何時も通りぐだぐだ。一部独自設定あります。
医務室で起きた私は、入ってきたロマニさんに向かって豪快な土下座を行いました。
ベッドから跳び上がり、その上に土下座です。
そんな私を見たロマニさんは「あ~うん。分かったから大人しくしてくれると助かるんだけど……」
とさらに申し訳なさすぎて気が滅入りました。
軽く説明を受けた結果、どうやら私が倒れたのは限界を超えた疲労に加えて、少なくない量の体内魔力を抜き取られたのが原因らしいです。
明らかに英霊召喚の影響ですね。
本来は万全の状態で、自身の魔力が最も高まる時間帯に行うのがセオリーです。
そんな儀式を、限界まで頑張ってフラフラの状態でおかしなテンションの末に行ってしまいました。ですが、本当に成功するとは誰も思わないじゃないですか!
「謎の魔力枯渇と疲労による症状だ。はっきり言ってボクの責任だね。もっと早く気づいてあげられればよかった」
「いえ、現在は緊急事態ですし……それを言うならば、ロマ二さんや他の方だって同じです」
カルデアの、医療班のトップとして頭を下げるロマ二さんを私は止めました。
それを言うなら替えの効く私ではなく、ロマニさんとかダヴィンチちゃん、人類最後のマスターである立夏ちゃんの方が余程気を使わなくてはならないはずです。
だから、私に気を使う理由はない。
その後、少しだけ業務連絡と雑談をした後、私は解放された。
バイタルは良好だから一時的な物だろう…と言う事。
ロマニさんには「辛いなら早めに言ってくれたら休憩時間を上げるから」とも言われた。ホントに至れ尽くせりです。
オルガマリー所長の時だったら頭から怒られて、「二度と同じ事を繰り返さないようにッ!!」と釘を刺されていたところだろう。
現状も、一番忙しい時間帯は過ぎ去った訳ですが、芳しくない状況下です。
私だけのうのうとベットに居る訳には行きません。
が、医務室は退院できても、今日一日は完全休息を命じられました。
トップの命令なら仕方ありません。
その場に居ただけですが、無し崩れ的になったナンバーツーな私は数少ない個室をもらえてます。
その部屋に行きましょうか。
完全休息日サイコウーです!!
軽いモーター音を鳴らして部屋に入ります。
指紋認証式なので、中か私の指が無いと入れません。
入れませんが……。
「やぁ、お帰りマスター」
「………」
私は絶句しました。
何で入れないはずの私の個室にキャスターがいるのでしょうか?
カルデアには人理修復を成す為の戦力として英霊召喚システムを組み立てていました。
一基で戦闘機一機分の戦力を保有している戦力です。
当然、施設もその未来を見立てて設計してある物になります。
カルデアの壁は特殊魔術が組み込まれており、如何なる英霊であろうと霊体化による壁の通り抜けは出来ないはずでした。
なのに、どうして目の前のキャスターはこの部屋にいるのでしょうか?
キャスターはただニコニコと私を見つけるだけでした。
今回でほぼプロローグ終了。
次回からかっ飛ばします。一部はほぼカットかな?
では一ヵ月後にまた会いましょう。