私はただのカルデア職員です!!   作:与麻奴良 カクヤ

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今月は早いゾ!!(それでも一日遅れてる)

何時も通りグダグダ注意。後、原作と若干違うかもしれません。


889 十六節「召喚と注意点」

 立香ちゃんの詠唱と共に、部屋の魔力が高まって来るのを私は感じました。そして、眩い光が視界を閉ざします。

 段々と光が収まってきました。さて、誰が召喚されたのでしょうね。非常に楽しみです。

 

 

「セイバー、ジークフリート。召喚に応じ参上した。命令を」

 

 

 光が収まって見えてきたのは半裸の大男。名をジークフリートだと名乗り上げました。

 

 凄い!!セイバークラスは最優なので大当たりです!!

 これが通常の聖杯戦争なら勝ち残り候補に一気に上がります!!それくらい、セイバーと言うクラスは優秀な英雄が選ばれるのです!!

 加えてジークフリートは、邪竜を討ち滅ぼした真の英雄と言っても過言ではないほど強く有名な英雄。当たりです!!やった!!

 

 

 っと、本物のサーヴァントを目の前に、少し興奮しすぎてしまったみたいですね。

 既に立香ちゃんとマシュは自己紹介を終えて仲良くなっています。驚くべくコミュニケーション力。私も見習いたいところです。

 

 

「ところで、そちらの方は?見たところ……魔術師に見えるが?」

 

「あ、始めてまして。カルデアの平職員をやってます。フィリネ・ロズネルトと申します。レイシフト適性の無いただの平凡な魔術師で、今回は責任者として召喚の補助してました」

 

「なるほど了解した。今後ともよろしく頼む」

 

「フィリネさんはサーヴァントについてもとても詳しいんですよ!!」

 

「そうです。まるで実体験のような知識でした。ジークフリートさんも、何かあれば頼ると良いかと」

 

「そ、そんな…。でも、サーヴァントと話すのは憧れでしたので、いつもでお待ちしております」

 

 

 ジークフリート……伝説通り、誠実な人そうですね。これなら立香ちゃんも上手くやっていけそうかな?

 っと、そういえばロマニさんから言われていた事がありました。レイシフトの予定時刻まで時間があるとはいえ、ゆっくりもしていられません。

 雑談も大いに結構。しかし親睦を深める為とはいえ、優先事項はキチンと終わらせないといけません。

 

 

「話してるところ悪いんですけど、ジークフリートさんはどこまで把握してますか?」

 

「む? そうだな。一応座から召喚場所の知識は得ている。此処カルデアは人理修復の為に特異点の修復を目標としているのだろう?」

 

「そうです。英雄の座は正常に機能しているようで何よりです」

 

 

 良かった。座は正常のようです。これで欠陥しているのなら説明が面倒でしたから。

 人理の危機であろうと、私たちが残っている限り英雄の座は機能しているみたいですね。……そもそも、機能していなければ英霊召喚自体出来ませんが。

 

 

「ジークフリートさんには一つだけ話しておかなければならない事があります。レイシフト後のことです」

 

「何かあるんですか?」

 

「私達も聞いた方がいい話かな?」

 

「はい、全員聞いておいた方がいいですね。……現在のカルデアの状況では、ジークフリートさんをレイシフトで同行させる事は出来ません」

 

「え?それって…」

 

「はい、ここで召喚した意味がなくなります」

 

「…………」

 

「そう落ち込まないでください。続きがありますから。ゴホン、レイシフトには連れて行けませんが、立香ちゃんとジークフリートさんは契約を結んでいます。戦闘だけなら特異点でも現界は可能と考えています」

 

 

 

 現在のカルデアでは、立香ちゃんとマシュをレイシフトさせて存在証明を継続、レイシフトした後の指揮や周囲の確認、物資を送り込む。他にもまだまだやることは沢山あるのですが、これだけで精一杯です。

 サーヴァントを一体送り込むだけだろ?と思うかもしれませんが、サーヴァントはかなり特殊な降霊術の延長線上になります。

 サーヴァントを一体レイシフトさせるだけでもかなりの労力が必要となってしますわけですよ。今、そんな余裕はない。

 

 ロマニさん、ダヴィンチちゃん、私とその他の職員全員が過労死寸前まで追い込めばやれないことはないですけど……正直言って出来るはずもありません。

 このカルデアで生きている人間以外、全世界で人類居なくなったとなると、人間本来の力を発揮出来ないものです。誰だってこの状況が怖くて仕方がないのですから。

 そんな中、ロマニさんがまとめ上げてくれている状態。私はその補佐。仕事を増やされても困ります(本音)

 

 

 

「なるほどな。そう言う理由なら仕方がない」

 

「そうでした…。カルデアは現状余裕がないのでした…。無理を言って召喚を行ったのを伝えるべきでしたね」

 

「そうなんだ……。フィリネさん時間と労力を割いてありがとうございました」

 

 

 なんとか説明が理解されたみたいで良かったです。

 これ以上となると私では説明が難しかったので……。

 

 

 

 その後、ジークフリートさんが立香ちゃんに「戦闘になったら必ず呼んでくれ」と約束を立ててこの部屋での出来事は終わり。

 急ぎ管制室に戻ってロマニさんの指示を仰ぎます。こっからが一番忙しくなりそうですね…。




 タイプムーンwiki見ても見つからなかったのよね。カルデアで召喚した鯖がレイシフトではどうなっているのか?というところ。
 二部ではセイントグラフの影をバトル中のみ呼び出して戦っている、と言う設定だったと何処かに聞いた覚えがあるので、それを元にしてみました。
 こっちではカルデアから呼んでる感じ。契約を辿って来てるから魔力消費も少ないと言うこじ付けで……。
 まぁ、二次創作だから許してください。詳しい方いましたら教えてくれると嬉しいです。


 次回、主人公がレイシフト中のカルデアをお送りします。(多分)
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