名一チームのヒーロー集団!山岳救助等を得意とするベテランのヒーローチームだ!」
ヒーローオタクの出久が早口の解説を披露する。年齢の話をしようとしていた時はパンチされていたが。
「ここらは私たちの私有地でね。あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね。」
「バス……戻ろうか……早く」
雄英特有の嫌な気配を感じ取った数人の生徒がバスに戻ろうと声をかけるものの、時すでに遅しというやつである。純狐はさすがに泥だらけになるのは嫌なので、ガードを固め、同時に周りで何があってもいいよう警戒を高めた。
「悪いわね諸君。合宿はもう始まってる。」
ピクシーボブが地面に手を当てたかと思うと、周囲一帯の土が盛り上がり、生徒たち全員を森に投げ込んだ。純狐も特に抵抗することなく土砂に呑まれていく。今回も、自分は別行動をさせられるとも考えていたが、皆と居られるならその方がいいため何も言うことは無い。
「私有地につき、個性の使用は自由だよ!今から3時間!自分の足で施設までおいでませ!」
萬田例から指示が飛び、本格的に合宿が始まる。雄英はこのような事態が多いため皆も慣れてきているが、普通に考えればあり得ないことではある。
(とりあえずは何も無しか。先生たちが用意する試練は、私がいなくても突破できる程度のものだろうし、私は外部からのちょっかいにだけ気を付けておきましょうか)
純狐がそんなことを考えているうちに、目の前に現れた土の怪物を、いつもの3人が破壊する。原作と違うのは、怪物は4体現れ、3人が各自一体ずつ破壊したという点だ。残り1体は、轟によって片手間に動きを止められ、八百万のマトリョーシカに爆破された。
(みんな成長してるわね。今この3人と同時に戦ったら勝てないかもしれないわ。もう少しで退場するのが惜しいわね)
純狐は力の落ちてゆく自分を恨みながら、他の皆が切り開く道を歩いてゆく。こうして、純狐が生徒として参加する最後のイベントが始まったのであった。
読んでくださりありがとうございます!
誤字、矛盾等あればご指摘お願いします。
定期的に更新できなくて申し訳ない。
次回、林間合宿続き